今、こちらを読んでます。
あっという間に読み終えました。
小説とか映画とか
ハマってしまうと
私の場合
日常生活に支障が出るので・・
子育てをしてからは、なるべく控えています
ですので、小説を読んだのは久しぶりでした。
こちらの小説は、
ホテルマンと
書道講師・書家の掛け合いの物語
と聞いていて、興味をもっていました。
というのも
私は
新卒で都内ホテルで7年半ほど勤め
今は書家、書道講師をしているからです。
2人の人物どう描かれているのか。。
は、もとより、
なぜ この業種の2人が
ピンポイントで?!
そんな偶然ってある??
という感じで
ずーっと気になっていた本だったのです。
書家・書道講師である遠田と
ホテルマン続力の紡ぐ物語。
ホテルマンのところでは
過去を懐かしく思い出しました。
六輝(大安とか仏滅とか)を
気にして働いていたなぁ・・
ホテルマンは、皆、
六輝入りの手帳を持っていました。
結婚式が多く入る
「大安」の土日に
お休みをもらえることは
ほぼ無くて
土日祝日のお休み申請の時は
大安(友引も)をなるべく避けるよう
必ず六輝を確認していました
とか、
結婚式の一日の件数
(私が働いていたホテルは
当時
一日43件とか
びっくりな数の婚礼が
ある日がありまして。
そんな日は
祝電が届く届く…
ホテルのロビーは大混雑
土日で、
婚礼が20件くらいの日だと
「あ、今日は婚礼件数、少ないな」
とか思っていました。
↑↑
いや・・1日に20件!
って、十分多いでしょう・・
って今なら冷静に思いますが・・)
本を読みながら
そんなことを思い出したり、
ロビーで立って、お客様に
エレベーターとお手洗いの場所を
一日に20回も30回も聞かれて
「あちらでございます」
とご案内をしていた20代のあの頃とか・・
働く同僚のこととか・・
バックヤードの事務所での光景、とか…
あぁそうそう、こんな感じだったなぁって
読みながら
すごく懐かしく思い出されました
書家・書道講師の描写のところでは
古い家、とか
八畳、とか
二間続き、とか
床の間の前に文机(ふづくえ)とか
作務衣とか・・
え!? まさに今の私!
と
ちょっとどころでなく
こちらでも興奮してしまいました
海遊書道教室の文机の前で。
合間合間で読み進めていき
残りページが少なくなるにつれ
「もうすぐこの物語ともお別れなのか…」
と惜しくなるくらい面白かったです。
こちらの本を教えてくれたのは、母。
母は、折々に書道にまつわる情報をくれます。
新聞の切り抜きであること、多し
写真のピントがボケていることも
多し
三浦しをんさんの小説は、
私は
こちらを読んで以来。
直木賞受賞作。
今回の「墨のゆらめき」も
ぐんぐん物語に引き込まれていきました。
読ませる小説家の腕・・
大変恐れ入りました
続けて
他の作品を読みたくなっていまして…
あぁ危険です
楽天ROOMやってます。
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