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数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

【京都・四条烏丸のサロンにて、湶さんによる潜在意識を知るための教室が開催されました!】



姫路から潜在意識の専門家・湶(いずみ)さんを、京都・四条烏丸にお招きして、


潜在意識を知るための基礎ペンジュラム教室(前半)を開催していただきました。


いずみさんの新講座を、京都で初開催!


潜在意識を読みとるエッセンスを、

実践的にレクチャーしてくださる内容です。



当日の午前中、


ゆっくり起きてきた私は、

朝食をとり、午後からに備えます。


ミネストローネセットでホットコーヒー。




穏やかな天候。


この日は、

窓ぎわの席が空いていました。





潜在意識というと、、、


「無意識」のこと。


氷山でたとえると、


海面から出ているわずかな部分が意識で、

海面の下に沈んでいる大きな部分が無意識。


しかしそれでいて、

私たちの感情や思考、行動に影響していることがあります。


不思議ですよね。





無意識は、


心理学者のフロイトが発見し、提唱しました。


また、


ユングが独自の解釈で発展させました。





とはいえ、


私自身はアドラー心理学の視点で、

アプローチしたいと考えています。






待ち合わせの四条駅へ向かいます。





あれっ?  いずみさんはどこだろう?


間違えて南口に出ちゃったみたい。


スマホで話しながら、

北口から南口へ向かうと、、 


いずみさんを発見! よかった。



駅から地下通路を通って、

大丸の地下入口へ。 


今回は大丸の地下から1階の東洞院出口までを、

いずみさんにお教えさせていただきました。



そうそう、



いずみさんと共同執筆したエッセイが完成し、

このブログで3週連続投稿しました。


「潜在意識✕心理学✕数学的感性」を踏まえて、

幸せになる秘訣について書きました。



いずみさんとのエッセイはこちら。 


潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学


◆ 悩みが生じるプロセス


◆ インナーチャイルドの想い


◆ もっと「想い」を出しませんか?






大丸を出て、


パン屋さんの進々堂さんへ。 


「いずみさん、好きなものを、好きなだけ買ってくださいね!」


そんなカッコいいセリフを言う私。


とはいえ、


くるみレーズンスコーンとお漬物の入ったパンの2個だけでいいみたい。


講座で使うみたい。



近くの公園へ。 


イチョウの木の前に行きました。


昨年、激しく剪定されたことで、

なんだか元気がなさそうに見える。


いつもならこの時期、

緑の葉っぱが生い茂っているのですが、


今年は枝ばかりが目立ちます。


いずみさんもそんなことを感じとったみたい。


イチョウの木の前で、写真を撮りました。





ハナミズキも見に行きました。


公園の隅に生えているハナミズキは、剪定をまぬがれました。


ハナミズキは元気そう。




ランチは公園のそばのパスタのお店

「セカンド・ハウス」に行きましょう。


なんとなく私は、誕生日のあたりになると、

このお店に行きたくなります。


良かった、窓ぎわの席が空いていた。


店員さんも、すごく愛想がいい。


パスタセットにしましょう。







お店の窓からは、公園が見えます。


窓の外の桜の木は元気そう。


葉っぱが生き生きしています。

あたかも私たちを歓迎してくれているみたい。




いずみさんはホワイトソースのパスタ。





私はトマトソースのパスタ。




食後のドリンク。




いずみさんに出版の相談をしました。


私は5年前に、かなりしっかりした数学の本を出版しました。


そのあと、


算数の教育やアドラー心理学など、さまざまなジャンルで本を出してきましたが、


久しぶりに数学の本を出版したくなりました。



今度は、、


数学が得意でない方も楽しめるような、

柔らかな優しい数学の本。


いま原稿を執筆しています。


それでね、、


メインタイトルとサブタイトル、

どんな感じがいいだろう?


いくつか案を練りました。


いずみさんはネーミングセンスがあるのです!



〈 5年前に出版した、渾身の数学の本 〉




そろそろ時間だ。

サロンに行かなきゃ。


お店の外には、パウンドケーキが売っていました。

美味しそう!


手土産に1つ購入。





サロンへ移動。



いよいよ…


潜在意識を知るための講座、スタート。 



ホワイトボードにスラスラ書いていく、

いずみさん。すごい! 




いずみさんにとって、

真剣勝負の新講座。



そして、、 


講座をやるからには、


知識の説明だけでなく、

相手の心に響くこともやりたい。 


そんな、いずみさんの想いのこもった講座。 



タイトル名に「講座」ではなく「教室」とつけたところにも、いずみさんの想いがつまっています。





いつも鑑定が中心のいずみさんですが、

講座の講師姿、似合っています!



確かに、、


単なる知識だけでなく、

講座を受ける人の内面にも踏み込んだ内容。


自分自身の潜在意識を見つめ、

気づきや発見に満たされた時間となりました。


濃密な2時間。


ありがとうございます!





いずみさんによる新講座、

暖かな雰囲気で、終了しました。



(補足)この講座は、オープンに募集しておりません。一般の方々に対して、開講しておりませんので、ご理解ください。



そんなわけで、


打ち上げをしましょう。


最初に行った居酒屋さんがお休みだったため、

大丸のほうへ。


公園のそばに来ると、、


「ここはさっき来たところですね!」


と、いずみさん。


ずいぶん土地勘がついてきました。


蛸薬師通や烏丸通など、

通りの名前も覚えてきたみたい。


四条烏丸に慣れてくださり、

うれしいです。



以前入った居酒屋へ。


早めの時間でしたので、空いてました。


乾杯!


お疲れさまでした!





今回は講座でしたが、、


対面の鑑定やカウンセリングだと、

相手の悩みと向き合いますので、

デリケートな側面がありますよね。


そんなお話しもしました。





また、地元の姫路はよく知った街ですが、


四条烏丸には、あまり来たことがなかったみたいで、


ある意味、異世界というか、


街を歩いていると、新鮮な気持ちだと

話してくれました。





お茶漬け、美味しいですね!





