「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして、

引き寄せの法則についてまとめてきました。

次のステップとして、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。

 

エイブラハムが教える引き寄せの法則について書いた記事は、
下記になります。
 
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著) より
 
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
 
 
 
こちらでお伝えしているのは、
宇宙法則の引き寄せの法則です。
潜在意識をどうこうする引き寄せではないです。
解釈が真逆になりますので、
潜在意識系の方は読むのをご遠慮下さい。
(ちなみにこういう風に書くのも法則が働いているからです)
 
エイブラハム達が伝える「引き寄せの法則」
というのは、
似たものを引き寄せる法則のことで、
思考が現実化する法則のことではありません。
考えると波動が出て、その波動に応じて、
引き寄せの法則が働きます。
引き寄せるのは現実的、物質的なものだけではないのです。
引き寄せの法則を伝えていない、
カウンセラー、アドバイザー、メソッドにご注意下さい!
注意喚起を強く行なっています! 
 
 

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本の、喜びとお金の源泉としてのキャリアという箇所を、

ご紹介したいと思います。

 

キャリアとは?(エイブラハム) 

人にまず聞かれること(エイブラハム)

引き寄せの法則とキャリア(エイブラハム)

空虚さの満たし方(エイブラハム)

「思考は現実化する」との出会い(エイブラハム)

ポジティブな気分(エイブラハム)

与えずに得る(エイブラハム)

行動で相殺する必要はない(エイブラハム)

地球へようこそ(エイブラハム)

いちばん大切なこと(エイブラハム)

ドアの開け方(エイブラハム)

欲しいのか?しなければならないのか?(エイブラハム)

楽しみがお金を引き寄せる(エイブラハム) 

肯定的な側面を探す(エイブラハム)

高い評価(エイブラハム) 

概念的な仕事の時間(エイブラハム) 

もっと頑張って働くべきか?(エイブラハム) 

楽しみがお金や収入に結び付くのか?(エイブラハム) 

キャリアに関するストーリー(エイブラハム)

 

喜びとお金の源泉としてのキャリアまとめ1(エイブラハム)

喜びとお金の源泉としてのキャリアまとめ2(エイブラハム)

 

という記事の続きです。

 

 
エイブラハム わたしたちが、
物質世界での人生の最初の日に
あなたがたに話してあげるとすれば、
こんなふうに言っただろう。

「地球へようこそ。
あなたはなんにでもなれるし、
なんでもできるし、
なんでも手に入れられる。
そしてここでのあなたの仕事は
─人生のキャリアは─喜びを求めることだ。

あなたは絶対的な自由の『宇宙』で
暮らしている。

あなたは完全に自由で、
あなたが考えるすべての思考が
あなたに引き寄せられてくる。

明るくていい気分になることを考えれば、
あなたは『本当の自分』と調和するだろう。

そうやって絶対的な自由を活用しなさい。

喜びを求めなさい。

そうすれば想像し得るかぎりの
成長のすべてが、
喜びのうちに豊かにあなたのもとへ
引き寄せられてくるだろう」

だが、今日はあなたがたの
人生の最初の日ではない。

ほとんどの人は
これを読むまで長い間、
自分は自由ではないし、
価値がないし、
それなりのものを受け取る価値が
あることを行動を通じて
証明しなければらない、
と信じていた。

多くの人たちは今、
キャリアや仕事に喜びを見いだしていないが、
辞めれば金銭的に困って
もっと嫌な思いをするから
さっさと辞めることもできない、
と感じている。

また、
現在収入を得られる仕事をしていない
多くの人たちは、
暮らしを支える手段や
将来の安定を確保する手段がないことで
嫌な思いをしている。

だが、今どんな場所にいようとも、
そこに肯定的な側面を
見いだそうと決意すれば、
唯一あなたが望むことを遠ざけている
あなた自身の抵抗がなくなる。

過去に引き返して
何かをやり直したり、
まだ成し遂げていないことについて
自分を責めたりする必要はない。

要するに今という瞬間を
人生経験の始まりだと見ることができたら
─自分には価値がないという思いや
恨みがましさなど
お金にまつわることが多くて
嫌な気分になる抵抗の思考を
できるだけ排除すれば─
今すぐに金銭的な状況は
変化し始めるだろう。

