すっかり忘れてた恋バナ!

「あひる先生の続きを…!」と

連絡くださった方ありがと~!!

(わずか3名だけど笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

大学時代のバイト物語、第5話です。

第1話第2話第3話第4話

 

クローバークローバークローバークローバー

 

電話とファックスで

お子様の勉強指導をする、

どーぶつ学習塾のバイト。

 

新人だった私が

「あひる」という名前をもらい

プリントの丸つけをしていると

 

そこに登場したのが

ベテランバイトのしまうまくん。

 

驚異的な記憶力を持ち、
絶望的な仕事量を的確にさばく、

みんなが認めるエース、司令塔。

 

そんなしまうま君は

T大生でした。

 

そのころ私は

夢見る劇団員と付き合ってましたが

乗り換え先を探していまして←

 

高学歴男子が大好物だった私は

しまうまくんを狙うことにしたのです。

 

 

クローバークローバークローバークローバー

 

 

どうにかして

しまうま君とお近付きになりたい…

 

日々そんなことを考えながら、

バイトに行ってました。

↑ちゃんと仕事をがんばれ

 

当時しまうま君は

週4~5でシフトに入ってたので

行けばとりあえず会うことは出来る。

 

しかし!だがしかし!

とにかく競争率高し!

 

他の女子も考えることは同じ。

将来有望なT大生を

あわよくば捕まえたいのである。

 

しまうま君本人が無理でも

仲良くなれれば、

友達(T大生)を狙える。

私を筆頭にみんなシタタカ!笑

 

そんなわけで、

しまうま君の席の周りは

いつも人口密度が高かった。

人口というか女子密度が高い!

 

くそ~!

全然近づけない…

 

挨拶程度の会話しか出来ない。

そんな日々が続いていましたが、

 

そう、私は運がいいんです…!

 

ある日偶然

バイト行く前に寄った本屋さんで

しまうま君に遭遇!!

すかさず寄って行き話しかけました。

 

りんご「しまうま君、この後バイト?」

牛しっぽ「お~!あひるちゃんも?」

 

なんとなく2人で

本屋の中を見て歩く展開に!

 

何これ…

本屋デートじゃん♡

 

そんで、たまたま近くに
絵本コーナーがあったんだけど
 
ものすごく
不思議な感覚に陥った。
 
私が好きな絵本を
全部しまうま君も知っていて、
すごく話が盛り上がる!!!
 
たとえば
「りゅうのめのなみだ」とか…

 

細かいこと覚えてないけど

他にもいろんな絵本の話をした。

 

読んできた絵本が同じ。

好きな絵本が同じ。

 
それって
自分を構成する成分が

似てるような気がしました。

育ってきた環境も近い気がした。

 

今までこういう男性に

会ったことなかったです。

 

普通の本について

話出来る男性はいても

 

絵本について

こんな語り合える男性いない。

 

ものすごく心地よくて
ずっと話していたい感覚。
 
こういう人と結婚したら
幸せになれるに違いない…!
 
付き合ってもいないのに
勝手に結婚まで考えた
 
それまでは単に
●T大生だから
●バイト先で有能だから
●きっと将来出世するから
 
しまうま君狙いでしたけど、
この本屋デートによって
(いや…デートではないんだがw)
 
私の心は動きましたニコニコ
 
本屋を出て
二人でバイト先まで歩きながら
私はときめいていました。
いや、ギラついてました。
 
T大生しまうま…欲しー!
 
動物が集まる塾で

私はますます狩猟意欲が湧いた!

あひる、しまうまを狙う!笑

 

でも小心者だから

告るとか絶対無理なんだおおお~

 

どうする?滝汗

続き→「あひる先生の最後の授業⑥