台湾政府の各機関は、生放送の記者会見で、今回のピンチに対する対策を報告していました。
内容が多いので、ここではもっとも緊迫な事情のみ説明します。
それは、今週末(5/15~5/16)に登場する高校の入学試験についての対策です。
教育部の報告によると、主な対策(追伸あり)は
試験期間にマスクをつける義務、頻繁な検温、動線管理、会場の消毒を強化など。
追伸 予備用の試験場を準備して、もし現場で症状が出た受験生を発見すると、予備用の試験場を使わせます。
家族応援団を禁止。代わりに、学校の主導で受験生の需要を満たすことができる応援団を創立します。
追伸 身体の不自由など特殊の需要をもっている受験生なら、一名の家族が付き添いしてくれることがOK。でも、申し込みが必要です。
エアコンをつけながら、窓を5~10㎝開けます。英語試験の聞き取り期間のみ窓を閉めます。
追伸 コロナの感染は「空気によってウィルスを伝わる」ですから、会場はファンをなるべく使いません。
そして、もっとも注目されていることは、
自宅隔離された受験生はどうすればいいですか?
教育部は1日に2回のリスト更新で、自宅隔離された受験生のリストを把握して、その受験生は試験会場に行かないことを要請します。
その後、隔離された受験生たちのために、別の試験を準備します。
でも、違う試験を受けて入学することはちょっと不公平を感じますよね?
ほかの受験生の権利を影響しないように、別の試験を受けた受験生は追加として入学させます。
つまり、違う入学経路を作って、なるべくみんなの権利を守ることです。
もっといい方法はあるかもしれませんが、今週末に登場する試験なので、教育部も最善を尽くしたと思います。
では、皆さんの子供は、みんな安全安心に理想的な学校に入学できるように。
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