「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本を教科書にして、
引き寄せの法則についてまとめてきました。
次のステップとして、
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。
★注意喚起★
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本の、喜びとお金の源泉としてのキャリアという箇所を、
ご紹介したいと思います。
という記事の続きです。
「すべての物やひとにコード番号と名前がつけられているのを知ったからといって、
べつに問題はないだろう…」ビンカはおどろいて言った。
「一人ひとりすべてのひとに!?」「前に話した銀河系の中心にある”スーパーコンピューター”にだよ」
とアミ。
「それに”スーパーコンピューター”は、なんでも知っているって言ってたよね」
ぼくはアミが以前に話してくれたことを思い出して言った。「うん。そして”親交世界”が未開世界をたえず監視している、もうひとつ別の大きな理由というのは、”スーパーコンピューター”にデータを送ることなんだよ」「じゃ、みんな”リスト”にのっているの?」「”きみたちのかみの毛の数まで数えられているよ”
と言っても、警察のように監視しているということじゃなくて、保護のためなんだ。ちょうどお兄さんやお姉さんが弟や妹を見守っているような感じだよ」
「わたし、そうしたことはみんな神がするのかと思っていたわ」
とビンカが言った。「神はなにもしないよ」
アミのお父さんが、きっぱりと言い切った。まるで異端者から話を聞いているような錯覚におちいった。アミはぼくたちの反応を見て少し笑ったあとで、こう言った。
「もし、豊かな収穫を望む農民が、畑にまったく種もまかなければ水も肥料もあたえず、ただ神に祈ることだけに専念したとする。いくら祈ったにせよ、これでなんらかの収穫が得られると思う?」「ううん。そのばあいはなにも……。でも、もし種をまいて、神のたすけを待ったとしたら……」「もし、石を頭の上に投げたとしたら、石はかならず頭の上に落ちてくるよ。たとえ、どんなに神に祈ろうとね」
こんどはスクリーンのアミのお父さんが言った。「花の種をまけば花が手に入る。いばらを植えればいばらが手に入る」「じゃ、神はなにをするの?」とぼくは聞いた。「神はこの宇宙のすべての遊びを、宇宙を支配する法でもってデザインし、すべての物や魂に、基本的なエネルギーである神の愛の精神をそそぎこんだんだよ。でも、そのあとのことは、神ではなくわれわれじしんがしなくちゃならないんだよ」とアミは説明してくれた。「じゃ、どうして神は戦争や不正を許しているの?」とビンカが聞いた。「神が許しているんじゃない」とアミは言った。「じゃ、だれなの?」「戦争や不正を生み出し、そして、それを許しているのは神ではなく、きみたちじしんだよ」
アミは答えた。なんとか、アミの言ったことへの反論をこころみようとしたが、まったくできなかった。アミの言うとおりだと思った。ぼくの世界でなんどもなんどもくりかえして聞かされていることの疑問。多くのひとが”天罰”とか”神のくだした罰”とかを言う。
でも、ぼくには、アミの説明のほうがずっと信じられる気がした。とくに、”神はなにもしない、なにかしなくてはならないのはぼくたちのほうだ”
ということは、とてもはっきりと理解できた。「もどってきたアミ」(エンリケ・バリオス著)
ほとんどの人々には知られていないけれど、
現在の心的発達程度の人々にとって
一番大切なことは人生の法則である。
人生についての理解がないと、
その人は、抜け出ることが不可能に近い
迷路の中に入り込んだ様なものだ。
この重要な人生法則は、
”原因結果の法則”である。
この法則が理解できない限り、
人間は自分の運命の支配者にも
自己の魂の主人公にもなれない。
人間が、あらゆる出来事は、
その以前にそうなるべき原因があったから
そうなったのだということが本当に分かった時、
そしてそれが本当に分かった時にだけ、
今日自分が意志的に成したことが
明日の自分の運命を創っているのだということが
真に理解できるのである。
この因果法則の知悉理解によって、
人間は、過去において自己が創った因果律の
”因”の運命的”果”を大巾に修正抹消して、
将来の自己の人生そのものを
好転させることが出来るのである。
「秘教真義」(M・ドーリル博士著) より
善因善果、悪因悪果、
とてもシンプルな仕組みです。
もし、悪因を積み重ねてしまったなという自覚があれば、
今からすぐに善行を積み重ねて下さい。
少しでも相殺していきましょう。
人知れず行う善行の陰徳の方が善いですよ。
これを書くと必ず、
自己犠牲は必要ない!と怒る人がいるんだけど、
善い行ないをする為に、
自分が犠牲にならなくてはいけないと考える人は、
全て損得で考えていて、
誰かに奉仕することは自分が得したと感じられなくて、
自己犠牲になるんでしょうね。
例えば、もし善い行いをしたとしても、
写真付きでツイッターに上げてしまう、
承認欲求を満たそうとする、
みたいな感じになってしまう。
そこで相殺されてしまうので、
過去の悪因は残ったままなんですけどね。
全ては鏡なので、
そういう発信をする人の言葉を鵜呑みにしないで、
ひっくり返して考えてみましょう。
つまり、言い換えるとこうとも言えるよね!