最後に、


ゆずのシャーベットで、ささやかながらお祝い。





お店を出て、


ほろ酔い気分になりながら、

四条駅まで、いずみさんをお見送りしました。


夜ですが、

北口の改札の近くにはたくさんの人がいました。



今回、


京都・四条烏丸のサロンにて、

新講座の潜在意識を知るための教室を開催してくださった、いずみさん。





濃密な潜在意識の教室、

ありがとうございました!




【講師紹介】

 

湶(いずみ)



占い師、鑑定士、セラピスト


姫路を拠点に、オンラインを含め、全国で活動している。


相談者の潜在意識を読みとり、幸せに生きるための気づきや助言を与える。高いスピリチュアルの感性を持つ。


また、現実的な視点からのカウンセリングも得意とする。 


繊細な感性で悩みを聴き、相談者が前向きに進むためのサポートをしている。




【執筆者】


■ 松岡 学

 

 

数学者、博士(学術)

高知工科大学 准教授

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

最近は、スピリチュアルへの関心が高い。

 

音楽(J-POP)を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。

『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。

『アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ』ココCLAFT出版。

 

詳しいプロフィールはこちら

 



■ 関連記事


◆ 潜在意識って不思議ですよね。姫路にて、いずみさんから学びました


◆ 出版の相談と潜在意識とアドラー心理学の早期回想


◆ 京都の四条烏丸にて、いずみさんによる心あたたまる鑑定とゆるゆる散策、白鷺の街・姫路から四条烏丸へ


◆ いずみさんの鑑定を受けて感じたこと、姫路イベントを企画するラポールさんに初めて訪れました!


◆ いずみさんによる本気鑑定&ゆるゆる忘年会 in 姫路


◆ 冬のイルミネーションがキレイな姫路城のそばで、いずみさんの鑑定を受けて感じたこと






【潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学】もっと「想い」を出しませんか?

 


本エッセイは、潜在意識や心理学を取り入れる

ことで、豊かで幸せな日常を送れるようになることを目的としています。


潜在意識を読みとり、鑑定に活かしておられる湶(いずみ)さんと協力して、執筆したエッセイとなります。


潜在意識やアドラー心理学、数学的な視点から書かれています。


あなたが幸せな毎日を送るために、

参考にしていただければ幸いです。

 


 

1.あなたの中にある風船


「もっと出したほうが、いいみたいですよ」 


私(いずみ)が鑑定をしているとき、ふいに、そんなことを言い出すことがあります。


相談者の方が、無意識のうちに溜め込んでいる想いがあることをキャッチしたとき、そんなふうに伝えるのです。


率直に、


「なんでもいいからしゃべり倒すといいです」 


と伝えることもあります。


とはいえ、相談者の方が無意識の領域で溜めていることなので、自身でも自覚がなく


「ハテナ?」


といった状態になることも、しばしばです。


ただ、何か糸口があって、いったんしゃべり始めると……


次々にしゃべり続けることもあります。


そして……


どんどんしゃべってもらうと、


「あ、もういいんだ」


という状態になります。


あなたの中にある風船が、パンパンに膨らんでいて、しゃべるという行為によって、シュ〜って小さくなったみたいに。


これは…


悩みを解決するとか、しないとかではなく、


「吐き出すこと」


それ自体に意味があるのです。


それは吐き出すことで体感として感じられます。


深いところで何かがスッキリしたと感じるからです。


無意識レベルで、「心を満たす、欲求を満たす」ということは大切なのです。



たとえば、


鑑定のときに私(いずみ)が、


「気になることとか悩みとかありますか?」


とお聞きしたとき、相談者の方が、


「悩みってないんですよね〜」


と言って、とりあえず、何気ない話しを始めて……


それでも、後半になると、話しが弾んできたりすることがあります。


心を通わせるとか、心で話しをするとか、そういう状態に近いように感じます。


そんなときね、


相談者の方自身が「たくさんしゃべって、吐き出すことで、気持ちが浄化された状態」になったことをキャッチすることがあります。


なにも深刻な悩みでなくてもいいのです。


無意識の領域にたまっていることを吐き出すことで、あなたの心は浄化されます。



悩みが風船のように膨らんでしまったときは、外に吐き出すことを意識してみましょう。








2.「公理」という考え方を意識しよう


普段の生活で、ストレスなどがチリのように、

心の中に積み重なってきます。


お部屋なら、そのつど掃除をしますよね。


それと同じで、


「話して吐き出す」


ということで、心に溜まったモヤモヤの発散になります。


このことは、心理学者のフロイトが発見しました。


患者にカウンセリングをしているとき…


相手が溜まっている悩みをどんどん吐き出すことで、気持ちが楽になるという現象を発見したのです。


このことは、フロイトが「無意識」の存在を発見するきっかけになったといいます。


さらに、数十年が経って、


セラピストのフレデリック・パールズが、


「心に溜まった感情を吐き出す」


ということを実践の柱にした「ゲシュタルトセラピー」を提唱しました。


「話して吐き出す」ということは、

想像以上に効果があるのです。


(なので、他の心理学の流派の人たちも、さりげなく、ゲシュタルトセラピーの方法を取り入れています)



ですから、普段の行動の指針として、


「話して吐き出す」


ということを意識してみてはいかがでしょうか?



〈 フレデリック・パールズ, 1893ー1970 〉




数学では「公理」という考え方があります。


心理学やスピリチュアルを実践する際、

公理という考え方は役立ちますので、

説明いたします。


「公理」というのは、

証明抜きに認める前提のことです。


たとえば、平面上に異なる2点AとBがあるとします。


このとき、この2点を通る直線を引くことができる。


これは、古代エジプトの数学者・ユークリッドが発見した公理です。


でもね、よく考えてみてください。


異なる2点を通るように、直線を引くことができるなんて、当たり前ですよね?!


