オーバーフォーカシングしない | 澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

Body, mind, spirit のホーリスティックアプローチから
あなたの心と体、ハートを元気にする身体心理セラピスト 澤田 准のブログ

みなさん、こんにちは。

心理カウンセラー・セラピストの澤田 准です。

 

ここ何日も大雨が降り続いていて、

今日はやっと雨降りではない日。

 

ニュースでは、九州地方の映像が流れ、とても心が痛みます。

 

不安定な天気や気圧が少しでも早く落ち着き、

被災されたみなさまの心が休まりますように。

 

無事である方が増えますように。

そう願ってます。

 

 

 

 

 

 

 

さて、先月から書き始めた連載の続きです。

少しずつ書き進めています。

 

まだお読みでない方は、こちらを読んでみてくださいね。

 

①−1あなたが望む方向を向いていこう

 

 

①−2本当の望みにたどり着く

 

 

幸せを根付かせていく

 

 

 

 

私たちが望む方向に向かって歩き出すときには、

 

幸せの感覚(ホッとした感じ、安心、リラックスなど)を

身体に根付かせていくこと、

 

そちらの方向に意識を向けることも大切なんだよ〜と

お伝えてしてきました。

 

 

そしてそれともうひとつ大切なことがあります。

 

それは、ネガティブな思いや感覚にフォーカスしすぎないということ。

 

 

『え〜、ふだん、セラピーではその感覚をフォーカスするようにしているのでは!?』

 

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

でもフォーカスしすぎないということも大切なので、ちょっとお話しを最後まで読みすすめてくださいね♪

 

 

 

オーバーフォーカシングしすぎない

 

 

オーバーフォーカシングとは、ある対象に過度にフォーカスしすぎてしまうこと。

 

 

ある対象とは、自分の中に浮かんだ思い、感情、身体の感覚で、

それらにフォーカスしすぎてしまうということ。

 

 

もしあなたが慢性的に緊張していたり、イライラしていて、

 

ネガティブな思い、自己否定だったり、自分をダメだと思って批判したり、

嫌われているのではと恐れが出てくるのであれば、

 

そういった思いやエネルギーにパワーを与えないことも大切です。

 

 

 

無意識に、無自覚に

その思いや感覚にとらわれたり、

そのことばかり考えたりするのは、

 

自分のネガティブな思いや感覚をストーキングしているようなもの。

 

 

それはネガティブで苦しい思いや感覚にエネルギーを注ぎ込むことになり、

 

『自分がダメだ』という思いをとてもリアルに感じさせ、

さらに囚われていくというループにはまってしまいます。

 

 

 

もちろんそれらはトラウマから来ていたりするかもしれません。

 

けれどそうした思いに対して、

 

これは、トラウマがあるからそういう風に思ったり感じてしまったりするんだ

意識的に距離を置いて眺められるようになったりすると、

 

そこに冷静さが取り戻せていきます。

 

*いつも緊張していたり、自己否定が強かったりするのは、性格ではなく、

 愛着トラウマ(発達性トラウマ)であることが多いのです。

 

 

 

 

 

意識を切り替える

 

 

そして前回『幸せを根付かせる』でお話したように、

 

 

意識的にホッとしたりリラックスしたり気持ちが緩んだり

安心したり笑えたり心地よさを感じりといった

 

そちらの方の感覚を根付かせていくことをしてほしいなと思います。

 

 

 

例えば笑えるYoutubeでもいいし、

大好きな香りを嗅いでもいいし、

動物の動画でもいいので、

 

意識を切り替える』というのを少しずつ、トライしてみてくださいね。

 

 

 

そして、なんだか緩んだ感じがしたら、

 

その緩んだ感じをすこ〜しずつ味わい、

体になじませていく、、、

 

呼吸とともになじませていくごとに、

 

なんだかいい感じが出てきたり、

頬の筋肉が緩んできたり、口角が自然と上がってきたり、

お腹が緩んで柔らかくなってきたりします。

 

 

もしかしたら、

いい感覚と、そうでない感覚、

 

つまり

「なんだか気分がいいな」というようないい感じと、

「お腹がちょっと張っているな」というような不快な感じと、、、

 

そんな相反する感覚が出ているかもしれません。

 

 

それはそれでいいのです。

 

その両方の感覚があることを、

 

それを感じている自分の体を、

ただただ、そのまま見守っていてあげてください。

 

 

最初は慣れないと、変な感じかもしれませんね。

でもジャッジなく、体のリアルをそのまま観察し、見守ってみてくださいね。

 

すると、それすらも馴染んでくる感覚が出てくるかもしれません。

 

そして、私たちには、いろんな感覚があることが普通で、当たり前なのです。

 

