「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして、

引き寄せの法則についてまとめてきました。

次のステップとして、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。

 

エイブラハムが教える引き寄せの法則について書いた記事は、
下記になります。
 
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著) より
 
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
 
 
こちらでお伝えしているのは、
宇宙法則の引き寄せの法則です。
潜在意識をどうこうする引き寄せではないです。
解釈が真逆になりますので、
潜在意識系の方は読むのをご遠慮下さい。
(ちなみにこういう風に書くのも法則が働いているからです)
 
エイブラハム達が伝える「引き寄せの法則」
というのは、
似たものを引き寄せる法則のことで、
思考が現実化する法則のことではありません。
 
 

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

 
エイブラハム そうだ。
人生経験が願望のきっかけを与えたなら、
その願望を細部まで満たす手段も
人生経験のなかに存在する。

あなたは長い人生経験のなかから、
望みをはっきりさせようと
決意するところまできた。

その決意に焦点を定め、
それをまとめて書き記そうと決めたとき、
願望に関するあなたの「信念」は
強固になった。

そして「願望」と「信念」が
いっしょになった「期待」が生まれた。

期待が生まれれば、
あとはすぐに経験のなかで実現する。

あなたがしばらく抱いていた
願望のなかでは、
自由がいちばん大切な要素だった。

だからそれまでは
自由を多少でも損なう可能性があることは
即座に押しのけていたが、
自由への願望を脅かさずに
収入をもたらす可能性があることを目にして、
あなたは収入を増やしたいという願望を
広げることを自分に許した。

あなたがたはみんな、
自分のなかに脈打つ三つの意図を
抱いて生まれてくる。

「自由」「成長」「喜び」だ。

自由はあなたがたのベースだ。

あなたがたにもたらされるすべては、
あなたがたの思考に反応して
引き寄せられる。

そして、あなたがたが何を考えるかは、
ほかの誰にもコントロールできない。

求める最大のものが「喜び」で、
思考の流れを「本当の自分」と
調和するほうへと穏やかに
方向づけるとき、
すべての抵抗は消えて、
人生経験がきっかけを与えてくれた
拡大あるいは成長が可能になる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
思考が現実化する仕組みについて、
"人生経験が願望のきっかけを与えたなら、
その願望を細部まで満たす手段も
人生経験のなかに存在する。
あなたは長い人生経験のなかから、
望みをはっきりさせようと
決意するところまできた。
その決意に焦点を定め、
それをまとめて書き記そうと決めたとき、
願望に関するあなたの「信念」は
強固になった。
そして「願望」と「信念」が
いっしょになった「期待」が生まれた。
期待が生まれれば、
あとはすぐに経験のなかで実現する。"
といった説明がありました。
 
goo辞書では期待について、
”あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。
当てにして心待ちにすること。”
とあります。
”実現するだろう”という部分がポイントかな?と思うのですが、
確信を持っていることは実現しますよね。
確信とは、"固く信じて疑わないこと。また、固い信念。"
とあります。
単に考えただけではなくて、
これは本当にそうだという感情も伴っている状態ですよね。
 
 
エイブラハム キャリアを選ぶとき、
あるいは現在求められている仕事をするとき、
仕事に喜びを感じることを
最大の目的にするなら、
三つの意図はすぐに簡単に調和する。

なぜなら明るくていい気分でいれば、
あなたという「存在」のもっと広い
「見えない世界の視点」と
完璧に調和するからだ。

その調和は
人生に触発されてあなたが望んだ
すべてへの拡大を可能にし、
したがってあなたはすぐに満足のいく
成長を遂げる。

「自由」はあなたがたの人生経験のベースだ。

それはあなたがたが獲得すべきものではない。

「喜び」はあなたがたの目的だ。

「成長」はすべての結果だ。

だが自分には価値がないと信じ、
行動を通じて価値を証明しようとすると、
バランスがとれなくなる。

わたしたちはよく自由と成長と喜びという
完璧な三組の説明をするが、
物質世界の「存在」のほとんどは
価値を証明しようという間違った試みに
縛られているので、
すぐに「成長」という考えに関心を向ける。

