台湾がよく指摘されている対策①検査数が少なさについての続きですが、
まずは、用語について説明しましょう。
PCR検査
コロナ検査の中に、精度が高い方ですが、結果が出る前には時間がかかります。
抗原検査
コロナ検査の中に、精度が低い方ですが、すぐに結果が出るので、台湾では「快篩(クァイ
・サイ、速い検査)」と言います。
抗体検査
コロナ検査で陰性結果が出ましたが、抗体検査では陽性であれば=この人はコロナの抗体をもっているので、感染したことがある。
だから、台湾は感染拡大疑似の事件があれば、接触者たちに抗体検査を受けさせて、「目の前の感染者はルーツ?あるいは、周りの誰かに感染された?」という感じで、感染経路を調査します。
例えば、Aは感染者。
Aと同居している妻、子供は接触者。
PCR検査では妻も子供も陰性ですが、抗体検査では妻が陰性、子供が陽性。
子供が感染されて、お父さんに感染した可能性が高いので
指揮センターは子供のクラスメートや先生などを接触者として、検査を受けさせます。
その中に、三人のクラスメートと1人の教師は抗体検査で陽性としたら
この四人の接触者に検査を受けさせながら、リスクが高い場所へ行ったかどうか調査します。
ほとんどは、この段階に、「教師の夫は国際線の乗務員」などのルーツを見つかることができますから、感染拡大もある程度に抑えられます。
でも、感染力が強いウィルスだったら、今の台湾になってしまいます。
では、台湾はどうして抗原検査をあまり使いませんか?
理由はごくシンプル。
精度が高いPCRを使いたいだけです。
台湾では、PCR検査でも連続2回や3回の陽性や陰性結果が出て、CT値と合わせてこの人は本当に感染されたかどうか慎重に検討します。
抗原検査より遅いですが、特に台湾は安定している期間には、なるべく最高レベルの手段で対応したい指揮センターのやり方には、国民として納得できます。
でも、納得できない人もいます。
「こんな弱い台湾は、安全になるわけがない!必ず市中感染がある!すべての国民に抗原検査を受けさせなさい!」
「やさしい中国はたくさんの抗原検査キットを売ってくれるって、速くすべての国民に抗原検査を受けさせなさい!」
あっそ。
やさしいですね。
それに対して、指揮センターは「現状から見ては、すべての国民に抗原検査を受けさせる必要がありません。でも、市中感染がすでに発生した可能性が否認できませんから、みなさんはしっかり『防疫新生活(マスクなど基本的なことをして普通に暮らすこと)』を実行してください。」って返事しました。
台湾がよく指摘されている対策①検査数が少なさについてで説明したように、PCR検査も抗原検査も検査するタイミングが大事です。
タイミングや状況を計らずむやみに検査を受けさせるのは、国民、医療現場と財政に多大な負担をかけます。
「でも、検査してみないと、市中感染が発生したかどうかわからないまま、あぶないよね?それは、絶対にインペイしたいから!」
100%政府を信じるのもあぶないので、私もそれについて考えてみました。
まず、知り合いの中にも医療現場で仕事している人が何人いますが、大変な時期に内部の情報もこそこそ教えてくれましたが、収束してからそちらも普通にくらしていそうです。
周りのすべての人は、マスクをつける頻度が高くなったけど、コロナを忘れたような日常を続いていました。
そして、台湾ではコロナについてのインペイ工作が実に難しいです。
最近の状況を見ればわかるはずですが、朝の9時頃、午後の記者会見で発表する情報がすでにネットでじわじわと拡散されています。
さらに、台湾では、台湾の衰弱を望んでいる人がたくさんいますよ。
やさしい国のテレビ番組を出演して、「我が国は台湾を占領するなら、××から上陸すれば、3時間くらい台湾軍を殲滅することができます!」って宣言する台湾政治家と台湾軍の元将軍がいますね。
至近な距離で指揮センターを監視しているやさしい国系の政治家がそれだけいるので、インペイ工作は難しいと思います。
そして、指揮センターはまたある理由を教えてくれました。
台湾がよく指摘されている対策①検査数が少なさについてを読めばわかると思いますが、PCR検査も抗原検査も違うタイミングで検査を受けると、感染されても陰性結果が出る可能性が高いです。
「今は市中感染があるかもしれないって、みんなは警戒しますが、すべての国民に検査を受けさせると、陰性結果をもらってから『自分は大丈夫だ』と思って、マスクをつけない、消毒もしない人は必ずいます。」
「すべての国民に毎週検査を受けさせるわけがありませんから、台湾が安定しているうちに、みんな『防疫新生活』を実行した方が安全ですよ。」
そういえば、地元の彰化の県長は野党です。
去年の夏、県長とその仲間は指揮センターの名を借りて、何千人の県民を検査しました。
結局、1人の感染者を見つかって、すぐに「ほら!市中感染!」って公表しました。
指揮センターはビックリして資料を確認してから、気付きました。
「この感染者は、隔離している入国者ですよ?」
まぁ、逆にインペイしてないことを証明しましたから、見過ごしました。
以上は、文句を言う気分を含めた報告でした
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