大韓民国(韓国) 国旗
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【関係記事】
‐韓国KBSが朝鮮学校(ウリハッキョ)の無償化闘争をドキュメンタリーで放送‐
【日テレの特集(２０１８年１月)】
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その１‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その２‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その３‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その４‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その５‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その６‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その７‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その８‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その９‐
‐<追記あり>意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その１０‐
‐無知と憎悪の荒らし！日テレの朝鮮学校特集を見た日本人の反応‐
【朝鮮学校(高校)授業料無償化における政治と司法の動き】
‐東アジアの今とこれから その１３(『恥ずべき歴史』の認識すること)‐
‐朝鮮学校「無償化除外」から考える 在日コリアンの『二重国籍論』‐
‐国益を損ね、『アイデンティティ・ポリティクス』を加速させる日本‐
‐『THE MANZAI』ウーマンラッシュアワーの「朝鮮学校ネタ」について考える‐
‐ウーマン村本大輔さんと朝鮮学校の関係(なぜ漫才で取り上げたのか)‐
【北東アジアの戦後史】
‐新シリーズ・朝鮮統一と日本を考える 最終章(日本自主化のプロセスと東アジアの平和樹立)‐
‐韓国に進出した日本の独占企業の話 最終回(日米独占資本の「相違」と平和国家の欺瞞)‐
‐シリーズ『日米同盟』の正体 最終回(米日韓の断ち切れぬ軛)‐
‐シリーズ こうして「在日」は生まれた その１０(リアルにおける差別)‐
바다 건너, 우리학교를 소개합니다(일본의 조선학교 이야기)
海を渡り、ウリハッキョを紹介します(日本の朝鮮学校のはなし)
다큐창작소
https://www.youtube.com/watch?v=LgM40IG6YsA
冒頭は、子どもたちの朝鮮語(韓国語)の『あいうえお表』から始まります。
そして自己紹介で「私たちは初級部(小学校)１年生です！」と元気よく挨拶します。
また質問に対して女の子が「朝鮮人だから良い」と答える。これは過去の歴史や在日コリアンの社会を見れば、その重みは伝わってくるし、何より自分たちの民族に対する心持ちというか、言葉にするのは難しいけど、こういう素朴な意味における愛国心って大切だなと感じる。
０分３３秒(ナレーション)
私たちが生まれ育ったのは日本。自分のお母さんお父さんも日本で生まれたし、祖母ちゃん祖父ちゃんも日本で生まれました。でも私の故郷は済州島(チェジュド)。ひい祖父さんが、日帝(植民地)時代にそこからやってきました。
わたしは在日同胞４世です。自分が通った学校は“ウリハッキョ”
正確には朝鮮初中高級学校というけれど、私たちはそのまま“ウリハッキョ”と呼びます。
ここで朝鮮というのは、ウリナラ(我が国)が分断される前の朝鮮といいます。校服(制服)には、チョゴリを着て、直接つくった教科書で自分たちの言葉や歴史を習います。
ウリナラ(我が国)が日帝から解放されたときに、日本にいた私たちの同胞は２００万いました。そのあいだ、いろんな問題が重なって、６０万程度が残りました。そんなに残った私たちのお祖母ちゃん、お祖父ちゃんたちが、一番最初にはじめたことは、奪われた言葉や歴史を、子どもたちに見つけてもらうことでした。
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その２‐
‐意外と偏向していなかった！日テレの『朝鮮学校』特集その３‐
そして日本全国に、ウリハッキョがたくさん作られました。
でも日本政府は、自分たちの民族で作った学校を嫌いました。
‐韓国KBSが朝鮮学校(ウリハッキョ)の無償化闘争をドキュメンタリーで放送‐
ウリハッキョを強制的に閉鎖し、学生たちを日本の学校へと編入させました。その過程で多くの同胞がぶつかり、警察につかまり、学生が銃で撃たれて亡くなったりもしました。
でも、私たちのお祖母ちゃんお祖父ちゃんたちは、最後まで倒れずにたたかい、もう一度学校を作りました。日本政府の朝鮮学校弾圧は、今も続いています。私たちは９０年代まで、日本の学生なら買える定期券は買えなかったし、どんなに実力があっても、日本の公式大会には出場することすらできませんでした。
そこにチョゴリを着た学生に向けて、襲撃事件が起きたり、もう学校の外ではチョゴリを着ることが出来なくなりました。
「朝鮮学校を日本から叩き出せーッ！」(ネトウヨの方々の声)
ともすると、右翼の集団が学校にまで来て、乱暴を吹かす風に、先生と父兄の方々が強く心配しました。
安倍政権は、日本の高等学校中にウリハッキョだけを高校無償化対象から除外しました。そして今わたしたちは、日本政府と訴訟をしています。
自分たちの不幸な過去を、認めることも反省することも出来ない日本の地で、その歴史の中心としての私たちの存在。そしてウリハッキョが日本の立場としては、目の上のたんこぶなのでしょう。
社会的偏見から制度的差別まで、日本社会で、ウリハッキョや自分たち同胞社会が、開放７０年が過ぎたが、未だも闘争中です。そこまで守ってきた学校が、今は６４校が残りました。
少しぎこちない聞こえであるけれど、私たちが使う言葉や文字。自分たちはウリナラの人たちです。でも、わたしたちが生まれ育った日本社会で、自分たちの名前を使い、言葉や文字、歴史を習い生きていくのは、どんな意味があるのか、わたしたちの故郷の人たちはわかりますか。
(植民地から)解放されて、すぐ帰れると思っていた祖国が、ふたつに分かれて７０年。
ふたつの故郷。ふたつの祖国。
そして生まれ育った場所の差別。
自分たちが、自分たちの民族として生きていくことを、どんな気持ちなのか、わたしちの故郷の人たちはわかりますか。
ウリハッキョを記憶して、ともに守っていくこと。
それはたぶん、日本と朝鮮の繰り返されてきた不幸な歴史。
そして、南と北のつらい状態からも解決していこうという心なのではと思います。
お祖母ちゃん、お祖父ちゃんが命を懸けて守ってきたウリハッキョ。
わたしたちが、たとえ日本の地で住んでいても、しっかりとした自分たちの民族として生きていくために、私たちは今日もウリハッキョに通います。
<参考資料>
・Youtube動画 바다 건너, 우리학교를 소개합니다(일본의 조선학교 이야기)
https://www.youtube.com/watch?v=LgM40IG6YsA
・友人の翻訳協力
<ツイッター>
【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】
https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As
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