アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

美術を、もっともっと身近なものに。もっともっと楽しいものに。もっともっと笑えるものに。

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-タイトル  明日行きたくなる美術展情報をあなたに

星星星(3ツ星)
  ・ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界  三菱一号館美術館(~9/17)
  ・MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless
  ・ミラクル エッシャー展  上野の森美術館(~7/29)
  ・ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか  国立新美術館(~9/3)
もうすぐ…草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて  松本市美術館(~7/22)
  ・建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの  森美術館(~9/17)

星星(2ツ星)
NEW巨匠たちのクレパス画展 ―日本近代から現代まで―  東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(~9/9)
NEW街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界  川崎市岡本太郎美術館(~9/24)
NEW金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋  平塚市美術館(~9/2)
  ・浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!-埼玉の巻-  埼玉県立近代美術館(~9/2)
  ・版画キングダム―古今東西の巨匠が勢ぞろい!  町田市立国際版画美術館(~9/2)
  ・特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」  東京国立博物館(~9/2)
  ・ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力  東京都庭園美術館(~9/17)
  ・チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com
  ・ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展  渋谷区立松濤美術館(~7/29)
  ・ゴードン・マッタ=クラーク展  東京国立近代美術館(~9/17)
  ・ミケランジェロと理想の身体  国立西洋美術館(~9/24)
  ・小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮  原美術館(~9/2)
  ・オパールとオパルセント 魔性の光に魅せられて  箱根ラリック美術館(~12/2)
  ・SPARK ―あの時君は若かった―  ホキ美術館(~11/18)
  ・江戸の悪 PART II  太田記念美術館(~7/29)
  ・ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画  DIC川村記念美術館(~8/26)
  ・初公開 田中一村の絵画 ―奄美を愛した孤高の画家―   岡田美術館(~9/24)

星(1ツ星) 
NEW2018 イタリア・ボローニャ 国際絵本原画展  成増アートギャラリー(~7/29)
NEW企画展示「ニッポンおみやげ博物誌」  国立歴史民俗博物館(~9/17)
  ・没後50年 河井寬次郎展  パナソニック汐留ミュージアム(~9/16)
  ・没後40年 濱田庄司展  世田谷美術館(~8/26)
  ・AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展  21_21 DESIGN SIGHT(~10/14)
もうすぐ…着るをたのしむ spoken words project  ちひろ美術館・東京(~7/22)
  ・悪人か、ヒーローか  東洋文庫ミュージアム(9/5)
  ・ふるさとの駄菓子 -石橋幸作が愛した味とかたち-  LIXILギャラリー(~8/25)
  ・生まれてはじめてもらうプレゼント “フィンランドのベビーパッケージ”  Gallery A4(~8/3)
  ・花鳥礼讃 ―渡邊省亭・水巴 父と子、絵画と俳句の共演―   齋田記念館(~7/28)
  ・さあ、今、我が人生の最大の出発にきた  草間彌生美術館(~8/31)
  ・ベルトラン・ラヴィエ 「Medley」  エスパス ルイ・ヴィトン東京(~9/24)
  ・芸術の旅人 堂本印象の世界展~エスキスからタブローへ 情熱の真髄~  金谷美術館(~9/2)
  ・理由なき反抗 展 I LOVE ART 14  ワタリウム美術館(~7/29)
NEW !
テーマ:
本日ご紹介するのは、この夏、国立科学博物館で開催中の “特別展「昆虫」”
昆虫をテーマにした史上最大規模の展覧会です。
(注:虫が苦手な方は、この先、昆虫がわらわら登場しますので、ご覚悟くださいませ)




展覧会の会場に入ると、まず待ち受けているのは、昆虫のリアルな巨大標本。
ニホンミツバチやオオムラサキ、ヒトスジシマカといった、
わりとポピュラーな昆虫たちが、全長約2mに拡大されています。





