私と不登校 ③【不登校から、自分の道を進み出した長男】 | 読むだけで自然と力が湧いてくるカウンセリングブログ

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こんにちは。おぜきいちこです。

 

 

 

 

 

私と不登校のお話。

 

今日は、3日目です。

 

おつきあい下さり、ありがとうございます。

 



 

 

 

私は、不登校の親です。

 

 

 

 

不登校は、乗り越えることができます。

 

また、

 

不登校は、受け止めることができるようになります。

 

 

 

 

 

私がそう感じるようになったのは、

 

子どもの不登校を、ちゃんと「体験」したからです。

 

体験し、向き合ってみたからです。

 

ほんと、それだけ。

 

あなたの今、体験していることが、

 

未来へとつながりますように。。。

 

 

 

 

 

これまでのお話は、こちらから↓
 

私と不登校①【不登校の前兆】

 

 


私と不登校②【引きずって学校へ連れて行ったその後】

 

 

 

 

 

〜不登校から自分の道を進み出した長男〜

 

 

次男の不登校を、なんとか乗り越えてから、

 

次にやってきたのは、

 

「長男の不登校」でした。

 

 

 

 

 

 

同じ屋根の下で暮らす兄弟ですが、

 

2人の不登校のキッカケは、全く違った。

 

次男は、

 

学校で何かがあった訳でもなく、

 

先生とも、友達とも、全く問題はなかった。

 

でも、ある日突然、行けなくなりました。

 

 

 

 

 

対して長男は、

 

学校で、ある問題行動を起こしてね。

 

それが、

 

相手の親まで出てくるようなことになったので、

 

心が折れたのが、よく分かりました。

 

 

 

 

 

その時私は、

 

長男が起こした問題の真相を知りたくて、

 

すでに心が折れている長男に対し、とにかく質問責め。

 

「お願いだから、本当のことを言って。」

 

とか、

 

「なんで学校に行けないの?」

 

とかね。

 

 

 

 

 

でも、聞けば聞くほど、

 

長男は、口を閉ざしました。

 

 

 

 

 

それでもこっちを向かせて、質問を続けていると、

 

長男はついに過呼吸になり、

 

バタンって、倒れてしまったんです。

 

もう、怖くて、怖くて。

 

どうにもならない現実に、私は途方に暮れました。

 

 

 

 

 

長男は、1日のほとんどを、ベッドで過ごすようになりました。

 

しゃべらない。

 

表情がなく、死んだ目。

 

昼夜逆転。

 

勉強はもちろんやらない。

 

先生に会えない。

 

そんな長男を、どうにかして、変えたかった。

 

せめて勉強だけでも・・・。

 

でも、もう、何をやっても動かない、

 

そして、響かない。

 

 

 

 

 

そうやって

 

落ちるとこまで落ちた私がたどり着いたこと、

 

それは

 

カウンセリングを通して「自分と向き合う」

 

ということでした。

 

 

 

 

 

長男に対してはね、もうね、

 

「息さえしてくれていたら、それでいい。」

 

って、心に決めました。

 

生きてくれていたら、なんとかなる。

 

大切なのは、

 

問題と感じることが繰り返し訪れる「自分」と向き合うこと。

 

 

この日を境に、

 

私の中で、

 

「長男」へ向けられていた意識は、

 

「自分」へと、シフトしました。

 

 

 

 

 

とにかく、私という人は、

 

自分というものが、あるようで、なかった。

 

いつも周りの目を気にして、

 

波風を立てないように、生きてきたんです。

 

なのに、今は、波風だらけ。

 

その波風の原因を、

 

一つ、一つ、探し、

 

私は、何を感じていたのか?

 

私は、本当はどうしたかったのか?

 

そうやって、向き合うことを続けたんです。

 

 

 

 

すると、4ヶ月ほど経ったころ、

 

長男から、

 

「こんなフリースクールがあるよ。」

 

と、話してくれるようになりました。

 

そこからトントン拍子で話は進み、

 

中学校へは行かず、フリースクールへ通うようになりました。

 

 

 

 

 

翌年、中学3年生になった長男。

 

「受験」というものが視野に入ってきました。

 

フリースクールに通う日々の中で、

 

長男には、考えていたことがありました。

 

それは

 

「普通の高校に行きたい。」

 

ということ。

 

 

 

 

 

そこからは、

 

学校と連絡を頻繁に取り合い、

 

時間をずらして定期テストや実力テストを受けに行ったり、

 

先生には、家に来ていただき、

 

進路の相談を、たくさんたくさんさせていただきました。

 

その結果、

 

無事、高校に合格。

 

卒業するまでの間、

 

中学校には、週2回通い、

 

みんなと同じ教室で過ごせるようになりました。

 

フリースクールにも、週3回、最後まで通い続けました。

 

 

 

 

 

そして現在は、高校生。

 

笑顔が増え、表情も豊かになりました。

 

 

 

 

 

相変わらず、

 

下校してからは、ほとんどを自分の部屋で過ごしていますが、

 

私には

 

「彼らしい」って、映るようになったんです。

 

以前の私ならきっと

 

「引きこもり」って、映っていたと思います。

 

全くやらなかった勉強も、

 

なぜかコツコツと、続けているようです。

 

 

 

 

 

自分の時間を、

 

自分の好きなように使っている

 

毎日をのびのびと、好きに生きている

 

そんな長男を見ていると、

 

「あぁ、長男は、こうしたかったんだ・・・。」

 

って、感じるんです。

 

 

 

 

 

私の子育てで思い描いていた長男像と、

 

長男が望んでいた生き方が、

 

噛み合っていなかったんだと思います。

 

 

 

 

 

振り返ると、

 

ちょくちょく体調を崩して、学校を休むことが多かった長男。

 

息苦しさを感じていた長男のサインは、

 

不登校になる前から、出していたものだったんだ・・・

 

私はやっと、そこに気づくことができました。

 

 

 

 

 

こうやって、人って

 

体験して、経験して、

 

その後、気づくことってたくさんあります。

 

 

 

 

 

だからね、

 

不登校の経験って、

 

悪くないのよって、

 

私は、思うのです。

 

 

 

 

 

さてさて、

 

自分の道を、進み出した長男を横に、

 

次は、

 

次男の「不登校再発」という問題が起こるのであります。

 

私はまた、不安の渦に巻き込まれることになったのです。

 

続きは、また書かせていただきますね。

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 


 

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