 

 

 

 

不安や緊張が強い人は、

いつも気になることや恐れに気をとらわれていて、

そうした神経回路を強めていきます。

 

同じような思考、同じようなストーリー、同じような体の反応、

そういったパターンを無意識に何度も繰り返していきます。

 

 

 

 

また慢性的に自己否定が強い人も、

 

そういったパターンを繰り返して、

いつも自己否定のメガネで自分を見て、責めていることが多いと思います。

 

 

 

こうした、緊張も、自己否定の思いも、

 

体の中に、「安心や安全」、「私は大丈夫」の感覚が育っていないために、

 

いつもサバイバルモード、警戒モードがオンとなっていて、

嫌われないように、認められるようにと世界や、周りの人を見ているから、

 

自動反応のように、緊張や自己否定モードが出てきてしまっているのです。

 

 

 

だからまずは良い感覚(安心、安全、私は大丈夫)を根付かせていくことがとっても大事で、

 

自動反応になってしまった緊張や自己否定モードに気づいて緩ませていく

いい感じ、心地よい感じに戻っていくということが大切なのです。

 

 

 

 

 

切り替えてみる

 

 

ここまで読んでくださったのなら、、、

ちょっと『切り替えてみる』というのをやってみてくださいね。

 

 

 

自己否定して責めている自分に気がついたら、やめる

 

緊張している自分に気づいたら、肩の力を抜いて、ふーと緩める

 

 

①気づいたら、やめる

 

 気づいたら、ふ〜

 

それの繰り返しです。

 

 

ただ気づいて、『』に戻る。

 

 

 

いつもの思考や反応に気がついたら、

それをただ、やめてみる、緩ませてみるだけでいいのです。

 

 

例えばいつもの自己否定で自分を責めていることに気がついたら、

『自己否定ちゃんが出てきていた〜!』と言って、

深呼吸をして、そちらの方にフォーカスするのをやめる。

 

 

 

緊張して体がこわばっていることに気がついたら、

肩をグッと一旦こわばらせてから、回してストンと落とす。

 

 

こんな感じてリセットをしてみる。

 

 

②『今』いる場所を見回して、

空を見て、お気に入りのペンを見て、

自分の身体を優しく触れてみたりして、

 

今ここに安らぎを見出してみる

 

 

 

自己否定も緊張も、

過去の潜在意識状態を反復しているので、

 

 

それを少しずつ『』に戻して、

意識的にスウィッチングしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

もし切り替えられない時は、、、

 

 

もちろん「自己否定ちゃん」や「緊張モードさん」の声や感覚が大きくて、

どうしても止めれない時もあると思います。 

 

 

そんな時は、

 

声を聞いてあげる、対話をして理解する』ことをやってみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

よかったらこちらを参考に♪

臆病ちゃんと虚勢ちゃん

 

 

 

 

 

こんな風に自分との対話を繰り返すことで、

自分の内側に調和が訪れ、

心地よさや安心感、愛と言った感覚が広がっていきます。

 

 

 

 

 

それでも切り替えが難しい、、、

そんな時はセッションを受けるタイミングかもしれません。

(本当はもっと早くてもよくて、苦しくなる前に来る方がいいのです)

(だから気になる心理セラピストさんがいたら、ぜひ一度受けてみてくださいね)

 

 

 

セッションでは、無意識に繰り返していた

不安や緊張の反応パターンや、自己否定などの適応パターンなどに意識の光をあてていきます。

 

不快な感覚や不安や緊張を見ていき、そのエネルギーを解放したり、

そのエネルギーが本当に恐れていることを対話をしながら、理解し緩めていきます。

 

 

(セッションでは、不快な感覚や不安の感覚をフォーカスしているのは、

安心安全のスペースを保ちながら、エネルギーの調整や解放、完了をするためなんです)

 

 

それは、その反応のエネルギーの完了を意味し、今までとは違う感じ方、考え、行動を生み出していきます。

(1回で完了することもあれば、発達性トラウマの場合は、少しずつ数ヶ月、数年単位になる人もいます)

 

 

 

 

さて、なぜオーバーフォーカスしすぎないほうがいいか、ご理解いただけたら嬉しいです。

 

 

 

①幸せな感覚に根付くことと

 

②そしてフォーカシングするときは、エネルギーの理解、受容、調整、解放、完了を目的としていること

 

 

③やみくもにネガティブや不快な感覚、そしてそのストーリーに引きずられて、

 その感覚や思いを強めていかないこと

 


 

 

さて、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

次回は、『今に根付く』です♪

 

 

ありのままのあなたが輝く

幸せはあなたの内側から

 

 

 


 

 

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