2023年11月2日(木)、渋谷・SEABIRD第1金曜(1金)ライブ。第1金曜は翌日の11/3だが、この日は文化の日で祝日なので1金ライブが変則的に前日の木曜日になった。また、この日は本多バンマスが関西出張で欠場しトラ(代役)として弟さんが出場、そして御子柴さん(ts)がバンマス代行を務める。

【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多弟ぎみ(tp)、萬造寺さん(b)、御子柴バンマス代行(ts)】

1st. setはバンドメンバーの持込みインスト曲で構成
Eiderdown」 by 萬造寺さん(b)、「Rhythm-A-Ning」 by 十河さん(pf)、「Prelude To a Kiss」 by 岩渕さん(ds)&御子柴さん(ts)、そして「U.M.M.G. (Upper Manhattan Medical Group)」 by 本多弟殿(tp)、と4曲で休憩に。

そしてこの日は変則曜日になったせいもあってレギュラー陣のマッキーこと牧かおるさん(vo)や益田伸子さん(vo)が欠場。でもノブ高橋さん(as)、成田由美さん(as)、中村美津子さん(vo)が参加してくれたので、2nd. setは御子柴バンマス代行の判断と仕切りでセッション形式での進行となった。

まるで本当のセッション(*1)の様に、アルトサックス陣(高橋さん&成田さん)とヴォーカル3人の4組が2巡ずつ、後半は8曲構成となった。アルトサックス陣は1巡目にノブ高橋さんのオーダーで「Just Friends」、2巡目は成田さんのオーダーで「Alone Together」とスタンダードを演る。

【アルトサックス陣(ノブ高橋さんと成田由美さん)】

ヴォーカル陣は柳田さんが1巡目「All Of Me」2巡目「枯葉」を、お気に入りの小林圭バージョンのホーンアレンジ譜面で管楽器陣も巻き込んでカッコ良くキメる。中村さんは1巡目「I Thought About You」、2巡目は譜面が無いからとバンドもよく知っている「酒バラ」をボサで歌うのは流石!

     【柳田さん(vo)と中村さん(vo)】

私は9月の「You Belong to Me」に続いて(私にとっては)新曲の「I'm Beginning to See the Light (灯りが見えてきた)」を歌わせてもらった。この曲は随分前に益田伸子さんのライブで聴いて好きになったのだが、その後、彼女が一向に歌ってくれないので自分で歌う事にしたのだ。

原詞は専門のWebに譲るが「貴方に出会って人生好転してきた」という点では「Just in Time」(*2)とほぼ同じ。それを実際の様々な灯(light)に引っかけている歌詞がお洒落だ。1944年作だから米国にとっては第二次世界大戦でほぼ勝利の灯りが見えて来たという意味もあったのかも知れない。
♪I'm Beginning To See The Light (灯りが見えてきた)・・・2023年11月2日、渋谷・SEABIRD1金ライブ♪

上記録音を聴くとよく分かるが、歌詞が完全に頭に入っておらず目の前のカンペを見ながら歌ったので、やっぱりスムースにちゃんと歌えてないね。なんつーか、歌詞が音符に乗っかってないんだな。歌詞が頭を経由せずに自然に口から出て来るくらい歌い込むまでは、こうなっちゃうんだよねー

既に21時半に近かったので私に2巡目は回ってこないと思っていたらバンマス代行が直々に「歌って」と振ってくれたので、“譜面が無くてもお店の黒本で演奏してもらえそうなスロウなスタンダード”としてパッと頭に浮かんだ「My Foolish Heart」を歌って(歌詞が一部飛んだけどね)終演!
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*1:セッションとライブとの違い等は下記ご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
セッションだからこそ出来る事 | Saigottimoのブログ
*2:この楽曲については下記ブログ記事ご参照。
カンバン方式の歌じゃないよ~ | Saigottimoのブログ