とやってみると、本当にこの人の言う通りでいいの?
と立ち止まれると思います。
これも転換の練習ですよ。
エイブラハム わたしたちが、
物質世界での人生の最初の日に
あなたがたに話してあげるとすれば、
こんなふうに言っただろう。
「地球へようこそ。
あなたはなんにでもなれるし、
なんでもできるし、
なんでも手に入れられる。
そしてここでのあなたの仕事は
─人生のキャリアは─喜びを求めることだ。
あなたは絶対的な自由の『宇宙』で
暮らしている。
あなたは完全に自由で、
あなたが考えるすべての思考が
あなたに引き寄せられてくる。
明るくていい気分になることを考えれば、
あなたは『本当の自分』と調和するだろう。
そうやって絶対的な自由を活用しなさい。
喜びを求めなさい。
そうすれば想像し得るかぎりの
成長のすべてが、
喜びのうちに豊かにあなたのもとへ
引き寄せられてくるだろう」
だが、今日はあなたがたの
人生の最初の日ではない。
ほとんどの人は
これを読むまで長い間、
自分は自由ではないし、
価値がないし、
それなりのものを受け取る価値が
あることを行動を通じて
証明しなければらない、
と信じていた。
多くの人たちは今、
キャリアや仕事に喜びを見いだしていないが、
辞めれば金銭的に困って
もっと嫌な思いをするから
さっさと辞めることもできない、
と感じている。
また、
現在収入を得られる仕事をしていない
多くの人たちは、
暮らしを支える手段や
将来の安定を確保する手段がないことで
嫌な思いをしている。
だが、今どんな場所にいようとも、
そこに肯定的な側面を
見いだそうと決意すれば、
唯一あなたが望むことを遠ざけている
あなた自身の抵抗がなくなる。
過去に引き返して
何かをやり直したり、
まだ成し遂げていないことについて
自分を責めたりする必要はない。
要するに今という瞬間を
人生経験の始まりだと見ることができたら
─自分には価値がないという思いや
恨みがましさなど
お金にまつわることが多くて
嫌な気分になる抵抗の思考を
できるだけ排除すれば─
今すぐに金銭的な状況は
変化し始めるだろう。
あなたはこう言うだけでいい。
「わたしはここに、
これからの人生経験の
最初の日にいる。
そしてこの瞬間からは
なんとしてでも
明るくていい気分になれる理由を探そう。
私は明るくていい気分になりたい。
明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない」
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
明るくていい気分になれる理由を探そう。
私は明るくていい気分になりたい。
明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない”
怒る時はどんな時か。
”がまんできない気持ちを表す”とありました。
子どもが自分や他者を傷つけた時、
その恐れがある時には、
咄嗟に怒ることがありました。
私にとって大事な宝物のようなあなた(子ども)を、
傷付けるのはやめて!と怒る。
感情を出して自分の気持ちを伝える、
という感じです。
あまりにも理不尽なことを誰かにされて、
やめて欲しいと意志表示しても、
やめてくれない時、
怒ると言う形で意思表示します。
怒る形で、身を守って、相手を威圧する感じです。
言いなりにはならないぞ!とやる。
私が小学生の頃、
スイミングスクールに通っていたのだけど、
公共のバスをよく利用していたのね。
冬の夕方、スクールからの帰りに、友達と4人でバスを待っていたら、
知的障がい者?なのか、
いつもフラフラして子どもを追っかけている、
痴漢と呼ばれている人が来て、
ずっと話し掛けて、
自分は歯医者だから口の中を見てあげる、
と言いました。
4人の口を開けさせて、
指を突っ込んで歯を触り始めたのね。
4人も居たんだけど、
とにかく怖くてどうしたらいいか分からないし、
バスが来るまでの我慢と思って、
皆で半泣きになりながらじっとしていたら、
会社帰りのおじさんが来て、
「コラッ」って怒鳴ったのね。
そしたらそいつは慌てて去って行きました。
こういう怒るって、
悪いものでしょうかね?
