皆さま、こんにちは!
今回は昨年6月に訪れた駅からです。
到着早々、駅にアレがあって小躍りしちゃった自分でした。
アレの正体とは…?
日高本線・日高東別(ひだかとうべつ)駅です!
昭和33年に開業した、ホーム上に待合室とトイレがあるだけの棒線駅でした。
この辺りはイチゴの名産地だそうで、
駅の周囲にも数多くのビニールハウスが並んでおります。
道道から延びる砂利道の奥に日高東別駅がありましたよ。
日高東別駅が開業した昭和33年といえば、
日高本線にはもうひとつ、大狩部駅が開業しております。
共に無人駅でコンクリートブロック製の待合室を持つ駅なのですが、
大狩部駅は、閉所恐怖症の自分にとっては拷問仕様の待合室なのに…
方や、同じ日に開業した日高東別駅の待合室は実に開放的なのです。
この差って一体何ざんしょ?
2ヶ所ある出入り口はアーチ状になっていて結構オサレ。
中も採光がしっかりしていて最高ですね。
難を挙げるとすれば、冬場はかなり寒いかもしれません。
一応言っておきますけど、ここは北海道です。
厳寒地だから玄関には扉が欲しいかもしれませんね。
もうひとつ言うとすれば、待合室には駅名標が挙げられておらず、
ぱっと見た感じ、ここが駅なのか判別しにくい印象でした。
余所者が利用する機会の少ない駅だから、これはこれでアリなのかしら?
こちらが日高東別駅の単式ホームです。
大自然の中にあり、辺りの緑が実に気持ちいいの!
昨年1月の土砂流出被害によって
鵡川駅以東の区間が現在不通になっている日高本線。
1日も早い全線開通の日を願いたいところですね。
さてさて、冒頭に書いた、自分が見て興奮しちゃったものはこちらでしたの。
わかりますか?
多分、わかりづらいと思いますのでズームアップ。
これですよ、これ!
架空裸線路支持柱、通称ハエタタキです!
現在、駅間での通信は鉄道無線や地下ケーブル、GPSが主流ですが、
それ以前は有線の信号線によって行われておりまして、
これら信号線を束ねて立っていたのがハエタタキでしたの。
長野電鉄では現役のハエタタキを見ることが出来ますが、
とにかく存在自体が稀!
日高東別駅のそれは碍子に信号線が無く、
既に用済みとなってしまったモノでしたけど、
ありがたく鑑賞させて頂きました。
このハエタタキ、確認した様子ではお隣りの春立駅まで続いているようですよ。
最後は日高東別駅のトイレをチェック。
いつか、トイレだけの話題だけで1冊の本が書き上がるような、
そんな時代が来るかもしれませんからね。
トイレットペ-パーホルダーがツインで、無駄に豪華な仕様でした。
自分はトイレの落書きも必ずチェックします。
中には50年前に書かれたものとか、貴重な落書きもありますから。
落書きは、当時の世情を知る貴重なアイテムなのですよ。
☓ WONTED → ○ WANTED
ゆっこへ
だだはがんばって
彼の心をつかみます。
ゆっこもおしあわせにね。
3バカ3人でしあわせになって
トリプルデートしようね♡
こんどの恋はうまくいくように
いのっていてね。
ばんば、ゆっこ、だだで♡♡♡
FROM だだ
トリプルデート…
今回は大きな収穫はありませんでしたが、
今後も駅巡りついでに、トイレの落書き収集にも努めてゆきたいと思います。
っていうか、トイレに落書きしちゃダメですからね!
日高本線
↑(苫小牧駅方面)
日高東別駅(平成27年6月3日)