「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本を教科書にして、
引き寄せの法則についてまとめてきました。
次のステップとして、
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。
★注意喚起★
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本の、喜びとお金の源泉としてのキャリアという箇所を、
ご紹介したいと思います。
という記事の続きです。
ジェリーさんが、
他人を高めたいという気分について、
エイブラハムに質問した箇所をご紹介しました。
エイブラハム あなたがたは価値ある存在になりたい、
高めたいという欲求を持って生まれてくる。
そして自分には価値があることも知っている。
今あなたが言ったような虚しさのほとんどは、
他人に永続的な価値があるものを
提供できないからではなくて、
あなたの思考が調和から外れているために生じる。
つまりこういうことだ。
あなたが「本当の自分」
(「内なる存在」「源(ソース)」)
と調和していれば、
出会う人を高めずにはいられないし、
調和していない人たちはあまり目に入らない。
「引き寄せの法則」が働くから、
あなたが満たされているときには、
満たされない人たちは周りにいなくなる。
それにあなたが満たされないでいれば、
満たされた人は周りにいなくなる。
要するに調和の乱れを時間やエネルギーや
行動で相殺することはできない。
その違いはどんなことを考えても埋められない。
あなたが周りの人にとって価値があるかどうかは、
たった一つのことで左右される。
あなたが「源(ソース)」と調和しているかどうかだ。
そしてあなたが他人に与えるべきものは
たった一つ、
調和しているというお手本だ。
人はそのお手本を見て、
そうなりたいと願い、
それから実現に努力するだろう。
だが、あなた自身はその人たちに
調和を与えることはできないのだ。
あなたが観客に与えた楽しみは、
実はあなたが当時思っていたよりも
はるかに大きな贈り物だった。
あなたは悩みを忘れさせた。
観客は問題から関心をそらし、
多くの場合一時的にでも「源(ソース)」と
つながることができた。
だがその人たち一人ひとりについて、
あなたが唯一の関心の的となることで
明るくていい気分を持続させようとしても、
それはできない。
自分が抱く思考や関心の的として
何を選ぶかは、
それぞれの人の責任だからだ。
あなたがたはみんな、
自分が喜ばしい創造者としてここへ来たこと、
常に満たされる方向へと呼ばれていることを
心の底では理解している。
だが、そのために
成し遂げるべき必要項目は
そう多くはない。
あなたがたは物質世界の環境に触発されて
終りのない拡大や願望を抱き、
自分のなかの「ソースエネルギー」と調和して
その願望を実現しようとして、
この世界へやって来た。
言い換えれば、
あなたがたはこの世界に参加することで
願望が生まれること、
願望が生まれたら、実現が期待できるまで
そこに思考の焦点を定めること
─そうすれば願望が実現することを知っていた。
創造の方程式のなかで周囲の人が果す
主な役割は、
あなたの願望が生まれるきっかけとなる
さまざまな多様性を提供することだ。
あなたがたは本来、
他人の価値観で自分の価値を図ろうとは
思っていなかった。
そうではなく
周囲に起こるさまざまな事柄を
きっかけにして新しい考えを抱く、
それがあなたがたの意図だった。
他人との比較は
願望の拡大のきっかけになればいいので、
劣等感を感じたり
自分の価値を低下させるのはまったく的外れだ。
人生とは、仕事が終わったあとや週末、
あるいは引退後にすることではない。
あなたの人生は今現在にあり、
あなたがどう感じているかで表されている。
仕事が楽しくないとか満たされない、
きついと感じるなら、
それはあなたが間違った場所にいるからではなくて、
あなたの視点が矛盾する思考で
曇っているからだ。
途中が楽しくない旅に
ハッピーエンドはあり得ない。
目的は決して手段を正当化しない。
手段あるいは途中の道筋は、
常にそれにふさわしい
エンディングのエッセンスをもたらす。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
主な役割は、
あなたの願望が生まれるきっかけとなる
さまざまな多様性を提供することだ”
とあります。
「意図的創造の方法論」と言ったのは、
あなたがたが目的を持って創造したいと思うだろうと
考えたからで、
本当は「創造の法則」と言うほうが正確だ。
あなたがたが望むもののことを考えていても、
望まないもののことを考えていても、
この法則は働いている。
望むもののことを考えていても、
望まないものの欠落のことを考えていても
