懐かしいなあ 日豊本線・幸崎駅 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

いやぁ、懐かしいレッドエクスプレス。
この車両が、たくさん走ってた頃は、九州ってこんなお古を厚化粧させてばかりいると思っていやだったのですが、いまとなっては復活してくれないかなぁなんて思ってしまいます。


このレッドエクスプレス、たぶん特急『にちりん』を見かけたのはこの駅、ただし、時代はややあとになってから訪問したときの写真です。

新しく明るそうな駅舎があります。

有人駅です、てかでした。平成28年に無人駅となってしまいました。

ここに来て、ようやく交通系カードが使える駅登場。
この駅までが大分都市圏の駅といってもよいでしょう。
だった大分市にある駅だし、当たり前なのですが、以前は佐賀関町だったこのあたり。平成の大合併で大分市に吸い込まれてしまったのは、そんな昔の話ではありません。

この幸崎駅、以前からどんな駅なんだろうと思ってたんですよ。

昔、日豊本線の電車はほとんどがこの幸崎までの運行、ここから佐伯方面は客車列車が多かったのです。

だからこの幸崎は、きっと広い車両基地がある大きな駅なんだろうなと想像していました。

こんな小さな駅でびっくりですよね。いまは無人駅になっちゃってるしえーん

駅前です。
この駅前の左側あたりから佐賀関港まで日本鉱業佐賀関鉄道という私鉄が1963年まで佐賀関町の中心部まで伸びていたそうです。

会社名からも分かるとおり、佐賀関は鉱業が盛んな町で、現在でも銅の精錬所が稼動しています。


ですからこの佐賀関鉄道があった頃は、幸崎駅も貨物輸送で賑わっていたことは想像に難くありません。

佐賀関鉄道の廃線跡は、現在でも遊歩道などとして残っている部分もあるんだとか、比較的トレースしやすそうなので行ってみたいですねえ。

写真はないのですが廃線前の航空写真を探してきました。
撮影は1961年、幸崎駅の北側から斜め上に曲線が伸び、現在の国道197号線がある部分につながっているのが分かりますね。

ただ、この頃の写真は解像度が悪くてこれ以上鮮明に見ることはできませんでした。
もう少し幸崎駅の構内がはっきりみえる写真があると良いのですが…

そして、こちらが現在の写真。
意外とキレイに残っている気がしませんか?

さて同じ駅前の写真ですが廃線跡が、こちらは先ほどの写真の数年前、つまりレッドエクスプレスが走っていた頃の幸崎駅前です。
同じようで微妙に違いが…何だか前の頃が賑やかだった気がするのは気のせいでしょうか。

その頃の幸崎駅がこちら。
おっと!木造駅舎だったんだ!って感じですよね。

これは立派な駅舎、正面の顔もよく引き締まってますよ。
屋根が瓦じゃないのは九州の古い駅舎では珍しいですが、外壁がモルタルなので、トタンの屋根が良く似合ってたと思います。
どちらかというと中国地方辺りで見かけそうな駅舎です。

当時の駅内部です。
利用者が多かったのかベンチがたくさん置かれていました。

出札と改札です。
出札カウンターは国鉄を思わせるカウンター、このあたりは木造駅舎のイメージは残っていません。

ホームから見た駅舎。
構内を向いた行灯式の駅看板がステキ!

そして最初の写真を撮ったときに戻ります。
構内は、2面3線。カラーは変われど国鉄そのままの車両ばかりが走っていた頃です。

記憶では、この大分行きの普通列車に乗ってやってきたと思います。
特急の交換待ちでのんびり停車していました。

こうやって写真を見比べていると、駅の写真を撮り始めてまだそんな経っていないと思っていましたが、すっかり1時代を通り過ぎちゃったんだなあって感じます。

写真のセンスは相変わらず変わらないですけどね、それは駅前の写真を同じように撮ってることからも実感しちゃいます。

照れおんせん県大分えきめぐり照れ

 

 

 

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