こんにちは。
おぜきいちこです。
先日、
不登校の次男がね、
市の適応指導教室へ行きました。
でね、
教室の帰り、
車で迎えに行ったのですが、
その中で彼は私に、こう言いました。
『 お母さん、僕が今、興味あることはゲームで、
それがすごく好きで得意。
でさ、勉強が得意な人って、
勉強に興味があって、勉強が好きなんだって。
興味があることが、
ゲームか勉強かの違いなだけなんだって。』
え?なんですって?
私、それ、あなたに以前、何度か言いましたけど?
って、思ったんですが、
あまりに素直な表情で話す彼の言葉を聞いて、
もうね、
ぎゅーって、
抱きしめたくなった。
私のこれまでの、
不安や葛藤がね、
吹っ飛んだ感じがしたんですよね。
同時にね、
親がどんなに、
良かれと思って、
正論をごちゃごちゃ言ったって、
届かないんだって思った。
耳では聞いてるけど、
心には全く届いてない。
不登校真っ只中の親子関係って、
こんな感じなんじゃないかって、思うんです。
要するに、
親がね、
相手を変えようという意識で正論を言ったって、
現実は、変わらないってことです。
今回は、
適応指導教室の方が、
次男に、そう話してくださったらしいのですが、
そうやって、
家族以外の他者の力を借りることも、
すごく大切だなって感じます。
私の感謝の意識が広がり、
あぁ、社会ってこういう温かい場所なんだって、
思えたんですよね。
学校明日は行く行く詐欺が、
これまで何度もあった次男。
あ、言い方が悪かったです。
行こうって思ってはいるんだけど、
本人の心の準備、タイミングが、
整っていなかった次男。
またちょっとしんどいなって、
感じることがあったとしても、
それも彼の経験として、
私は受け止める。
それぐらいしか、できないかな。
そう改めて、感じた日でした。
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私と不登校③【不登校から、自分の道を歩き出した長男】
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