世界第5位のドイツの広告市場におけるインターネットの割合は高まっているが、
電通がドイツにおいて傘下の広告会社の再編を行った。
via（PDF）：http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011032-0324.pdf
ドイツにおいては60%を保有していた「カイエン・ドイツ社」を完全子会社化し、
「電通デュッセルドルフ」に社名変更の上、
2011年1月に買収したドイツの独立系デジタル・エージェンシーの
「ソーシャル・シンカーズ社」を「電通デュッセルドルフ」に統合いたします。
ドイツの広告市場は以下のとおり
2011年で250億ユーロ（前年22.5億ユーロ 前年対比11％増）
・テレビ109億ユーロ（割合43.6％ 前年比16.2％増）
・新聞53.5億ユーロ（割合21.4％ 前年比1.1％増）
・雑誌35.8億ユーロ（割合14.3％ 前年比4.3％増）
・ラジオ13.7億ユーロ（割合5.5％ 前年比5.2％増）
・インターネット23.5億ユーロ（割合9.40％ 前年比34.8％増）
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株式会社電通（本社：東京都港区、代表取締役社長執行役員：髙嶋達佳）は、ドイツにおける事業拡大に向けて、電通ネットワーク・ウエスト（CEO：ティム・アンドレー）が統括管理する広告会社「カイエン・ドイツ社」を、3月24日付けで「電通デュッセルドルフ」に社名変更し、以下の事業再編を行います。
当社は欧州事業の再編・強化の一環として、ドイツにおいては2010年6月に当社が株式持分で60%を保有していた「カイエン・ドイツ社」（Cayenne Düsseldorf GmbH、1997年設立）を完全子会社化するとともに、2011年1月にはドイツの独立系デジタル・エージェンシーである「ソーシャル・シンカーズ社」（SocialThinkers GmbH、2008年設立）を買収いたしました。さらにこの度の事業再編においては、「カイエン・ドイツ社」を「電通デュッセルドルフ」に社名変更すると同時に、「ソーシャル・シンカーズ社」を「電通デュッセルドルフ」に統合いたします。
この事業再編により、「電通デュッセルドルフ」は広告主からのニーズが高まっているデジタル領域を含む統合的かつ戦略的な広告コミュニケーション・サービスを提供できる総合広告会社となります。
また「電通デュッセルドルフ」は、電通グループのデジタル領域におけるグローバル化を推進するために、当社が日本で開発したスマートフォン向けのARアプリケーションである“iButterfly”（アイバタフライ）や“Scan it”（スキャンイット）などを、ドイツにおける広告主向けに提供してまいります。
【電通デュッセルドルフの概要】
社 名 ： 電通デュッセルドルフ（Dentsu Düsseldorf GmbH）
本社所在地 ： ドイツ・デュッセルドルフ市
株 主 構 成 ： 電通100％
社名変更日 ： 2011年3月24日
資 本 金 ： 51,129ユーロ
取 締 役 ： アニー・ハンケ（Annie Hanke）
アンドレ・リマー（André Limmer）
ヨーグ・サーベル（Jörg Zabel）
従 業 員 数 ： 80名（予定）
事 業 内 容 ： 総合広告業
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