さて、今日は熊崎駅です。
この熊崎駅を挟んで、下ノ江駅・上臼杵駅と古い木造駅舎が並んでいて、私からすると感動ものの区間となっています。
では、その熊崎駅で下車します。
ホームは島式の1面2線です。
訪問した頃は既にワンマン対応のホーム改良工事が終わっていたようで、きれいなホームでした。
駅名標です。
駅名標イラストは六ヶ迫鉱泉です。
赤い鉄色をした炭酸泉が湧き出る鉱泉です。
鉱泉と温泉の違いですが、日本の法律では温度の違いととらえられているようです。
つまり25℃以上が温泉ということになるそうです。
しかし、結局は温泉も鉱物が含まれているわけで、鉱泉の中に温泉があるというのが正しいのかもしれませんね。
海が近いこのあたりの日豊本線ですが、このあたりは海岸からやや内陸に入ったところにあって農村地帯の風情があります。
それは、跨線橋からの眺めでも分かりますね。
そんなことより、木造駅舎が私を待っていますよ。
たまりませんねえ。早く傍に行きたいなぁ!
では、おじゃまします。
この頃は有人駅だった熊崎駅。
今は窓口どうなってるんだろう?
はひょ〜!
ガラス窓は木枠、薄汚れた内壁。
もう私の中では世界遺産ですよ!
そして窓の木枠の風化具合。
芸術的やん!たまらんわぁ!
そんな熊崎駅駅舎全景。
まさに木造駅舎の中の木造駅舎ってかんじでしょ!
別アングルから…
どこから見ても美しい まあ自販機やチャリは邪魔ですが、現役の駅舎なんだから良いじゃないですか!
最後に駅前です。
静かな駅前です。
もう一回駅舎に向かって財産票をパチリ。
大正9年、開業当時の駅舎であることの証明書です。
無人駅になると、とかく荒らされてしまうことが多い九州の駅舎。キレイに使われていると良いのですが。