皆さま、おばんです！
今晩は一部区間が長期運休中の日高本線から、こちらの駅の訪問記です。
日高本線・節婦（せっぷ）駅です！
最近、アメブロの鉄道カテゴリーを見ていると、
駅探訪がメインのブログが増えたようで…
皆さん、駅舎の写真を撮ろうとするも、駅前に人や車がいて
写真の撮影には相当苦労をされてるみたいですね。
自分は、ブログを始めた頃（今から７年前辺り）は
駅前にある車や人の姿など全然気にも留めず、
マイカーが写り込んじゃうような写真も平気で撮っていたのですけど…
５年前に軽自動車で訪れた飯田線・大嵐駅の写真です。
最近、その辺りのことは大変気をつかうようになりました。
だから、節婦駅に訪れた時に
駅前に車が停まってるのを見た時はとてもガッカリ。
でもでも、クルマはJRの利用のために停められてるのではなくて、
単に駅便（駅の便所）の利用するためだとわかってからは、
ただひたすら、車がいなくなるのを待ちましたよ。
その甲斐があってか、車が写り込まない写真を撮ることが出来ました。
この車がいなくなると、
駅舎とホームの位置関係も写真で見ることが出来るのですよね。
個人的に、常々写真が撮りずらいと感じているのはJR九州の駅。
駅前広場が月極駐車場に変った駅が多く、
正面から駅舎の写真がまともに撮れない駅が多いの。
長崎本線・道ノ尾駅。
それに比べれば、JR北海道の駅は写真が撮りやすい方ですけど…
駅便の利用率は他地区と比較すると極めて高いようです。
コンビニ等、お店の数が少ないのが影響しているのかな？
駅前に車がひっきりなしで入ってくるので
（先にも書きました通り日高本線は運休中。すべて駅便の利用者さんです）
さぞ快適な空間なのだろうと覗いてみたところ…
バリアフリー対応の最新のトイレットでした。
中はとても広いし、皆さんがここを利用したくなるもの納得です。
節婦駅は大正15年に開業した駅でした。
ちなみにこちらの駅舎は６年ほど前に建てられたモノだそうで、
それ以前は廃貨車のヨ3500を改造したダルマ駅だった模様。
更にその前は、有人駅時代の木造駅舎で…
日高本線には今でもダルマ駅が数多く残ってますが、
節婦駅がいち早く最新の簡易駅舎に改築された理由は、
貨物の取り扱いが終了し、使わなくなった広い構内を
広場に転用するためだったのではないかと。
新しい駅舎は、撤去された行き違い施設の跡地に置かれてましたよ。
元は島式ホームで、
ホーム側面に書かれた「安全第一」の文字が今も残ってました。
手前にかつては線路が敷かれてました。
ホームが島式だった頃には間近で見ることが出来なかった文字…
こんなところに駅ファンは萌えますのよ。
節婦駅のホームは単式ホームが１本あるだけ。
先にも書きました通り、島式ホームを片面使用にしたものです。
駅周辺には住宅地が並び、
利用者数もそこそこありそうな印象の節婦駅でしたけど、
日高本線の西隣にあるのは大狩部駅。
８月の台風の直撃により被害が増大した地域です。
復旧があるとすれば、はまだまだ時間がかかりそうですね。
節婦駅も海岸線から近い駅でした。
300メートル進めば、こんな絶景が楽しめますよ。
こんなステキな節婦駅に、再び列車が戻るためにも…
どこかに140億円落ちてないかしら？
日高本線
↑（苫小牧駅方面）
節婦駅（平成２７年６月３日）