あなたはこう言うだけでいい。

「わたしはここに、
これからの人生経験の
最初の日にいる。
そしてこの瞬間からは
なんとしてでも
明るくていい気分になれる理由を探そう。

私は明るくていい気分になりたい。

明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない」

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
例え今の生活の中で、
辛くて苦しいと感じることがあっても、
”今という瞬間を
人生経験の始まりだと見ることができたら”
”あなたはなんにでもなれるし、
なんでもできるし、
なんでも手に入れられる”
といったことを繰り返し、
エイブラハムたちは伝えていますよね。
 
ネガティブな方向に向いている思考を、
ポジティブな方向に転換する、
という技術だけが必要なんだけれども、
何かの心配を始めると、
次々と止め処なく不安な気持ちになってしまう、
ということはあると思います。
そこからポジティブな側面を見つけることが、
出来なかったとしても、
じゃあどうなったらいいのかな?と問い掛ければ、
幸せになりたい、いい気分になりたい、
という風に考えるのではないな?と思います。
 
”あなたが考えるすべての思考が
あなたに引き寄せられてくる。”
とある様に、
ネガティブな思考をしているから、
似たような思考が引き寄せられてきたので、
”明るくていい気分になることを考えれば、
あなたは『本当の自分』と調和するだろう。”
ということなのです。
 
”そうやって絶対的な自由を活用しなさい。
喜びを求めなさい。
そうすれば想像し得るかぎりの
成長のすべてが、
喜びのうちに豊かにあなたのもとへ
引き寄せられてくるだろう”
とあり、
それが引き寄せの法則の働き方でもありますよね。

 

”「わたしはここに、
これからの人生経験の
最初の日にいる。
そしてこの瞬間からは
なんとしてでも
明るくていい気分になれる理由を探そう。
私は明るくていい気分になりたい。
明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない」”

とありますが、

本当にこの、

”私は明るくていい気分になりたい。
明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない”

という言葉は、

メモしてよく読み返しているんだけど、

覚えておくとよいと思います。

ネガティブになっても、

さっと思い出す様になるので、

気持ちを切り替えるきっかけになるのでは?

と思います。

 

 

エイブラハム 仕事の環境に
明るくていい気分になれないことがある場合も多いし、
本当に明るくていい気分になるには
そのようなネガティブな影響から
離れるしかない、と思っていることもあるだろう。

だが、辞めようと考えても、
それでなくても経済的に厳しいのに
辞めれば収入がなくなるから、
やっぱりいい気分になれない。

それで逃げ場のない不幸せな気分のまま
仕事を続けている。

少し距離を置いて、
今のキャリアをお金と引き換えにする仕事
としてではなく、
楽しい経験をするための経費として考えると、
自分の考えや言葉の多くが
喜びを求めるという目的に
合っていないことに気づくだろう。

あなたが
「明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない」
と言えば、
自分で自分を違う思考や言葉や行動へと
導くことになる。

現在の仕事やいっしょに働く同僚たちについて、
意図的に肯定的な側面を見ようと
努力するだけで、
すぐにホっとして楽な気分になるだろう。

そのホっとした気分は、
波動が変化し、それとともに
引き寄せの作用点が
変化したことを示している。

そうなれば、あとは
「引き寄せの法則」で
今までとは違う人たちの出会いがあるだろうし、
同じ人たちとも
違う経験をするかもしれない。

それは一種の内側からの創造で、
決してうまくいくはずのない
外側からの創造とは違う。

自分は
明るくていい気分になりたいのだと決める
というシンプルで力強い前提があれば、
ものごとは劇的によくなっていくだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”「明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない」”
というような習慣をつけると、
”自分で自分を違う思考や言葉や行動へと
導くことになる。”
とあります。
 
明るくていい気分になる様な見方を探そうとする、
”意図的に肯定的な側面を見ようと
努力するだけで、
すぐにホっとして楽な気分になるだろう。
そのホっとした気分は、
波動が変化し、それとともに
引き寄せの作用点が
変化したことを示している。”
とあり、
こちらのホッとして楽な気分というのも、
ポイントになりますよね。
 
感情を観察すれば、
思考の方向性が分かるので、
ホッとして気持ちが楽になった時には、
思考が変化して、波動も変化した、
ということが確認出来ます。
 
ホッとする様な考え方を、
探していくんですね。
ここが大事なところで、
思考が現実化するということだけに、
拘ってしまうと、
自分にとって都合の良い思考を選ぶ、
ということになりますよね。
そうではなくて、
自分の感情が動く、ホッとする思考を選ぶ、
そうすることで引き寄せの作用点が変わるのです。
 
引き寄せの法則を上手に活用する為のポイントは、
感情なんですね。
 
ジェリー これから初めて
就職するとか就職しようとしている人たち、
それに収入や成長の可能性、
製品やサービスの需要などを
考慮しつつ、
どの方向に進出しようかと
考えている人たちには、
どんな助言をしますか?