だが、価値があるかどうかなんて
まったく問題ではない。

あなたがたは
誰にも何も正当化する必要はない。

自分の存在を正当化する必要はない。

存在している、
ということが十分に正当な存在理由なのだから。

エイブラハム 「キャリア」を
楽しい人生経験の創造の一つだと
考えてほしい。

あなたがたは物事の創造者でも、
他人が創造したものを反芻する者でも、
物を集める者でもない。

あなたがたは創造者であり、
創造の対象は楽しい人生経験だ。

それがあなたがたの使命、
あなたがたの探求、
あなたがたがここにやってきた理由だ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”三つの意図はすぐに簡単に調和する。”

とありますが、

この三つの意図というのは、
”あなたがたはみんな、
自分のなかに脈打つ三つの意図を
抱いて生まれてくる。
「自由」「成長」「喜び」だ。”
とのことでした。
 
”「自由」はあなたがたの人生経験のベースだ。
それはあなたがたが獲得すべきものではない。
「喜び」はあなたがたの目的だ。
「成長」はすべての結果だ。”
とあります。
固定観念や思い込みに縛られていると、
自由を感じることは出来ないだろうし、
いい気分になることを選ぶのではなくて、
都合の良い事、世間体とか、得するとか、
頭で考えて良いだろうと思う方を選ぶ場合は、
本当の喜びは生まれないと思います。
 
”だが自分には価値がないと信じ、
行動を通じて価値を証明しようとすると、
バランスがとれなくなる。”
とあります。
 
いい気分になる、ポジティブな気分になるという時、
美味しい物を食べたらいい気分になる、
好きな人と両想いならいい気分になる、
健康だったらいい気分になる、
お金持ちだったらいい気分になる、
というのは、
何かの状況によっていい気分になった、
行動したらいい気分になったということです。
他人軸の状態で、
外側の状況に左右されていますよね。
そうではなくて、
いい気分になることを決める、
自分で気分を選択する、
というのが意図的に創造していくことです。
何が起きても、何をしていても、
いい気分になる様な考え方、捉え方をしていくのです。
 
”明るくていい気分でいれば、
あなたという「存在」のもっと広い
「見えない世界の視点」と
完璧に調和するからだ。”
とあります。
 
感情がナビゲーションシステムだとエイブラハム達は、
伝えていますが、
感情がポジティブなのか、ネガティブなのかが分かれば、
思考の方向も分かる様になります。
 
このポジティブ、ネガティブというのは、
人によって感じ方が違いますし、
万人に共通して判断出来る正解の感情、
というのをはっきり示すことは出来ないですよね。
人による、人それぞれの解釈によって違う、
ということになります。
 
エイブラハム達は、いい気分がするか、しないか、
ということでポジティブ、ネガティブの判断をする、
という風に伝えています。
私は何かに対して肯定的に捉えている時には、
ポジティブな感情になって、
否定的に捉えている時には、
ネガティブな感情になるなと思います。
 

どんなことに関心が向いているときでも、
明るくていい気分になる側面を探そうと決意をすること、
あるいは明るくていい気分になることにだけ関心を向けること
─そうすれば人生のいい面がどんどん増えて行く。