この時のおじさんはネガティブな、
嫌な感情だったのでしょうか?
変質者に対しては嫌な感情を、
覚えたと思うのだけど、
怒る行為自体は、
私たちを助ける為であって、
その時の怒るという感情は、
その必要があったから、
湧き上ったものだと思います。
この場合の怒りは、怒りの元になっている思考は、
正義感の様なものではないでしょうか?
怒る時には、
様々な場面があって、理由があります。
怒りが悪い感情なので、
涙を流しながらあえて、
暴悪者のように、大憤怒者のように、
怒り狂った形相をしてまで煩悩を断ち切り、
悪霊を打ち砕き続けているそうです。
意識的に怒るというものがあります。
慈悲の涙を流されているということです。
ということを知ったとしたら、
不動明王さんに対する観方も変わってくるのではないでしょうか、
自分の中で探すことが出来ると思います。
エイブラハム 仕事の環境に
明るくていい気分になれないことがある場合も多いし、
本当に明るくていい気分になるには
そのようなネガティブな影響から
離れるしかない、と思っていることもあるだろう。
だが、辞めようと考えても、
それでなくても経済的に厳しいのに
辞めれば収入がなくなるから、
やっぱりいい気分になれない。
それで逃げ場のない不幸せな気分のまま
仕事を続けている。
少し距離を置いて、
今のキャリアをお金と引き換えにする仕事
としてではなく、
楽しい経験をするための経費として考えると、
自分の考えや言葉の多くが
喜びを求めるという目的に
合っていないことに気づくだろう。
あなたが
「明るくていい気分になること以上に
大切なことは何もない」
と言えば、
自分で自分を違う思考や言葉や行動へと
導くことになる。
現在の仕事やいっしょに働く同僚たちについて、
意図的に肯定的な側面を見ようと
努力するだけで、
すぐにホっとして楽な気分になるだろう。
そのホっとした気分は、
波動が変化し、それとともに
引き寄せの作用点が
変化したことを示している。
そうなれば、あとは
「引き寄せの法則」で
今までとは違う人たちの出会いがあるだろうし、
同じ人たちとも
違う経験をするかもしれない。
それは一種の内側からの創造で、
決してうまくいくはずのない
外側からの創造とは違う。
自分は
明るくていい気分になりたいのだと決める
というシンプルで力強い前提があれば、
ものごとは劇的によくなっていくだろう。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
決してうまくいくはずのない
外側からの創造とは違う。”
本当は、変えるのは自分の捉え方、考え方なんですが、
自身の進化の過程において、自発的に次世代領域への移行を意図(可視行為)する前提には、
全て(陰・陽)の事象を受容する意識・感情(不可視行為)が自身の内に確立されていることが必須条件になります。
現在の自分の覚醒状況を把握するには、三次元地球領域に事象化している全ての現象(直接的・間接的)(外的・内的)に対して、
自分はどのような意識・感情を持っているかを洞察することが必要で、
陰的現象に対して、排除・逃避意識(不可視行為)が存在している場合は覚醒状況には近づいていないという理解が必要です。
日常において陽的ポジティブエネルギー(表)を扱えるスキル(光エネルギーの発信)(ポジティブな行動)だけでは達成することは出来ません。日常において陰的ネガティブ的(裏)な出来事(内面に隠れているエネルギー)を排除・逃避しないで受容し変換するスキル(闇エネルギーの変換)を実行して、
波動を反転させることが最重要ポイントでこれは銀河系公認の錬金術です。
表裏一体=静動一体=統合
試練や苦しみは人間が作り出したものです。試練や苦しみはなく、ただ現象が起きた時に、これは試練だとか苦しみだという観念を人間が作り出したのです。たとえば、転んだ時、倒れたという経験をしただけで、歩くことと、転ぶことに、たいした違いはありません。悲しみから人を救うのではなく、これは悲しいことではないかもしれない、という知恵をもたらし、とらわれや固定観念から人々を解放することです。物事を反転させた時に、そこに気づきと喜びがあるのです。この星の人は、ひっくり返っていることに気づいていません。人は、気づきを気づきとして理解できません。
