T大生と貧乏劇団員の間をフラフラした「腹黒の恋バナ」です。週末に更新してます。
別れ話をしに劇団員Fくんの家に行った、そんな先週の続きです。
今週さらに最低な展開です…
しばし呆然とする。
本当に自分が嫌になる。
どこまで面倒な女なんだ。
なんでちゃんと出来ないんだ。
情けなすぎて言葉もない。
すやすや眠るFくんを
朝陽が照らす。
まつ毛、長い…
Fくんの寝顔を眺めながら
ぼんやり思う。
ただのイケメンだったら
きっと別れられたのに。
改めてFくんのすごさを感じる。
彼はただのイケメンじゃない。
自分がツライ状況にあっても
自分が裏切られたと知っても
自分より相手のことを心配する人。
私には一生持てないであろう優しさを、Fくんは持ってる。
「好き」という言葉では
全然足りないくらい、
心が持って行かれてしまう。
だめだ、もう。
ため息をつきながら思う。
ようやく諦めがついた。
私はFくんと別れられない。
脱出失敗。
せっかくT大生つかまえたのに何やってんだよ~
もう一人の私が悲鳴をあげる。
本当そう!何やってんだよ!
…でも、こうなった以上、
しまうま君にはもう行けない。
バレないわけがない。
ちょっと会っただけでも
速攻バレたのに、
Fくん家に泊まってしまって
隠し通せるはずがない。
しまうま君の事情聴取で
大炎上、間違いなし。。。
「彼氏と別れるから待って」と
何度も何度も繰り返し、
数か月引っ張った挙げ句、
彼氏の家に泊まってしまった女。
最悪。。。
もし私が逆の立場でも
そんなヤツお断わりだ。
しまうま君も大激怒だろう。
私にはもう乗り換え先がない。
ちょっと頭がクラクラして
気が遠くなる。
しまうま君に
行けたら良かったのになあ~
腹黒ベティコ、
ぼやきが止まらない。
大学の女友達は
全員しまうま君推しだった。
こんな展開になってしまって
「何やってんのー!?」と
彼女たちは言うだろう。
あの頃私たちは
優秀な高学歴男子に
幸せにしてもらう気まんまんで
よく合コンに行っていた。
でも私はその道から降りる。
自分が選んだというよりは…
なりゆきで。仕方なく。
そしてこの先は
たぶん大変な道のり。
腹黒ベティコ
愚痴らずにいられない。
劇団員Fくんと、
この疲れる恋愛を
もう一回やるのかああああ。
すごく貧乏で、
すごくモテる男と、
気を使いながら…
女の心配をしながら…
また付き合うのかああああ。
なんて厄介な男に
引っかかってしまったんだろう。
軽く絶望

うああああああ。将来有望男子に守られてのんびり暮らしたかったあああ。
大失恋して、傷付いて、
覚悟を決めて

「ベティコちゃん?」
「あ、おはよ。」




良かった…Fくんが笑ってる。
貧乏劇団員と別れたくて












それにしたっておい神様!指輪戻ってこないしFくんオーディション落ちるしあんまりじゃないですか
しまうま君ごめん。宿題はもうやらない。
続きます





編集後記
追伸
前回記事のシルバニア小物、
ご応募たくさんありがとうございました!
ブログアップ2分後に
ほぼ同時にラインくださった、
2家族様にお送りしました(*´∇`*)
ポットとポットのフタ、などなど
出来るだけセットになるように
娘14歳が2家族用に分けてました。
↑意外と几帳面w
赤い靴は、赤ちゃんよりは大きいシルバニア(幼稚園?)の子たちが履けるはずです。
家みたいに見えるのは、シルバニアが遊ぶシルバニアの家です。
シルバニアのショコラウサギちゃんもおままごと(シルバニア)するんですよねー!笑
捨てなくて良かったです(*´∇`*)
皆様ありがとうございました。