みなさん、こんにちは♪
あるクライアントさんが久しぶりにパニックの感覚に見舞われた時のことを
下記のように話してくれました。
大丈夫なのを待つことができるようになりました。
昔の怖い時の感覚を思い出し、「あ〜、これ昔あったな」と気づきながらも、
また(元の落ち着きに)戻るだろうって、わかっているし、
落ち着いて大丈夫になってくるのを待つことができました。
今は、昔よりも自分に何が起きているか分かるから、
不安の渦に飲み込まれそうだったけど、そちらに行かない。
それを身体が覚えてきていて、
「この感覚、昔あったな、、、」と俯瞰しながらも、
どこか冷静な自分がいる感じです。
「ずっと続くわけではない」って分かっているのって、本当に大きいですね。
クライアントさんのレジリエンシーが育ってきたことに心から感動しながら、
話を聞かせていただきました。
人の生きる力、それは植物や花が自然に太陽に向かっていくように、
光の在処(ありか)を本能的に知っているように、
私たちの心や神経系、身体も、そちらに向かって伸びていく力だあるのだと感じた瞬間でした。
一番大切なのは、パニックにならないことではなく、、、
(もちろんならない方がいいに決まってますが、)
なったとしても戻ってこれる神経系の柔軟さが大切で、
そしてそのことを責めずに、身体の状態への優しい気づきに変え、
日々調整していくことなのです。
(忙しかった、、呼吸が浅い日が続いていた)
必ず去っていく
パニックになっている時、過呼吸になっている時、いろんな思考がめぐり気が動転しそうな時、、
その渦中にあるときは、きっとこの状態がずっと続いたままなのではないか、、おかしくなってしまうのではないかという気持ちが起こるかもしれません。でもその状態はずっとは続きません。必ず去っていきます。それを知っているだけでも落ち着きませんか?
神経系の誤作動が起きているだけ、、、
必ず収まっていく
例えば忙しい日々が続いていて、息が浅くなっていて、、そういう状態の時は、小さな刺激にも反応しやすいのです。身体が過去の感覚を感知して、、誤作動を起こしやすくなるのです。
そしてそうした身体のメカニズムを知っていることは、私たちが身体の智慧とつながり、調整を学んでいく大きな助けになります。
戻っていく感覚、戻った感覚を意識的に味わう
今までもきっとパニックから、呼吸が治ったり、気分が落ち着いてきたことは何度もあるでしょう。
でも、ここに気づきがなかったら、ただ「いつの間にか収まっていた」ということになっているかもしれません。メカニズムを知らず、「いつの間にか収まっていた」ら、どう対処していいか分からず、「またなったら、どうしよう」と、予期不安が出てもおかしくないですよね。
だから「いつの間にか」に、『気づき』をそえていきます。
例えば、
「鳥が飛んでいるのを眺めていたら、呼吸が落ち着いてきた」
「〇〇の声を聞いたら、今ここに戻って、落ち着いてきた」
「好きな音楽に耳を澄ませたら、口ずさんだら、落ち着いてきた」
「アロマの香りを嗅いだら、少しずつ、気分が変わってきた」
「ホッカイロをの暖かさに意識を向けていたら、ほっとしてきた」
誤作動を解いていくのは、『今、ここの安心や安全の感覚、サイン』です。
そしてそのようにして、ほんの少しの変化の『きざし』に意識を向けていきます。
「汗がひいてきた」
「胸が広がってきた」
「呼吸がゆっくりになってきた」
「呼吸が深く入るようになってきた」
「力が抜けてきた」
「空が広く見え出してきた」
「肩の力が抜けてきた」
そうしたきざしは、身体が戻っていくサイン。
そのサインに気が付きながら、戻っていく感覚に意識を優しく向け、味わっていきます。
戻っていくサインに気が付き、
その感覚に寄り添えば寄り添うほど、
身体の誤作動は治り、
「今ここの大丈夫」に馴染んでいきます。
感覚と共にいられること
こうした感覚といることができること、、、身体とともにいられること、、、
それが神経系の成長や器を大きくしてくれます。
私たちは、意識的にも、無意識的にも、そうした瞬間から逃れたい、回避したい、、という気持ちが働きます。
例えば、「大声で泣き叫んでいる子のそばに居たくない、、、離れたい」と思う人も少なくないと思います。それを聞いているとイライラしたり、自分が落ち着かなくなったりするかもしれません。
同じ電車の車内だったら、席を変えたりするかもしれませんね。
私たちは不快な感覚から逃れたいと思うのは、
私たちの身体に備わっているナチュラルな感覚だと思います。
けれど、もしその子のそばにいて、「悲しんだな」「寂しんだな」「怒っているんだな」「不安なんだな」「落ち着かないんだな」「びっくりしたんだな」など、、その子の気持ちに同調し理解を示しながら、ともにいることができるとしたら、どうでしょう?
その子を早く落ち着かせようとせず、その子の気持ちに寄り添いながら、その子のペースで落ち着いていくのを共にいることができたら、どうでしょう?
その子とつながり、「そうか〜、そうだったんだね、残念だったね〜」と
一緒にその寂しさや悲しさ、不安を共有しながら、共にいることができたら、どうでしょうか?
その子は、きっと安心のサインを受け取り、涙が乾き始め、
なんだか気分も変わり、、もう平気な気持ちになってくるかもしれません。
同じように、
私たち自身のパニックのような高活性の時と一緒にいられることができたら、
回避したりせずに一緒にいることができたら、、
大丈夫に戻るまで一緒にいることを何度でもできたとしたら、、
神経系に厚みや幅ができてきます。
(これは私の表現ですが、、、)
以前とは違う神経系の在り方となり、
以前反応していたことに反応しにくくなるかもしれません。
もちろん、こうした高い活性の時と一緒にいられるというのは、なかなか難しいものかもしれません。
だからこそ少しずつ少しずつセッションを味方につけながら、
自分の神経系を知り、学び、ともにいて寛いでいく経験を重ねていってくださいね。
その経験が未来のあなたへのギフト、財産になっていきます♡
ゆっくり、いつの間にかに♪
ありのままのあなたが輝く
幸せはあなたの内側から♡
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