エイブラハム 今まで
生きてきた人生が
望む経験の細部まで教えてくれるし、
完璧な状況が既に出来上がって
あなたを待っている。

今すべきことはその完璧な状況を
自分で探しに出かけることではなく、
人生経験を通じて生まれた
たくさんの意図を充足する場所に
まっすぐ導かれるように、
状況の自然な展開を
「許容・可能にする」ことだ。

言い換えれば、望まない人生を
生きているときほど、
何を望むかをはっきり知ることができるのだ。

だから、お金が十分でなければ、
もっとお金が欲しいと思う。

評価してくれない雇い主のもとで
働いていれば、
自分の才能ややる気を誰かに
評価してもらいたいと思う。

やる気になれない仕事をしてれば、
もっとはっきりと
成長が感じられることをしたいと思う。

通勤に時間がかかれば、
住まいに近いところで仕事をしたいと思う……
そういうことだ。

仕事の環境に変化を求める
すべての人にわたしたちが言いたいのは、
その変化は既に
「波動の預託口座」で
あなたを待っている、ということだ。

あなたの仕事は、
過去と現在の経験を通して
明確になった願望に
自分を調和させることだ。

こういうと
奇妙に聞こえるかもしれないが、
仕事の環境を改善するいちばん
手っ取り早い方法は、
現在の環境で明るくて気分のいいことを
探すことだ。

ほとんどの人はまったく正反対で、
環境改善の努力を正当化しようとして、
逆に欠陥を指摘する。

だが「引き寄せの法則」は
常にあなたが関心を向けていることを
さらに引き寄せるのだから、
望まないことに関心が向いていれば、
さらに望まないことが
引き寄せられてくるだけだ。

望まないことがあるという理由で
その状況から離れても、
次の環境でも同じように
望まないことのエッセンスが見つかるだけだろう。

自分が望むことを考え、語りなさい。

今いるところについて、

楽しい事のリストを作りなさい。

これからきっとよくなるはずのことを、
ワクワクする気分で考えなさい。

嫌なことを強調するのはやめなさい。

好きなことを強調しなさい。

よくなった自分の波動に対する
宇宙の反応を観察しなさい。

ジェリー それでは、
現在やこれまでの状況で
自分が望まないことから目をそらし、
自分が望むことに
ピントを合わせないかぎり、
相変わらず─形は変わっても─
ネガティブな状況を再創造し続けるだけだ、
ということですか?

エイブラハム まったくそのとおり。
ネガティブな気分を
どれほど正当化しようと、
未来は明るくはならない。

あなたがたのほとんどは
10回か20回も
幸せな一生を過ごせるくらい、
望むことをたくさん考えてきたのに、
ドアを閉じているから
望みが現実にならない。

そしてドアが閉じている理由は、
あなたがたが現在に不満を言うのに忙しい、
あるいは
今の自分を弁護するのに忙しいからだ。

明るくていい気分になる理由を探しなさい。

そして喜びのなかでドアを開きなさい。

ドアを開ければすぐに、
あなたが「欲しい」と言ってきた
すべてが流れ込んでくる。

そして、あなたがたはいつまでも幸せに
暮らすだろう、
というのがわたしたちの期待だ。

要するに、あなたがたが
この物質世界の人生経験に入ったとき
本当に望んでいたのは、
いつまでも幸せに暮らすことなのだから。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
 
”今すべきことはその完璧な状況を
自分で探しに出かけることではなく、
人生経験を通じて生まれた
たくさんの意図を充足する場所に
まっすぐ導かれるように、
状況の自然な展開を
「許容・可能にする」ことだ。”
とあります。
それは、
”言い換えれば、望まない人生を
生きているときほど、
何を望むかをはっきり知ることができるのだ。”
ということで、
問題点や不満に思考を向けるのではなくて、
”自分が望むことを考え、語りなさい。
今いるところについて、
楽しい事のリストを作りなさい。
これからきっとよくなるはずのことを、
ワクワクする気分で考えなさい。
嫌なことを強調するのはやめなさい。
好きなことを強調しなさい。”
と伝えています。
 