楽しい事があれば、
もう一方に必ず楽しくないことがある。

望むことという宇宙のどんな粒子にも、
「望むことが欠けている」という面があるからだ。

望まない面を押しのけようとして
そちらに焦点を定めていると、
望まない面がますます引き寄せられてくる。

なぜなら、望むものでも
望まないものでも、
関心を向けたものが引き寄せられてくるのだから。

あなたがたが住む宇宙は、
「加えること」を基本に成り立っている。

言い換えれば、
この「加えることがベースの」宇宙には
「排除」はない。

何か望ましいものを見て「イエス」と言えば、
それは「そう、これはわたしが望むものだ、
どうか寄ってきてほしい」と言うのと同じだ。

そして何かの望まないものを見て「ノー」と言っても、
それは「わたしが望まないものよ!寄って来なさい」
と言うのと同じなのだ。

あなたがたの周りにあるものすべてのなかに、
望むことと望まないことがある。

望まないことに焦点を定めるのはあなただ。

環境はたくさんの選択肢がある
ブッフェのようなものだと考え、
もっと意図的に思考を選びなさい。

明るくていい気分になる選択をしようと努力し、
人生や人々や経験について
違ったストーリーを語ろうと努力すれば、
あなたは以前よりももっと改善された
よいストーリーを語るようになり、
人生経験はそのストーリーのエッセンスの
細部に一致する方向へと変化していくだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”あなたがたが住む宇宙は、
「加えること」を基本に成り立っている。
言い換えれば、
この「加えることがベースの」宇宙には
「排除」はない。”

とあります。

排除する、拒否するという時の感情は、

いい気分がしないという形で、

そっちじゃないよ!というサインを送ってくれます。

 
あなたはもっとうまくやれたはずだとか、
自分は愚かだった、
自分はダメな人間だと考えたとする。

しかし、あなたは立派にやっている、
あなたは賢明だし、
永遠に価値ある存在だというのが
「内なる存在」の見方だから、
あなたとあなたの「内なる存在」の見方には
決定的な不一致が生じる。

それであなたはその不一致を
「ネガティブな暗い感情」という形で感じ取る。

一方、あなたがプライドを持ち、
自分自身や誰かを愛しているとき、
あなたの見方は
「内なる存在」のそれにずっと近くなるから、
誇りや愛情や感謝という「明るい前向きの感情」を抱く。

あなたの「内なる存在」あるいは
「ソースエネルギー」は、
いつもあなたにとっていちばんためになる見方をするし、
あなたの見方がそれに一致すれば
肯定的な引き寄せの力が働く。

言い換えれば、
あなたの気分がよければそれだけ
あなたの「引き寄せの作用点」もいいし、
いいことが起こる。

あなたの見方と「内なる存在」の見方の
波動の相対的な関係。

これがいつでも利用できる素晴らしい「指針」なのだ。 
 
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著) より

 

という箇所をご紹介しましたが、

ネガティブな感情は内なる自分と不一致を起こしている時に、

感じています。

その時は、方向転換をした方がいいということになります。

 

思考を監視しようとするよりも、
自分の感情に関心を向けたほうがよろしい。

あなたのなかでも広やかで古くて賢明で
愛情あふれる「内なる存在」、
その部分の見方と調和しないことを考えると、
あなたは違和感を覚えるだろう。

だからすぐに思考を
別のもっと心地よい、したがって、
自分に役立つものへと振り向けることができる。

あなたがたは
この物質世界の身体に宿ろうと決めたとき、
「感情という素晴らしいナビゲーションシステム」を
利用できることを知っていた。

感情という指針を使えば、
いつも存在する素晴らしい感情を通じて、
自分がより広い知恵の方向から外れているか、
それとも一致しているかがすぐわかる。

望む対象のほうへ思考を向けていれば、
明るい前向きの感情を覚える。

望まない対象のほうへ思考を向けていると、
ネガティブな暗い感情になる。

あなたがたは、
なんであれ自分が思考を向ける対象を引き寄せる。

そのとき自分がどう感じるかに関心を向けてさえいれば、
自分という強力な磁力を持った「存在」が
どんな方向から対象を引き寄せているか、
いつでも簡単にわかる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著) より

 

 

思考を監視するのは大変なので、

感情を見ましょう!ということでした。

勿論、思考はいらない!とは言っていないです。

 


ポジティブな感情について説明をする時にも、
その人の思い込みが反映されているんだなと感じるのですが、
あなたのポジティブな感情と、私のポジティブな感情は、
必ずしも同じではないんですよ。
 