(どこに思考を向けるかを選ぶのはあなたがただ)
「創造の法則」はあなたの考えに働く。
物質世界から見ると、
この創造の方程式には二つの重要な要素がある。
「思考を向けること」と
「思考の実現を期待すること」
─創造の「欲求」と
創造を「許容し可能にすること」
の二つだ。
わたしたちの見えない世界では、
この方程式の両要素は同時に体験される。
欲求と十分な期待の間に差はない。
ほとんどの人は自分の思考の力にも、
自分という存在の本質が波動であることにも、
強力な「引き寄せの法則」にも
気づいていないから、
「行動」がすべてを引き起こすと思っている。
あなたがたが焦点を結んでいる物質世界では
確かに行動も重要な要因だが、
物質世界の経験は行動を通じて
創造されるのではない。
思考の力を理解し、
意図的に思考を差し向けることに習熟すれば、
「欲して、許容し可能にした」ことだけを
引き起こす強力な「創造のてこ」を発見できる。
あらかじめ道を敷けば、
つまり前向きの期待とともに考えれば、
必要な行動ははるかに少なくて済むし、
はるかに満足できる結果が得られる。
きちんと時間をかけて思考を整えておかなければ、
余計な行動が必要になるうえに、
結局は満足できる結果にならないのだ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
物質世界から見ると、
この創造の方程式には二つの重要な要素がある。
「思考を向けること」と
「思考の実現を期待すること」
─創造の「欲求」と
創造を「許容し可能にすること」
の二つだ。”
あなたの時間の大半は
データを集めるのに使われるだろう。
自分の欲求はなんなのかを決めるためのデータだ。
あなたの本当の仕事は、
自分が望むものは何かを決め、
次にそれに焦点を定めること。
望むものに焦点を定めることで、
その対象を引き寄せるのだから。
それが創造というプロセスだ。
望むものに思考を向けなさい。
多くの思考、曇りのない思考を向けて、
あなたの『内なる存在』が
明るい前向きの感情を
与えてくれるようにしなさい。
その感情と思考を向ければ、
あなたはどんな磁石よりも強力な磁石になれる。
そのプロセスを通じて、
あなたは望むものを自分の経験のなかへ
引き寄せるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
例えば、
楽しい性格の誰かと出会うかもしれない。
あとでワークショップで使うために
そのデータを収集しよう。
誰かが運転している自動車が
いいなあと思うかもしれない。
そのデータも収集しよう。
楽しそうだと思う職業があるかもしれない。
なんであれ、「いいな、楽しそうだな」と思ったら、
それを覚えておく(書き留めておいてもいい)。
自分の人生経験にもあったらいいなと思うことがあれば、
自分の記憶の貯金箱にそのデータを
集めておく。
そしてワークショップでそのデータを
吸収同化してあなたの自画像を作るのだ。
すると、その自画像を出発点として、
いいなと思ったもののエッセンスが
経験に引き寄せられてくる。
あなたの本当の仕事は
─ほかのどんな活動をしても─
ワークショップで使うことを意識して、
欲しいものをさがすことであり、
そしてそのデータを使って
自分に関するビジョンを創造し、
それを通して欲しいものを引き寄せることだ。
それがしっかり理解できれば、
あなたはなんにでもなれるし、
なんでもできるし、
なんでも手に入れられることがわかるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
ジェリー エイブラハム、
想像(イマジネーション)という言葉を
どう説明なさいますか?
この言葉はあなたがたには、
どういう意味があるのでしょう?
エイブラハム 想像(イマジネーション)とは、
思考を混ぜ合わせたり擦り合わせたりして
いろいろな組み合わせを作ることだ。
ある状況を観察することに似ている。
だが想像のなかでは、
今ある現実を観察するというより、
イメージを作り出すのだ。
ビジュアル化という言葉を使う人もいるが、
わたしたちはこの二つを多少区別したい。
ビジュアル化はかつて実際に観察した
何かの記憶であることが多い。
わたしたちが「想像」という場合、
心のなかで望ましい要素を組み合わせて
望ましいシナリオを作ることを指す。
言い換えると、前向きな明るい感情を
わき立たせることに意図的に焦点を
定めることだ。
わたしたちが想像という言葉を使うときには、
実はあなたがた自身の現実を
「意図的に創造」することを指している。
ジェリー でも、例えば望ましいパートナーや、
生まれてほしい子ども、就いたことがない天職のように、
まだ見たことがないものを
どうやってビジュアル化したり
想像したりできるんでしょうか?
