「給食を教材として学ぶ」

 

学校給食が何かと話題になっています。

有機給食の流れがある中で、異物混入のニュースが続き、残念な想いがあります。

 

少子化問題や、子どものアレルギー、生活習慣病など、考えることがたくさんあります。

社会の在り方や、子どもの未来を考えると、大きな変革が必要な気がして来ます。

 

 

 

昨年、歯と骨についての食育セミナーに参加し、驚くべきことを知りました。

赤ちゃんの歯の成長は、胎児からはじまっていて、すべての乳歯の歯胚だけでなく、永久歯28本中の18本の歯胚が誕生までに作られているそうです。

子どもの歯のベースは、お母さんの食べたものだけでつくられている訳です。

 

肉やリン系食品添加物の取り過ぎは、骨からカルシウムを溶け出させ(カルシウムパラドックス)、骨粗しょう症の原因にもなるそうです。

子どもの頃から食べるものは大切ですね。

 

「食べて健康になる」という考え方をいつも根底に持っていたいものです。

災害時に浮き彫りになるのは、健康でいる方が災害時の健康リスクを減らせるということ。

生活習慣病などで常時、ケアが必要な場合は、それが断たれることは生命に影響します。

自分の身体の管理ができる大人になるために、給食はそのノウハウを身につける"一生もの”の学びの場になって行くでしょう。

 

この地震大国で、地域に非常時の食の拠点の準備がされているかを考えると、シミュレーションされていません。

学校が避難所になっているケースが多いので、自校給食であれば理想的です。

日常は学校給食の運営で、非常時には地域の食の拠点になる。いつも、安心安全の場所があれば。

 

「非常時の食を安心安全にする組織が日常の中で運営されていること。」

食品の貯蓄庫にもなる学校給食の存在は大きなものです。

少子化問題、健康長寿にもつながる国民の健康な食生活の給食教育。

 

危機管理庁でやってほしいこと……これからの政策に"あったらいいな"です。

 

 

 

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