だから、自分自身でそれを把握する必要があって、
誰かの感情を判断したとしても、
それは自分の立ち位置から見たらそうだ、
ということであって、
相手の人にとっての真実とは限らないのです。
 
カウンセリング業をしている人の、
公開しているアドバイスの内容を目にすることもありますが、
カウンセラーの主観で解釈している訳で、
相手のことを分かっている様で、実際は、
自分自身を投影していますよね。
お客さんもカウンセラーは自分を分ってくれる!と、
共鳴し、依存していますけれども、
分からなくてはいけないのは、
カウンセラーではなくて自分自身だ、
ということを自覚した方がよいのでは?と思います。
 
 

ネットで検索していてもよく見かけるし、

引き寄せカウンセラーやアドバイザーといった、

引き寄せの法則で商売している人もよく、

引き寄せの法則というのは思考が現実化する法則のことだ、

と言っている場合が多いです。

 

引き寄せの法則は似たものを引き寄せる法則のことです。

 

「引き寄せの法則」とは、
「それ自身に似たものを引き寄せる」
ということだ。

「類は友を呼ぶ」とあなたがたが言うのは、
実は「引き寄せの法則」のことなんだよ。

 

「引き寄せの法則」

(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

とありました。

 

ドーリル先生が伝えている二十の宇宙法則のうち、

 

(五)振動の法則

すべてのものは、各々異なるオクターブの振動によって
存在しているのである。

その振動律に従って、表現生成の形式が規制されるのである。

 

「秘教真義」(M・ドーリル博士著) より

 

という振動の法則に当たるものです。

 

結構しつこく、こちらについてお伝えしていますが、

”思考が現実化する”ということに拘ると、
あらゆるものに働いていて、
引き寄せ合っているという、
引き寄せの法則の中で、
思考に対しても働いているよ!という部分しか、
フォーカス出来ていないですよね。
思考も大事ですけれども、
感情に注目しましょうとエイブラハム達は伝えています。
 
「人間の感情って、随分、厄介なのですね……」

マヤはポツリとつぶやいた。

「この宇宙空間において、地球人類の『感情』というものは、
重要なファクターのひとつです。

宇宙の進化の歴史をひも解いてみると、
この広大な宇宙のある時空領域では、
感情というものは進化の妨げになるという理由から、
感情を切り離してしまった者たちが存在します。