エイブラハム 周りの世界を観察して、
魅力的だと思う人生経験を収集し、
考えてみることだ。
微笑みかけてくれた誰かの美しい微笑や、
誰かが住まう美しい家に目を向けること。
自分の世界で楽しいと思うことを
頭のなかや用紙にメモし、
心のなかでそれらの要素を混ぜ合わせて
自分が望む人生のシナリオ、バ―ションを
創造する。
完璧なモデルを探そうとしてはいけない。
人はそれぞれユニークなのだし、
自分自身のユニークな現実の創造者なのだから。
やがて、この想像という方法を使うと
いろいろ楽しいことが経験できるだけでなく、
想像そのものが楽しくておもしろいことを
発見する、というか、思い出すだろう。
まず「自分が何を欲しているか知りたい」と
宣言すれば、
「法則」によっていろいろな事例が引き寄せられてくる。
引き寄せられたデータを収集しつつ、
さらに欲しい物を探すぞという意識をもって
毎日を過ごす。
周囲を見回せば、パートナーや仕事仲間に
望ましい資質や性格が見つかるだろう。
だが、どんなことであれ、
あなたにとって完璧なモデルは存在しない。
あなたの完璧なモデルの創造者は
あなた自身だから。
ときどき、こんな言葉を聞く。
「わたしは金持ちになりたかった。
でも、わたしが出会った金持ちは病気がちで、
結婚に失敗していた。
だから金持ちというと病気や結婚の失敗と
結び付いてしまうので、
もう金持ちになりたいとは思わない」。
そこで、わたしたちは言う。
「望むなら金持ちというデータを
収集しなさい。
そして病気だとか結婚の失敗という部分は
放っておきなさい」と。
ジェリー すると望ましい性格をいろいろ寄せ集めて、
自分が欲しいと思うパートナーや
子どもや仕事をビジュアル化すればいい、
ということですか?
エイブラハム そうだ。それをするのが
「ワークショップ」だよ。
ワークショップをするときには、
なんにも邪魔されずにただ望ましい姿を
心に描くことができる。
ジェリー それじゃ、既に存在することでなくて
いいわけですね。
自分が経験したいと感じること、
それだけでいいんですね。
エイブラハム 「ワークショップ」を実行すると、
ほとんどの場合、
すぐに望ましい姿が描けるわけではないことが
わかるだろう。
はっきりした姿が描ければ
興奮してワクワクするからわかるよ。
何かのプロジェクトに携わり、
一生懸命それについて考えていて、
ふいに「いいことを思いついたぞ!」と
叫んだ経験はないか?
その「いいことを思いついたぞ!」という気持ち、
それが創造のスタート地点だ。
言い換えれば、
心のなかで考えに考えているうちに
具体的な姿が見えてきて、
思考の完璧な組み合わせにぶつかる。
すると
「内なる存在」が「そうだ、それだ!やったぞ!」
という感情を送ってくれる。
だから「ワークショップ」で大事なのは、
「いいことを思いついた!」と感じられるまで、
ありとあらゆることを考えてみることだ。
ジェリー ビジュアル化した強い思考が
なかなか現実化しないとき、
共通する大きな理由があるとすれば、
どんなことですか?
エイブラハム 純粋に思考をビジュアル化していれば、
必ず、それも迅速に望みはかなう。
「純粋なビジュアル化」というところが鍵で、
「純粋な」というのは
望む方向にだけ思考を向けるという意味だ。
「これが欲しい、でも……」と「でも」を
付け加えたら、
せっかく生まれかけてきたものが
押しつぶされて、台無しになる。
あなたがたはたいてい、これが欲しいという
欲求にについて考えると同じくらい、
いやそれ以上に、
まだ欲求が実現していないということも
考えてしまう。
もし望むことがなかなか実現しないとしたら、
理由は一つしかない。
欲しい物を考える以上に、
それが実現していないということを
考えているからだ。
何が欲しいかがはっきりとわかり、
次にそれが実現するまで、
意図的にそのことだけを考えていれば、
欲しいと思うことすべてのエッセンスは
たちまちあなたのものになるろう。
目の前の現実に関心を向けるのではなく、
欲しいものだけを
純粋にビジュアル化していれば、
現実ではなくて欲しいものが
どんどん引き寄せられてく。
大切なのはあなたの磁力の作用点を
変更することだ。
目も言葉も思考も、
目の前の現実に向けるのではなく、
ひたすら欲しいもののほうへ向けなさい。
欲しいもののことを考えて
口にすればするほど、
望みが迅速に実現するだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
意識が向いてしまうことがありますが、
そこに関心を向ければ、
善い循環が始まります。
豊かだけれども病んでいる人を見ても、
うれしいことに
その全体をワークショップに持ち込む必要はなく、
好ましい部分だけを収集すればいい。
だからわたしは豊かさの実例を収集し、