あまりにも当たり前すぎて証明できない。

もしくは、証明抜きで、そこから理論をスタートする。


そんなイメージです。


古代ギリシャ数学で、そのような考え方が確立しました。


古代ギリシャ時代の数学を、ユークリッドがまとめて、『原論』という書物を発表しました。



そして、長い年月を経て…


1800年代にフランスの青年・ガロアが考えた、

「群論」という理論のアイデアをもとに、

現代数学では「公理」の考え方がさらにはっきりしました。



〈 エヴァリスト・ガロア, 1811ー1832 〉



ちょっと考えてほしいのですが、心理学というのは人の「心」を扱っています。


それがゆえに、自然科学などと違って、理論が正しいかどうか証明しにくい学問といえます。


だって、人の心がどこに存在するかどうかも分かってないですよね。


(心の正体といっても、その人の宗教的な価値観にもよりますし、科学的に証明できるものではないですよね!)



ですから、実践する際は、

その考え方が正しいかどうかというより、


それを実践することで自分が幸せになれるかどうか、という判断基準が望ましいといえます。


先ほどの例でいうと、


悩みが溜まってきたとき、「話して吐き出す」ことで気持ちが軽くなることが経験的に分かっています。


ということは、


「ストレスが溜まってきたときは、話して吐き出す」


ということを公理として、取り入れるというわけです。


自分自身の心得というわけです。






3.実践に役立つ他の公理は?


他にも、日々の実践に役立つ公理はあるでしょうか?


パールズは、「オープン」ということも大切にしました。


これは文字通り、「隠し事をせずに、正直に相手と接する」という意味です。


それによって豊かな人間関係が育まれるからです。


とはいえ…


これって、簡単に見えて、とてつもなく難しいことかもしれません。


自分のことを正直に話すのことは、勇気が入りますよね。


ただ、あなたが正直に話すということは、


あなたが思っている以上に、相手は好意的に受け止めてくれる、とパールズは言いました。


勇気を出して、普段から「オープン」を心がけてみませんか?


そう思うと…


「勇気」ということも公理(心得)として、採用したいですよね。


「勇気を出す」ということの他にも、

「勇気づけ」という言葉もあります。


・落ち込んでいる相手を勇気づける

・自分自身を勇気づける


どちらも大切です。


普段から、「勇気づけ」を意識することで、

プラスの波動を発することができます。






4.潜在意識の声を聴く秘訣は?


潜在意識の声とは、何なのだろう? 


本エッセイでは「潜在意識」が大きなテーマです。


ここまでもお話ししてきましたが、さらに考えてみたい。



たとえば、何かを受けとるとき、「学び」と名付けたなら、これは学びなのだと一段むずかしく構えてしまいます。


一方、「心の声」もしくは「潜在意識の声」と名づけると…


心の声はどれだろう?


と思考が働いてしまい、自然な形から遠のいてしまうこともあるかと思われます。


 幼き頃は、


「頭で考える」

「心で思う」


と2つに分けることなく、思ったことがそのまま心の声であり、頭で考えていたことではなかったでしょうか。



このプロセスを吟味してみますね。


大人になったいま、時にモヤモヤしたとき、 


「自分は今モヤモヤしているなぁ」

→「何にモヤモヤしているのかなぁ」 


と思い巡らせ(思考を働かせ)、


「あの時のあれが……」


と、考えをまとめているのではないでしょうか。


ただね…


残念なことに、だまされていることがあります。


実は、まとめた考えではなく、

まったく別なシチュエーションにて蓋をした感情や記憶がモヤモヤの親分であったりする。


それこそが本当の潜在意識の声なのです。


もっともらしく整理した考えに、だまされないでほしい!


前回のエッセイの私(いずみ)の例でいうと、


「雨の日が好きな理由は、きっと、1/f のゆらぎが理由に違いない。雨音のゆらぎって癒されるよね」


というのが、もっともらしくまとめた考えです。


でもそれは、本当の潜在意識からの想いではありませんでした!


(前回のエッセイは、こちらから)



心とは自由領域ですので、複雑にもなり、またよくわからない状態に陥ることもありますが、本来シンプルで清らかなのです。


どうかあなたも、潜在意識の声に耳を傾けてみませんか?


それが、あなたらしさを取り戻し、幸せな生活を送る秘訣です。




というわけで、本エッセイでは「潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学」と題して、3回連続で発表させていただきました。


いかがでしたか? 


あなたが何かを感じ取っていただけたなら、幸いです。


それでは、あなたが潜在意識の声を聴き、幸せに包まれることを願って、本エッセイを終わりたいと思います。


最後までお読みいただき、

ありがとうございます。







< これまでのエッセイ >


【潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学】悩みが生じるプロセス



【潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学】インナーチャイルドの想い





【執筆者の紹介】

 

湶(いずみ)



占い師、鑑定士、セラピスト


姫路を拠点に、オンラインを含め、全国で活動している。


相談者の潜在意識を読みとり、幸せに生きるための気づきや助言を与える。高いスピリチュアルの感性を持つ。


また、現実的な視点からのカウンセリングも得意とする。 


繊細な感性で悩みを聴き、相談者が前向きに進むためのサポートをしている。




■ 松岡 学

 

 

数学者、博士(学術)

高知工科大学 准教授

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

最近は、スピリチュアルへの関心が高い。

 

音楽(J-POP)を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。

『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。

『アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ』ココCLAFT出版。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

 



<お問合せ先>

 

※本エッセイの書籍化につきまして、

 出版社様から、松岡学、いずみさんへの執筆(出版)の ご依頼は、

 こちらから直接ご相談ください。

 (商業出版のみ前向きにご検討させていただきます)

 

※企業様などからのお仕事のご依頼もこちらから。






【潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学】インナーチャイルドの想い

 


本エッセイは、潜在意識や心理学を取り入れる

ことで、豊かで幸せな日常を送れるようになることを目的としています。


潜在意識を読みとり、鑑定に活かしておられる湶(いずみ)さんと協力して、執筆したエッセイとなります。


潜在意識やアドラー心理学、数学的な視点から書かれています。


あなたが幸せな毎日を送るために、

参考にしていただければ幸いです。

 


 

1.なぜか好きなこと、ありますか?


