皆さま、こんにちは!

 

実は今日から北海道を旅する予定でしたが、

皆さまご存知の通り、台風10号による被害の影響で

道内のJR線(特に道東・道北エリア)がズタボロな状態でした。

ピーチ&バニラエアの乗客のみが購入可能な

「ひがし北海道フリーきっぷ」が利用したくて

わざわざピーチのチケットを取ったってのに…

 

特急列車の運行状況があまり当てに出来ない様子でしたので、

取りあえず今回は長距離移動はバスに委ねることにし、

それ以外はレンタカーを利用して駅巡りを楽しむことにしました。

北海道は11月に再訪の予定ですけど、

今回の二の舞にならなければいいのですが…

次回は往復とも新幹線だから大丈夫かな?

 

今日の駅探訪は東北本線・松山町(まつやままち)駅です。

東北本線・松山町駅

東北本線(当時は日本鉄道)が開通したのは明治21年のこと。

日本鉄道は明治39年に国有化されますが、

松山町駅はそれを機に、明治41年に開業した駅だそうですよ。

 

東北本線が敷設された当時は、鉄道の重要性に対する認識は低く、

東北本線は松山町の街外れを通るルートで敷設されましたが、

やがて鉄道の期待度が高まり、

大正11年に金谷駅(松山町駅のお向かいです)と千石駅を結ぶ

総延長約2,5キロの松山人車軌道が開通しております。

d05094/松山人車軌道

 

松山町駅からまっすぐ伸びる道路。

ここにかつて、松山人車気軌道の線路があったのですね。

東北本線・松山町駅

 

その後の松山人車軌道ですが、

開通から7年後の昭和4年にバス転換されて廃止、

車両も姿を消したのですが…

d05090/松山人車軌道

松山町内の公園で放置されてることが確認され、のちに復元。

現在は大宮の鉄道博物館で見ることが出来るのでした。

以前のブログでもこと顛末を書いてますので、ぜひチェックくださいね。

鉄道的都市伝説は実在するのか(松山人車軌道の”人車”のこと)

 

さてさて、そんな松山町駅でしたが、

明治時代に開業した駅とは思えぬような近代的な造りの駅舎でしたよ。

昭和30年代半ばは木造駅舎だったはずですので、

それ以降に建てられた2代目駅舎か。

東北本線・松山町駅

 

こちらは正面に貼られていたお金がかかってそうな駅名標…って、

誰よ、イタズラして松 山元町にしたの!

東北本線・松山町駅

 

町山町駅は業務委託駅。

駅員さんが常駐されている駅はいつ見ても賑やかですよね。

東北本線・松山町駅

 

松山町と言ったらこれこれ、宮城の地酒・一ノ蔵です。

東北本線・松山町駅

地元では超有名な銘酒でして、

結婚式の会場に出てくる祝い酒は必ずと言っていいほど、

一ノ蔵、もしくは塩釜の浦霞が出てきました。

自分、縁あって式場のカメラマンの仕事もやってましたので、

その事実は間違いなしです。

一ノ蔵は、宮城県内ではメジャーな銘酒ですのよ。

 

ちなみに松山町の町内にある

一ノ蔵酒造が主導で運営される酒ミュージアムには

松山人車軌道のレプリカ車両もあります。

こちらも鉄道ファン必見のスポットであること間違いなしです。

d05096/松山人車軌道

 

松山町駅は相対式ホーム2面2線構造。

東北本線・松山町駅

東北本線・松山町駅

かつては特急列車の待避線を備えた2面3線構造でしたが、

優等列車亡き今、待避線は廃止されてしまったようですね。

草むらで覆われた待避線がなんとも寂し気な感じでした。

 

こちらは2本のホームを結ぶ跨線橋です。

東北本線・松山町駅

東北本線・松山町駅

 

跨線橋には昭和37年竣工の銘板が貼られており、

それ以前は松山町駅には構内踏切があったのだと思っていたら、

どうもそれ以前にも跨線橋があったようで…

昭和21年に撮影された航空写真にも跨線橋が写り込んでました。

東北本線・松山町駅

東北本線は昭和40年に仙台駅‐一ノ関駅の交流電化が完成しております。

古くからある跨線橋は高さが低く、架線に触れる可能性があるため、

(交流電化区間は架線に近づくだけでも感電しますから)

それを機に建て替えされたのでしょう。

 

余談ですが、交流電化された東北本線内でも、

明治時代に建てられた跨線橋が残る駅があります。

a06056

小牛田駅の跨線橋ですが、こちらも以前にブログで触れてましたので

チェック頂けるとありがたいっす!

間もなく生誕100周年を迎える小牛田駅の跨線橋と明日のことなどなど…。

 

 

最後に、いつも松山町駅来るたびにすごいなぁ、と思っている件。

東北本線・松山町駅

松山町駅に駅員さんはいつも元気よくホームまで出てきて、

下車するお客さんを迎えてくれますの。

毎回、松山町駅に来る(通過も含めて)たび、こんなシーンが目に入ります。

昔は当たり前に見れた風景ですが、

最近は駅に常駐される駅員さんも減り、

こんな場面に遭遇する機会も少なくなりましたよね。

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