鏡張りになっているので、昆虫の裏側を観察することも可能に。
マジマジと見たい人には、嬉しい仕様。
虫が苦手な人には、ありがた迷惑な仕様でした。

これらはもちろん模型ですが、展覧会のメインとなるのは、本物の昆虫の標本です。
集めに集め、展示するに展示したその標本の数は、なんと数万点にも及びます。





その光景は、まさに圧巻。
思わず背筋がゾワゾワするものがありました。

昆虫は好きか苦手かでいえば、まぁ苦手なので、
全体的には、「うへぇうへぇ」 とうめきながら、鑑賞せざるをえませんでしたが。





美しい昆虫を紹介するコーナーに関しては、アートテラーとしての血が騒ぎ、俄然興味津々!
食い入るように、1匹1匹を眺めてしまいました。




特に美しかったのが、プラチナコガネのなかま達。




あまりにもメタリックで美しすぎるので、作り物感がハンパなかったです。
“こういうガチャガチャなのでは?” と、疑ってしまったほど。
ブローチとしてもイケそう (←?)。


それから、ホウセキゾウムシのなかま達も印象的な美しさ。
やはり美しい昆虫は、名前からして美しいです。




パープルと蛍光グリーン。
完全にエヴァンゲリオン初号機のカラーリングです。


また、変わった昆虫を紹介するコーナーに関しては、
芸人としての血が騒ぎ、美しい昆虫コーナー以上に、興味津々でした。
特にツッコミたいのが、ツノゼミのなかま達。
こちらは、そのうちの一種マルヨツコブツノゼミです。




確かに、頭に4つの丸いコブみたいなのが付いています。
シューティングゲームで、アイテムを採ると加わる装備みたいな感じです。
それはともかく、一体何のために、こんなものが頭に付いているのでしょう?
気になって、近くのキャプションに目をやったところ、
「ツノゼミのツノがある理由は、ツノゼミの専門家も知らない。」 とのこと。
何じゃそりゃ。
よくわからないツノを頭に乗せてるツノゼミも、だいぶ謎ですが。
ツノの理由がわからないままに、ツノゼミの専門家を名乗れる人もだいぶ謎です。


それから何と言ってもツッコまざるをえない昆虫が、こちらのトゲアリトゲナシトゲトゲ。




まず、ハムシの一種に、トゲが生えたトゲハムシがいます。
で、トゲハムシの和名が、トゲトゲです。
ある時、そんなトゲトゲの一種に、トゲのないものが発見されてしまいます。
トゲトゲなのに、トゲがない。
そこで、トゲナシトゲトゲという名前が付けられることとなりました。
さて、またある時、そのトゲナシトゲトゲの一種に、やっぱりトゲがあるものが発見されてしまいます。
う~ん。どうしたものか?
悩んだ末に付けられた名前が、トゲアリトゲナシトゲトゲなのだそうです。
・・・・・トゲにしか注目してないから、そういうことになるんだよ!


昆虫の標本のコーナーは、全体的に見ごたえがありましたが。
昆虫の生態を紹介するコーナーや、昆虫採集に関するコーナー、最新研究の紹介なども少なくなく。




それらに関しては、ややマニア向けだったような。
標本コーナーが興味深かっただけに、急速にトーンダウンした感は否めません。
虫に興味がないと、「へぇ~。ふ~ん。」 という感じです。
ライトな層もそれなりに楽しめますが、
どちらかと言えば、ガッツリ昆活したい人向けの展覧会でした。
星


ちなみに。
展覧会場には、そこら辺のお化け屋敷より数倍背筋が寒くなる通称 「Gの部屋」 があります。




Gとは、アイツの頭文字。
冷蔵庫の下から、時々 “ひょっこりはん” するアイツです。
『閲覧注意!』 との警告もあり、苦手な方、心臓が弱い方は迂回ルートを推奨されます。
部屋の中には、もちろんGの標本もありましたが、
なんと生きて動き回っている世界の珍しいGも展示されていました。
担当した研究員さん曰く、Gのほとんどは人間界とは関係なく、
森林などに住み、落ち葉や朽ちた木を食べて、生態系において重要な役割を担っているとのこと。
この展覧会を機に、Gの本当の姿を見てほしい、見直してもらいたいとのことでした。
そこまで熱く語られてしまったので、勇気を出してオオマダガスカルGのケースを覗いてみることに。


(注:さすがに自粛しています)


いや、チャバネより気持ち悪いじゃねーか!!

GはG。



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