病気のほうは放っておく。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
他の人が創っているもので、
自分にとっては、内側を確認する鏡になっています。
例えば誰かのことを、
偏見とか勝手な決めつけが多いな!と感じるとします。
自分を確立していく、
こういうのが大人になっても続く人もいます。
他人の揚げ足を取っている時間はないと思います。
ジェリー わたしにとってはいつも
自由がいちばん大切でしたから、
お金のために
自由をあきらめようと思ったことはありません。
自由をあきらめたくないから、
お金にはたいして興味がないと言っていましたが、
やがて「砂に何の足跡も残せない」
気がしてきたことから、
人生には楽しむ以外に
もっと重要なことがあるのかもしれないと
思い始めました。
それから少しして『思考は現実化する』
という本と出会いました。
思考を現実化してお金持ちになることには
興味がないはずだったのですが、
その本には強く引かれたのです。
その本を読み始めたときには、
初めて人生に大きな意味を見つけたと思い、
全身が総毛立つような興奮を覚えました。
その本には「何を望むかを決めなさい!」
と書いてありました。
これは実に単純な言葉のようですが、
わたしはこれにそれまでとは違った
不思議なパワーを感じ、
生れて初めて自分が何を望むかを意識的に
決めて、
それを書き記したのです。
「自営業者でいたい。
自分のビジネスをやりたい。
会社での地位は欲しくない。
一個所にとどまりたくない。
人を雇いたくない。
─責任を負いたくない。わたしは自由が欲しい」
わたしは自分の収入をコントロールしたい
と思いました。
行きたいところへ行き、
いたいところにいられるように、
移動性を確保したいと思いました。
出会う人を高められる
(あるいは、せめていたところに
とどまっていられる)仕事をしたい、
自分と知り合った結果として
誰も損をしたり小さくなったりすることがない
仕事をしたいと思いました。
こういうことを話すと、人は笑いました。
「ああ、ジェリー、
きみは理想家だなぁ。
現実にはそんなことは無理だよ」
と言いました。
だがわたしは
「いや、あるはずだ。
エマーソンだって言っている。
『自分が達成できない願望を
持つはずがない』ってね」
と言い返しました。
そのとおりに信じていたのです。
それにいつかどこかできっと
チャンスが巡ってくると
本当に期待していました。
自分の願望を明確にしてから
30日もたたないとき、
出会ったある人から
カリフォルニアで始められそうな
ビジネスを紹介され、起業しました。
そのビジネスはわたしが望むすべてに
答えてくれました。
それから何年かでビジネスは
しっかりと根づきました。
そして、やっぱりわたしが書き記した
すべての願望のエッセンスを
満たしてくれたのです。
ジェリー わたしは自分にできることや、
才能や能力、知性があることを
書き記したのではありません。
ただ「これがしたい」とだけ書いたのです。
誰でもそれができるのでしょうか?
誰でも何を望むかをはっきりさせれば、
その望みを実現できるのでしょうか?
エイブラハム そうだ。
人生経験が願望のきっかけを与えたなら、
その願望を細部まで満たす手段も
人生経験のなかに存在する。
あなたは長い人生経験のなかから、
望みをはっきりさせようと
決意するところまできた。
その決意に焦点を定め、
それをまとめて書き記そうと決めたとき、
願望に関するあなたの「信念」は
強固になった。
そして「願望」と「信念」が
いっしょになった「期待」が生まれた。
期待が生まれれば、
あとはすぐに経験のなかで実現する。
あなたがしばらく抱いていた
願望のなかでは、
自由がいちばん大切な要素だった。
だからそれまでは
自由を多少でも損なう可能性があることは
即座に押しのけていたが、
自由への願望を脅かさずに
収入をもたらす可能性があることを目にして、
あなたは収入を増やしたいという願望を
広げることを自分に許した。
あなたがたはみんな、
自分のなかに脈打つ三つの意図を
抱いて生まれてくる。
「自由」「成長」「喜び」だ。
自由はあなたがたのベースだ。
あなたがたにもたらされるすべては、
あなたがたの思考に反応して
引き寄せられる。
そして、あなたがたが何を考えるかは、
ほかの誰にもコントロールできない。
求める最大のものが「喜び」で、
思考の流れを「本当の自分」と
調和するほうへと穏やかに
方向づけるとき、
すべての抵抗は消えて、
人生経験がきっかけを与えてくれた
拡大あるいは成長が可能になる。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
有名な自己啓発書?だそうですよね。