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2023年10月26日(木)、クレイジーキャッツのベーシスト、犬塚弘氏が亡くなり(享年94歳)、これでクレイジーキャッツのメンバー7人全員が鬼籍に入った。といっても、このブログ読者の中でクレイジーキャッツのことを知っている人は果たして何割くらい居るのだろうか。

11歳下の妹は完全に1970年代に大人気だったザ・ドリフターズ世代だが、私は60年代に一世を風靡したクレイジーキャッツ世代だ。cats(キャッツ)には猫以外に「ジャズ屋」の意味もあるらしい。渡辺プロ創業者の渡辺晋さんがjazzマンだった事もあり彼等はジャズバンドとしての実力も備えていた。

【左から石橋、桜井、谷、ハナ、植木、安田、犬塚 (日刊スポーツのWebより)】

ハナ肇(リーダー,ds)…1993年没、肝臓がん、享年63歳
石橋エータロー(pf)…1994年没、胃がん、享年66歳
安田伸
(ts)…1996年没、心筋梗塞、享年64歳
植木等(gt,vo)…2007年没、肺気腫、享年80歳
谷啓(tb)…2010年没、脳挫傷、享年78歳
桜井センリ(pf)…2012年没、享年86歳
犬塚弘(b)…2023年没、享年94歳

NTV系音楽バラエティ番組「シャボン玉ホリデー」(1961年~1972年)でのザ・ピーナッツと絡むコント(特に「お父っあん、お粥が出来たわよ」シリーズなど)は名作揃いで、私の世代でクレイジー・キャッツに憧れない男子は居なかっただろう。桑田佳祐や大瀧詠一なども大いに影響を受けたという。

植木等をフィーチャーした歌にも「スーダラ節」「ハイ、それまでよ」など名作が多い。当時、寺の住職だった植木等の父は「スーダラ節」の歌詞を見て「青島幸男という男は天才だ!これは親鸞の教えだぞ!」と叫んだと言う。酒、博打、女を綴った詞は親鸞同様に千年経ても残っていくのだろう。

私はメンバーの中では谷啓のトボけた味が一番好きで「ガチョ~ン」などのギャグをよく真似していた。SEABIRD1金バンドの初代バンマス和田さんと出会ったラスベガスでの海外出張(*1)に行く前には子供の頃見たクレイジー映画(*2)のDVDを観て予習したが、現地に往時の面影は無かった・・・。

美空ひばり、石原裕次郎、三船敏郎、勝慎太郎、弘田三枝子・・・そしてクレイジーキャッツまで。ますます昭和は遠くなりにけり。そのうち自分もあちらの世界に行って彼等にナマで触れる日が来るのだろう。せいぜいそれまでは昭和世代の残党爺ぃとして精一杯あがきましょうね、御子柴さん!
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*1:1996年秋、当時世界最大のコンピューター見本市COMDEX視察で渡米した際、R社の上草氏から紹介された。
*2:「クレイジー黄金作戦」(1967年公開)。東宝映画35周年記念大作として豪華キャストで製作され大ヒットした。

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2023年11月12日(日)14時~品川で子供も大人も楽しめる絵本イベントを行う。「参加無料」「事前申込制」「先着80名様」だが、現時点ではまだまだお席に余裕アリ。お子様仲間やママ友と、また子供連れに限らず、大人だけでも楽しめる内容なので是非この機会に絵本の魅力に触れて戴きたい。

会場の「エコルとごし」は公園に隣接したお洒落な施設でここでの絵本イベントは4回目(*1)。今回は最初にレオ・バスカーリア「葉っぱのフレディ」、宮沢賢治「いちょうの実」と名作2編を我々朗読集団「5Thanks」がお届けし、その後は朗読仲間たちが次々と様々な絵本をリレーで読みます。