私(いずみ)は、小さい頃から雨が好きでした。


しばらく晴天が続くと、雨の日が恋しくなりました。


「早く雨の日にならいかなぁ」


そんな想いを秘めていました。


なぜか分かりませんが、雨に惹かれるのです。 


最初は漠然と、雨の音の「ゆらぎ」に癒されているのだと思っていました。


ゆらぎ……。 


「1/fゆらぎ」って聞いたことありますか?


自然現象だと、ろうそくの炎の揺れ方、小川のせせらぐ音、蛍の光り方など、一定のリズムではない不規則な「揺れ」のことです。


正確には、周波数を解析して調べます。



きっと私は、雨の日の「1/fゆらぎ」に癒されているのだと思っていたのですが…


本当にそうだろうか?

潜在意識を読み解く必要があるのでは?


と感じるようになってきました。


潜在意識とは「無意識」のこと。


普段、


私たちが自覚している意識は 5% くらいで、

無意識の領域は 95% くらいあるといいます。


氷山でたとえると、


海面から出ているわずかな部分が意識で、

海面の下に沈んでいる大きな部分が無意識。


心の中で、無意識はそれくらい大きな領域を占めているのです。


また、無意識(潜在意識)というのは、

目に見えません。


しかしそれでいて、

私たちの感情や思考、行動に影響していることがあります。


不思議ですよね。





無意識は、


1800年代の後半から1900年代にかけて、

心理学者のフロイトが発見し、提唱しました。



〈 ジークムント・フロイト, 1856ー1939 〉



そして、


その弟子のユングが、さらに独自の解釈で、

無意識の考え方を発展させました。



無意識が発見されて、まだ100年を少し超えたくらいです。


意外と新しい概念なのです。



〈 カール・グスタフ・ユング, 1875ー1961 〉



ちなみに、


私(松岡)がお伝えしているアドラー心理学では、

それほど大きく、潜在意識に焦点を当てていません。


カウンセリングやセラピーの際、潜在意識に踏み込むことがありますが、そこだけに大きく焦点を当てるわけではないという意味です。


アドラー心理学では、どちらかというと、

「心の動き」や「行動変容」のほうに、

焦点を当てます。



フロイト、ユング、アドラーは、心理学者の

三大巨頭といわれ、現代の心理学に大きな影響を与えています。



〈 アルフレッド・アドラー, 1870ー1937 〉




2.数学の高次元化


顕在意識とは、普段私たちが自覚している意識。

いわば、心の領域の見える部分。


一方、潜在意識は自覚していない意識。

いわば、心の領域の見えない部分。


しかも、見えない領域のほうが、はるかに広く深く存在しています。



実は、数学の世界でも、見えない高次元の空間を考えます。


そのことについて、説明しましょう。



1800年代の中頃から、数学の世界で高次元化が進みました。


私たちの空間は、タテ・ヨコ・高さの3方向からなる3次元空間です。


しかし、数学では、さらに高次元の空間、


4次元、5次元、6次元、…


を考えるようになったのです。


4次元空間からは、もはや目に見えない高次元の空間です。


高次元空間が現実に存在するかどうかは、また別の問題で、数学では理論的に高次元を考えます。


(実際に高次元が存在するかどうかは、物理学の問題となります!)



数学者のリーマンが高次元化のアイデアを生み出しました。


それは、あまりにも画期的な出来事で、

それ以来、現代の数学では当たり前のように高次元を考えるようになりました。


4次元、5次元といった、ちょっとした高次元ではなく、


100次元、200次元といった、とてつもない高次元も、現代の数学では考えます。


もはや想像を絶する世界ですよね!



〈 ベルンハルト・リーマン, 1826ー1866 〉



やがて…


数学の世界で高次元化が提唱されてから、

50〜70年が経ったころ、


アインシュタインは、リーマンの考え方を使って、

相対性理論を発表しました。


数学の高次元の理論が、

物理学に応用されるようになったのです。


ただし、アインシュタインは、時間と3次元空間を合わせた4次元時空を考えましたので、


高次元というより、実際の私たちの住む宇宙の理論となっています。


(時間と空間を合わせて「時空」という言葉を使います)



その後、


1920年代にカルツァ・クライン理論という、5次元時空の理論が発表されました。


物理学の世界が高次元へ踏み出した瞬間です。


(とはいえ、まだ5次元以上の物理学は実験で証明されていませんので、仮説の段階です)



高次元の物理学の理論は、さらに発展して…



現在、最先端の物理学の理論では、

私たちの世界は、11次元ではないかと考えられています。


これはM理論といって、究極の理論の候補ですが、

まだ未完成です。



〈 アルベルト・アインシュタイン, 1879ー1955 〉



ここで、


最先端の物理学がいうように、

私たちの世界が、11次元だとしましょう。


とはいえ、


実際の私たちの住む世界は、3次元空間と時間を合わせた4次元時空です。


それが目に見える世界。


4次元時空の外は、私たち人間には感知できません。


ということは、


残り7次元の見えない世界が存在するというわけです!