”あなたの仕事は、
過去と現在の経験を通して
明確になった願望に
自分を調和させることだ。”
つまり、
”現在の環境で明るくて気分のいいことを
探すこと”
だということです。
 
これは、
”「引き寄せの法則」は
常にあなたが関心を向けていることを
さらに引き寄せるのだから、
望まないことに関心が向いていれば、
さらに望まないことが
引き寄せられてくるだけだ。”
とある様に、
引き寄せの法則が働いているからですね。
何か嫌な気分になった時に、
何かしらの問題があるとか欠陥があるとか、
そういう理由から始まったとしても、
引き寄せの法則によって、
どんどん嫌な気分が引き寄せられてくる、
という側面もあるのです。
 
現在に不満を言っていたり、
今の自分を弁護していると、
”ドアを閉じているから
望みが現実にならない”。
とあります。
だから、
”明るくていい気分になる理由を探しなさい。
そして喜びのなかでドアを開きなさい。
ドアを開ければすぐに、
あなたが「欲しい」と言ってきた
すべてが流れ込んでくる。
そして、あなたがたはいつまでも幸せに
暮らすだろう”
ということです。
 
自分の感情を観察出来ていないと、
転換することも出来ないのですが、
うーんどうしよう、困ったなと悩んでいる時に、
こういう時はいい気分になる様にするんだな、
じゃあ自分はどうしたいのか?考えてみようと、
思い付いた時って本当にホッとして、
嬉しい様な楽しい様な気分に、
変わるんですよね。
それを少しずつでも続けると、
いい気分でない時の方が、
居心地が悪くて、変えたいな、
このままの気持ちは嫌だなと自然に思うようになります。
 
 
エイブラハム あなたの経歴は
わたしたちがここで話していることを
はっきりと裏づけている。

若いころに楽しくない
厳しい仕事をしていたおかげで、
自分が何を望まないかがはっきりしただけでなく、
何を望むかもはっきりした。

そうだろう?

そして10代では
まだ楽しくない仕事をしていていも、
かなりの時間を
─実は自由な時間のすべてを─
本当に好きなことをして過ごした。

そこで、楽しい創造の方程式の
二つの部分が埋まったわけだ。

厳しい仕事のおかげで
何を望むかがわかった。

そして、音楽や体操や
自分が好きなことをしているときにはいつも
「許容・可能にする」状態だった。

そこで「宇宙」は、
あなたが望む自由と成長と喜びが
得られる最も抵抗の少ない道を
開いてくれたんだよ。

若いころに厳しい仕事をしていて
ちっとも楽しくなかったから、
あなたはおかしなというか、
奇妙なというか、
とにかく人とまったく違う
少数者の仲間入りをして、
至福を求め続けることを自分に許した。

そのことがさまざまな願望の実現へと
つながった。

ほとんどの人は、自分が望むこと、
しなければならないと信じていることとの
はっきりした違いを感じている。

そしてほとんどの人が、
お金を稼げるのは
「しなければならないこと」だと
考えている。

だから、なかなかお金が入ってこないし、
いつも足りない。

明るくていい気分になる思考という
道をたどるだけの賢明さがあれば、
至福の道が望むすべてへと
導いてくれるだろう。

人生の肯定的な側面に
意図的に目を向ければ、
「本当の自分」や本当に望むことと
波動が調和する。

波動が調和すれば、
「宇宙」がきっと願いを
実現する有効な手段を与えてくれる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”明るくていい気分になる思考という
道をたどるだけの賢明さがあれば、
至福の道が望むすべてへと
導いてくれるだろう。
人生の肯定的な側面に
意図的に目を向ければ、
「本当の自分」や本当に望むことと
波動が調和する。
波動が調和すれば、
「宇宙」がきっと願いを
実現する有効な手段を与えてくれる。”
というのは、
この言葉だけ読んでいると、
そんな馬鹿な、妄想だと思ってしまうかもしれません。
でも引き寄せの法則が働いているので、
法則の仕組みを思い返してみると、
確かにそうなるなと納得できると思います。
 
