皆さま、おはようございます!

 

「よくもまぁ、こんな場所に造ったな」

そんな風に思わせる駅は全国各地にありますが、

数の多さでは北海道がダントツです。

今年6月に訪れたこちらの駅も、その中のひとつでしたよ。f12052/日高本線・浜田浦駅

日高本線・浜田浦(はまたうら)駅です!

レンタカーのナビがなかったら、危うく通り過ぎちゃうところでした。

だってここ、周りに何もないんですもん。

 

駅の向かいを見てもあるのは原野だけ!f12051/日高本線・浜田浦駅

 

駅前広場は…お、おう…f12054/日高本線・浜田浦駅

 

駅前に温泉の看板が立っていたので

近くに温泉街があるのかと思いきや、場所は直進4,5キロ先の模様。

しかもこの2軒、よく見たら同じ旅館だし。f12050/日高本線・浜田浦駅

誰が利用するのよ、浜田浦駅?

浜田浦駅の開業年は昭和34年ですから、

その頃は駅周辺に多くの住宅が建ち並んでいたのかもしれません。

そんな時に便利なのが過去の乗降客数のデータです。

この数字を見れば、当時の駅の繁盛ぶりを知ることが出来ますからね。

昭和58年小学館刊の「北海道690駅」によると、

昭和56年の乗降客数は1日で4人…

これは乗り・降りの合計だから実質2人か。

なんでこんな場所に駅が出来たか知りたいよ~! 

 

浜田浦駅にあるのは単式ホームと、f12053/日高本線・浜田浦駅f12055/日高本線・浜田浦駅

 

コンクリートブロック製の待合室だけでした。

念のために言っておきますけど、こちらはトイレではありません。f12056/日高本線・浜田浦駅

 

待合室は狭く、窓がないので風が強く吹きくけます。

オマケに電灯がない(電線が繋がってません)ので

昼間でも中は薄暗いときた!f12057/日高本線・浜田浦駅

 

そんな浜田浦駅ですが、多くの駅ファンに愛されているようで。

訪問時に記帳する駅ノートが備え付けられておりましたよ。

いや、正しくはえ・き・の・う・と、か。f12058/日高本線・浜田浦駅

 

現在、路盤流出被害によって

鵡川駅-様似駅間が運休中の日高本線ですが、

浜田浦駅は運休区間よりも苫小牧駅寄りにありますので

1日に6往復の列車がやってきます。f12059/日高本線・浜田浦駅

 

明らかに「なんでここに人がいるの?」と言いたげな乗客の視線が痛い。f1205a/日高本線・浜田浦駅

 

運転士さんも「乗るなら早く乗ってよ」と言いたげに

列車を長時間停車させるので、

「列車に乗らないよ」アピールのために後ずさりました。

自分は小市民ですから。f1205b/日高本線・浜田浦駅

乗降客数の少ない浜田浦駅の誕生理由も気になりましたが、

それ以上に現在の利用者さんのことが気になったり。

実は全部、駅ファンだった…なんてことはありませんよね?

 

 

訪問駅リスト(JR線)

日高本線 

↑(苫小牧駅方面)

勇払駅(平成28年4月4日)

浜厚真駅(平成27年6月3日)

浜田浦駅(平成27年6月3日)

鵡川駅(平成27年6月3日)

汐見駅(平成27年6月3日)

富川駅(平成27年6月3日)

日高門別駅(平成27年6月3日)

豊郷駅(平成27年6月3日)

清畠駅(平成27年6月3日)

厚賀駅(平成27年6月3日)

大狩部駅(平成27年6月3日)

節婦駅(平成27年6月3日)

新冠駅(平成27年6月3日)

静内駅(平成27年6月3日)

東静内駅(平成27年6月3日)

春立駅(平成27年6月3日)

日高東別駅(平成27年6月3日)

日高三石駅(平成27年6月3日)

蓬栄駅(平成27年6月3日)

本桐駅(平成27年6月3日)

荻伏駅(平成27年6月3日)

絵笛駅(平成27年6月3日)

浦河駅(平成27年6月3日)

東町駅(平成27年6月3日)

日高幌別駅(平成27年6月3日)

鵜苫駅(平成27年6月3日)

西様似駅(平成27年6月3日)

様似駅(平成27年6月3日)


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