コロナ後の新戦略その3 コロナに関する小論文を対策しよう!
非常事態宣言が解除されて約1ヶ月が経ち,コロナも大分収束してきました。この調子でいけば,現在公表されている試験日程はそのまま実施されると思われます。しかし,世間をこれだけ騒がせたコロナウイルスが,公務員試験の小論文で出題されないはずがありません。
当初より,地方上級・各市役所の小論文試験では,コロナが出題される可能性があり,特に7月以降の情報が落ち着く時期には,出題が多くなるのではないかと予想されていました。
そして,実際に,6月下旬にあった地方公務員試験では,いくつかの自治体にてコロナに関する問題が出題されています。いよいよ,本格的に対策する必要が出てきました。
今回は,「コロナウイルスと公務員試験の小論文」について,対策の道筋をお伝えします。
⑴ 小論文試験が課せられる試験種
皆さんご存じの通りと思いますが,一応,小論文試験が課せられる試験種を確認しておきましょう。
⑵ 現時点での実施状況・コロナ例題集
〇 コロナに関する小論文が出題された!
6月下旬に実施された地方自治体の論文試験にて,コロナに関する問題が出題されています。以下,具体的な内容です。
・栃木県特別枠
実施日:6月21日(日)
テーマ:「ウィズコロナとして,新しい生活様式を定着させるためには」
・都内の市役所
実施日:6月21日(日)
テーマ:「自然災害及びウイルス感染に対して,自治体がすべきこと」
両者とも,大まかにいえば「コロナの感染拡大予防策」というテーマで出題されています。コロナについては多種多様な設問が考えられる中,これらはスタンダードな問題といえます。
ちなみに,当ブログの過去記事でも,コロナの感染拡大予防策についての設問例と答案例を掲載しています。気になる方は,参考にしてみてください。
〇 今後の出題予想・例題集
今後実施される試験種においても,コロナウイルスをテーマにした問題が出題されるでしょう。まずは,仮に出題されるとして,どんな設問例が考えられるのかについてお伝えします。
⑶ 試験種別の対策方針
次に,仮に出題されるとして,本番に向けてどう準備していけばいいのかについて知っておきましょう。以下,試験種ごとの対策方針についてお伝えします。
〇 6月28日(日)の地方上級を受ける人
地方上級の受験生は,本試験日まであとわずかですから,対策するにしてもコンパクトにやることを心がけてください。100%コロナが出題されるわけではないので,他の社会問題についても目をそらさないようにしましょう。
〇 7月12日(日)の市役所B日程を受ける人
市役所B日程の受験生は,上記の設問例①と設問例③をしっかり対策しましょう。特に,①に関しては新たな生活様式への対応というのがメインになるので,厚生労働省のHPの資料に目を通しておくことをおすすめします。
〇 7月26日(日)の特別区・東京都を受ける人
特別区・東京都の受験生は,市役所B日程の受験生と同様に対策してください。
〇 8月9日(日)の国家一般職・裁判所を受ける人
国家一般職・裁判所の受験生は,設問例①と設問例②をしっかり対策しましょう。ただし,②に関しては細かい統計数値を丁寧に追う必要はありません。大きな流れとして,経済活動について今何が問題になっているのか,どんな支援が必要かを考察しておきましょう。
⑷ まとめ
いかがでしたか。コロナが出題されたことによって若干ざわついていますが,どんな設問例が考えられるのか,どう準備すればいいのかを明確にすれば,不安はなくなるはずです。
上記の出題例について,「答案を書いたから添削サービスを受けてみたい!」という方は,以下の公式LINEからお問い合わせください。冷静かつ着実に対策していきましょう。以上!