【真・八段錦(はちだんにしき)】

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■はじめに
◎ 中国で四大気功ともされているのが、八段錦(はちだんにしき)・易筋経(えききんきょう)・五禽戯(ごきんぎ)・六字訣(ろくじけつ)です。そのうち八段錦易筋経は中国の河南省にある嵩山少林寺(すうざんしょうりんじ)で誕生したといわれています。易筋経のように、八段錦の成立においても達磨大師が関与したかどうかは定かではないようです。しかし、八段錦は少なくとも千年以上の歴史ある気功法ではないかといわれています。

◎ 「錦」とは文字通り、美しい織物です。「八段」の気功法において、精妙で力強い内気の操作を具現化し、美しい「錦」のように広がる外気を体現しなければ、本物の「八段錦」とは言えないとHTでは考えています。本物の「八段錦」には軸・硬気力・緩み・肉の繋がり・内気の操作・外気の操作・締め・呼吸といった8つの要素が完璧に整っていなくてはならないでしょう。これら8つの要素が1つでも欠落したならば、気功法としても体操としても、その価値は自ずからなくなっていくと考えています。

◎ 八段錦にあらずとも、古代から受け継がれる気功法は時代とともに形骸化し、その本質が見失われがちである。2013年1月、伝え残された「型」を霊視し、古代の僧侶や兵士・武術家たちが行じていたその時の気功法として蘇生することに挑戦しました。この意義を踏まえて、HTでは「八段錦」を改め「真・八段錦」と命名しました。

◎ この記事をお読み下さった方やHTの指導を受けた方が、「真・八段錦」であることを宣言せずに、単に「八段錦」として誰かに指導したり部分的にご自身の「八段錦」に取り入れたりすることは自由です。何らかの形で、あなたの気功術に対して少しでも刺激を与える「真・八段錦」となっていくことを念願しています。本物の「八段錦」を行じた人々が【軸・硬気力・緩み・肉の繋がり・内気の操作・外気の操作・締め・呼吸】の強化を実感することが、この記事の第一の目的です。皆さんが他の有益な気功術も交えて「真・八段錦」に取り組み、全身の丹田(上丹田・喉の丹田・中丹田・下丹田・裏丹田・肩の丹田・手の丹田・足の丹田)を構築していったり、小周天や大周天を実現したりと、自他ともに心身の健康に役立つ気功術を実践していただければ最高の喜びです。


●真・八段錦が霊体にもたらす効用
◎ 「真・八段錦」を毎日1回、365日休まず49年間の長きに渡って行じたならば、各人の霊体において次の部分が100%まで開発されることが期待されます(個人差あり)。もちろん、当方の施術であるオーラ・パワーアップを受け進めている方々は例外であり、「真・八段錦」によって100%以上にどんどん開発されていくことが期待されます。

◎ なお、「真・八段錦」はクンダリニーの開発には関与しません。クンダリニーの開発も目指す場合例えば『易筋経』『洗髄経』『五禽戯』『真気功ヨガ』『真の香功‐奥伝‐』『クンダリニー∞マントラ』などがよいでしょう。

<真・八段錦によって開発されるチャクラ>
第3 胃 左右の腎臓 第4 肋骨にある複数のチャクラ 第7 
骨盤にある複数のチャクラ 背骨にある複数のチャクラ 左右の手の指先

<真・八段錦によって開発されるナーディ>
「両足・生殖器・肛門・大腸・肝臓・胆嚢・頭部のほとんど」を除いたナーディ


●真・八段錦が肉体にもたらすことが期待される効用
◎ 「真・八段錦」を毎日1回あるいは2~3日に1回というペースで、ご自身の生活の一部として取り組んでいくならば、小腸・胃・腎臓・脾臓・膵臓・心臓の強化が期待されます。さらには両腕と頭部を除いた上半身のインナーマッスルを主に強化していくことも考えられます。後半においては一部、股関節まわりの筋肉を強化していくことに、やや関与します。もちろん、当方で指導している他の気功法と同様に、一時的な血流の上昇・一時的な体温上昇・呼吸に関係する筋肉や器官の強化・心身のリラックス・自律神経の副交感神経を一時的に優位とする傾向は、「真・八段錦」においても期待されることである。もちろん効用については個人差があります。

◎ 「真・八段錦」を継続することによって、どの部位の経絡の流れを良くするかを挙げておきます。働きかけの強さは5段階評価としてみました。

 ・任脈の小腸から心臓までの間<強度1>
 ・下顎→首→胸部の動脈系<強度2>
 ・胃系<強度3>
 ・手の指先から心臓までの動脈系<強度4>
 ・心臓系<強度4>

