さて、今日は上臼杵駅の紹介です。
たぶん、九州のなかで私が好きな駅ベスト3のひとつの駅。
あと二つですか、ひとつは筑肥線の肥前長野駅、もうひとつは大村線の千綿駅、まあ個人的な意見ですけど
いや、待ってよ。上臼杵駅いれたら、となりの熊崎駅やそのまたとなりの下ノ江駅の立場なくなるやん、この3駅はセットでベスト駅舎に入れてあげないと…う~んベスト3なんて選ぶの無理やぁ
あっ、今日は上臼杵駅だけの話すればよいのね、はいはい分かりましたよ
さて、上臼杵駅はこんな駅です。
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日豊本線上臼杵駅 大分県臼杵市
■102才のお年寄りである
■ネコ駅長もどきがいる
■ラブラブスポットがある
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■102才のお年寄りである
臼杵駅の駅舎です。
見るからに古そうでしょ?
そして、この駅の出入口にはよくある清涼飲料水の自動販売機がありません。
電話ボックスはありますけどね。
別の角度から。
どこから見ても優しそうな顔をしていますねえ。
そして駅前の樹木。九州の木造駅舎では、よく見るこの樹木。何ていう名前なんでしょう。
では正面から。
駅看板も自己主張してなくて、素敵です。
ちょうど2年前に100歳を迎えました。
三駅舎とありますが、上臼杵駅のほかは熊崎駅(大正9年開業)、下ノ江駅(大正4年開業)のことで、いずれも臼杵市内にあります。
では駅舎横顔です。
風の強い日は、ガタガタとガラスが音を立てるのでしょう。
木造駅舎でもこのようなガラス窓を残している駅舎は少なくて貴重な存在です。
白く薄汚れた窓、木枠の木目、すべてが年輪のように歳を重ねた顔のようです。
電話番号
電電公社の電話番号。
現在では考えられない光景ですが、昭和の頃は、民家でもこうやって電話番号のバッジが貼られていました。
ある意味、電話があることがステータスのような時代だったのかもしれませんね。
駅舎に入ってみましょう。
砂利混じりのコンクリート床は、永い年月を人の足で踏まれたせいなのか、それとも重い行商の荷物の脚に耐えられなかったのか、デコボコになっています。
七夕です。
トイレは新しいようですが、木造駅舎に配慮した外観になっています。
上臼杵駅、いかがでしたか?
では、次の駅で、またお逢いしましょう。
おんせん県大分えきめぐり