さて、今日は、少し宮崎方面に戻って山之口駅です。
JRの幹線に木製の駅名標が残ってたんですから、これを見れただけても訪問する価値がありました。
でも、この山之口駅、ほかにも懐かしい駅名標や駅看板がある駅なんです。
そして、完全防備のアレがあります。
なんのことかメチャ期待させちゃってますよねぇ、ヤバイなあ
とりあえず、ホームに降りて見回すと…
ホームは幅広ですね。
では跨線橋に向かいます。
こちら、鹿児島中央方面
側線の痕跡があります。
こちら宮崎方面。
構内の両側に工場っぽい建物や広い空き地がみえるので、かなり大きな貨物設備があったのかもしれないですね。
では、跨線橋を降りて駅舎に向かいます。
駅舎外壁の駅名標。
このタイプの電照式駅名標は、かなり古いタイプです。
パネルは、現在のように半透明なガラスやアクリルというわけではなく、透明なガラスを白く塗装し、そこに文字を書くタイプ。
なので、何十年も経つと塗装がはげて、ところどころ透明になっちゃいます。
近くでは肥薩線の大畑あたりにもありましたが、こちらの駅名標は、フォントが手書きっぽくなくて、大畑よりは新しいものなのでしょう。
もう残ってないか取り替えられちゃってるでしょうね。
駅内に入ってみましょう。
窓口は塞がれていませんが、無人駅です。
そして完全防備のアレが見えます。
この自動券売機が、なぜか完全防備になってるんですよねぇ。
JR九州の切符の券売機って、ラーメン屋の食券売り場みたいな、ちゃちい券売機なのに、なんでこんなに頑丈にガードされているんでしょう?
盗難防止?でもカバーは取っ手をひけば簡単に開くわけで、あまり効果はないような?
なにやら張り紙がしてありますが、よく読めないですね。撮影したときの記憶も残っていません
。
駅前に出てみます。
現在は都城市の一部ですが、訪問当時は山之口町にあって、駅周辺はその中心地でした。
最後に駅舎です。
あら?北海道の根室本線滝川~富良野あたりにありそうな屋根ですねえ。
ミニ花巻駅にも見える?まあ、分かる人には分かっていただけるのですが…
最後に駅舎にあった駅名表示。
このフォントも昭和を感じさせます。昭和30~40年代のものかなあ。
いろいろ面白いものがある山之口駅でした。