「引き寄せの法則」はあなたの思考の
波動に応じて働く。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
自分の思考に働くのが引き寄せの法則です。
あなたの身体が持つ
六つの波動解釈器官のなかでは、
感情が最も強力かつ重要で、
現在の思考(波動)があなたという存在の
核心の波動と調和しているかどうかを
いつも教えている。
見えない世界は波動だ。
あなたが知っている物質世界も波動だ。
波動という性質を持たないものは、存在しない。
「引き寄せの法則」に従っていないものは、
存在しない。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
核心の波動と調和しているかどうかを
いつも教えている。”
思考の探し方を書きました。
私だけを見て欲しいとか、
愛されたいとか、
告白されたいといった望みは、
他人軸であると言えます。
そういう望みを善しとして、
実現可能なこととして、
アドバイスしている引き寄せカウンセラー、
アドバイザーが多いですよね。
そこでエスターは書き始めた。
「設備がきれい。
清潔。
場所がいい。
高速道路に近くてわかりやすい。
いろいろな大きさの部屋があって、
参加者の人数に合わせて使える。
ホテルのスタッフはいつも感じがいい……」
こうして書いているうちに、
エスターがホテルに抱いていた気分は
ネガティブなものからポジティブなものへと変化し、
気分がよくなったとたんに、
ホテルから彼女が引き寄せるものも変化した。
エスターは「いつも準備を整えて待っていてくれる」
とは書かなかった。
そんな経験はしたことがなかったからで、
そんなふうに書いたら矛盾した感情か
抵抗する気分、
自分を正当化したい気分がわいてきただろう。
明るくていい気分になりたいと考えて、
ホテルの感じのいいところに
意図して関心を向けたために、
ホテルについてのエスターの
引き寄せの作用点が変化した。
その結果とても興味深いことが起こった。
ホテルはもう二人の予約を忘れなくなった。
エスターは、ホテルが予約を忘れたのは
仕事に不熱心だからでも
いい加減だからでもなかった、と気づいた。
そうではなくて、
スタッフたちはエスターのホテルに対する
支配的な思考に影響されていただけなのだ。
要するにスタッフたちは
エスターのネガティブな思考に
逆らいきれなかったのである。
エスターは「肯定的な側面の本」を書くのが
楽しみになり、
いろんな事柄について書き込んだ。
わたしたちは、
もっと明るくていい気分になりたい事柄だけでなく、
既に明るくていい気分になっていることについても
書いたほうがいいと勧めた。
そうすれば
明るくていい気分になる思考が習慣化し、
明るくていい気分になる思考を楽しむことができる。
これはすてきな生き方だ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
シナリオを創れば、
自分の心のなかで起こることは
コントロールしやすいから、
たいていはパーティーの最中よりも、
その前に状況の肯定的な側面を見つけるほうが簡単だ。
こうなるといいなという状況を想像して、
ポジティブな反応を練習すれば、
実際にパーティーに行ったとき、
数日前から練習していたように
自分をコントロールできるだろう。
明るくていい気分と
嫌な気分に同時になることはあり得ない。
望むことと望まないことに
同時にピントを合わせることはできない。
パーティーに出る前にいいことや望むことに
思考を向けるように心がけていれば、
「引き寄せの法則」によって
明るくていい気分になること、
望むことが引き寄せられてくる。
単純なことだ。
これからパーティーで今までとは
違う気分になりたいなら、
今までとは違うストーリーを語るように
しなくてはいけない。
これまであなたが語っていたストーリーは
こんなふうだった。
「わたしがパーティーに招かれたのは
夫のおかげ、それだけだ。
本当はわたしがいてもいなくても
どうでもいい、とみんな思っている。
わたしはこの会社の仕事とは
関係がないし、
彼らが興味を持っていることのほとんどが、
わたしには理解できない。
わたしはよそ者だわ。