しかし、彼らはある一定のところまで進化した後、
それ以上先へは感情というファクターを
使わなくては進めないということに、
ようやく気がづいたのです。

ある一面からとらえれば、
理性的な判断を邪魔する感情というものが存在しますが、
それは感情というものが持つひとつの側面に過ぎません。

よろしいですか。

方向性を指し示す羅針盤となるものもまた、
感情なのですよ。

目先の進化の邪魔になるからという理由で
排除するのではなく、
感情を自分の意思でコントロールして
有効活用することが大切になるでしょう。
 
そのためには、自分自身のパターンを良く知ることです。
 
自分の心の闇をも、淡々と見つめることです。

感情という流れを押さえ込もうとしても、
発露を見出せない感情は凍りつき、
集合意識の底で氷の柱になり、
いずれは巨大な水量となって決壊することでしょう。

ごらんなさい、この正二十面体のように、感情にも、
さまざまな側面があるということを理解してください」

「自分自身のパターンですか……?
長所は短所、短所は長所になるのかな」

マヤは自分のパターンについて考えをめぐらせていた。

「よく覚えておいてください。
心を物差しではかるのではなく、心で世界をはかるのですよ」

アヌビスの凛とした声があたりに響き渡り、
その声に呼応するかのように、正二十面体は
キラキラと輝きながら回転を続けていた。

それはまるで記憶の扉のように、
一つひとつの三角形から、さまざまな感情へと
アクセスできるようだった。

同じひとつの現象でも、
いろいろな見方、感じ方があるように、
感情は人と人をつなぐ接続点になる。

共感をいだき、多角的にとらえることを助けてくれるのだろう。

「人は忘却のヴェールで心の痛みを覆いつくし、
しばし闇のなかで自分を取り戻そうとします。

しかし、ご自分の心の闇を恐れていては、
同じことを何度も何度も繰り返してしまうでしょう。

この正二十面体は、言えなかったこと、伝えられなかった気持ち、
流せなかった涙の結晶でもあるのですよ」
 
「宇宙の羅針盤・上」(辻麻里子著)より
 
”方向性を指し示す羅針盤となるものもまた、
感情なのですよ”
とあります。
 
”目先の進化の邪魔になるからという理由で
排除するのではなく、
感情を自分の意思でコントロールして
有効活用することが大切になるでしょう。
そのためには、自分自身のパターンを良く知ることです。
自分の心の闇をも、淡々と見つめることです”
と、こちらでも、
自分で感情をコントロールする様に伝えていますよね。
”よく覚えておいてください。
心を物差しではかるのではなく、心で世界をはかるのですよ”
とあります。
 
引き寄せを赤ペンというテーマで、
続けて記事を書いていますけど、
商売している人達が、
無料だからといって覗きに来ているんですよね。
私は自分と同じ様に学んでいる人達に向けて、
シェアして参考にしてねと思って書いています。
 
こういう商売の人達は、
学ぼうとしている人を、
”間違った方向”に誘導しています。
さて、間違った方向とは何のことでしょうね。
正しいも間違いもない!というものと、
正しい、間違いがはっきりしたもの、
両方ありますよね。
あらゆるものに正しさなんてないのだとしたら、
どうして、
正しさなんてない!と判断することが出来たのでしょうか。
その判断は何を基準にしているのでしょうか。
正しいと認識しているものは何ですか?
 
引き寄せの法則のことを、
思考は現実化するという法則です!と言い切っちゃったけど、
間違っていたなと理解したのなら、
あなた自身の言葉で訂正し、謝罪したらどうでしょうかね。
誤魔化して曖昧に修正して、
ますます悪因を積み重ねていますし、
お客さんや他の人達を巻き込んでいます。
張り付いて、記事を更新する度に、
必死で言い換えて、
いつまで続けるつもりなんでしょうかね。
しつこいですね。

素直さ、切り替えの早さは大切ですよ。

 
偉そうに人に教える、スピリチュアルリーダー気取り、
悟った、覚醒したと思い込んでいる人達に、
よく見られますけれども、
間違ったなと明らかになっているのにも関わらず、
絶対に間違えたとは認めない、
有耶無耶にするという傾向があります。
 
事実と解釈は別ですよね。
法則は法則であって、
誰にでもどこにでも働いているものです。
何でもあり、というはどの部分を指しているのか、
自分ではどうしようもない、
変えようのないものはどの部分になるのか、
よく考えてみましょう。
 
