皆さま、おはようございます!
今年の6月に留萌本線 の駅巡りを楽しみましたが、
その前日に、今年1月から断続的に続いた路盤流出で
鵡川駅-様似駅の区間が休止中の日高本線の駅にも訪れました。
以前から、日高本線沿線は馬の牧場だらけと聞いてはいましたけど
まさかこれほどのレベルだったとは…
日高本線・絵笛(えふえ)駅です!
太平洋沿岸に沿って室蘭~苫小牧~浦河間を結ぶ浦河国道。
その国道とほぼ並走して延びる日高本線ですが、
絵笛駅は国道から外れた内陸側にある駅でした。
レンタカーに付いてるカーナビのおかげで
絵笛駅に無事に辿りつけましたけど、
それが無ければ確実に道に迷ってましたわ。
目の前にあるのは1本の橋、この先に絵笛駅があるようですね。
それにしてもこの橋、柵が無いから冬場はめっちゃ怖そう。
過去に車をスリップさせて車を落っこどした人、いるんじゃないかしら?
ここに来るまでに気になったことですが、
人家らしき建物がほとんど見当たらないのですよ。
なぜにこんな場所に駅が?
いやいや、それを気にしたら負けですって。
今までも散々、人の気配のない場所にある駅を見てきたじゃないですか。
案の定、秘境駅ブームの火付け役である牛山隆信さんの
秘境駅ランキングでも、52位にランクする駅だったようです。
…ためにこの場所に来たのではありません。目的地は絵笛駅です。
橋を渡って駅のホームに近づいてみましたよ。
橋から延びる道路の突き当りに日高本線の線路があり、
線路の突き当りに立っていた謎のポスト。
単式ホームが1本あるだけの棒線駅で
ホームの長さも車両2両分と短いのですが、
道内でよく見かける仮乗降場から昇格して出来た駅とは違い、
木製ではなく石積みのホームがある点は立派ですよね。
それだけではありません。
ブロック積みのこんな待合室まであるのですよ。
待合室でぼんやりしていると、
遠くの方から列車の警笛のような音が聞こえてきました。
日高本線のキハ40?
いやいや、日高本線は休止中で列車が来るわけがありません。
何よりも、キハ40の警笛は「ヒヒヒ~ン」なんて音はしませんから。
道内には牛度の高い石北本線・下白滝駅 がありましたけど…
それにしても当時の国鉄担当者は、
どんな理由でこの場所に駅を設けたんでしょうかね?
絵笛駅(平成27年6月3日)