◎ 気功法として重要な概念である丹田の構築から「真・八段錦」を観れば、呼吸・筋肉・意念の使い方からして、中丹田(胸)と上丹田(頭)を構築していくためのコツを掴むためには非常に効果的な功法であると言えます。また後半においては、裏丹田を構築していくための準備としての効果を認めることができました。このことから、たとえば香功を行ずるならば、初伝と奥伝の間に真・八段錦をしっかりと練習するべきであるし、易筋経・洗髄経・五禽戯の合間に「真・八段錦」を取り入れるべきとなります。 
◎ もちろん、それぞれの功法で一つ一つの丹田の充足を実感したり、それぞれの丹田を繋げて用いる感覚を得たりしたならば、どのような功法でも全身の丹田を繋げて扱うことができます。
 
◎ 尚、他の複数の流派や書籍で言われている「全身丹田」というような表現は、HTから見れば単に「どこかの丹田(下丹田が多い)から全身に対して一時的に気がよく巡っている状態」にすぎません。気が巡っているだけという状態と、その部位が丹田と化している状態は全く異なることを体得していただきたいと念願しています。

●真・八段錦が意識にもたらすことが期待される効用
◎ 「真・八段錦」を毎日1回あるいは2日に1回というペースで真剣に取り組むならば、個人差はありますが大きく見て4種類の能力アップが期待されます。

集中力の向上 :一心に念を定めて不動と化す、高い集中力。

精神安定作用 :緩み・外気の操作・呼吸が訓練され、第八段における足芯への収めが完全にできるようになれば、精神の乱れを自己調整するためのテクニックの1つとして用いることができる。

直観能力の向上:「真・八段錦」がもつ特有の功法により第7チャクラの使い方を訓練する要素が強い。

緩みの獲得とも相互作用して、直観能力が高まっていくことが期待。

運動能力の向上:軸ができ肉が繋がり硬気力が発揮され始めると、これまでの筋力に対する通念を超えた力を発揮していくことができる。


●気功法としての真・八段錦の位置づけ
◎ 型のある気功法は、形に導かれた性質がります。よって、型のある気功法(内気功)として訓練できる全てを会得したいと思うならば、いくつもの型を取り入れなければなりません。そんなことは実際、不可能に近いという方のために、人それぞれの人生の方向性に応じた気功法の選択について1例を挙げておきましょう。「真・八段錦」はどのようなジャンルの人にとっても必要な気功法となります。

<全ての一般人、スポーツ選手、ダンスなどの身体表現者、肉体労働者、仙人>
→ 易筋経(+洗髄経) + 五禽戯 + 真・八段錦 (+白鳥鳳山の内丹術)

<全ての一般人、ヒーラー、気功治療家、学者、音楽家、美術家、政治家、指導者>
→ 真・気功ヨガ + 真の香功 + 真・八段錦 (+白鳥鳳山の内丹術)

●非公開事項について
◎ 二段・三段・六段については内気と外気のパワーを格段にアップさせる方法があります。この秘術は直接指導を受けた方へのみ、口伝することにしています。
◎ 「真・八段錦」の全般に渡って、気と肉を格段に鍛える方法については、後日ブログなどで公開するかもしれません。直接指導では口伝することもあります。

==真・八段錦の行法==
一段錦 : 両手で天を持ち上げ、彼方へ立ち昇る錦となす

二段錦 : 左右に弓を引き射て、彼方へ届く錦となす

三段錦 : 胃部を中心として、上下左右へと広がる錦となす

四段錦 : 中丹田を開き、錦を振る軸となす

五段錦 : (初心者)下丹田を土台として、左右の彼方へ至る錦となす

 五段錦 : (上級者)下丹田を土台として、左右の彼方へ至る錦となす

六段錦 : 足元から虹のように立ち昇る錦となす

七段錦 : (初心者)全ての丹田と拳を繋げ、彼方へ突き破る錦となす

八段錦 : 天まで掲げた錦を足芯に収める

 ■併用で効果倍増が期待
・『クンダリニー∞マントラ』を念じながら行って、内気の充実を格段にアップ♪

スターキープで、百会から上への抜け抜け感を効率化♪
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スター☆フット③:足で踏んで取り入れる気の上質化
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鎧ーGAIー:足で踏んで取り入れる気の上質化
 

星の山彦股の下に置いて軸の感覚アップ♪
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正気熱股の下に置いて軸の感覚アップ♪
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【真・八段錦】
★一段錦★
≪両手で天を持ち上げ、彼方へ立ち昇る錦となす≫