事実を捻じ曲げようとする、
言い訳をして説得しようとする、
というのは他人軸ですよね。
 
 
「きみのおじさんは頭の中に
すぐれた”コンピューター”をもっている。
たんにそれだけのことだよ。

おなじ言葉でも解釈のちがいが生じている。

地球ではインテリとか賢者と言われているひとは
たんに頭脳がすぐれているひとを意味している。
それはわれわれのもっているうちの
ひとつの脳だ。

しかし、われわれは脳をふたつ
もっているんだよ……」

「えっ!!」

「ひとつは頭。
これは言ってみれば
”コンピューター”で地球人の知っている、
ゆいいつのもの。

でも胸にもうひとつ
別の脳をもっているんだ。
目には見えないけれど
ちゃんと存在しているんだ。

こちらのほうが頭より重要で、
あの男の胸にかがやいて見えた
光のことだ。

われわれにとって、
ほんとうのインテリとか賢者とかいうのは、
このふたつの脳の調和が
とれているひとのことを言う。

つまり頭の脳が胸の脳に
奉仕するというかたちであって、
多くの地球の”インテリ”のように
その反対ではないということだよ」

びっくりするようなことだったが、
前よりずっとすっきり理解できた。

「じゃ胸の脳が頭の脳より発達しているひとは
どうなの?」

「そういうひとは
”善良なおバカさん”とでも
言おうかな。

きみの言う”悪いインテリ”にとって、
だますのがとてもかんたんなひとたちなんだよ。

”悪いインテリ”は、
彼らによいことをしているように
思わせておいて、
結果的には人々を傷つけることをしているんだ……

知性の発達は、
情緒の発達と調和をもって
進んでいくべきなんだ。

こうやってのみ、
インテリとか賢者というものは
つくられていくんだ。

こうやってのみ、
胸の光は育っていくんだよ」

「アミ 小さな宇宙人」(エンリケ・バリオス著)より
 
「アミ 小さな宇宙人」では、
”でも胸にもうひとつ
別の脳をもっているんだ。
目には見えないけれど
ちゃんと存在しているんだ”
とあります。
 
”われわれにとって、
ほんとうのインテリとか賢者とかいうのは、
このふたつの脳の調和が
とれているひとのことを言う。
つまり頭の脳が胸の脳に
奉仕するというかたちであって、
多くの地球の”インテリ”のように
その反対ではないということだよ”
とあります。
 
思考だけを大事にすると、
感情が疎かになってしまいます。
感情とか心の為に思考を使う様にする、
思考に感情を合わせるのではないです。
思考に感情を合わせる状態は、
都合の良い事を選ぶ、
となっていきますよね。
世間体がよい、得をする、
なんていう考えは、
他人から自分がどう見えるか?とか、
損得を計算する、どっちが善いか悪いか、
善悪判断をするという状態です。
そうではなくて、
いい気分になることを選ぶのです。
いい気分がする様な捉え方、考え方はないかな?と、
思考を働かせるということです。
 
私は下記の箇所はとても印象に残っているのですが、
”「じゃ胸の脳が頭の脳より発達しているひとは
どうなの?」
「そういうひとは
”善良なおバカさん”とでも
言おうかな。
きみの言う”悪いインテリ”にとって、
だますのがとてもかんたんなひとたちなんだよ。
”悪いインテリ”は、
彼らによいことをしているように
思わせておいて、
結果的には人々を傷つけることをしているんだ……”

善良なおバカさんをカモにしているのが、
引き寄せ界隈で商売している人達ですよね!
だから思考、思考と言いますね。
 
 
昔の引き寄せの法則は、
ワクワクして周波数がどうとかで、
引き寄せ合うという風な説明が、
とても多かったのですが、
いつから思考が現実化する法則なんだ、
ということになってしまったのでしょうかね?
まぁこれはこれで、
思考を使わない人達ばかりだったので、
頭カラッポのお花畑を量産して、
思考はいらない!考えるな!感じろ!とやっていました。
 
伝言ゲームみたいに、ネットの情報だけで、
知識を蓄えた人たちが広めていったのでしょうかね。
 
思考だとか潜在意識だとか、
ちょっと偏った解釈だなと私は感じます。
 
意識、思考、感情の三つ同時に、
コントロールしていきましょう。
 
こうして書いてみると、
引き寄せの法則に惹かれて夢中になる、
群がっている人達って、
極端ですよね!
 