4+7= 11次元


私たちの住む4次元時空の世界よりも、

外の見えない世界のほうが大きいのです。


これは、私たちが感知できる意識より、感知できない無意識(潜在意識)のほうが大きいという事情と似ていますよね。



どうやら私たちの心も身体も…


心理学的にも物理学的にも…


はるか見えない世界が広がっていて、その中の小さな見える世界に住んでいるようです。






3.惹かれる理由を、潜在意識からひも解くと


冒頭に書きましたように、私(いずみ)は小さい頃から、雨の日が好きでした。


最初は、


雨の日の「1/fゆらぎ」に癒されているのだと思っていたのですが、


どうもそうではないかもしれない、と感じるようになってきました。


そこで…


自分自身の潜在意識を読みとって、


「どうして雨の日が好きなのだろう?」


と、その理由をさぐってみました。



すると…


ゆらぎが理由ではありませんでした。



私が内面を振り返ると…


台風の日、部屋で母と一緒に過ごす、3歳の私の記憶にとびました。


それによって、

幼い頃の記憶がよみがえりました。


母は忙しい人だったので、子どもの私は淋しかったのですね。


淋しさのインナーチャイルドでした。


雨が好きになったのは…


「雨が降れば母と一緒にいられる」


という幼ない自分が作った因果関係でした。


つまり、次のようなプロセスでした。 


母と遊べなくて淋しい

→ 雨が降れば一緒に遊べる

→ 雨が好き 





このことを認識してから、雨が恋しい気持ちはなくなりました。


私のインナーチャイルドの淋しさは、浄化されたのだと思います。



このように…


心の癖も、紐解くと意外なところに行き着いたりします。






4.インナーチャイルドを癒す


「子どもの頃から雨が好き」という「心のクセ」を探るとで、私は雨に惹かれる理由が分かりました。 


潜在意識に眠る「想い」に気づいたということです。 


自分の心の中に存在する「内なる子ども」のことを、心理学用語で「インナーチャイルド」といいます。 


それは、潜在意識を読み解くうえで、鍵になることがあります。


幼少期の感情や経験などが潜在意識に存在し、現在の自分に影響を与えることがあるからです。


そのようなことから、特に、幼少期に傷ついた経験を持つ人は、その傷を癒すためにインナーチャイルドと向き合うことが重要となります。



「インナーチャイルド」という言葉は、

最近では、スピリチュアルの分野でもよく用います。


もとをたどると、


インナーチャイルドという考え方は、90年代、イギリスの動物学者のジョン・ブラッドショーが世に広めました。 


ただし…


人の心の中に「内なる子ども」が存在するという概念は、(インナーチャイルドという言葉は使っていませんが)1950年代に精神科医のエリック・バーンが提唱しました。 



〈 エリック・バーン, 1910ー1970 〉



インナーチャイルドの傷について、

AI は次のように説明しています。


・ ・ ・ ・


子どもの頃に傷ついた心は、その頃の感情ごと無意識レベルに残り、大人になってからも自分の発言・行動・環境に影響することがあります。


心の傷を癒すと、不自由な自分の縛りがなくなり、できなかったことができるようになるなど不自由な自分から自由な自分へと変化する効果があります。


・ ・ ・ ・



私(いずみ)の場合は、傷というより、淋しかった「想い」になります。


傷というわけではありませんでしたので、

ここでは、「インナーチャイルドの想い」と呼ぶことにします。 


インナーチャイルドの想いは、無意識の領域に隠れてしまうこともあり、表層意識ではなかなか認識できないこともあります。


とはいえ…


もしそれが、マイナスの感情と結びついているのなら、できれば癒してあげたほうが、自分の中がスッキリして生きやすくなります。 


また、何か問題が生じたとき、対処するヒントを教えてくれることもあります。 


同じ問題を繰り返さないためにも大事なことです。 



それでは最後に、


インナーチャイルドの想いを紐解く際、大切なことをお伝えしますね。


私自身のケースでいうと…


私は淋しかったんだときちんと感じ切ってあげることと。

淋しいって伝えられない自分から、伝えられる自分に変わることでした。


それは、自分に「許可」を出し、行動するということです。



先ほども書きましたが、


私自身、インナーチャイルドの想いが浄化することで、雨の日が好きと感じなくなりました。


どこかポジティブになったような感覚です。


いかがでしたか?



このように、インナーチャイルドの想いを紐解くことで、あなたの現在の心が浄化されることがあるのです。 

 

 

続く・・・









< これまでのエッセイ >


【潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学】悩みが生じるプロセス





【執筆者の紹介】

 

湶(いずみ)



占い師、鑑定士、セラピスト


姫路を拠点に、オンラインを含め、全国で活動している。


相談者の潜在意識を読みとり、幸せに生きるための気づきや助言を与える。高いスピリチュアルの感性を持つ。


また、現実的な視点からのカウンセリングも得意とする。 


繊細な感性で悩みを聴き、相談者が前向きに進むためのサポートをしている。




■ 松岡 学

 

 

数学者、博士(学術)

高知工科大学 准教授

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

最近は、スピリチュアルへの関心が高い。

 

音楽(J-POP)を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。

『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。

『アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ』ココCLAFT出版。

 

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【潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学】悩みが生じるプロセス

 


本エッセイは、潜在意識や心理学を取り入れる

ことで、豊かで幸せな日常を送れるようになることを目的としています。


潜在意識を読みとり、鑑定に活かしておられる湶(いずみ)さんと協力して、執筆したエッセイとなります。


潜在意識やアドラー心理学、数学的な視点から書かれています。


あなたが幸せな毎日を送るために、

参考にしていただければ幸いです。

 


 

1.なぜ悩みは生じるのでしょうか?


物理学の「運動の法則」と同じように、心の世界にも「運動の法則」があることを、ご存知でしたか?


それをもとに、悩みへの対処について、考えてみましょう。



心理的なカウンセリングやセラピー、スピリチュアル、占いなど、様々なジャンルがありますが、人は悩みがあるからこそ、相手に相談をします。


まず根本的なテーマとして、悩みって何なのでしょうか? 