お恥ずかしながら私は読んだことがないので、
よく分からないのですが…。
引き寄せの法則は思考が現実化する法則です!って、
言い切っている人が結構いますので、
この箇所を読んだ時、
出た出た…と思ってしまいました。
世の中に出ている自己啓発書?の多くは、
この本に影響を受けていて、
劣化版があちこちに広まっているのではないかな、
と思います。
ジェリーさんが影響を受けた、
ということのようです。
創造の方程式について上記で書きましたが、
思考が現実化する仕組みについて、
”人生経験が願望のきっかけを与えたなら、
その願望を細部まで満たす手段も
人生経験のなかに存在する。
あなたは長い人生経験のなかから、
望みをはっきりさせようと
決意するところまできた。
その決意に焦点を定め、
それをまとめて書き記そうと決めたとき、
願望に関するあなたの「信念」は
強固になった。
そして「願望」と「信念」が
いっしょになった「期待」が生まれた。
期待が生まれれば、
あとはすぐに経験のなかで実現する。”
という風に説明されています。
単に考えたから現実化する、
ということではなくて、
感情を伴うことを考えるとき、
あなたは宇宙の力にアクセスしている。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
いっしょになった「期待」が生まれた。
期待が生まれれば、
あとはすぐに経験のなかで実現する。”
というのは、
いい気分になることを選ぶのが大事になりますが、
これは感情のままに生きましょう、
ということではないです。
エイブラハム達は感情がナビゲーションシステムになっている、
と伝えていますが、
感情を指針にするということは、
選択の基準にするのではなくて、
思考の方向を確認する、
ということです。
感情で判断するという風に解釈する人も、
居る様子ですが、
そもそも二元性を統合していないと、
この感情を指針にする、思考の方向を確認する、
といったことが出来ませんよ。
感情というのは勝手に湧きあがるのではなくて、
その人の思考、解釈、思い込みや固定観念などに基づいて、
湧いてきますから、
いくらでもコントロール出来るものです。
例えば、好きな人から告白されたり、
デートをした後には、
すごくいい気分になっていますから、
何か失敗したとしても、笑って済ませることが出来る、
なんてことが起こってきます。
でも、フラれたばかりだったり、上手く行かない時には、
失敗をきっかけにまたどんどん落ち込んで、
ネガティブな気分になる、
ネガティブな解釈をする、
ネガティブな思考に陥る、
といったことがあるのではないでしょうか。
失敗をした時の感情が、
いい気分か、いい気分でないかで、
次の起こる感情も変わって来るのです。
言い換えると、
失敗をした時の思考の方向によって、
ポジティブな思考の時のいい気分なのか、
ネガティブな思考の時のいい気分でないのかに、
分かれてきます。
思考を観察し続けるより、
感情を観察する方がずっと容易なので、
いつも注意するようにしましょう。
感情を元に選択するとか、
何かを行なうという意味ではないです。
感情が思考の方向を判断する時の、
指針になりますよ、
ということです。
そして、あらゆるものは表裏一体なので、
必ず、ネガティブな感情になるものごとには、
ポジティブな感情になれる見方、考え方が存在しますから、
自分の中でそれを探し出して、
ポジティブな気分になる様な捉え方に変えて、
転換して下さい、
というのが、この引き寄せの法則でお伝えしていることですよ。
感情を観察するのは大切なことです。
エイブラハム達だけではなくて、
他の教えにも異なった表現で、
感情の大切さを説いています。
”達人さん”ですか?
誰の事を指しているのか分かりませんが、
暗黙の了解の様に引き寄せ界隈の人達が語る、
達人さんだとか、それ以外のなんとかさんの、
言葉を鵜呑みにして、
あちこちで拾ってきた情報の劣化版が、
引き寄せで商売している人達のメソッドです。
ここの記事も、noteなんかに流用している人がいるんですけれども、
エイブラハムの本を古本で探して安く購入した方がいいです。
こちらで勉強する方がずっと質の良い教えが沢山ありますので、
身に付くと思います。
商売している人達の目指すものは何なのか?
何を引き寄せようとしているのか?
ということを客観的に考えて見て下さい。
ヒックス夫妻はお金儲けをしようとしていたと思いますが、
ここにいるわたしたちは大勢だ。
意図と欲求を同じくする者が集まっている。
あなたがた物質世界の環境では、
わたしたちは「エイブラハム」とよばれ、
「教師」つまりより広く理解し、
その広い理解へと他者を導く者として知られる。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より