今回はパワプロ2024-2025での自身5つ目となるオリジナルチーム「神 奥トラストティールズ 」の紹介です。
このチームはペナントモードでNPB12球団と混ぜてプレイすることを想定したチームで、NPB球団と同程度の強さになるよう作成しています。
■チームデザイン
球団名の神奥の読み方は「しんおう」です。
■パワナンバー(2025年版)
2025年版: 21100 10060 56927
■チーム概要(※設定は全て架空)
親会社は消費者金融会社である株式会社トラスト。東京都に本社を置くが球団の本拠地は北海道。決してイメージのいい業界とは言い難く、国民的スポーツである野球のプロ球団を保有することでイメージ向上を図ることを目的にプロ野球に参入して50年近く経過する。
20×2年まではリーグ優勝も果たしたAクラス常連の強豪球団であったが、20×3年シーズン中に競合他社が顧客に対する強引な取り立てを行ったと社会問題に。その後トラスト社でも軽微な事案ではあったものの法に抵触する恐れのある行為が確認され批判の的になるともに「そんな会社が保有するプロ野球球団は応援はやめよう」という意見がSNSを中心に拡散。これによりティールズはファン離れが進み、チーム内のムードも次第に悪くなっていった。この背景にはティールズが積極的にFAやメジャーから日本球界に復帰する選手を積極的に獲得して強豪球団の地位を維持してきた事情もあったのかもしれない。
そして20×3年のオフには「冷たい視線を浴びせられるチームから去りたい」とFA権を持つ複数の中心選手が権利を行使。FA権がない選手や数年前にFA権行使で残留した選手やFAや人的補償等でティールズに移籍してきた選手たちは「自分たちは出ていきたくてもできない」とストレスを溜めることとなった。
そして戦力ダウンを招いて迎えた20×4年シーズンはBクラスに転落。「自分たちは何も悪いことをしていないのに」と不満を表に出す選手が多くなり、チームのムードはさらに悪くなってしまった。
球団フロントはこの現状を打開すべくオフにメジャー球団をFAとなっていたプロミスを獲得。プロミスの母親は日本人で彼も日本語が堪能であることに加え、長年チームのまとめ役としての役割を果たしてきた選手であるため、プレイヤーとしてのスキル・能力だけではなく彼には精神的支柱としての役割も期待される。近年非常にケガの多いプロミスだが、彼がどれほど活躍できるかがチームの運命を左右する。
■コンセプト
今回は「オリジナルチームを作成する上で敬遠されがちな特殊能力(精神的支柱、ムード○、ムード×、球界の頭脳、人気者)を取り入れること 」をコンセプトにチームを作成しました。最近はムード○・×を取り入れる方が増えてきている印象ですが、依然として「精神的支柱」「球界の頭脳」を付ける方は少ないと感じます。そもそも「精神的支柱」は自分が見た限りは記憶にありませんし、「球界の頭脳」も自分がリボーンズの選手につけたものとアニメ・ゲーム等の作品をコンセプトにしたチームでしか見た記憶がありません(※他にもあったらすみません、きっと自分が覚えていないだけです)。
そしてこのチームのキーになるのは「精神的支柱」を持つプロミスです。彼はケガGで回復もやや低いため、彼のケガの頻度や程度がチームの成績に大きく左右します。
なお、精神的支柱には「精神的支柱を持つ選手が1人いればムード×が何人いてもその効果を無効化できる 」というあまり知られていない?効果があります。それが実感できるように「ムード×」持ちを7人一軍に所属させています(※記事の最後に精神的支柱が本当に全員のムード×を無効化できるか検証結果を載せていますので気になる方は見てください)。逆にプロミスがいなくなるとムード×のマイナスがのしかかる状況になります。
また、元々FAやメジャーからの復帰選手を多く獲得していたという設定のため、あまり控えや二軍は育っていない感じを出した方が自然だと考え、主力と控え・二軍の能力差が大きくなるようにし、リリーフは一軍レベルとしてあやしいくらいの能力になっています。よって、プロミスがいなくなったからといってムード×の選手たちを二軍に置くとチームの戦力が大きくダウンしますので、プロミスがいない時にどう耐え忍ぶかがこのチームにとって課題となるはずです。
■選手・監督
選手 : 所属選手数は63名。
構成は投手が32名、野手が31名、うち外国人がそれぞれ3名と2名です。
主要選手の紹介はこちら↓
監督 :監督は浪川。戦術面に長けているとは言い難く、指示やサインは出すものの選手たちがなかなか言うことを聞いてくれないのが悩み。長いひげが特徴。
■起用法・オーダー・チーム方針
投手起用 : 監督が起用面に長けておらず場当たり的な起用が多いことを表すためにおまかせを多めにしています。
勝利の方程式 : まともなリリーフが他にいないため、この2名を方程式に設定しています。
オーダー : DHなしを想定しているため基本のオーダーは以下のとおり。プロミスの出塁→盗塁でチャンスを作って後続がランナーを還す想定です。
チーム方針 : 監督能力を反映してバントやスクイズは多いに。ですが意図的にチームプレイ×を持たせているスタメンもいるため、そんなにバントは多くありません。
■チームの強さ
NPB球団とのコスト比較
以下はティールズと2024-2025に収録されている実在NPB球団のコスト比較です。
※参考までに打・走・投・守のランクも掲載。
コストはチャンピオンシップ等(対人戦)での強さを表すものでペナントでの強さとイコールではありませんが、コスト上ティールズはNPB球団よりも低い ことが分かります。一方、打・守のランクはNPB球団と比べて高い水準となっています。
ペナントでの強さ
ティールズはセ・リーグに入れてプレイすることを想定しているため、2024年シーズン最下位の中日と入れ替えて10回日程スキップで順位とゲーム差を確認しました。その結果は以下のとおりです。10回中7回Aクラス入りしているため、NPB球団と比べて強めだと思います。