メアリはわたしみたいなよそ者だと
感じていない。
あの人が自信たっぷりなことは、
服装や態度からよくわかる。
メアリのそばにいると、
自分が魅力がなくて、
スマートでなくて、
何もかも劣っていると感じる。
ほんとに嫌な気分。
来なければよかった」
そこでもっと気分が明るくなるストーリーの
一例を挙げよう。
「わたしの夫は会社で尊敬されている。
ときどき社員と配偶者がともに交流できる
チャンスを会社が作ってくれるのは
本当にいいことだ。
誰もわたしが
会社の内部事情に詳しいだろうなんて
期待していない。
それどころか、パーティーでは
仕事以外のことを考えられて楽しいと
思っているんじゃないかしら。
世界は夫の会社よりずっと大きいし、
人生にはいろいろなことがある。
わたしは会社には行ったことがないから、
かえって新鮮に感じてもらえるだろう。
だってあの人たちのトラブルと
わたしは無縁だもの。
メアリは明るくて親しみやすそうに見える。
彼女も会社の人事抗争や問題とは
なんの関係もない。
彼女を見ていると楽しい。
おもしろそうな人だ。
あの服はどこで買ったのかしら。
本当にすてきな服を着ているわね。」
おわかりだろうが、
今まで感じたすべての不安を
解消する必要はないし、
このパーティーで自意識の問題を
解決しようとしなくてもいい。
何かポジティブな面にピントを合わせて
気分が明るくなるのを
感じさえすればいい。
そのうちにメアリを見ても
いら立たなくなるし、
友達になれるかもしれない。
どっちにしても決めるのはあなただし、
あなたの波動がそれを実現するのだ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
今まで経験したことに対して、
常に望むことを意識していようと思うなら、
「感情というナビゲーションシステム」がとても役に立つ。
「ワークショップ」で完璧な健康を
意識したとしよう。
あなたは健康で元気いっぱいの自分を描いた。
さて、日常生活のなかで
女友達とランチをとっていたら、
相手は自分の病気の話を始めた。
彼女が病気のことを話しているのを聞きながら、
あなたはとても不安で落ち着かない気分になる。
それはあなたの「感情というナビゲーションシステム」が働いて、
今聞いていることや考えていること
─友達が話題にしていること─
が自分の意図と調和していないと教えているのだ。
そこであなたは話題を変えようという
はっきりした意志を持つ。
そして別のことを話そうとするが、
友達はすっかり興奮して話に熱中していて、
病気の話題から離れようとしない。
するとまたも、
あなたの「感情というナビゲーションシステム」が
警告のベルを鳴らす。
暗いネガティブな感情がわく理由は、
友達があなたの欲しないことを
話しているからだけではない。
ネガティブな感情は、あなた自身が
自分の欲求とは逆のことを信じているしるしなのだ。
友達との会話は、
元気でいたいという欲求と矛盾するあなたの信念を
活性化したにすぎない。
だから、友達と離れたり会話を打ち切ったりしても、
あなたの信念は変化しない。
あなたは、
ネガティブな信念を抱いているたった今からスタートして、
元気でいたいという欲求に調和する信念に向けて、
さっき話した「橋」を徐々に架けなくてはならないのだ。
暗いネガティブな感情がわいたら、
立ち止まって
「いったい自分は何を考えていたのだろう」と
振り返るといい。
ネガティブな感情がわくのは、
きっと重要なことを考えていて、
しかも本当の欲求とは
正反対の考え方をしているときだ。
だから「このネガティブな感情がわいたとき、
自分は何を考えていただろう」とか
「これについて、自分は何を望むだろう」と
考えることは、
自分が経験に引き寄せたいと思うのと
反対のことに思考を集中していたと
気づくきっかけになる。
例えばこんな具合だ。
「このネガティブな感情がわいたとき、
自分は何を考えていただろう?
インフルエンザの季節になったなと考え、
以前インフルエンザにかかってとても
具合が悪くなったときのことを思い出していた。
仕事に行けなかっただけでなく、
ほかにもいろいろやりたいことが
できなかったし、
何日も本当に惨めな気分だった。
それでは、
今自分が望んでいるのはなんだろう?
