ここまで複線にすればよかったのに 日豊本線・牧駅 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

今日は牧駅、昭和62年2月の開業ですから、国鉄が消える直前に開業した駅です。
写真の駅舎は、最初はなかったそうで、利用者の増加により平成5年に建てられました。
 
駅前は大分市内の住宅地です。
隣の大分駅と高城駅両駅の距離は約5.6キロメートル離れていることから,その中間に駅を設けることになったそうですが位置的には中間というより,かなり大分駅よりにあります。
 
駅業務部分です。
元々後付けの駅だけに敷地は狭く,その狭い敷地に駅舎を建築したわけですから,当然のように駅業務部分はとても手狭になっています。
狭い壁に所狭しとポスターや広告,手書きの案内板を付けていたり,無造作に置かれたパンフレットスタンドなど,JRでありながらどこか地方私鉄のような香りがするJR九州らしい風景でした。
 
訪問した頃のJR九州は観光列車で人気が出た頃で,経営も積極的,国鉄時代に無人駅となった駅を有人駅として復活させたりもしていました。
 
現在のJR九州の思考を考えると隔世の感がありますが,その分岐点となったのは日本の人口が減少に転じたことと東証への上場が現実的となったことだったと思います。
 
この牧駅も現在は再び無人駅となってしまいました。
利用者が増加していただけに残念です。
 
では,次に駅名標を見てみましょう。
国鉄生まれらしく国鉄型駅名標が設置されています。
訪問したのは開業後20年ほどした時点だったので,この駅名標は開業した当時のものなのでしょう。
 
では構内です。この駅の構内は車両ファンにはうれしいかもしれません。
駅自体は1面1戦の棒線駅となっていますが,駅の南側に大分車両所の敷地が広がっており,お昼寝中の列車を眺めることができます。
 
大分駅から牧駅の間は,久大本線・豊肥本線が分岐し,大分車両所があるとても忙しい区間となっています。
大分駅からの配線ですが,高架の大分駅を発車すると,まずは,久大本線が高架線のまま分岐します,その後,牧駅の手前,下郡信号場までは,日豊本線・大分車両所への回送線,豊肥本線が併走する3線区間となります,下郡信号場で豊肥本線が離れていくと,この牧駅まで,日豊本線・大分車両所への回送線の2線が併走しています。
 
つまり,大分から牧までは複線で運行することも十分可能ですが,牧駅は単線構造の駅なので,それは不可能となっています。
このあたり,わざわざ複線にするほどの運行本数はないのでしょうが,なんとなくもったいないなあって思ってしまうのは素人なんでしょうね。
 
では,次回は,大分県最大の駅,大分駅を紹介します。
 
 照れおんせん県大分えきめぐり照れ

 

 

 
 
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