ちょっと考えてみましょう。


この悩み、あなたの中の「何から」もしくは「どこから」生まれるのでしょうか? 


生じた悩みに対し、幸せな日常を送るために、どのような心理学的なアプローチをすればいいのでしょうか?



私(いずみ)の占いを受けられる方々は、いろいろで、次の通りです。


・悩みがあって占いをする方。 

・悩みはないけど占いが好きで楽しみにされる方。 ・占いを人生の舵取りに取り入れる方。

・たまたま、そこにいたから占いをされる方。 


このとき、私は相手の方の潜在意識を読みとりながら、鑑定をしております。


そんな中、


悩みが生まれるプロセスについて、

これまでの経験をもとにして、私(いずみ)なりに、次のように定義しました。


 「理想と現実が一致しない状態にストレスを感じ、そこから悩みが生じる」  


つまり、悩みとは、心の中の「理想」と実際の「現実」とのギャップというわけです。 


それが「悩み生産回路」なのです。





 

2.心理学の運動の法則から解釈できる


このことは、アドラー心理学の観点からも捉えることができます。


ここでは、私(松岡)から説明いたします。


アドラー心理学には「心の動き」を読みとるための「運動の法則」があります。


次のような法則です。 


「人の心は理想的な目的に向かって、絶え間なく運動している」 


心理学というと静的なイメージがあるかもしれませんが、アドラー心理学では心の動きを考察します。  


物理学における「ニュートンの運動の法則」と区別するために、この法則を「アドラーの運動の法則」といいます。


物理学にも心理学にも、どちらにも「運動の法則」があるというのは、興味深いですよね。



「理想的な目的」というのを、別の言葉で「パーフェクション(完璧さ)」ということもあります。


アメリカのアドラー心理学者・マリーナ博士は、「完璧さ」という言葉をよく用います。


この言葉には美しい響きがあります。


ただ…


「完璧な理想」というのは、ある意味、はかないと思いませんか?


人は完璧さに憧れ、近づいても近づいても、たどり着けない。


「完璧な理想の状態」というのは、距離を縮めることはできても、たどり着くことはできない「理想郷」のようなもの。


これは、数学的には「極限」の概念となります。 


完璧さへの極限といえるでしょう。


ニュートンの運動の法則にも、極限の概念は含まれています。


不思議なことに、「物理学の世界のニュートンの運動の法則」と「心理学の世界のアドラーの運動の法則」は、類似しているのです。



〈 アルフレッド・アドラー, 1870ー1937 〉



ちなみに…


ニュートンの運動の法則の1つ目を分かりやすい言葉でいうと、次のようになります。


「止まっている物体は止まり続け、動いている物体は同じ速さ同じ向きで動き続ける」


これは 1687年、ニュートンによる「プリンキピア」と呼ばれる有名な著書の中で発表されました。


これが近代物理学の出発点だと言われています。



その約230年にアドラー心理学が生まれました。


フロイトやユングの心理学もその時代に生まれました。


また、現在、スピリチュアルと呼ばれている分野も、フロイトたちの少し前に生まれました。


すなわち、


ニュートンが運動の法則を打ち立てて、近代物理学がスタートしてから、約200年後に、心理学やスピリチュアルが生まれたのです。


「200年後」というのが偶然なのか、必然なのか、興味深いところですが、本エッセイでは深入りせずに先に進みますね。



〈 アイザック・ニュートン, 1643ー1727 〉



それでは、「悩みの生成」の話に戻ります。


アドラーの運動の法則で考えると…


心というのは、運動しています。


「理想」と「現実」のはざまを、動いているということ。


このとき、


心の運動が目指している「理想」と、現在置かれている「現実」がズレていて、


しかも、そのズレを修正するために、どのように対処すればいいか迷っている、


そんな状態から「悩み」が生み出されると解釈できます。 


先ほどの


「理想と現実が一致しない状態にストレスを感じ、そこから悩みが生じる」


というのは、アドラー心理学の運動の法則からも説明できるのです。 







3.日常の「悩み」に当てはめてみる


それでは、これらの理論を具体的に考えてみましょう。 


悩みのひとつの源として、心的ストレスがあります。 


たとえば……。 


・彼氏/彼女がほしい 

・夫/妻に不満がある 

・給料がUPしてほしい 

・職場の人間関係がうまくいっていない 

・人生の選択に迷っている 


それほど大きなことではないにしろ、 


「ちょっと、こうなりたいな〜」


と思い描く理想像のようなものと、今の状況・環境がかけ離れているストレス。 


なぜ? 

どうしたらいい? 


ひとつの悩みを何年も持ち続けると、いつしか諦め心になることは少なくありません 


では……。 

悩みを諦める? 


悲しいかな、人とはそういうもののようです。 


このとき……。 


悲しい気持ちを抱いたままの諦めでは、精神的にネガティブな影響を受けてしまいます。 


実際のところ、


マイナスの気持ちのまま諦めたことで、心の中に「理想」や「欲求」がくすぶる火のように在り続けている状態になっている人を、私(いずみ)は見かけることがあります。


スピリチュアルな言い方をするなら…


心の中に潜む『くすぶる火』は形を変えて、来世へと持ち越すこともありますので、注意が必要です。





悩みにとりこまれ、深刻な雰囲気で相談に来られる方もいます。


そんなとき、私(いずみ)からの助言として、


「自分の思い通りにしようとしないこと」をお勧めすることがあります。


その意味ですが、キーワード的にいうなら、


「自分の思い通り」ではなく、「自分らしさ」ということ。


あなたが自分らしいと思える状態に、自分を戻すということです。


まずはそこから始めませんか?


そんなお勧めです。






4.生じた「悩み」に、どう向き合うか?