これがもし、わざと人々を惑わせる為に、
広められているとしたら、
相当悪質ですよね。
まんまと引っ掛かってしまった人達が、
沢山います。
 
 
先日娘に、これどう思う?と動画を見せられました。
オカ板を抜き出したものなのかな?という感じで、
レスを音読しているものでした。
本当だと思う?という質問をされて、
少し考え込んでしまいました。
ガチ勢ではなかったけれども、
2ちゃんでちょいちょい遊んでいたので、
真偽を判断するなら、
そのスレを探して、レスを追って行って、
ソースがあれば確認して、
ネタなのか、本当なのかというのを、
見極めないと、
この動画だけではなんとも言えないな、
と思ったのです。
そしてそういう気持ちについて、
上手く説明出来ずにううーん…となりました。
 
鬼女板は怖かったのでROM専だったんだけど、
何か事件があると、
連携して情報を出して行って、
例えば犯人の素性なんかに迫るみたいな流れをよく見ました。
写真から部屋の間取りを割り出して、
ドアの取っ手が~とかエアコンの配管が~とかやって、
住んでいるマンションを探し当てたり、
地元の知り合いに頼んで卒アル借りて確認した!
と、実家の住所や両親の職場まで判明したり、
実際に現地に行って写真を撮ったり、
いくつもスレを重ねて、何日もかけて、
情報を増やしていくのね。
 
それを何分かにざっとまとめたものを、

どうだ?と言われても、

どうとも言えない…と思うのです。
 
子ども達と話していたのだけど、
私は
「スレを1から探してレス全部追って、
ソースも確認しないと納得できないからな~、
昔はそれをやっていたんだけど…。

でも今時、レス1000も追わないよね?」

と言ったら、
娘はうんうんと頷き、

「気になる動画を観て、

納得出来なければ同じテーマの別の人の動画を観て、
自分なりにもういいやとなれば、
それで終わりだから」
ということでした。
 
観たい読みたい情報に溢れているから、
1からじっくりなんて面倒なんだろうね。
 
今は私も掲示板は読んでいなくて、
(ガイド達から禁止されています)
オススメはしていないですよ。
 
潜在意識がどうとかいう人達の多くは、
達人さんが言っているみたいな感じで、
暗黙の了解の様に、
その情報を知っていることを前提に話しますよね。
 
私はオカ板では遊んでいたんだけど、
潜在意識板は行ったことがないんだよね。
だからよく分からないのだけど、
ネットで検索してみると、
ある引き寄せアドバイザーの商材は、
”701式”というものらしいのですが、
701とか掲示板のレス番号ですよね。
ごく一部の人達に、知られている様子で、
レス番号やコテハン毎に、
何らかの系統の様なものがあるみたいです。
無料でネットで発信されているものだと思うのだけど、
それをベースに商売しているのでしょうか。
驚きです。
 
別の引き寄せカウンセラーは、
広告付きのブログのある記事が最高傑作だということなので、
読んでみたのですが、
ドーリル先生の著書だと2、3行程度の内容を、
一つの記事にしていて、
またそこでも達人さん達が言うように、
みたいな、
ごく一部の人にしか分からない表現、
その達人さん達の情報を知っているのが前提で、
記事を書いていて、
(まぁ排他的ですよね)
それを最高傑作だと言う。
これも驚きました。
 
いい気分、ポジティブな気分という面から見ると、
どうなのでしょうか?
 
例えば、悩んでいる人がいる。
あなたの悩みを解決したい。
寄り添いたい。
だからカウンセリングします。
アドバイス料頂きます。
という場合、
あなたの悩みや苦しみを利用して、
私はお金が欲しいのです、
あなたの代わりに解決してあげるから、
お金を払ってね、
とも言えますよね。
 
本当にカウンセラー、アドバイザーは、
いい気分なんでしょうかね?
 
私は引き寄せの法則を理解して、
効果的に働かせる方法を見つけましたので、
その手法を有料で教えます、
というのなら、まだ分かります。
 
ところが、そこら辺に沢山いる、
引き寄せのカウンセラー、アドバイザー達は、
(無料でゲットした)達人の○○さんの情報を元に、
分かりやすくまとめました!
みたいなものを商品として売っているんですよね。
え買います?
そもそもお客さんの方は何を求めているんでしょうか。
 
本当に、カウンセラー、アドバイザーは、
ポジティブな気分を維持出来ているのでしょうか?
 
こういう商売はもう終わりだなと、
感じます。
最期の悪足掻き…という風に見えませんか?