これも日々、自分の感情を観察しながら、
どういう結果に繋がるか、
現実的にどう反映されているのかを、
確認してみると、
段々、確信が持てるようになると思います。
 
そもそも、今ちょっとネガティブな気分になっているとしたら、
その前にもネガティブな気分になる様なことがあった、
といったことを思い出せると思います。
どこかで正反対のポジティブな方向に、
思考を向けて行かないと、
どんどん似たような思考が引き寄せられてくるんですね。
 
この正反対の方というのもポイントで、
うっかり今ネガティブな気分になったことはそのままにして、
別の楽しいことを考えようとしてしまいますよね。
そうではなくて、
今ネガティブな気分になったものの、
正反対のポジティブな見方を探す、
ということをします。
これを繰り返すと全体的にポジティブな方向に、
向かうようになります。
 
 
ジェリー 例えばエスターとわたしは
あなたがたとのワークで
収入を得ようとは思っていませんでした。

あなたがたから学ぶのが
とても楽しかったし、
学んだことを応用して
素晴らしい結果が現れるのに
ワクワクしていたのですが、
でも、あなたがたとの交流を
ビジネスにしようなんて
思ってもいませんでした。

ただただ楽しくて、
ためになる経験だったのです
(今でも楽しいことに変わりはありません)。

ところが今では、これが世界規模のビジネスへと
劇的な拡大を遂げているんです。

エイブラハム それでは、
あなたがたの人生経験が拡大し、
同時に思考や願望も拡大したというのだね?

そして初めはどんなふうに展開するか、
細かいところまではわからなかったけれど……
楽しかったし、明るくていい気分でいたので、
それがわたしたちに会う前、
この仕事を始める前から抱き続けていた願望と
目標実現への力強い道になった、
ということだね?

ジェリー そうなんです。
もともとあなたがたと交流したのは、
ほかの人が金銭的に成功できるように
手助けするための、
もっと効率的な道を学びたかったからでした。

それに自然な「宇宙の法則」と
調和した生き方も学びたいと思いました。

ジェリー そんなわけで、
わたしの今までのキャリアとよべるものの大半は、
お金を稼ぐ手段として始まったのでは
ありませんでした。
たいていは楽しいからしたことで、
それがやがて収入につながったんです。

エイブラハム あなたは長年楽しんでいた。
実はそれが本当の
成功の秘密(シークレット)なんだよ。

若いころに、明るくていい気分になることが
自分にはいちばん大切だと決めたから、
その意図を実現する興味深いことを
いろいろ発見できたんだ。

当時は、「すべての成功の秘密(シークレット)は
いつも自分を幸せにすること」
だとは気づいていなかったんだろうが。

あなたがたの多くは、
自分の幸福を求めるのは
自己中心的で不適切だ、
本当の目標は努力や責任や
闘いや犠牲を伴うものだ、
と教えられてきた。

だが、努力して責任を持って
人を高められて、
しかも幸せでいることはできる。

そこを理解してほしい。

それどころか、
本当の幸せとつながる道を
見つけなければ、
ほかの目標も真の価値の裏づけがない
虚しいうつろな言葉にすぎないだろう。

「本当の自分」とつながった
力強い自分になってはじめて、
人を高めることもできるのだ。

人はよく「仕事をしたくない」と言うが、
それは「お金を稼ぐために
嫌なことをしなければならないところへは
行きたくない」という意味だ。

わたしたちがなぜかと聞くと、
その人たちは「自由でいたいから」と
答える。

だが、あなたがたが求めているのは
行動からの自由ではない。

楽しい行動もあるからだ。

それに、あなたがたが求めているのは
お金からの自由でもない。

お金は自由と同義語だから。

あなたがたはネガティブなこと、抵抗、
「本当の自分」になれないこと、
もともと自分のものである豊かさが
否定されていること、
そういうことからの自由を求めている。

あなたがたは欠乏と満たされないことからの
自由を求めているのだ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”あなたがたの多くは、
自分の幸福を求めるのは
自己中心的で不適切だ、
本当の目標は努力や責任や
闘いや犠牲を伴うものだ、
と教えられてきた。
だが、努力して責任を持って
人を高められて、
しかも幸せでいることはできる。
そこを理解してほしい。
それどころか、
本当の幸せとつながる道を
見つけなければ、
ほかの目標も真の価値の裏づけがない
虚しいうつろな言葉にすぎないだろう。
「本当の自分」とつながった
力強い自分になってはじめて、
人を高めることもできるのだ。”