このように生じてきた悩みに対し、どうすればいいのか? 


私(松岡)から、アドラー心理学の視点から説明いたします。


アドラー心理学のセラピーやカウンセリングの場合、先ほどの「アドラーの運動の法則」に、具体的にあてはめて考えます。


具体的には、


自分自身(もしくは、相談者の方)の


・現在の状況

・理想的な目標

・アプローチするための手段

・強み

・信念

・価値観 


などを見つめて、吟味することになります。


このとき、最初に明確にしたいのは「現在の状況」と「理想的な目標」です。


この「理想的な目標」というのは、無意識のうちに心に思い描いていることもありますので、それを潜在意識の中から抽出する必要があります。


次に、その人に合った「アプローチするための手段」を見つける作業に入ります。 


人によって、価値観や信念、物事への捉え方は異なりますので、これらの作業には抽象的な思考が必要となります。


抽象的な思考というのは、数学的な感性ですよね。


ただ、それだけでなく、セラピストのほうに温かいハートがないと、相談者の方は安心できないでしょう。 


そして、解決するための方法が見つかったとき、相手の方が、それを行動に移す勇気を持てるように、セラピストのほうはサポートします。


それがアドラー心理学の勇気づけ。


すなわち、


「ハート」と「勇気」と「抽象的な思考力」


それが、幸せになるための秘訣です。



まとめると、


具体的な悩みに対して、アドラーの運動の法則の観点から、「現在の状況」と「理想的な目標」を読み解き、


その人の価値観や信念、物事への捉え方などを考慮しながら、


「アプローチするための手段」を考えていくというわけです。


そのとき、抽象的な思考力や温かハート、

実行に移すための勇気(もしくは、勇気づけ)が必要になってきます。


まさに主観と客観が織りなすプロセス。



悩みを抱えたときは、悩みが悩みを生む負のスパイラルにはまらないことです。


いい意味で吹っ切れたり、望みのある楽しい解決法を探したいものですよね。


「意識的な悩み」もしくは「無意識的な悩み」と向き合われるときの参考にしていただければと思います。

 

 

続く・・・









【執筆者の紹介】

 

湶(いずみ)



占い師、鑑定士、セラピスト


姫路を拠点に、オンラインを含め、全国で活動している。


相談者の潜在意識を読みとり、幸せに生きるための気づきや助言を与える。高いスピリチュアルの感性を持つ。


また、現実的な視点からのカウンセリングも得意とする。 


繊細な感性で悩みを聴き、相談者が前向きに進むためのサポートをしている。




■ 松岡 学

 

 

数学者、博士(学術)

高知工科大学 准教授

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

最近は、スピリチュアルへの関心が高い。

 

音楽(J-POP)を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。

『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。

『アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ』ココCLAFT出版。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

 


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【出版の相談と潜在意識とアドラー心理学の早期回想】



〈 2025年5月3日(土)〉


おはよう。


ゴールデンウィーク後半は、

暖かな春の日差し。





ゆっくり寝ていた私は、

阪急電車で兵庫方面へ。


三ノ宮駅で、

JRの新快速に乗り換え。




姫路駅に到着。




雲はあるものの晴天。




セラピスト・きょんこさんレコメンドの

焼き芋専門店で手土産の焼き芋を買いました。





湶(いずみ)さんとの待ち合わせ場所へ。





ヤバイ!


四条烏丸でも、姫路でも、

ベローチェによく行く私。


行動パターンがまったく同じだ!


(この2月、東京へ出版の打ち合わせに伺った際も、早く着きすぎたので、1人でベローチェに入りました)




出版に向けて、

こつこつ執筆に励んでいる私。


今回、


タイトルやサブタイトルについて、

いずみさんに相談しました。



本のタイトルをつけるとき、

基本形としては、 


タイトル

サブタイトル

帯の言葉


という3種類の言葉を考えます。 


私の本で説明させていただきます。





こちらの本、


タイトルは、

「数の世界」 


 サブタイトルは

「自然数から実数、複素数、そして四元数へ」 


 帯の言葉は

「『数』を拡張していくと

 世界の見え方は どう変わるのか」


表紙は、こんな感じで構成されています。 



タイトル、サブタイトル、帯の言葉は、

本を購入する際の決め手となりやすいので、

とても重要。



出版社がつけることも多いのですが、


私なりに、

熟考に熟考を重ねています。



私の次回作のタイトル案などを、

いずみさんに相談。 


すごい! 


いずみさんのネーミングセンスが光ります! 




そうそう、今日、姫路に来る前に、

四条烏丸の公園で写真をとってきたのでした。 


ハナミズキやイチョウの写真を、

いずみさんにお見せします。 



〈 ハナミズキ 〉



〈 イチョウ 〉



昨年の秋、

イチョウの木は激しく剪定されて、

寂しい姿。



〈 1年前のゴールデンウィークの公園 〉



〈 1年前 〉


〈 1年前の私 〉



1年前の緑が覆いしげった写真と、

まったく違いますよね!



数学者の岡潔は、

自然をこよなく愛しました。


公園の自然を、

ぼんやり眺めるのが好きだったと言います。


数学と自然


関係ないようで、

繋がっているのかもしれません。


というか、


現代人は、そんなゆとりを忘れていませんか?