■平均順位:4.7位
■首位との平均ゲーム差:19.15
各項目の結果はこちら。投手力に課題がある一方で打撃力が高い点はクレインズと似ていると思います。しかし、本塁打が多くない点、盗塁や三塁打がリーグトップになることが多く機動力が高い点、失策が少なく守備率が高い点はクレインズと異なります。
ペナント試走の結果動画はこちら↓
その際の設定はこちら↓
おそらくケガや回復の設定が変わると結果がかなり変わると思います。
ペナントのレーダーチャート
以下は既存のNPB球団にティールズを13球団目として加えてペナントを開始した際のものです。このレーダーチャートが具体的にどのような計算に基づいて作成されるのか分かりませんが、守備以外の項目はやや低くなっています。
※Ver.1.14.0(2025年シーズン終了版)
対戦での強さ
走塁の項目が最も高くなっていますが、盗塁ランクが高い選手は決して多くないので、足を使った攻撃ができる選手は限られます。
※上記の各項目に二軍選手の能力は反映されていません。
補足:ストロングポイント
精神的支柱(プロミス)の存在が最大の強みで130試合以上出場してくれればペナントでの優勝が見えてくると思います。住吉や工藤の長打力も頼もしいです。投手の方はエースの山口が非常に安定していて、防御率が2.50を超えることはあまりありません。
補足:ウィークポイント
プロミスがケガをしてベンチに入れない場合、ミート・パワーがムード×によってマイナスされるため、打撃面が苦しくなります。投手の方は守護神が安定していない印象です。また、投手の選手層の薄さが顕著で一・二軍の差が大きくなっています。全体的にケガや回復ランクが低い選手が多いのも怖いところです。
■チームの構成割合
投打割合
投手は現実に近い割合となっている一方、野手は両打が多くなっています。
年齢構成
主力の年齢は30代が多いです(特に野手)。また、住吉の控え的役割である球界の頭脳持ちの麗句が早々に引退すると思いますので、投手の底上げは必要になってくるはずです。
経歴の構成
年齢も関わってきますのであくまでも参考にとどめていただければと思います。
成長タイプの構成
超晩成と晩成はほとんどいませんので、若手選手の早い段階での成長が見込めるかもしれません。
■このチームの使用について
LIVEにアップしている以上、もちろん自由に使っていただいて問題ありませんが、単純に自分が知っておきたいので、オリジナルLIVEシナリオやブログ・配信などで使ってくださる場合、可能であれば事後でも構いませんので教えていただけると嬉しいです!
■精神的支柱の効果検証
あまり攻略本の情報を誰でも見られるブログに書くのは良くないですが説明のために書くと、精神的支柱とムード○・×の効果は以下のとおりです。
・精神的支柱:味方のコントロール+10、ミート+10、パワー+5
・ムード○:ベンチ入りメンバー全員で「ムード×」より多い時、味方のミートとパワーが+5
・ムード×:ベンチ入りメンバー全員で「ムード○」より多い時、味方のミートとパワーが-5
ムード○と×は多い方の効果が適用されるのは分かりますが、精神的支柱とムード×の関係性は何も書いてありません。なので実際に確認してみます。
精神心的支柱とムード×を持つ選手
・精神的支柱:プロミス(遊)
・ムード×:山口(投)、住吉(捕)、工藤(一)、道人(二)、稲川(三)、松葉(遊)
相降(遊)がムード○持ちですが検証では常に二軍であるため関係ないと思ってください。
旭琉(投)も検証ではベンチ外にしているため関係ないと考えてください。
検証に使用している選手
通常は二軍のミート・フィフティを使用しています。というかこの検証のためだけに所属させました。ミートが上がる/下がる特殊能力は一切持たせていません。また、調子はペナントの設定でふつうに統一しています。
精神的支柱あり・ムード×あり
まずはこのチームの基本的な形である精神的支柱とムード×6名がいるパターンです。
ミートカーソルの大きさはこんな感じです。
精神的支柱あり・ムード×なし
次に精神的支柱のプロミスを残し、ムード×6名を二軍に移してベンチから外したパターンです。
ミートカーソルの大きさはこんな感じです。さっきと変わらないように見えます。
精神的支柱なし・ムード×なし
次に精神的支柱もムード×もなしのパターンです。
ミートカーソルの大きさはこんな感じです。当たり前ですがただのミート50です。
精神的支柱なし・ムード×あり
最後に精神的支柱のプロミスを二軍にしてベンチから外し、ムード×6名を残したパターンです。
ミートカーソルの大きさはこんな感じです。さっきの両方なしよりやや小さく見えます。精神的支柱ありの場合よりは明らかに小さいです。
全パターンを並べて検証
1枚1枚画像を貼られてもよくわからないと思うので、4枚を拡大して並べてみてみます。重ねてしまった部分もあるのでやや分かりづらい部分もあるかもしれませんが分かりますでしょうか?多分ミートカーソルの横幅を比べるのが一番分かりやすいです(何とかスマホで画面を拡大してみてください...)
上記画像を見ると精神的支柱持ちのプロミスがいる場合(上から1番目と2番目)はムード×の6選手がいてもいなくてもミートカーソルの大きさが変わっていません。また、精神的支柱とムード×の両方がない場合(上から3番目)と比べてミートが大きいことも分かると思います。よって「精神的支柱が1人でもいればムード×が何人いてもその効果が無効化され、純粋に精神的支柱の効果のみが発揮される」ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
以上、オリジナルチーム「神奥トラストティールズ」の紹介でした。
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