改札は今もあるかな? 日豊本線・宗太郎駅 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

本日から、日豊本線の駅紹介に移動します。
それも南から。いつも時刻表どおりに紹介してる気がするので、今回は逆から攻めてみます。
そんな大げさな話ではありませんが。

ということで、宮崎県との県境駅、宗太郎駅から始めます。
逆からといえば、今回は駅名標からではなく駅前から紹介することにしましょう。

もちろん...意味はありません。いつもの気まぐれです。

国道を走ると門司から220キロあるんですね。

国道10号線の起点って小倉北区かと思ったら門司区なんですね。
知らなかった。

九州の交通の起点って、門司港から門司、そして小倉、現在の博多とどんどん西に移動しています。

北九州の元気のなさも、こんなのところに現れている気がしますが、政令指定都市としては北九州の方が歴史があり、現在でも文化的な行事や施設は、北九州の方が充実しているような気がします。
もっと北九州には元気になってもらいたいです。

ところで、上写真のキノコみたいなのなんでしょう?

ドラクエにこんなモンスターがいたような気がします。
毒を吐くやつ!違ったっけ?

駅前の国道10号線です。
こちらも2ケタ国道は名ばかりでとても交通量は少ない区間です。

橋の手前を左に入ると数件の民家があります。

大分から延岡方面は、大野から北川に抜けるルートが近道だったり、沿線の都市の市街地を通過していないので、利用者は少ないのです。

現在は東九州自動車道の開通でさらに交通量は少なくなっていることでしょう。

川のせせらぎの音がとても心地よく聞こえていました。

では、駅に上ってみましょう。
駅前の坂道を登って駅前にたどり着くと、湿った土と雨にむせる木々の香りがします。
目を閉じてると、お寺の山門を静かに歩いてるような感覚になります。

国道から駅までは、家などないだろうと思っていたら途中に人家があってびっくりします。

訪問当時は、まだどなたかが住んでいらっしゃる気配がありました。
宗太郎駅は、秘境駅として有名なだけに、人家にびっくりしてしまったのです。

昔、利用者が多かった頃は、この家の住民の方は、さぞ乗降客の声がうるさくて迷惑していたのではないかと勝手に想像しています。
秘境駅ブームののちは、たまに訪問する駅訪問者に「何が楽しくてこんなところにやってくるんだろう、迷惑だなあ」という思いがあるかもしれません。
私もその訪問者の一人ですが…

決して、こちらの人家の敷地に立ち入ったりしないように注意しましょうね。
この家が残っていればの話ですが。



この駅の最大の特徴は、駅舎の跡地にポツンと残った改札のラッチです。
なぜ、このような形で残ってしまったのかですが、皆さん鉄道には詳しいですから想像が付きますよね。
きっと、駅舎を解体したときに使用済みの切符を投函する集札箱は残そうと思ったのでしょう。
わざわざ、そのために支柱などを新製するのはもったいない。今あるのをそのまま残しちゃえという感じだった気がします。違うかな?

もしかしたら、撮影してから10年以上経っているので、新製されているか、それとも撤去されているか、どうなっているのでしょう。

最新情報をご存知の方がいらっしゃったら教えてください。


構内から駅舎跡地を見てみます。
この駅舎跡地、改札だけでなく電話ボックスや奥の小屋(まさかトイレではないですよね)が残っているだけに、駅舎の部分がポッカリ消えているのが残念でなりません。

この狭い敷地にどれだけの規模の駅舎があって、何人の駅員さんが働いていたのでしょう。


では構内です。
構内は2面2線の相対式です。
正直、交換設備だけ残して信号場に降格しても困る人はほとんどいないと思います。
この駅を通る列車は、わずかな停車列車のほかは、ほとんどが特急「にちりん」です。
貨物列車はありましたっけ?

反対側です。


最後に、この駅の今と過去の写真です。
過去写真は左、昭和50年代のものです

なんとなく木造駅舎っぽいものは見えます。
この時代にストリートビューがあったならってこんなときに思います。

駅周辺の人家も今は随分と減ったのが分かりますね。
いつかは、誰もいない集落になってしまうのでしょうか。

宗太郎駅が現役のうちのもう一度行ってみたいですね。

照れおんせん県大分えきめぐり照れ

 

 

 

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