漫才フェスタ　柳×三上

さぁ、さるかに合戦、さるが圧勝。夢から醒めた夢でございます。

本日は『漫才フェスタ』の２組目のネタを公開致します！

厳選な抽選の結果、２組目は柳修斗×三上結衣のコンビです！

それでは早速どうぞ！

柳×三上

柳「どうも～、柳です。」

三上「三上です。」

柳「２人合わせて「美男美女」というコンビ名でやらせてもらってます。よろしゅう。」

三上「自分で言いますか。笑」

柳「突然だけど、三上って俺の事好きだろ？」

三上「ふえっ！？ちょっと…何言ってんの！？」

柳「俺と２人でいる時、ずっと緊張してるの気付いてるからな。」

三上「だからって、こんな所で言わないでよ！」

柳「ほら、もう「好きです。」って言っちゃえよ。」

三上「ちょっと意地悪過ぎるって！公開処刑みたいな事しないで！」

柳「何だよ、言わねぇのかよ。じゃ、漫才の本題に戻すか。」

三上「何、今の恥ずかし過ぎる時間…。」

柳「いや、俺さ。今月金使い過ぎちゃって完全に金欠なんだよな。んで、銀行強盗やろうと思ってるんだけど、協力してくれない？」

三上「絶対ダメだよ！？何で大勢の前で犯罪宣言してるの！？あと今、協力仰がなかった！？絶対に嫌だから！」

柳「あ、言ってなかったんだけど、俺の好きな女の子のタイプって「従順な子」なんだよね。」

三上「協力させて下さい。」

柳「おっ、気持ち変わった？」

三上「お金が無い時は銀行強盗をするのが１番効率が良いですよね。」

柳「そうと来れば、早速当日のシミュレーションをしよう。俺と三上が１人１丁拳銃を持って銀行に乗り込む。そして…」

三上「拳銃！？ダメだよそんなの！銃刀法違反だよ！？犯罪だよ！？」

柳「銀行強盗やってる時点で既に犯罪だろ。」

三上「ダメ！協力出来ない！」

柳「あ、さっき言ったか言ってないか覚えてないんだけど、俺の好きな女の子のタイプは…」

三上「拳銃の手配はウチがやっておくね。」

柳「あっ、そう？大丈夫？」

三上「完全にやった事無いけど、任せて欲しい。」

柳「了解。なんか悪いね。それじゃ、銀行に突撃したらまずは全員を伏せさせよう。」

三上「言う事聞いてくれるかな…。」

柳「従わない奴は全員撃っちまえ。」

三上「「撃つ」って…、そんなのダメだよ！人殺しだけは絶対にダメ！これは流石に協力出来ない！」

柳「俺の好きなタイプは…」

三上「積極的に撃っていきましょう。」

柳「よし、その意気だ。」

三上「なんなら、言う事を聞く人も撃っていきましょう。」

柳「それはやり過ぎかもな。」

三上「それはやり過ぎかもしれません。すみません。」

柳「でもなぁ…、やっぱり犯罪だしなぁ…。警察に捕まったりとかしたら嫌だなぁ…。三上、罪被ってくれない？」

三上「何で！？修斗くんがお金無いから強盗やるって言って、ウチはサポートでしょ！？」

柳「タイプ。」

三上「当日はウチ１人で行くから、修斗くんは家で休んでて。」

柳「えっ、いいの？」

三上「最初からそのつもりだったし。修斗くんまで捕まる必要は無いよ。」

柳「何かもはや狂気すら感じるね。…え、奪った金の取り分はどうする？」

三上「１００：０で修斗くんでいいよ。」

柳「お前やべぇな。なんか三上に申し訳なくなってきたから強盗はやめるか。」

三上「あっ、やめる？」

柳「金欠が何とかなればいいだけだし、三上が俺に金貸してくれない？」

三上「友達同士でお金の貸し借りは良くないよ。やめよう？」

柳「タ。」

三上「貸し借りは良くないからあげるよ。１０万円くらいで足りる？」

柳「あ、全然足りない。」

三上「３０万円とか？」

柳「いや、まだ全然足りない。」

三上「え、ちょっとこれ以上は…。」

柳「タ。」

三上「８０万円くらいあったら足りる？」

柳「あぁ、そうだね。それくらいあれば。」

三上「あ～…、でもキリ悪いから１００万円にしよっか。」

柳「そうだな。………あのさ。」

三上「…何？」

柳「お前、俺の事好き過ぎるだろ。」

三上「えっ！？ちょっ…だから、何でそういう事言うの！？」

柳「人生のダイヤル俺に合わせ過ぎだろ。それかとんでもないイエスマンか。」

三上「そんな事ないってば！」

柳「俺びっくりしたよ。「タ」っていう１文字であんなに人間操れるモンなんだな。」

三上「他の人に対しては無理だと思うけど…。」

柳「もう俺に「好きです」って言っちゃえよ。」

三上「………。」

柳「ほら、言えよ。」

三上「………。」

柳「俺が好きなタイプは「従順な子」なんだからさ。」

三上「…言えません。」

柳「何でこれは言えねぇんだよ。もういいよ。どうもありがとうございました～！」

…いやいや…、どうでしたか？

柳修斗と三上結衣の漫才ネタでした！

これもネタの大枠「三上が柳の言いなりになる」という設定が割とすぐ浮かんだので、ネタを書く事自体はそんなに苦労しませんでした！

んで、これもマジでたまたまなんだけど…、今回のネタ披露って２組目じゃん？

昨日に引き続き、ネタが完成した順番も実際２番目なんだよね。笑

もうこのままネタが完成した順に披露していく？笑

一応、ネタのテイストとしては、三上は冒頭は軽いツッコミをやっていて、柳が「好きなタイプ」を掲げ始めたタイミングから三上がツッコミをしなくなってツッコミ不在の状態で展開していき、最終的にはボケの領域にまで差し掛かって柳がツッコミに回るという、いつの間にか役割が入れ替わっている…というのをテーマにしたネタです！

思ったよりも巧妙だろう？笑

柳がまともにツッコミをする(しかも三上に)のは違和感が凄かったし、三上も柳に対してガツガツツッコミを入れられない性格なので、「痛み分け」という訳ではないけど、ツッコミを分散させる手法を取りました！

さてさて、明日はどのペアのネタが来るのか…！

乞うご期待！

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