2008年7月3日、カナダのIABは2007年のインターネット広告費が前年比38%増12億4,100万ドルになったと発表。推計方法の改良により、2006年の統計もさかのぼって修正した。2008年は前年比25%増15億ドルになる見込み。IAB Canada Newsletters

今回の発表により、
 

2007年のインターネット広告費は以下のように。

米:212億ドル=2兆2,896億円

欧州:111億ユーロ=1兆9,205億円

ちなみに日本は6,000億円

カナダが1,575億円



2008年のインターネット広告に対する支出総額は652億ドルと予想されている。




■関連記事

世界のインターネット広告費、2011年に1,066億ドル

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市場調査会社の米IDCは米国時間2008年6月25日,世界のインターネット広告市場について調査した結果と今後の見通しを発表した。それによる と,
2008年のインターネット広告に対する支出総額は652億ドルとなり,全メディアに対する広告支出の約10%を占めるという。また, 2008~2011年を通じてインターネット広告支出が年間15~20%拡大すると予測。2011年にはインターネット広告支出が1066億ドルとなり, 全体に占める割合は13.6%に達すると見込んでいる。

 内訳を見ると,キーワード広告への支出が引き続き最も多く,2008~2011年の予測期間においてインターネット広告全体の3分の1以上を占め るという。2番目のディスプレイ広告は全体の20%,3番目のクラシファイド広告は全体の約19%を占め,この両者は予測期間中に年率平均50%以上の成 長が見込まれるリッチメディア広告の影響を受けるとみられる。

 予測期間において,米国は全体の広告支出額とインターネット広告の支出額の両方で世界1位となり,2011年の全体の広告支出は2650億ドル, インターネット広告支出は450億ドルとなる。中東欧(CEE)および中東・アフリカ(MEA)地域は,同期間においてインターネット広告への支出が急増 する。CEE地域は年平均成長率42.1%,MEA地域は同29.8%で増加すると見込まれる。日本を除くアジア太平洋地域も急速な成長が予測され, 2007~2011年における年平均成長率は25.4%になるという。

 西欧地域では,全体の広告支出に対するインターネット広告の割合が最も大きく,2011年にインターネット広告が全広告支出に占める割合は18.2%に達する。日本はこの割合が16.3%で,米国では14.6%になるとしている。

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アメリカで、
4年間でインターネット広告費が:2007年対比2倍になるという計算です。

ここでいう、日本の割合も16.3%以上行くのではないか

また、ディスプレイ広告とクラシファイド広告に関してもかなりの成長率になると思われる。



■関連記事001

・米・欧2007年のインターネット広告+2008Q1米インターネット広告

インターネット広告の標準策定団体であるInteractive Advertising Bureau(IAB)と米PricewaterhouseCoopers(PwC)は米国時間2008年5月15日,2007年第4四半期および通期の 米国オンライン広告市場に関する調査結果を発表した。それによると,第4四半期の売上高は前年同期比24%増の59億ドルに達した。過去最高の売上高とな り,13四半期連続で記録を更新した。

 2007年通期の売上高も過去最高の212億ドルに達し,前年から26%拡大している。通期の売上高としては4年連続の記録更新となる。

 IABおよびPwCによると,消費者関連広告が売上高全体に占める割合は,2006年の52%から2007年は55%に拡大し,強力にオンライン 広告市場をけん引した。また,消費者関連広告の拡大に伴い,業界における技術革新も急速に進み,次々と新しい独創的な広告手法が生み出されている,と IABは述べている。

米:212億ドル=2兆2,896億円

欧州:111億ユーロ=1兆9,205億円

ちなみに日本は6,000億円


■関連記事002

・英:オンライン広告が今年TV広告を超す
調査会社Enders Analysisの予想によると、イギリスの2008年のオンライン広告費は対前年26.4%増で35.6億ポンドに上るとみられ、TVが対前年- 2.5%で33.9億ポンドになる予想から、ついにイギリスではオンライン広告費がTV広告費を超えることになるという。検索広告やビデオ広告が牽引役と なり、イギリスの検索広告費の80%を占めるGoogleが一番恩恵を受けることになるだろうとまとめている。


■関連記事003
米広告主上位100社が昨年新聞TVからネットに動かした広告費10億ドル
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アメリカ国内広告支出全体の41%を担う広告主トップ100社が昨年1年間で新聞・テレビからWebに移動した広告費は約$1B(10億ドル)であることが分かった。

『Ad Age』誌がまとめた分析 によると“集計対象”となったメディア各部門(テレビ、印刷媒体、ラジオ、Web)全体では上位100社の2007年広告支出は03%増えて$61.3B(613億ドル)の横ばいだが、Webディスプレイ広告支出は33%増の$4.2B(42億ドル)となっている。

別の見方に置き換えると、こうした一流マーケター各社は集計対象となった新聞広告支出は$674M(6億7400万ドル)削減し、テレビ広告予算は$406M(4億600万ドル)分削って、ネット広告支出は$1B(10億ドル)増やした計算になる。
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