とあります。

 

人を高めるというのは、

ちょっと出来るのかは分からないなと思いますが、

”明るくていい気分になることが
自分にはいちばん大切だと決め”て

”いつも自分を幸せにすること”

だったら、

出来るのではないかな?と思います。

自分の幸せを求めることを、

”自己中心的で不適切だ”

という捉え方を止めて、

”闘いや犠牲を伴うものだ”

と思い込むのもやめて、

明るくていい気分になることを、

心掛けていくと、

他者に正当化する必要もないし、

誰かが幸せでいることを非難する必要もないな、

という風に感じられるようになると思います。

 

転換については私も結構、

しつこく書いていますけれども、

これは統合意識領域に到達しないと、

両極が見えないので、

簡単なことではないのかもしれません。

 

自分でも様々な捉え方が出来るようになって、

選択肢が増えると、

他の人と話している時に、

ネガティブな話題でもポジティブな見方出来るので、

瞬時にひっくり返すことが出来て、

和気藹々とした雰囲気にすることが出来ます。

 

一緒に泣いて苦しんであげるのが、

思いやりでしょう!という人がいますけれども、

場合によっては傷の舐め合いで、

出口の見えない迷路を彷徨ってしまいます。

 

そもそも、統合意識領域に到達したら、

ネガティブな話をされても、

ポジティブな見方が同時に出来てしまうので、

相手と全く同じような受け止め方を、

することは出来ないんですね。

 

一緒に泣いて苦しんでというのは、

自他の境界線がない状態で、

自分の苦しみを相手の立場に、

投影しているだけです。

相手の苦しみは相手のものであって、

共有なんて出来ないんですよ。

自分も似たようなことがあったな、

と思いやりの気持ちで眺めることは出来ても、

全く同じ様に感じることは出来ません。

 

私はこういう見方もできるよ、

逆に善かったねという言い方をします。

それが気に入らない、

自分の不幸さを慰めて欲しい人は、

冷たい人ね!と去っていきますが、

私もそういう人と、

グズグズしながら生きることは出来ないので、

それでいいと思います。

 

私自身も、グズグズメソメソしている方が、

気分がいい様な状態、

自己憐憫に浸っていたことはあります。

悲劇のヒロインになりきって、

私が一番この世で不幸なのよ!と、

やっていました。

そう思うと屈折しているけど、

私が一番な訳なので、

自尊心が満たされるんだよね。

私のことなんて皆分かんないんだわ!

私はこんなに苦しんでいるのよ!

そんな設定にうっとりしている訳です。

 

でも、そこから離れると、

なんのメリットもないなというのが、

分かってきます。

実際、他人のことなんて、

分からないものだし、

分かる必要なんてないものです。

 

引き寄せの法則で言うと、

どんどんネガティブな思考を引き寄せてくるので、

出来るだけ早くポジティブに転換した方が、

ずっと上手くいく様になります。

 

 
 
施術をしていると相手の感情や考えが分かる、

施術後には相手の感情や考えを変えることが出来る、

という整体師について書きました。

これは自他の境界線が引けていない例なんですが、
ヒーラーでも整体師でも、
施術すると病気が治る、
身体に(またはエネルギー領域かもしれない)
働きかけると病気が治るという解釈ですよね。
 
私はドーリル先生の著書を読んで、
その教えに共鳴していますので、
病気は内側に原因があるものだと捉えていますから、
身体に働きかけるのは対症療法だと思っています。
なので、施術を行なって病気を治したり、
思考や感情までを変えたというのは、
ある側面の話をしているのであって、
根本的な原因にアプローチをした、
という話ではないでしょう。

 

