さぁ、井之脇海の机の上でバーベキューをたしなむ。夢から醒めた夢でございます。
本日もやっていきましょう、ネタチャレ！
今回公開するネタは…、『隠蔽』！
このネタではH.S.S.Y.Yの５人全員が登場します！
それではどうぞ！
芳賀「…でさぁ〜、吉田の奴 本当にバカなんだよ！一緒に飲んでたら必ずビールこぼすんだから！笑」
柳「あいつ確かによくやるよな。笑」
芳賀「１回の飲み会で２回こぼす時もあるしな。」
柳「ヤバ。笑」
芳賀「俺、吉田と飲む時、必ずこぼされてもいいように着替え持って行ってるからね。」
柳「え、じゃあ今日も？」
芳賀「今日は持って来てない。」
柳「じゃあ「必ず」じゃねぇじゃん。笑」
芳賀「いいだろ、ちょっと盛ったんだよ。っていうか、吉田来ないなぁ。」
柳「だな。あいつが誘ってきたのに。」
芳賀「何か休みの日に夜だけ予定あるのメッチャ落ち着かなくない？」
柳「あぁ、分かるわぁ。でも、今日に限ってはそんな事無かったけどね。」
芳賀「あ、そうなの？何かしてたの？」
柳「今日はついさっきまで俺の好きなタレントのイベントがあったんだよ。」
芳賀「へぇ〜、そうなんだ！」
柳「…で！見てくれよ、これ！」
芳賀「何？…おっ、サイン？」
柳「そうなんだよ！抽選で１人にしか当たらないサインが当たったんだよ！これは宝物確定だぞ？」
芳賀「へぇ〜、売ったら高そうだな。」
柳「バカ言うなよ。誰がこんな大事な物を売るかよ。これは絶対に売らないからな。」
芳賀「どうしても売らなきゃいけないってなったら、いくらにする？」
柳「１００万円。」
芳賀「即答じゃねぇか！スッと金額出たじゃん！」
柳「いや、でも絶対に売らないぞ？」
芳賀「まぁでも、そんなに大事なら当選して良かったな。」
柳「今日はこのサイン色紙を見ながら酒を飲むんだ。」
芳賀「俺らと話そうや！俺らの存在をガン無視してサイン色紙を眺めるなよ！」
柳「あ、吉田が来た。」
芳賀「ん？何か女の子連れて来てない？」
吉田「ごめんごめん、お待たせ！」
今藤「え〜！言ってた通りイケメンじゃ〜ん！」
三上「ちょっと、失礼だよ！すみません…。」
芳賀「あ、いえ…。…え、吉田。これは…？」
吉田「いや、俺が急いでこの店に向かってたら、この酔っ払った女性に逆ナンされちゃってさ。」
芳賀「え、吉田が逆ナンされる事なんてあるの！？」
今藤「男にゃら…、誰でもオッケー！」
三上「ちょっと、しの！あの…、本当にすみません！この子、昨日彼氏にフラれたらしくて、さっきの店ですごい飲んで完全に酔っ払っちゃって…。」
今藤「一緒に飲も〜！」
芳賀「うん、すごい嫌いなタイプの女だわ！」
柳「まぁ、吉田が逆ナンされるなんて珍しいし、せっかくだから５人で飲むか。」
今藤「どうもありがとおぉ〜っ！」
芳賀「うるせぇな！何でライブver.なんだよ！」
今藤「鳥取ぃ〜！」
芳賀「そこは「東京」でいいだろ！何で「鳥取」だよ！」
柳「ちょっと俺、トイレ行ってくるわ。」
芳賀「あ、おぅ。吉田はビールでいいの？」
吉田「あ、ビールで。でも、ここまで急いで来たから喉がカラカラなんだよ。待ちきれないから一口ちょうだ………あっ！」
バシャアッ
芳賀「お前、しょっぱなから何やってんだよ！１行目の伏線を回収すんなよ！」
吉田「ごめんごめん！」
芳賀「あぁっ！？お前…、柳のサイン色紙に！何やって…ビショビショじゃねぇかよ！」
吉田「何この色紙？」
芳賀「柳が今日この店に来る前に参加してたタレントのイベントの抽選会で当たったサインだよ！どうすんだよ、これ！」
吉田「知らねぇよ、そんなの！」
芳賀「知らねぇ訳ねぇだろ、お前がこぼしたんだから！」
今藤「あはははは！」
芳賀「てめぇ、何笑ってんだよ！」
三上「あ、すみません！しのは酔っ払っているので！」
芳賀「あ、そっか…。すみません…。」
吉田「俺…、どうしたらいいかな…。」
芳賀「「どうしたら」ってお前…、正直に言うしかないだろ…。」
吉田「許してくれるかなぁ…。」
芳賀「いや〜…、「絶対に売らない」って言ってたし、「売るなら１００万円」って言ってたからなぁ〜…。」
吉田「それ、売るの？売らないの？どっち？」
芳賀「今そこじゃないだろ！柳にとって、１００万円の価値はあるって事だよ。」
吉田「何だよ、１００万円って！払える訳ねぇだろ！大体、抽選で当たったサインを１００万円で売るなんて転売ヤーの極みじゃねぇかよ！」
芳賀「お前、ちょっとずつ論点ズレてんだよ！このままじゃ柳、確実にキレるぞ？」
今藤「ペッチョーイ！！」
芳賀「うるせぇな！黙ってて！？」
三上「しの！おとなしくしてよう？」
今藤「ぐへへへへ…！」
芳賀「１個前の店で何を飲んだら、そんな酔い方出来るんだよ！」
三上「シークワーサーサワーです。」
芳賀「二度と飲ますな、そんなもん！」
吉田「芳賀…、俺…柳に本当の事なんか言えないよ…。」
芳賀「いや…、うん…。今回ばかりは黙っておいた方がいいかもしれ…」
三上「…え、隠蔽するんですか！？」
芳賀「いや、まぁ「隠蔽」って言っちゃうと聞こえが悪いけど…！」
三上「でも、そうじゃないですか！お友達の大切な物を汚して、素知らぬ顔をしようだなんて！」
芳賀「まぁ…、そう…はい…。」