また、、


ブログ用の書きかけのエッセイをお見せしました。


潜在意識×アドラー心理学×量子力学×数学的感性


そんな渾身のエッセイを執筆したい。



潜在意識というと、、


心理学者のフロイトが発見し、

ユングが独自の解釈で発展させました。


とはいえ、


私自身はアドラー心理学の視点で、

アプローチしたいと考えています。





いずみさんの鑑定が終わったあと、


私からはアドラー心理学の早期回想について説明させていただきました。



早期回想とは、ざっくり言うと、

幼い日々の記憶のこと。


アドラー心理学では、

それほど真正面から潜在意識を扱いませんが、


早期回想の手法は、

アドラー心理学的に潜在意識にアプローチする方法です。


アドラー心理学をもとに、

セラピーやカウンセリングを行うとき、

幼い頃の記憶(早期回想)が鍵になることがあるのです。



後日、


いずみさんと共同執筆したエッセイは完成し、

このブログで3週連続投稿しました。


「潜在意識✕心理学✕数学的感性」を踏まえて、

幸せに過ごすためのエッセンスです。


いずみさんとのエッセイはこちら。 


潜在意識のセラピーと数学的感性とアドラー心理学


◆ 悩みが生じるプロセス


◆ インナーチャイルドの想い


◆ もっと「想い」を出しませんか?


ぜひ、ご覧ください!





そうそう、


仙台在住の方から

いずみさんと私に贈り物が届きました。


ありがとうございます。


東北の方にとっては定番だとお聞きしましたが、

関西の人からすると、とってもめずらしい!






そんな感じで、


カフェ・ベローチェで、

こんをつめて相談をしていました。






いずみさんによる本気鑑定!


途中、休憩も。





ときには、


満面の笑顔になることも。





平和なひととき。



ゴールデンウィーク中、私は

山口敏太郎さんのアトラスラジオを視聴。


刺激を受けて、

やる気が出てきたこともお話ししました。


「スイッチが入りましたね!」


と、いずみさんからお言葉をいただきました。



〈 アトラスラジオ、収録の様子 〉



2025.5.1(木)前半 : アトラスラジオ



2025.5.2(金)後半 : アトラスラジオ




昨年2月、出版記念パーティーの際、

山口敏太郎さんに、ご挨拶させていただきました。

 

 

〈 山口敏太郎さんと私 〉

 

 

< 前田あきらさんと私 >

 

 


ちなみに、


山口敏太郎さんの事務所名・タートルカンパニーは、

亀(タートル)がモチーフ。


山口敏太郎さんが尊敬する

坂本龍馬が結成した「亀山社中」からきています。


素敵ですね。



最近、私は、

くじゃくが気になっています。



山口敏太郎さんのアトラスラジオでは、

私の著書を紹介していただいたこともあります。

 

 

 

(私の本が紹介された時のアトラスラジオはこちら

 

 


また、、


セラピストの仕事の進め方や精神衛生のお話しを、

いずみさんとしました。


一般的に、、


心理学やカウンセリングというと、

つい理論的なことやカウンセリングの技術的なことに意識が向きがちです。


ただ、、


実際に、現場でカウンセリングを行うときは、

カウンセラーの方のメンタルの問題も大切。


ただ、そのようなことは本などには書かれておらず、

師匠から弟子へと口伝で伝わっていくことが多いように思います。


とはいえ、


非常に重要なことなので、

もう少し本に書いたり、オープンに共有してもいいように、私は感じています。


スピリチュアルな分野で活動されているいずみさんですが、


どちらかというと、心理カウンセラーのような現実思考のセッションをされています。


精神衛生を保つためにも、

ときには発散してほしいです。


というわけで、飲みましょう!



カフェを出て、

晩ご飯の場所を探します。




さすがゴールデンウィークの姫路駅周辺。

どこのお店も満員。


年末に訪れた居酒屋さんに、

20分待ちで、なんとか入れました。




カルピスサワーで乾杯


しばし歓談。












お疲れさまでした!

いずみさんに姫路駅まで送ってもらい、
私は四条烏丸へ帰ります。


ただいま。

夜の公園では、
ハナミズキがかすかに咲いていました。

今の季節ならでは。

なんだかうれしい。




「愛は敗れるけど親切は勝つ! 

   お天道さまも、富士さまも見てる」


水道橋博士がよく唱える言葉。

印象的ですよね。



遅くなったので、

早めに寝ました。


翌日は、

また執筆作業を頑張るぞー!



おやすみなさい。








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■ アドラー心理学の記事(まとめ)


アドラー心理学の記事の一覧は、こちら。


◆ アドラー心理学のコラムやエッセイの一覧 ~ 幸せな光に包まれて ~





■ 執筆者の紹介

 

 

松岡 学 

 

数学者、博士(学術)

高知工科大学 准教授

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

最近は、スピリチュアルへの関心が高い。

 

音楽(J-POP)を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。

『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。

『アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ』ココCLAFT出版。

 

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◆「数」の世界を数学的に探究したい方のための本

 

数の起源から始まり、、

 

実数、複素数、四元数、八元数への広がりを探究しています。

それらはそれぞれ、1次元、2次元、4次元、8次元の数とみなすことができます。

 

(分かりやすく書いていますが、やや専門的な内容です)

 

 

数の世界

〜 自然数から実数、複素数、そして四元数へ 〜

(ブルーバックス、講談社)



 

◆ 子どもの算数力アップを願う、お母さんのための本

 

子どもの算数力を育てる接し方を、

アドラー心理学にもとづいて書かれています。

 

実践しやすいように具体的に書かれています。

 

 

いつのまにか子どもが算数を好きになる本

~ アドラー心理学でわかる! ~

(スタンダーズ社)

 

 

 

◆「恋愛・結婚生活 × アドラー心理学」の本

 

大切なパートナーと幸せになれるような、 

アドラー心理学のエッセンスが詰め込まれています。

 

日常生活にアドラー心理学を実践したい方に向けた本となります。

 

 

キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス

~ 大切な人と幸せになるアドラー心理学 ~

  (CLAP)

 

 

 

◆ 現実思考とスピリチュアルの境界領域で幸せを見つけるための本

 

アドラー心理学とスピリチュアルを実践することで、

幸せになるための本。

 

数学・物理学の視点についても書いてあります。

 

 

アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ

〜 数学者が伝えるこの世界の法則 〜

(ココCLAFT出版)