「疎まれること」と「疎むこと」を超えていく② | 澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

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Body, mind, spirit のホーリスティックアプローチから
あなたの心と体、ハートを元気にする身体心理セラピスト 澤田 准のブログ

みなさん、こんにちは♪

身体心理カウンセラー・セラピストの澤田 准です。

 

気温が高くなってきましたね。

こまめな水分補給と、クーラーの冷え対策をしてお過ごしくださいね。

 

 

さて『人に疎まれる感覚』のブログの続きです。

 

『疎まれる』とは、、、 周囲の人からイヤだと思われそっけなくされたり、面倒だと思われて(心理的に、または物理的にも)遠ざけられたと感じる状態のことを言います。

 

「疎まれる」と表現される状況は、露骨な嫌悪の態度こそ示されないが、親しみがもたれず、あるいは面倒がられ、相手は自分とできるだけ接する機会のないようい振る舞っているような状況 (by Weblo辞書)

 

 

疎まれるという言葉に馴染みがない方は、

「嫌われて、嫌がられているな、ぞんざいに扱われているな」と感じるような状態と言ってもいいかもしれません。

 

 

そんな感覚や気持ちについて書いてみました。

今回はその続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疎まれることと疎むこと

 

 

「疎まれた痛み」が癒やされ、意識が開いていくと、

今度は自分自身も「疎んできた」ことにも気がついていきました。

 

 

「疎むこと」と「疎まれること」

潜在意識の中では、両者は一つのセットとして存在しているんですね。


 

疎まれた(と感じた)経験には、

疎んでいる(ように見えた)他者の視線、表情、態度、言葉、声色、、

 

そういったものも身体記憶の中に保存されているんです。

 

つまり「疎まれる感覚」があるということは、必然的に「疎む感覚」もあるということなんですね。

 

 

 

この「疎む感覚」を無意識のうちに、行動化して自分も誰かを疎むようになることもあれば、

(外的行動化)

 

自分の内側で再演して、自分のこと(自分の一部の行為、失敗したことやできなかったこと、恥のように感じたこと、またそうした自分自身に対して)を強烈に疎むこともあります。

自分を疎んできた人のように、そのエネルギーを内側に保持したまま、自分の行動を監視しながら、

自分を疎んでいきます。(内的行動化)

どちらも無意識に行われるトラウマの再演です。トラウマのエネルギーには、トラウマ(の神経状態)を再演して、無意識に乗り越えようとする作用があります。

 

 複雑に絡み合った心理を持った人は、大人になるにつれて「親のようになりたくない、、、(疎む=親)」と思い、疎む自分を強烈にダメ出ししたり、抑圧していきます。

それでもなおそのエネルギーの残響は内側にあるので、自分の中で「疎む、疎まれる」、つまり、「自分を嫌うエネルギーと嫌われる痛みを持ったエネルギー」が刺激し合っていきます。そうした深層心理は、神経系をより複雑にして苦しい心身の症状を作り出していきます。

 

 

 

意識が広がるにつれ、幼少期の時は疎まれる感覚を感じていたのが、

少しずつ大きくなるにつれて、いつのまにか疎むこともしていたことに気がついたのでした。

 

 

「あ〜、わたしもたくさん疎んできたな〜」と思い出します。

その残り香を教えてくれるのは、中学生の頃の私のエネルギー。

 

 

姉や兄、親を威嚇しながら疎み、うざがりながら疎み、

自分の思い通りにならないこと、それを阻害されることをとても嫌がっていました。

(その後はひとりになって自分を守ろうとしていました)

 

 

この「疎む、疎まれる」という関係は、私の家系が持っているエネルギーでもあって、

いつもこのエネルギーをまとっていたように思います。

 

 

 

そんな「疎む」エネルギーにも寄り添っていきます。

 

「はぁ〜!?」と言いたげで、

とてもうざったげに相手に不満を表すようなエネルギー。

斜めに目をやり少し睨むようなエネルギー。(書いていて父のエネルギーを感じます)

 

コントロールされることを嫌いながら、

同時に傷つけられることも恐れている、そんなエネルギー。

 

 

相手より先に疎む(疎み返す)ことで、傷つけられることから守り、

自分の尊厳や自由、居心地の良さを守ろうとしていた古いエネルギーがありました。

 

 

 

 

そうしたちょっと捻くれたエネルギーにもオープンハートな理解を示していきます。

 

そうやって守ってきた、(守っていたことにさえ気づいてなかったけれど)

それがその時にできる、唯一のことだったこと。

 

わかりやすい優しさや思いやり、励まし、

存在を肯定されるような安心感というよりも、

 

揚げ足取りだったり、できないことに目がいつも向けられていて、

 

家族のみなが自分が傷つくことの恐れを隠し持ち、自分を主張し、威嚇し、

他者の痛みには無関心な状態だったこと。

 

そんな分断された関係性の中で育ってきたこと。

 

それを理解し、どんなことがあっても、相手の態度は相手の状態の反映で、

私自身の存在の問題ではないこと。

 

大いなるセルフの視点で、包み込んでいきます。

 

余談になりますが、癒しが進むにつれて、姉の痛みにも触れる心のスペースができてきていました。

 

姉とともに姉の痛みを理解し尊重することで、

関係性は変わっていきました。

 

イライラするからなるべく近寄りたくない、、姉をうとむことから、緊張感が抜け、リラックスしたものに変わっていきました。

 

 

 

 

 

 

「疎まれる」と「疎む」関係 を超えていく


 

 

過去の疎む、疎まれる関係が解きほぐされていくと、、、

どうなっていくのでしょうか?

 

疎ま(れ)なくなる、、、というわけではありません(笑)

 

それに囚われなくなっていく、、、という感じでしょうか。

 

 

 

人は疎むことだってあるし、疎まれることだってある。

 

けれどそれを個人に向けられた攻撃と取らなくなってくるのです。

 

 

 

たとえ相手が疎んでいるように感じた時も、

 

「疲れているのね、、」とか、「今は機嫌が悪いのね、、」と

相手の状態を感じ取って、そっと距離を置くこともあれば、

 

気持ちに余裕があれば、「どうしたの?」と聞き返す時もあるかもしれない。

 

 

 

もし自分が疎む時があったとしても、

「疎むときだってあるさ、、、疎んだっていいよ」という軽さで気持ちを肯定していくことでしょう。

 

そこになんにも執着がおこならくなっていくのです。

 

 

 

 

 

 

疎む/疎まれる関係性を超えていくとは、

 

そこに分断はなく、

どちらの側(の痛み)にも”理解”という橋がかけられ、

 

人間への興味と尊敬と愛とともに両者と繋がっていくようになるのです。

 

 

そうして私たちは全体性を取り戻し、精神的にも霊的にも進化していくのだと思います。

 


 

 

 

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