この世の中には、

偶然とか奇跡とかは存在しないのである。
治すことの出来ない病気が存在するなんてことは、

わたしは信じない。

しかし、現実には、不治の病いの人々が多くいる。

それは、その人々が本質的にネガテブな何かにしがみついており、

それがその人々を不調和の状に縛りつけていて、

その不調和を変換しようとする

調和のバイブレーションをはね返すのである。

こんなわけだから、我々は、どんな小さいことだろうが、

大きいことだろうが、

いつもいつも、週日も日曜も、毎日毎日を

調和の状で過ごさねばならないと言う理由なのである。

我々が大なることを一つだけ調和的に処理しては、

善悪が中和してしまうのである。

聖なる法則からの観点では、

小さいこととか大きいこととかの差別はないのである。

聖なるものが関する限りでは、

小さいことは、大きいことと同様に有用なことなのである。

ここに別のことが一つある。

それは、我々が何かをなして、

それを自慢し歩けば、我々自身の内では、

その霊的効果を全く

否定してあるくことになるということである。

治療の基本原理は、

我々自身の中に調和の状を確立することなのである。

我々自身の中に調和がなければ、

他人を治療することが出来ないのである。

もし、我々の内に不調和やネガテブがあれば、

我々はそれをまわりのすべてに放射し歩くものだから、

接する人々にそのネガテブと不調和とをもたらすのである。

我々のなすことは、我々自身に影響を及ぼすだけでなく、

我々のまわりの人々にもかかわりを及ぼすのである。

ネガテブの想念というものは、

世界の人々と我々の環境とに

いかに多くの悪念となるものであるかを

我々はよく分っていないのである。

もし、我々が街の中で人に会い、

その人が誰彼の別なく近づいて行って

ぶんなぐっているということを想像すると、

恐怖感におそわれる。

しかし、我々がネガテブ想念をもつ毎に、

我々が人々を誰彼のみさかいなしに

ぶんなぐっているのより悪いことをしているのである。

我々がネガテブ想念をもっているのである。

我々がネガテブ想念をもつことによって、

他の人々の人生により多くのネガテブの因となるのである。

 

「療法の真義」(M・ドーリル博士著)より

 

"この世の中には、

偶然とか奇跡とかは存在しないのである。
治すことの出来ない病気が存在するなんてことは、

わたしは信じない。
しかし、現実には、不治の病いの人々が多くいる。
それは、その人々が本質的にネガテブな何かにしがみついており、

それがその人々を不調和の状に縛りつけていて、

その不調和を変換しようとする

調和のバイブレーションをはね返すのである。"

 

とあります。
 
本人が病気に至った根本的な原因に気付かないと、
また別の形で同じ原因が病気として表出するでしょう。
 
ここはすごく問題を抱えていると思うのですが、
施術する人からしたら、
根本的な治療は行ないたくない訳じゃないですか。
仕事がなくなってしまうから。
だから、根本的な治療という方法は、
行なわない、探さないのではないかなと思います。
 
はじめに

私は、一五年のあいだ、
メタフィジックな領域で
さまざまな体験をし、
また、さまざまな探求を行なってきました。

その結果、今、そのことに関して
新たな書物を書くことにしました。

心身医学とは、
心(=魂)とからだの両面から
病気に取り組む医学です。

すでに現代西洋医学においてさえ、
病気のうちの七五パーセントは
心身医学的なものである、
とされています。

つまり、それほど多くの病気の原因が、
感情や心にあると見なされているのです。

一方で、心身医学的な発想は、
一般にはまだそれほど
受け入れられていません。

多くの人は、
「あなたの病気の原因は
心にあるのですよ」、
と言われると、
なんだか侮辱されたように感じるのです。

「あなたの病気は単なる気のせいである」、
と言われたような感じがするからです。

あるいは、自分の病気は
何かおかしなものである、
と言われたように感じるのです。

そして、心の中にある
病気の原因について
考えることをやめてしまいます。

私が病気や不調に関して
<メタフィジック>という言葉を
使うのはそのためです。

メタフィジックというのは、
<物質を超えたレベルを見る>、
ということです。

私も、みなさんと同じように、
進化途上の人間です。

絶えず学び続け、
変化し続けています。

そのおかげで、
さまざまなことが、よりはっきりと
見えるようになってきました。

私は、人に教えれば教えるほど、
自分自身に教えることになります。

私がこの一五年間で発見したことは、
あまりにも素晴らしいので、
私はそれをあなた方と
分かち合わずにはいられません。

「自分を愛して!」(リズ・ブルボー著)より
 
”つまり、それほど多くの病気の原因が、
感情や心にあると見なされているのです。
一方で、心身医学的な発想は、
一般にはまだそれほど
受け入れられていません。
多くの人は、
「あなたの病気の原因は
心にあるのですよ」、
と言われると、
なんだか侮辱されたように感じるのです。
「あなたの病気は単なる気のせいである」、
と言われたような感じがするからです。
あるいは、自分の病気は
何かおかしなものである、
と言われたように感じるのです。
そして、心の中にある
病気の原因について
考えることをやめてしまいます。”
とあるのですが、
これは本人がそれを受け入れて、
自分で変えようと思わない限り、
本当の根本的な治癒は起こらないとも言えます。
 
