前回までの『続・南北首脳会談シリーズ』にお付き合いくださり、ありがとうございます。

 

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その1【ピョンヤンの秋】‐

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その2【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その3【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その4【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その5【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その6【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その7【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その8【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その9【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その10【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 その11【ピョンヤンの秋】-

 

‐続・画像で振り返る南北首脳会談 最終回【ピョンヤンの秋】-

 


 

さて、今回は有名在日ブロガーかっちんさんのブログより、大阪朝鮮学校(高校)の無償化の話題からです。

 

 

高校無償化訴訟 (毎日新聞より)

 

かっちんブログ 「堅忍不抜」 『判決報告会の様子はこちら 大阪 「朝鮮学校 高校無償化」裁判控訴審 いじめそのもの』記事より

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12408121396.html

 

 

ご覧いただければと思いますが、毎日新聞の記事でも明らかにされているように、朝鮮学校側が勝訴したのは、去年7月28日の大阪地裁だけあとは全て敗訴しています。

 

ここで感じたのは、司法は「その国が置かれている立場」でどうにでもなるということです。

 

そこに公平公正や理性は存在しません。

 

日本が戦争に負けてから70年自分たちの意思「主権を行使」できたことは、ほとんどなく(あったとしても潰された)、アメリカとの関係に振り回され続け、東アジアでの危機や分断を煽る選択ばかり強いられてきたのは、文字通り『敗戦国の悲劇』として、我々は深く認識しなければなりません。

 

殊にヨーロッパのドイツにしても、日本と同じ立場から、アメリカが始めた中東での戦争で、実に「100万人」以上の難民をおしつけられ果ては殺人事件まで起きて、国内はめちゃくちゃです。

 

一言で、「逆らえない」のですよ。

 

 

また同時に、『アイデンティティ・ポリティクス』の闘争にも持ち込まれています。

 

クリントンのStronger Togetherは、本質を言い切ったスローガンだった

 

英語ブロガーMichikoさんの『Cluttered talk blab blab blab』より

 

それは特に、アメリカ国内における政情から見て取れるように、国民が世界中で繰り広げる米国の戦争に対する反対運動に向かわせないため、あれこれ術中をめぐらし、その中のヒラリー・クリントン氏の大統領選挙におけるスローガンが、「ある事実」を物語っています。

 

“Storonger Together”

 

“一緒にいれば 今よりもっと強い”

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407958222.html

 

これは何を意味しているのかというと、彼女が所属している人や団体がどんな集団であったのかを表しています。ある種のモラルや正邪を無視した『烏合の衆』を作り上げ、それは「アンティファ(アンチ・ファシスト)」などを筆頭に、そうした人たちの支持した政策が『アイデンティティ・ポリティクス』(自称・人権主義)だったわけです。

 

日本では、もとからあった「差別の問題」を端にして、ここ20年以上、国家や外交問題を絡めた、あからさまな行政や司法による「上からの迫害」が、マイノリティの人たちに向けられています。

 

さらに最近になって、その様相が激化していく中、在特会を巡る攻防や、LGBTの権利を巡る雑誌休刊騒動、さらには沖縄における分断など、枚挙を問わない事象が、幾多にも詰みあがってきました。

 

ここで本家アメリカ国内の問題に立ち返ってみると、半世紀前の『ベトナム反戦運動(反政府運動)』を機に、アメリカの権力者たちは、この先どうやって、そうしたことを「やめさせる」か、随分と考えてきました。

 

悪知恵を総動員し、編み出したのが「国民(民族)同士を反目させる」ことだったのです。

 

これが『分断支配のはじまり』です。

 

殊に日本では、「アジアをひとつにさせない」ことが目的です。

 

そもそも、リベラル陣営が目の敵にしている『極右』の安倍首相にしても、彼が一昨年の米大統領選挙のとき、誰を支持したのか、もう一度思い出してみる必要があるでしょう。

 

 

「さらに同盟を強化」安倍総理、クリントン氏と会談(16/09/20)

 

https://www.youtube.com/watch?v=ucvoVK-9ksc

 

冷静に考えて、一国の首相が、大統領選挙2か月前の「片方だけの候補者」に、直接会いにって、「あっち(トランプ氏)より、あなた(ヒラリー氏)を支持します」など、非常識極まりない媚びの売り方をしてみたり、そうした行動の背景に、安倍氏がどのような立場であったことを明確に示している材料のひとつでした。

 

この薩長閥出身の人間が、過去のおじいさんの代から、アメリカに過去の「侵略戦争」のツケを免除され、担保として、ひたすら米国の言いなりになる買弁右翼として、その仕事を任されたわけです。

 

そして、「最近のトレンド」である『アイデンティティ・ポリティクス』を生業とするヒラリー氏やオバマ氏など、アメリカの戦争産業に直接絡みのある政治家たちが、「有能な」安倍氏を利用して、マイノリティの人々をいじめ、国内でどんどん争いを起こさせ、近隣諸国に敵対的態度を取り続けさせていることを鑑みれば、今私たちが取りべき舵というのは、直接、差別主義者と争うのではなく、北東アジア諸国との連帯を通じて、彼らと共に「分断の根源」を断ち切ることなのです。

 

 

<参考資料>

 

・かっちんブログ 「堅忍不抜」 『判決報告会の様子はこちら 大阪 「朝鮮学校 高校無償化」裁判控訴審 いじめそのもの』記事

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12408121396.html

 

・Cluttered talk blab blab blab 『クリントンのStronger Togetherは、本質を言い切ったスローガンだった』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407958222.html

 

・Youtube動画 『「さらに同盟を強化」安倍総理、クリントン氏と会談(16/09/20)』

 

https://www.youtube.com/watch?v=ucvoVK-9ksc

 

 

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