皆さま、こんにちは!
今日は日高本線・日高門別(ひだかもんべつ)駅の訪問記です。
「もんべつ」と聞いて、高校3年の時に受験した道都大学を思い出してた自分。
紋別市内にあった大学で、
高校の卒業後に、遠くに行きたい思いだけで受験したのですけど、
その紋別とは違う、日高町内の門別にある日高門別駅でした。
名寄本線にあった紋別駅(平成元年に路線の廃止によって廃駅)と
意味が一緒で区別するために、
駅名に旧国名の「日高」が付けられてたみたいですね。
日高門別駅は大正13年に開業した駅で、
現在の駅舎は平成2年に建て替えされたモノだそうです。
この時、日高門別駅は既に無人駅だったために、駅舎もソレ仕様。
新駅舎は、駅舎を通らずにホームに入れる構造に改められました。
駅舎脇の公園の外周にコンクリート製の仕切りがあり
「これはひょっとしたら古い貨物ホームの跡か!」
などと興奮しながらカメラのシャッターを切ったのですが、
旧駅舎時代はここに貨物ホームはなく(反対側にあったようです)、
この場所は駐車場だったようで。
自分、相変わらず読みが甘いね。
駅舎には、バリアフリーなトイレも完備されてましたよ。
列車のダイヤは優しくありませんが、
駅舎の造りはどこのJRよりも人に優しいJR北海道です。
趣味的に見ると魅力に乏しいのが残念ですけど。
長いアルファベット表記を眺めながら駅舎に入ります。
日高門別駅は旧・門別町の玄関口として開業した駅。
無人駅化後に竣工した現在の駅舎、中にはかつて
町のPRスペースの他に、キオスクまでも備えていたそうですよ。
ここが町のPRスペースです。
展示物も一掃されてしまって、なんか淋しい空間に変わってました。
淋しさのあまり、置いてきぼりにされたお馬ちゃんも
ソッポを向いて泣いてましたわ。
観光案内のパネルを見る。
門別町は、門別競馬場や紋別温泉など
数多くの観光地を抱えているみたいですね。
その中でも特に気になっていたのがこちら。
ピンクのトイレ。
存門別神社や町役場よりも存在感が大きかったピンクのトイレ。
今回の旅ではスルーしちゃったのですけど…
これって何ざんしょ?
行かなかったことを今になって後悔してるのですけど。
駅舎を抜けてホームにインします。
…が、まっすぐにはホームに入れないために、
ホーム端にある構内踏切を渡ってホームに入りますよ。
列車が停車するとホームに入れなくなりますので、
ホーム中央の構内踏切は、全国的にも見れなくなりましたね。
昔の構内踏切の跡です。
旧駅舎時代は、この正面に改札口がありました。
日高門別駅は、日高本線内では数少ない、
列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造です。
列車交換が可能な駅は、現在はわずか4駅に減ってしまいました。
最後はひょろっと伸びた保線車両の留置線の絵で〆ます。
国鉄時代はもう少し先まで線路が延びており、
その先に貨物の荷役ホームがあったみたいですね。
こうして、この日の日高門別駅探索を終えたのですが、
気になったのはやはり、ピンクのトイレです。
エメラルドグリーンのトイレなら駅のすぐ脇にあるのですけど、
駅でガマンをしてでも行きたくなるトイレなのか?
ちなみにこのトイレ、実在するみたいですけど、気になる~
グーグルマップより転載。
日高本線
↑(苫小牧駅方面)
日高門別駅(平成27年6月3日)