本日から、日豊本線の駅紹介に移動します。
それも南から。いつも時刻表どおりに紹介してる気がするので、今回は逆から攻めてみます。
もちろん...意味はありません。いつもの気まぐれです。
国道を走ると門司から220キロあるんですね。
国道10号線の起点って小倉北区かと思ったら門司区なんですね。
知らなかった。
九州の交通の起点って、門司港から門司、そして小倉、現在の博多とどんどん西に移動しています。
北九州の元気のなさも、こんなのところに現れている気がしますが、政令指定都市としては北九州の方が歴史があり、現在でも文化的な行事や施設は、北九州の方が充実しているような気がします。
もっと北九州には元気になってもらいたいです。
ところで、上写真のキノコみたいなのなんでしょう?
ドラクエにこんなモンスターがいたような気がします。
毒を吐くやつ!違ったっけ?
こちらも2ケタ国道は名ばかりでとても交通量は少ない区間です。
橋の手前を左に入ると数件の民家があります。
大分から延岡方面は、大野から北川に抜けるルートが近道だったり、沿線の都市の市街地を通過していないので、利用者は少ないのです。
現在は東九州自動車道の開通でさらに交通量は少なくなっていることでしょう。
川のせせらぎの音がとても心地よく聞こえていました。
では、駅に上ってみましょう。
駅前の坂道を登って駅前にたどり着くと、湿った土と雨にむせる木々の香りがします。
目を閉じてると、お寺の山門を静かに歩いてるような感覚になります。
国道から駅までは、家などないだろうと思っていたら途中に人家があってびっくりします。
訪問当時は、まだどなたかが住んでいらっしゃる気配がありました。
宗太郎駅は、秘境駅として有名なだけに、人家にびっくりしてしまったのです。
昔、利用者が多かった頃は、この家の住民の方は、さぞ乗降客の声がうるさくて迷惑していたのではないかと勝手に想像しています。
秘境駅ブームののちは、たまに訪問する駅訪問者に「何が楽しくてこんなところにやってくるんだろう、迷惑だなあ」という思いがあるかもしれません。
私もその訪問者の一人ですが…
決して、こちらの人家の敷地に立ち入ったりしないように注意しましょうね。
この家が残っていればの話ですが。
この駅の最大の特徴は、駅舎の跡地にポツンと残った改札のラッチです。
最後に、この駅の今と過去の写真です。
過去写真は左、昭和50年代のものです
この時代にストリートビューがあったならってこんなときに思います。
駅周辺の人家も今は随分と減ったのが分かりますね。
いつかは、誰もいない集落になってしまうのでしょうか。
宗太郎駅が現役のうちのもう一度行ってみたいですね。
おんせん県大分えきめぐり