鼻から吸い、鼻から吐くこととする。

<上への流れ>
1:肩幅に足を広げて立つ。真・腰入れ、真、顎引き、そして軸を通す。

2:古代丹田呼吸法と同じように、踵と仙骨から3点同時に気を吸い上げていく。
※ スター☆フット③などを使って、取り入れる波動の上質化をおススメする。

3:気が手の高さまで上ってきたら、下丹田の前で左右の指先を近づける。

4:吸い上げていく気に合わせて、掌を天に向けてすくい上げるように胸の高さまで上げていく。

5:掌が胸の辺りまできたら、首と頭部の前をなぞっていくように掌を返していく。

6:掌が頭頂にかざされる頃に、百会まで気が吸い上がっているようにする。

7:掌を返し、頭の上で掌を天に向ける。胸は開き肩甲骨は絞められている。

8:肛門を締め、下腹部から全身の筋肉を天へと引き上げるようにしながら、上半身全体からゆっくりと天へと気を放っていく。
 頭の上では、掌を天に向け、左右の指先は互いに向き合っている。
 天井を高く持ち上げるように、伸ばし切った腕は気持ちのよい範囲でしっかりと絞られている。
 上への流れを作るために、足の筋肉に多少の力が入っても構わない。
 息は可能な範囲で細く長く、上半身全体の肉の締めを感じながら、天へと立ち昇る錦のような外気を放っていく。

<下への流れ>
9:肛門を緩める。

10:上から気を吸って下方へと流していく。百会から吸うことで気持ち悪くなってしまう人は、左右の掌から吸って鎖骨よりやや胸の内側を通して、胸から中心を下して下丹田に溜めていく。気の流れに合わせて、<上への流れ>のときとは逆の動きで手を丹田の前にもってくる。

11:下丹田に気を充実させた頃には、胸より上は可能な限り緩めるようにする。

12:掌を返し地へと向ける。両手の指先は互いに向き合っている。

13:上半身の姿勢と軸をしっかりと保ちながら、左右の指先を向い合せたまま、気持ちよく可能な範囲で下に押し下げるように胸から手までを絞っていく。この動きに合わせて、下半身全体から下方へと錦のごとき外気を放っていく。
 外気の勢いを増すために、肛門を締めてもよい。

1から13までを3回から8回程度、繰り返す。

一番重要なポイントは上下のとき、可能な限り【軸に対して平行で、真っ直ぐ伸びる腕】【軸に対して垂直で、直角に折れた手首】【指先が軸に向かうように、絞られた腕】である。もちろん無理のない範囲で。

※記事の誤字脱字、加除訂正の必要がありましたら教えてください。
 さらに詳しく知りたい人、肉の使い方・呼吸・内気・外気がきちんとできているかをチェックしてほしい人は、当方から直接指導を受けてください。


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【真・八段錦】
★二段錦
<左右に弓を引き射て、彼方へ届く錦となす>

★呼吸:鼻で吸って、鼻で吐くこととする。

★手印:人差し指をピンと伸ばして天に向かって立てる。中指から小指は小さく折りたたむように握る。ここまでが一番大切である。親指は人差し指と直角になるようにピンと伸ばしておくことが一番効果が高いが、人差し指の付け根に付けるようにしてもいいし、脱力していてもいい。

1:四股立ちができる程度に足を広げる(無理はしなくてよい)。

2:上体をしっかりと立てて軸を通す。

3:両足の裏全体から気を吸い上げて、百会までの全身を気で満たす。
※ スター☆フット③などを使って、取り入れる波動の上質化をおススメする。

4:四股立ちとなる。

5:左右どちらからでもいい。弓を射る態勢となる。
 片手を真横に伸ばして手印を結び、人差し指を天に向ける。
 手印の先(弓矢の的)をまっすぐに見て、気で弓と弦を造形する。

6:一方の手で弦に指をかける。

7:弦を引きながら細く長く息を吐き、左右へと外気を広げていく。
  肛門をしっかりと締めて、四股立ちを充実させるように尻を軽く上下させてもいい。
  胸を開いて肩甲骨をしっかりと締めるようにすること。
  弦を引く側の肘は、肩と同じ高さにすること。

8:左右を入れ替えて、1から7を繰り返す。

左右続けて1回として、3回から8回程度、繰り返す。

このとき、充分に緩んで気を受ける態勢を整えた人々を前後左右に立たせた場合、全方向同時にとばされてしまうだろう。

※記事の誤字脱字、加除訂正の必要がありましたら教えてください。
 さらに詳しく知りたい人、肉の使い方・呼吸・内気・外気がきちんとできているかをチェックしてほしい人は、当方から直接指導を受けてください。
 内気と外気をさらに強力にするためのコツについては直接指導でしか口伝していません。

