いらっしゃいませ!佐伯駅にようこそ。
どうして招き猫が駅に?
手に持っているのは寿司桶ですね。
なぜなら,佐伯市は世界で一番お寿司が美味しい街を自負しているからです。
真偽のほどはともかく,蒲江など釣り好きの方には有名なエリアがあるだけに美味しいことはまちがいないのでしょう。
ほかにも,あれ?この作風どこかで見たことあるような・・・
漫画家の富永一朗さんが,この佐伯市に住んでいたことがあったそうで,その縁で掲示されているようです。
ほかにもホームに森林組合のベンチなど,地方の駅らしいものがありました。
向かいのホームにも招き猫が!
いえ,これは鏡に先ほどの招き猫が写っているだけです。
この洗面。昔は地方の代表駅のどこにでもありました。
夜行列車やSLから降りた利用者が洗面をするためにあったのでしょう。
この佐伯駅のものは,4人同時に使用できるので,昔は利用者が多かったのでしょう。
駅構内を見てみましょう。
構内は2面3線で,奥が大分方面。
ここ佐伯駅までは博多から大分を経由してソニックが直通しています。
運行本数も大分方面のほうが比較的多くなっています。
こちらは延岡方面。
左手の駐車場となっている部分は,かつて貨物施設があったのだと思います。
結構敷地は広いので,以前は貨物輸送が盛んだったのかもしれないですね。
たまには名所案内をパチリ。
撮影したのは,たぶん平成16年だったと思いますが,この当時はまだ「周遊指定地」というものが存在していたんですね。
ということは「周遊券」も発売していた頃なんでしょう。
そして,駅名標。
すでに,寝台特急「富士」は大分発着となっていたので,この「彗星」が宮崎県で唯一走るブルートレインでした。
降車客は多かったのですが,ほとんどの方が身軽だったので,佐伯あたりは昼寝特急区間だったのでしょうか。
今は,宮崎県はおろか,日本では見ることができない列車となってしまいました。
おんせん県大分えきめぐり