三上「私、黙っているだなんて絶対に見過ごせません！」
芳賀「こいつ超面倒くさいんですけど！外野から正義感振りかざして来るなよ！」
今藤「アルダバムカラグザ！」
芳賀「その意味の分かんない言葉やめろ！もう女２人、マジで帰って欲しいんですけど！」
柳「ふぅ〜、お待たせお待たせ。」
芳賀「おい、サイン隠せ！」
吉田「おっ、おぅ！」
柳「ん？今、何か隠さなかった？」
芳賀「え？いや…、何も隠してないよな？」
吉田「あ、あぁ…。ははは…。」
三上「言わないんですか？」
芳賀「言う！言う！言うから！」
柳「何？何みんなでコソコソしてんの？」
吉田「いや、まぁそんなコソコソなんてねぇ〜、してないけども…。」
柳「何か雰囲気おかしいぞ？俺、自分以外の人間だけで隠し事してるのとか本当に嫌いなんだよ！正直に言え！」
芳賀「いや…、あの…。」
今藤「パリモンチョム！」
柳「…なるほどね。」
芳賀「何で通じたんだよ！今の何て言ったの！？」
柳「何か「パリモンチョム」みたいな事言ってたよ。」
芳賀「意味は伝わってなかったんかい！何だったんだよ！」
三上「早く正直に言わないと…！」
芳賀「ちょっ…もう本当に早く帰ってくれないかな！この友達も相当酔っ払ってるみたいだしさ！」
今藤「ムータランギョベフィーヤ！」
柳「はっはっは。」
芳賀「もうこの子だけ ここに置いて君は帰ってくれないかな！」
三上「それ、私が帰るだけじゃないですか！」
柳「…あれ？ここにあったサインは？」
芳賀「バレた…！」
吉田「………。」
三上「言わないと！」
芳賀「分かってるって、うるせぇなぁ！」
柳「俺のサインどこだよ、おい！どこに隠したんだよ！」
吉田「………。」
芳賀「吉田…、もう…いいだろ…。」
吉田「…ごめん、柳…。これ…。」
柳「何だよ、お前返せよ！俺の宝物なんだぞ！はぁ〜…、おかえり…！」
芳賀「…え…？何か乾いてない？…時間が経ったから乾いてない！？」
吉田「本当だ！よしっ！隠蔽成功だ！」
三上「でも…っ！」
芳賀「分かったか！すぐに言わない方が良い事だってあるんだよ！知らない方がいい真実だってあるんだよ！」
三上「………。」
柳「おい吉田、何でサイン隠したんだよ！」
吉田「あはは…。ド、ドッキリだよ、ドッキリ！」
柳「マジふざけんなよ〜！超焦ったよ！」
吉田「ごめんごめん！」
今藤「さっき、この人イケメンお兄さんのサイン色紙にビールをこぼしちゃって隠蔽しようとしてなかった？」
芳賀「急にどうしたんだよ！ノーマークだった奴が急に暴れ始めたんだけど！」
今藤「今、酔いが覚めた。」
芳賀「この最悪のタイミングで！？」
柳「吉田…、どういう事だ？」
吉田「いや…、あの…。」
三上「ごめんなさい！」
柳「…あ？」
三上「しのは酔っ払ってたから記憶が曖昧かもしれないけど…、ビールをこぼしたのは私なんです…。」
吉田「いや、違うじゃん。これは俺が…！」
三上「私がこぼしちゃったのをこの２人が庇ってくれて…。本当にすみませんでした！」
柳「んん…、まぁ…正直に言ってくれた事はありがたいけどさ…。」
芳賀「…え、あの…どうして…？」
三上「３人を見ていたら「知らない方がいい真実だってある」って言葉、「確かにそうだな」って思った…。それに私のせいだってなれば、３人の友情にヒビが入らないでしょ？」
芳賀「マジでありがとう。何か色々…、すみません…。」
柳「本当にこのサイン色紙、ビールで濡れたの…？」
吉田「でも、もう乾いてるから全然分からなくない？最初はすごかったんだから。ここからここまでビショビ………あっ！」
バシャアッ
芳賀「もういいって！」
…はい、楽しんで頂けたでしょうか？
今回は男３人は割といつも通りの雰囲気ですが、女子２人のキャラが強いですね。
今藤は酔っ払いで、三上は正義感が強過ぎる…という２人とも面倒くさいキャラ。笑
この『隠蔽』はネタチャレの中で１番最後に書いたコントです。
秘話を書くと、これを書いた日は休日出勤の日でした。
例によって、いればいいだけではあったのですが、この日はやたらと職員が出入りする日だったため、あまりガッツリ シチュエーションネタを書いていられる日でもありませんでした。
そこで、ちょうど職場で「全員観るように」と言われていた不祥事未然防止の動画を観ながら(ほぼ垂れ流しながら)シチュエーションネタを書きまくっていました。
１４本目まで完成した後、残りあと１本をどうしようか考えていました。
「設定だけは思いついているコントも沢山あるから、その中からどれかを形にしようか。」
「でも、５人ネタがもう１本欲しいよな。」
…なんて、自分のメモを読み漁っていたら、垂れ流していた動画から「隠蔽」というワードが。
「これだ！」と思い、０の状態からすぐに書き始めて、２時間くらいで完成させました！
０から一気に書き上げる事は今までも普通にあったけど、それはシチュエーションベースで思いついたものを形にしてきただけで、タイトル先行でネタを書き上げたのは本当に初めてだったと思います！
単語からネタを書けるまでにH.S.S.Y.Yが成長してくれて嬉しいです！
…さて、明日は男３人衆のコントをお送りします！
是非よろしくお願い致します！