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【真・八段錦】
★三段錦★
≪胃部を中心として、上下左右へと広がる錦となす≫

鼻から吸って、鼻から吐くこととする。

1:肩幅程度に足を広げて立ち、真・腰入れ、真・顎引き、軸を通す。

2:古代丹田呼吸法と同じように、両足の踵と仙骨の3点から同時に気を吸い上げる。
※ スター☆フット③などを使って、取り入れる波動の上質化をおススメする。

3:1段錦と同じように、吸い上げる気に合わせて手を上げていく。

4:吸い上げる気に合わせて、左右の手の先を向かい合わせて掌を天に向け、横隔膜の辺りまでもってくる。

5:気が百会に満たされる頃に左右の掌を返し、片方は地へ押し下げ、一方は天を押し上げるように絞りながら伸ばす。この動きに合わせて、気を上下同時に広がる錦のごとく天地へと放っていく。外気の勢いが増すように肛門を締めてもいい。息は細く長く吐く。

6:上下の手を入れ替えながらまた全身に気を満たし、上下へと同時に放っていく。上下に伸ばした腕の絞りや手首の角度、指の向きについては、1段錦と同じである。
 このときの吸い方としてはいくつかのパターンがあるので、やりやすい吸い方から入るといいだろう。
 例1:左右の掌から吸って全身に満たす。
 例2:足の方から吸う、百会(または上げた掌)から吸う、を交互に行う。
 例3:足と百会(または上げた掌)から同時に吸う。

左右を入れ替えて行うことで1回として、3回から8回ほど繰り返す。
なれてきたら、上下に手を広げ切った流れで左右に手を開きつつ、放射状に気を放ってもいいだろう。このとき、充分に緩んで気を受ける態勢を整えた人々を左右に立たせた場合、左右同時に跳ばされてしまうだろう。

一番重要なポイントは上下のとき、可能な限り【軸に対して平行で、真っ直ぐ伸びる腕】【軸に対して垂直で、直角に折れた手首】【指先が軸に向かうように、絞られた腕】である。もちろん無理のない範囲で。


※記事の誤字脱字、加除訂正の必要がありましたら教えてください。
 さらに詳しく知りたい人、肉の使い方・呼吸・内気・外気がきちんとできているかをチェックしてほしい人は、当方から直接指導を受けてください。
 内気と外気を格段に強化するコツについては直接指導で口伝しています。

【真・八段錦】
★四段錦★
≪中丹田を開き、錦を振る軸となす≫

鼻から吸って、鼻から吐くこととする。

1:肩幅程度に足を広げて立ち、真・腰入れ、真・顎引き・軸を通す。

2:腰の後ろで手首をつかむ。
 このとき、
 女性は左手で握りこぶしを作り、右手で手首をつかむ
 男性は右手で握りこぶしを作り、左手で手首をつかむ
 と伝統的にされているようであるが、必須ではないだろう

3:古代丹田呼吸法と同じように、左右の踵と仙骨から同時に気を吸い上げる。
※ スター☆フット③などを使って、取り入れる波動の上質化をおススメする。

4:足から骨盤にかけては可能な限り動かさないこととする。
 左右はどちらから始めてもよい。
 吸い上げる気に合わせて、軸がぶれないようにゆっくりと、気持ちのよい範囲で可動域の限界まで上半身を捻っていく。
スワイショウよりもかなりゆっくりであることが望ましい。
背骨の一番下が限界まで動いてから、そのすぐ上の部位が限界まで動く、といったように肉の繋がりを明確に意識しながら、最終的には肩も引き、目線が真後ろに向けられるほどに首も捻っているようにできればいいだろう。くれぐれも無理をしないことが前提ではある。体内をよく観察してゆっくりと軸を回転させていこうとすればするほど、腹部・胸部・咽喉部をスムーズに繋げていくことの難しさを感じることだろう。肩を引くときには腕からの繋がりではなく、あくまでも軸からの繋がりとして最終的に肩が引かれることが大切である。

5:捻り切った状態と、百会まで気が満たされた状態を一致させる。

6:自分の全身の骨の中に気を満たしていきながら、一番下の方から軸を戻していく。ゆっくりと行うこと。

7:正面に戻る。

1から7を左右行うことで1回として、3回から8回ほど繰り返す。



※ この功法がきちんとできれば、硬気力を格段に高めることができる。功法の前後で、重いモノを動かしてみるなどすれば、身体能力の一時的な向上を感じることができる。

※記事の誤字脱字、加除訂正の必要がありましたら教えてください。
 さらに詳しく知りたい人、肉の使い方・呼吸・内気がきちんとできているかをチェックしてほしい人は、当方から直接指導を受けてください。