みなさん、こんにちは♪
心理カウンセラー・セラピストの澤田 准です。
以前書いていた記事が途中だったので、
少し手直しを入れてアップしました。
『私が私のセラピストになる』
そんなことが少しずつできるようになると、、
普段の生活の中で、自然と自分と向き合い、対話することができるようになってきます
また自分の観察する力（俯瞰力）も出てきます。
じゃあ、どうやってするの？ということで、
私の例『夫が入院中に感じた体のものすごい疲れ、心労』をテーマにご紹介してみたいと思います。
今回のセルフワークでは、自分自身の中で困っている部分、悩みを抱えている部分をパーツとして捉えて対話していくセラピーを用いています。
さて昨年の10月に夫が入院した時のことです。
家族の誰かが入院するというときは誰でもそうだと思いますが、
普段の生活に加えて、病院通いをしたり、夫の手術に付き添ったり、、
意外と心にも体にも負担がいたりします。
もちろんセラピストをしている私も例外ではなく、、、
夫が入院した日の翌朝は、、、２回ほど目が覚め、
体全体は重だるく、
背中のまん中がなんとなく痛さがあったりしたのでした。
それはどちらかといえば心因性のもの、、、
そんなものを感じて、お布団の中で、セルフワークを始めました。
背中に意識を向けていると、
背中の真ん中では、恐れを感じていることに気づきます。
よく体を観察していると、微かながらに喉も締まるような感じがあったり、
体の芯の緊張も感じていました。
その感覚はとっても恐れがありました。
手術や、手術後に起こるさまざまな万が一を想像しては、
怖がったり動揺したりしていました。
私はその感覚に『臆病ちゃん』と名付けて、その感覚にただ気づいて、寄り添っていました。
するともうひとつ、違う感覚、思いが出てきました。
それは、私が臆病になることで、
周りが余計に怯えたり、怖がったり、困惑したりするから、
必死で明るく大丈夫なフリをしようと思って、『頑張ろうとしている私』がいました。
そしてこの『頑張ろうとする私』は、
無意識に臆病であることをダメなことと考えていて、、
なんとか臆病にならないように一生懸命、抑えようとしたり、なだめようとしていました。
この二つの感覚や存在が私の中で葛藤しているのがわかりました。
（だからこんなに体が痛かったのね）
それは『臆病ちゃん』と、
大丈夫なフリして虚勢をはって明るくいようとする『虚勢ちゃん』。
私はまず、『臆病ちゃん』の存在に気づいて、理解していきます。
まあ、こんな状態だから、臆病にもなるよね。
臆病になってもいいよ。恐くていいよ。
臆病になっても大丈夫と、その存在を認め、居場所を与えてあげます。
追いやろうとせず、ただただ、その存在があることを認め、
それは当たり前の反応だよと、理解と居場所を差し出していく。
すると、『臆病ちゃん』が少しずつ緩んできて、
背中の痛みも和らいできます。
『臆病ちゃん』が緩んだため、
『虚勢ちゃん』は、臆病ちゃんを抑えて虚勢をはる必要がなくなり、少し心に余白（余裕）が出てきます。
もう大丈夫なフリをして、頑張ろうとしなくてよくなった『虚勢ちゃん』を感じていると、
『虚勢ちゃん』になる前の、エネルギー本来の質、それは相手を思いやる愛の姿が伝わってきます。
『相手を心配させない配慮』
『相手に大丈夫だという気持ちを送る』
『良くなってほしいと願う気持ち』
という健気な姿が見えてきます。
葛藤していたふたつのパーツが少しずつほぐれてくるにつれ、
体も楽になり、『よし、頑張っていこう』と前向きな気持ちが出てきました。
布団をはいで、体をぐっと伸ばし、体から動き出していました。
*~*~*~*
このワークはそんなに深いワークではありませんが、
ほんの少し意識を体とこころに向けて、対話をし、
体の緊張や心の葛藤からくるこわばりをほぐした例です。
私たちは、自分が自分のセラピストになれるとき、
自分の心と体をこうやって日々微調整することで、
自分の中の居心地の良い領域に戻ることができます。
セッションでは、少しずつ
自分が自分のセラピストになる、、、そんな眼差しを育てながら行われています。
ありのままのあなたが輝く
幸せはあなたの内側から
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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