今回の記事を面白いと思って下さった方はこちらもどうぞ！
H.S.S.Y.Y 第１回コントライブ『五人五色』
コンビニ強盗
おなら
ＯＢ
理容室
「お先に失礼します」
「お先に失礼します」 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
イメチェン
心霊スポット
【シリーズ第１弾『FRIENDS』】
『FRIENDS』第１話はこちら！
FRIENDS 第１話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS』第２話はこちら！
FRIENDS 第２話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS』第３話はこちら！
FRIENDS 第３話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS』第４話はこちら！
FRIENDS 第４話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS』第５話はこちら！
FRIENDS 第５話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS』第６話はこちら！
FRIENDS 第６話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
動画ver.の予告編もお楽しみ下さい！
【シリーズ第２弾『FRIENDS２』】
『FRIENDS２』第１話はこちら！
FRIENDS２ 第１話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS２』第２話はこちら！
FRIENDS２ 第２話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS２』第３話はこちら！
FRIENDS２ 第３話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS２』第４話はこちら！
FRIENDS２ 第４話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS２』第５話はこちら！
FRIENDS２ 第５話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS２』第６話はこちら！
FRIENDS２ 第６話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS２』第７話はこちら！
FRIENDS２ 第７話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
動画ver.の予告編もお楽しみ下さい！
【シリーズ第３弾『FRIENDS３』】
『FRIENDS３』第１話はこちら！
FRIENDS３ 第１話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第２話はこちら！
FRIENDS３ 第２話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第３話はこちら！
FRIENDS３ 第３話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第４話はこちら！
FRIENDS３ 第４話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第５話はこちら！
FRIENDS３ 第５話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第６話はこちら！
FRIENDS３ 第６話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第７話はこちら！
FRIENDS３ 第７話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第８話はこちら！
FRIENDS３ 第８話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第９話はこちら！
FRIENDS３ 第９話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第１０話はこちら！
FRIENDS３ 第１０話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第１１話はこちら！
FRIENDS３ 第１１話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
『FRIENDS３』第１２話はこちら！
FRIENDS３ 第１２話 | 夢から醒めた夢 (ameblo.jp)
動画ver.の予告編もお楽しみ下さい！
タフォーーー！！！