今年のインフルエンザシーズンを
健康に乗り切りたい、それが望みだ」
だが、こういう状況のときには、
単に「健康でいたい」というだけでは
十分ではない。
インフルエンザの記憶と、
インフルエンザにかかるかもしれないという
思いのほうが、
元気でいたいという欲求よりも強烈だからだ。
そこで、こんなふうに橋を架けたらどうだろう。
「今ごろの季節はインフルエンザにかかりやすい」
「今年はインフルエンザにかかりたくない」
「みんな、インフルエンザにかからないことを望む」
「みんな、インフルエンザにかかるようだ」
「いや、それはおおげさだ。
全員がインフルエンザにかかるわけじゃない」
「それどころか、わたしだって
インフルエンザにかからないで済んだことが
何度もある」
「必ずインフルエンザにかかるわけではない」
「今がインフルエンザの季節でも、
わたしがかからないで済む可能性はいくらでもある」
「わたしは健康でいたいし、そのほうが気分がいい」
「過去にインフルエンザにかかったときは、
まだ自分で経験をコントロールできることを
知らなかった」
「今は自分の思考のパワーを理解している。
だから状況は変わった」
「今は『引き寄せの法則』のパワーを理解している。
だから状況は変わった」
「今年、インフルエンザを経験しなければならない
必然性はない」
「自分が望まない経験をしなければならない
必然性はない」
「経験したいことのほうへ思考を向けることは可能だ」
「望む経験をするほうへ人生を動かしていこう。
そう考えるほうが気分がいい」
これで、あなたは違う信念へと橋を架けた。
ネガティブな考え方が戻ってきたら
─しばらくは戻ってくるだろうが─
意識して思考を別の方向に向ければいい。
続けていれば、そのうちネガティブな考え方は
起こらなくなる。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
以前インフルエンザにかかってとても
具合が悪くなったときのことを思い出していた。”
明るくていい気分になる様な考え方を採用していきます。
「そんなこと、わかっているわ、ソロモン。
だからソロモンからの助けが必要だったんじゃない。
わたしがつながることができるように」
でもね、サラ、
僕も君を助けることはできないんだ。
君自身が、
《それがどういう感じがするかという実感》を
自分で見つけ出さなければいけないんだ。
「ソロモン、わたしにはわからない」
覚えているだろう、サラ、
《苦しみの鎖》につながっていながら、
同時に《幸せの流れ》につながることはできないっていうことを。
一度にどちらか一方にしかつながれないんだ。
不快な状況を見ていて、
それが君をいやな気分にさせている時、
君がそのいやな気持を感じているということ自体が、
その時点で君が《幸せの流れ》につながっていない
ということを、君に教えているんだ。
そして、
《幸せ》の自然な流れにつながっていない時には、
君は他人に与えられるものなんか何も持っていないんだ。
「そんなのひどい。
それじゃあ人を助けることなんてできないじゃない。
助けが必要な人を見つけても、
その人が助けが必要だということを
ただ見ているだけで、
わたしがその人を助けられなくなるなんて、
そんなのひどい。
それじゃあ、いったいぜんたい、
どうやって人を助けたらいいの?」
一番大切なことは
《幸せの流れ》にずっとつながったままでいることだってことを、
覚えておかなければいけない。
だから、君の考えを、
自分がいい気持ちでいられるようなところに
ずっと向けておかなければならない。
ということはつまりね、
現在の状況について意識するよりも、
自分と《幸せの流れ》のつながりをもっと
意識しなくちゃいけないんだ。
それが鍵だ。
きのう起こったことを思い出してごらん。
ゾーイーお婆さんとの間で
何が起こったか話してごらん。
「うん。学校の帰り道、
家に向かって歩いていたら、
ゾーイーお婆さんが自分の家の前の道を
よろよろ歩いていたの。
手足がまったく不自由みたいなのよ、ソロモン。
ほとんど歩けないくらい。
本物の枯れ木で作った古い杖を使って、
歩く時自分を支えているの
それから、何が起こったの?
「う~んと、別に何も起こらなかった。
ただ、わたし、
こんなに手足が不自由なのは
悲しいなあって思ってたの……」
それから何が起こったの?
「ええと、何も起こらなかったわ、ソロモン」
ちょうどその時、
君はどんなことを感じていた、サラ?
