皆さま、おばんです!
本日夕方、ウチのチビ(15歳♀)が無事に受験を終えて帰ってきました。
「滑り止めは受かってるから大丈夫だよ」
という謎の余裕をかましてますが、いやいや、心配なのはそこじゃないから。
今晩も駅ネタから(最近はコレしかないっすよね)、
日高本線・日高三石(ひだかみついし)駅の訪問記です。
日高三石駅に訪れたのは一昨年6月のこと。
見るからに近代的な駅舎を持つ駅ですが歴史は古く、
三石町(当時は三石村 現・新ひだか町)の玄関口として
昭和8年に開業した駅でした。
JR移行直後まで国鉄時代の木造駅舎があったそうですが
その後に建て替えされ、平成5年に現在の駅舎が竣工したそうですよ。
ちなみにこちらの駅舎ですが、
町が管理する「ふれあいサテライトみついし」を併設したものです。
今は看板の文字が消されてしまいましたが、
かつては中に売店(キオスク)と観光案内所、食堂まであったそうです。
駅舎内はオシャレなロッジ風。
中央に円形ベンチがあり、それを取り囲むように施設が並んでますの。
このシャッターの奥に、昔は食堂があったみたいですね。
以前はいろいろなお店が入居していた駅舎のようですけど、
道路を挟んんだ向かい側にコンビニ(セイコーマート)が出来たことと…
何よりも、当の三石町が平成18年に静内町と合併して
新ひだか町の一部になったことから、
町の玄関口としての機能が失われたために
お店を閉めちゃったのではないかしら?
食堂が営業してた頃は、名物の海の幸がたらふく戴けたみたいですよ。
人の気配が一切感じられなくなった駅舎を眺めた後は、
ホームのチェックを開始します。
日高三石駅は単式ホームが1本あるだけの棒線駅。
日高本線内で列車の行き違いが可能な駅は鵡川駅と日高門別駅、
静内駅と本桐駅の4駅だけになってしまいました。
日高三石駅もかつては列車交換が可能な駅だったのですね!
当時使われていたホーム(廃止済)が今でも構内に残ってましたよ。
構内にあった日高本線仕様の駅名標を眺める。
構内にはもう1枚、駅名標があるのですが、
誰です?イタズラして濁点消したのは?
駅のチェックを終えた後は、町内の名所案内を眺めます。
おっ!三石町の「町」の字が消されてる!
どうやらこの看板、きちっとメンテナンスされているみたいですね。
日本人なら誰もが知っている日高昆布ですが、看板によると
学名は三石昆布と呼ばれる品種で、ここ三石が発祥だそうですよ。
日高昆布と言えば昆布界のスーパースター、
その発祥地とは、三石町すごいじゃないですか!
付近には天然温泉の「みついし温泉」もあるらしいです。
中でも有名なのが「みついし昆布温泉 蔵三」さんで、
船の形をした露天風呂が楽しめるみたいですよ。
ここにはゆるキャラもいて、蔵王(くらおう)様という名前らしい。
蔵三さんのサイトより拝借しちゃいました。
蔵三さんのキャラクターだから蔵王様なのね、蔵王様、蔵王様…
蔵王様!?
実は宮城にもいるのですよ、蔵王(ざおう)様が!
蔵王町のサイトより拝借しちゃいました。
蔵王様は宮城県の県南・蔵王町のゆるキャラで、
県内では人気ナンバーワンとも噂されてる実力者なのです。
まさか蔵王様が日高地方にもいたとは…(呼び方が異なりますが)。
リアルざおうさまはとあるイベントで会ったことがありますけど、
蔵王様同士の競演が実現する日は訪れるのか?
いやいや、それ以前にリアル蔵王(くらおう)様っているのかしら?
最後は駅とは関係のない話になっちゃいましたが、
付近に観光名所が多い、日高三石駅の訪問記でした。
今度、日高昆布を戴くときは、学名:三石昆布を頭に浮かべながら食します。
日高本線
↑(苫小牧駅方面)
日高三石駅(平成27年6月3日)