「食品安全委員会からのメッセージ」

 

連日、「紅麹」被害の報道が続いています。

水、食品、医薬品……いわゆる口から体内に摂取するものを考える機会です。

 

内閣府には、食品安全委員会があります。

狂牛病問題から、2003年に設立されたそうです。

 

今年1月、「健康食品による健康被害を防ぐために」という食の安全勉強会にオンライン参加しました。

連日、紙媒体でもSNSでも美容と健康の広告攻めで、その効果や連用摂取の影響が気になっていました。

講師は、内閣府食品安全委員会委員の脇昌子氏で、分かりやすいパワーポイントで説明していただきました。

 

水と医薬品以外の「食品」にはいろいろな分類があります。

「健康食品」は、サプリメントや栄養補助食品、健康補助食品、自然食品など、機能性等を表示できないもの。

健康増進法によって機能性を表示できる「健康昨機能食品」は、トクホと呼ばれる「特定保健用食品」と「栄養機能食品」「機能性表示食品」。

国の審査があるのが「特定保健用食品」、有効性と安全性のデータ提出で表示できるのが「機能性表示食品」です。

健康食品には国が関わっていないため、選択は自己責任になります。

 

食品の安全については、食品は食経験があることが基本です。

昆虫食でコオロギが一線を画すのは、食文化であるイナゴ、蜂の子、ザザムシなどとの食経験の違いです。

自然物にも毒はあり、毒性(ハザード)と摂取量(曝露量)で、安全性とリスクが決まります。

いわゆる、毒の"質と量"で危険度が増すことは、食べ方に注意を促すものです。

 

治療薬(医薬品)と健康食品の併用も注意が必要ですので、同じものを摂り続けることは気をつけないといけないですね。

解毒に関わる臓器の肝臓や腎臓は、有害物質、農薬成分、ナノプラスチック等々との闘いなのかも知れません。

 

★「健康食品」の19のメッセージ

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000189530.pdf

★分かりやすい「キッズボックス」

https://www.fsc.go.jp/kids-box/index.data/202101_kidsbox.pdf

 

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