赤ちゃんは一年という期間をかけて立ち上がります。
おぎゃ~と泣き(息を吐くことで4つのコアの筋肉をトレーニング)、
首がすわり(軸の安定)、
寝返りができるようになり(胸椎の回旋)、
うつ伏せで頭を上げられるようになり(背骨の伸展)、
ずりばいをして(肩甲骨の動き)、
はいはいをし出して(側屈の動き)、
最後に立ち上がります(立位での連動)。
こんな風に発育発達を順に積み上げていきます。
NCAのコンディショニングは、この発育発達に基づく、筋発達を、もう一度始めから見直して、再教育していきます。
ということで、一番始めの、
おぎゃ~~と泣く
=息を吐いて軸を安定させられる か??
から、見直します
赤ちゃんの頃手のかからなかった兄と、朝から晩までよく泣いていた妹。コアが鍛えられたのはのはどっちでしょう??
二人でたまたま同じ格好で寝てます。膝が曲がり、膝下の布団との隙間の大きい兄と、膝下が布団につき膝が伸びている妹。怪我しやすいのは兄。
寝ている状態でみると、本来のベースの状態が分かります。歪みがある場合は、もちろん、立位でもその影響大です。
写真見ながら読んで下さいね。
妹のように、膝が伸びている(=筋バランスが整っている)と、膝が正面を向き、つま先の向きと合うので、怪我しにくくなります。逆に、兄のように膝曲がりがあると、歩く時にもつま先は外向きになりやすく、膝とつま先の方向が揃わず、今後、膝の怪我をしやすいです。(そろそろ本気で教えないといけない 母頑張れ) 専門的には、ニーイン トウアウトという状態。ダンサーにも多いです。
余談が長くなりました。
社交ダンサー&
NCAコンディショニングインストラクター
🌹Manaです。
本題に戻りまして、、
おぎゃ~と泣く
息を吐く=コアトレーニングが一番土台。
息を吐けるようになったら、トレーニングの70%は成功ともいいます。
ヨガやピラティス、ジャイロなど、身体をしなやかに使えるようになるエクササイズの多くは、それぞれに呼吸法が発達しているのもそういうことなんじゃないかな。
息を吐くことによって4つのコアの筋肉(腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群)がトレーニングされ、
軸の安定が獲得されて、そしてようやく、スムーズな軸の回旋や、しなかやかや側屈の動き、軽やかな四肢の連動ができるようになります。
なので、
本来のスムーズで滑らかな身体の動きを取り戻すために、
一番始めに行うべきトレーニングは、
息を吐いて、
軸を安定させること
です!!!!
本日二回目の余談ですが、うちの長男は赤ちゃんの頃、手がかからず下に置いても寝てくれる子。
反対に、娘は、本当によくよくなく子で、朝から晩まで抱っこちゃんだったのですが、
よく泣くということは、それだけコアが鍛えられたようで、そのせいか、バランス感覚もよく兄よりも姿勢が綺麗です。バレエを習いはじめますます姿勢が良くなっています。
下の子は、今もよく泣きますが(自分辞典レッドちゃんは自己主張がはっきりしていて感情表現が豊か)、私にとって、泣かれること=耐え難いこと(大きな音、騒がしい音がすごく苦手)ではありますが、
コアが鍛えられる、ダンス上手くなる(二人ともアマチュア選手)、姿勢綺麗になる、そうそう、泣いたらいい。と思うようにしています(笑)
赤ちゃん、泣くのが仕事というように、そのあとの身体の発達にとってもプラスだから、たくさん泣かせてもいいし、むしろウェルカムと、子供たちが赤ちゃんだった頃知っていたら、ママも少しは気が楽だったかなぁ。
参考までに。
~泣くほどに、じゃない、吐くほどに、鍛えられるコア~
コンディショニングでは、
筋肉にアプローチして、 美しく心地よく機能的に動ける身体、
不調のない身体を目指していきます。