皆さま、こんにちは!
長閑な風景が気軽に楽しめる北海道の駅。
魅力は底なし沼で、ハマっちゃうと2度と出られなくなること間違いなしです。
日高本線・豊郷(とよさと)駅です!
太平洋の浜辺に延びる日高本線。
豊郷駅も海岸を眼下に望むことが出来る駅でしたよ。
駅の周辺にあるのは数軒の民家と広大な牧場だけです。
駅前もこんなにガランとしておりました。
あとはこちらの給水塔。
線路から離れた場所にあるので鉄道用のものではありません。
豊郷駅は大正13年に開業、
駅舎は昭和52年の無人駅化後に、この待合室に建て替えられたようです。
太平洋からの潮風が吹き付ける場所にありますので、
駅舎の劣化もかなりの速度で進行していたんでしょう。
建て替えが国鉄末期にずれ込んでいたらきっと、
ダルマ駅(貨車の廃車体を待合室に利用した駅)になっていたでしょうね。
残念ながら備え付けのトイレは使用中止になってました。
それにしても何をご使用くださいって書いてあったんだろう?まさか駅脇の草むら?
先にも書きました通り、
この潮風の勢いには頑丈な駅名標もさすがに勝てないらしく、
おそらくは有人駅時代の廃材を利用したホームのスロープ。
元気!牛乳の看板に描かれた耳の大きなキャラクターに
著作権的に危険な香りを感じましたが、
岩手サファリパーク!
前回書いた、南久留米駅 構内の福島のポスターも驚きでしたが、
この看板はそれの100倍以上の衝撃だったかも。
ともすれば、秘境駅扱いされかねない豊郷駅に看板を貼って、
本当に集客効果があるのでしょうかね?
岩手サファリパーク、東北民から見てもコアなスポットなのに…
どうです?北海道の駅、魅力的過ぎますでしょ?
豊郷駅には双子とも思える駅があるのですが、こちらは次回に。
(豊郷駅の双子駅、清畠駅の訪問記もぜひチェックくださいね)
日高本線
↑(苫小牧駅方面)
豊郷駅(平成27年6月3日)