「ええと、わたしはほんとうに
いやな感じがしてた。
ゾーイーお婆さんのことを、
ほんとにかわいそうだと感じてた。
お婆さんたら、階段を登る時に
自分の体を引っ張り上げるのでさえ大変なの。
年を取ったらわたしも
あんなふうになっちゃうのかと思ったら、
わたし怖くなっちゃった」
ほら、それが、この出来事全体の中で
一番重要な点だ。
もし自分がいやな感じを
感じていることに気づいたら、
それは《幸せの流れ》との
つながりを断った状況にいる
ということなんだ。
本当はね、
人は自然に《幸せの流れ》に
つながっているものなんだよ。
つながるために努力なんかしなくていいんだ。
どう感じているかに意識を向けることが
重要なのは、
つながりが断たれた時に
すぐにそれに気づけるからなんだ。
つながりが断たれている状態が
いやな気持ちというものなのさ。
「でも、つながったままでいるためには、
わたしは何をすればよかったの、ソロモン?」
『つながったままでいる』ということを
最優先させている時には、
つながったままでいられるような考えを
どんどん思いつくものなんだ。
けれども、そのことが
一番重要なことだってことを
真に理解するまで、
ほとんどの人は、
ありとあらゆる種類の無駄な探求をしている。
今から、いくつかの考えを言ってみるから、
それを聞いた時、
どんな感じがするかに注意を払ってごらん。
それが君を《幸せの流れ》につなげるか、
つながりを断ってしまうかどうか。
「いいわよ。」
『あのかわいそうな老女を見てごらん。
ほとんど歩くことさえできやしない』
「う~ん、それはすごくいやな感じがする」
『ゾーイーお婆さんに、
いったい何が起こるかわからない。
階段をひとりで登ることだって、
もう今はできない。
もっとひどくなったら、
彼女はどうするのだろう?』
「それは、つながりを断ってしまう。
簡単にわかる」
『彼女のひどい子供たちは、
いったいどこにいるんだろう。
どうして、彼女のところにきて、
世話をしてあげないんだろう?』
「わたしもそのこと考えたことがあったの。
これもつながりを断ってしまう」
『ゾーイーお婆さんはしっかりしたお年寄りだ。
独立していることが好きな人だと思う』
「う~ん。その考えはずっといい感じがする」
『誰かが彼女の世話を
してあげようとしたとしても、
たぶん彼女はそれを望まないだろう』
「うん。その考えもずっといい感じがする。
それに、それはたぶん本当だと思う。
わたしがお婆さんのために
何かやってあげようとすると、
お婆さんは怒るのよ」
ゾーイーお婆さんの言いかけたことを
待ちきれなくて言ってしまおうとすると、
ゾーイーお婆さんがどんなにイライラするかを、
サラは思い出しました。
『この素敵なお年寄りは、
長い充実した人生を送ってきた。
彼女が不幸せだということを
示す根拠は全くない』
「それはいい感じがする」
『彼女はたぶん
自分が生きたいと思っている通りに
生きているのだろう』
「それもいい感じがする」
『彼女は今まで見てきた
いろいろなことについて、
面白い話をたくさんすることができるにちがいない。
私は時々彼女を訪ねて、何か聞いてみたい』
「それはすごくいい感じがするわ、ソロモン。
ゾーイーお婆さんも喜ぶと思う」
だからね、サラ、同じ対象を見ても、
たくさんの異なった状況を見つけて
焦点を当てることができるんだ。
そして、君が感じている感じ方から、
役に立つ状況を選んでいるか、
役に立たない状況を選んでいるかがわかるんだ。
感じていることに気づいたら、
それは《幸せの流れ》との
つながりを断った状況にいる
ということなんだ。
本当はね、
人は自然に《幸せの流れ》に
つながっているものなんだよ。
つながるために努力なんかしなくていいんだ。
どう感じているかに意識を向けることが
重要なのは、
つながりが断たれた時に
すぐにそれに気づけるからなんだ。
つながりが断たれている状態が
いやな気持ちというものなのさ。”
どんな感じがするかに注意を払ってごらん。
それが君を《幸せの流れ》につなげるか、
つながりを断ってしまうかどうか。”
とあり、
というシンプルで力強い前提があれば、
ものごとは劇的によくなっていくだろう。”