施術を行なうことで、
病気を治せるし、
思考や感情も変えられるという解釈は、
とても傲慢なものです。
治すか治さないかは、
本人の選択によりますし、
根本的な原因にまで、
他人がアプローチすることは出来ません。
 
この例の整体師は、
自分が施術したお客さんについて、
よくツイートしているのだけれども、
多分、
鵜呑みにしやすい人とか、
この整体師の施術を受けたい人は、
こんな病気も治るんだといったような、
受け止め方をするのかな?と思います。
 
でも、鏡の法則を理解すると、
この整体師は何故、
この様な病気や問題を抱えたお客さんを、
引き寄せたのだろう、
という見方をします。
つまり、この整体師の内側に抱えている問題を、
見る様になるのです。
 
 
病気について、
内側に原因があるよというのは、
エイブラハムたちも伝えています。
 
「ネガティブな感情」(不安、疑い、いら立ち、孤独など)
を経験するのは、
「内なる存在」の波動と調和しない波動の思考をしているからだ。

人生経験のすべてを通じて
─物質世界でも見えない世界でも─
「内なる存在」、「トータルなあなた」は、
「知っている」という進化した立場に達している。

だから「内なる存在」が知っていることと
調和しない思考にあなたが焦点を定めると、
ネガティブな感情が生まれる。

座りっぱなしで血行が悪くなると、
あるいは止血帯を首に巻いて
酸素の流れを制限すると、
あなたはすぐその影響を感じる。

同じように「内なる存在」の思考と
調和しない思考を抱くと、
物質世界の身体のなかの
「生命力の流れ」「エネルギー」が
滞って制限され、
その結果ネガティブな気分を感じる。

そのネガティブな感情を
長い間そのままにしていおくと、
物質世界の身体は壊れていく。

思い出してほしい。

すべての物事は実は二つの事柄だ。

望むことと、
望むことが満たされていないことである。

これは棒の両端のようなものだ。

一方の端はあなたが望むことで、
もう一方の端は
望むことが満たされていない状態だ。

だから「身体的な幸福」という
棒の一方の端は「元気」で、
もう一方の端は「病気」である。

しかし「身体的な幸福」という棒の
ネガティブなほうを見たからといって、
すぐに「病気」になるわけではなく、
たくさんの棒の
「望んでいないと知っているほうの端」を
何度も何度も見ていると病気になる。

望んでいないことに
慢性的に関心を向けていると
─「内なる存在」はいつも
望むことに関心を向けている─
やがてあなたとあなたの「内なる存在」の波動が
分離してばらばらになる。

それが病気だ。

病気はあなたとあなたの「内なる存在」が
(あなたの思考の選択によって)
分離したしるしなのだ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”そのネガティブな感情を
長い間そのままにしていおくと、
物質世界の身体は壊れていく。”

とあり、

ドーリル先生の著書や、自分を愛してで、

説明されている箇所と同じことを伝えていますね。

 

”しかし「身体的な幸福」という棒の
ネガティブなほうを見たからといって、
すぐに「病気」になるわけではなく、
たくさんの棒の
「望んでいないと知っているほうの端」を
何度も何度も見ていると病気になる。
望んでいないことに
慢性的に関心を向けていると
─「内なる存在」はいつも
望むことに関心を向けている─
やがてあなたとあなたの「内なる存在」の波動が
分離してばらばらになる。
それが病気だ。”

とある様に、

すぐ病気になる訳ではないので、

出来るだけ早く転換していくことによって、

身体的な幸福という棒の元気の方が、

現実的な経験として多く現れてきます。

それが宇宙法則になります。

 

誰かが施術を行なって治すというのは、

一時的なものであって、

完全なものではないです。

根本的な原因というのは、

それぞれの内側にあります。

ここを履き違えてはいけないと思います。