●本イベントの詳細情報は「5Thanks」のwebをご参照。
●お申込メールはこちらへ⇒ maeo2010@gmail.com

●お申込みメールはこちらへ⇒ maeo2010@gmail.com
(当日は残席がある場合のみ受付ですので事前申込を)
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*1:これまでの開催結果は下記のブログ記事ご参照。
絵本読み聞かせリレー!その③ | Saigottimoのブログ
絵本読み聞かせリレー!春の陣 | Saigottimoのブログ
絵本読み聞かせリレー!に参加 | Saigottimoのブログ

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2023年10月15日(日)、日比谷コンベンションホールにて、札幌、東京、名古屋、京都の物語を各地出身の朗読家が紡ぐ公演「四都MONOがたり2023」が開催された。第1回目の昨年は渋谷のホテルが大入り満員だった。今回も東京新聞にご招待プレゼント付きで記事化されて反響も大きいようだ。


4人の朗読家はいずれもNPO日本朗読文化協会会員で講師等をされているベテラン朗読家であり、また音楽は今回もオヤビン佐藤氏がSP盤レコードを手回し蓄音機の生音で聴かせ、4つの朗読を盛り上げてくれる。これだけ魅力的な公演なので前回の渋谷同様に今回も大人気、予約も好調とのこと。

私は昨年の渋谷公演ではオーディエンス(聴衆)だったが、今回は照明スタッフとして参加させてもらった。今回も京都出身の朗読家として出演される前尾津也子さんは私が所属する朗読集団「5Thanks (サンクサンクス)」の代表でもあるので、貴重な経験を積ませてもらうことができたのだ。

とはいえこんな本格的なホールの照明スタッフなど今まで経験したことがないので右も左も分からない。操作盤は舞台上手袖裏にあり、上手2基、下手2基、中央4基(全体/センター/奥側/前側)と計8基が独立したフェーダーで明暗できる。これに客席照明と緞帳(幕)の操作も私がすることになった。

公演は14時スタートだが10時のリハから参加させてもらった。照明操作は進行に沿って台本に詳細に記載されているので基本はその台本通りに操作すればよい。ただ実際にリハしてみるとマイクスタンドをハケる(撤去する)タイミングや位置などと共に当然ながら照明操作の変更も生じる

蓄音機は下手固定位置なので音楽の開始/終了で明暗すればいいが、司会者は必ず上手袖だし、朗読の場合は音楽の途中からスタートしたり、朗読の途中で上手から中央に移動したり、カットイン/アウトだったりするので、照明を変えるまでの秒数やきっかけとなる言葉などをメモしておかねば。

リハが終わって進行の全体像を把握しようとしている途中にお昼になり、ランチを摂ったら開演20分前(13時40分)で開場となった。この日の都内は荒天で寒くて大雨なのに既に開場時点でお客様が凄い。200人程収容の大ホールもアッという間に客席が埋っていく。おお、これは失敗出来ないゾ。

14時に前尾さんのキューで客席照明を落とし♪銀座カンカン娘♪が流れるタイミングで下手照明を灯け、曲のスタートから10秒後に緞帳をアップ。曲終了で下手照明を下げ上手照明を灯けて第1部MCの富田さんが登場。ここで台本を見てたら勝手に指が動いて上手照明を落としてまった。アワワ…

以降は台本と睨めっこしながら緊張の連続で休憩を挟んで第2部も進行し16時に・・・リハで確認した通り出演者が客席に手を振るタイミングで緞帳を下げ、客席照明を灯けて終演。最初のミスこそあったものの、なんとか最後まで役目は果たすことが出来た。でも長い時間集中していたから疲れたぁー

本来スタッフとはキャストのためなら何でもするもの。でも今回私はニシムラさんには手ほどきを受け、オヤビンさんにはLEDライトを借り、富田さんには筆記具を借り、高さんにはバターサンドをご馳走になるなど、謝礼も戴きながらすっかりキャストの皆さんにお世話になってしまった。あーあ

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2023年10月14日(土)、渋谷・SEABIRDでの浅野・大槻セッション。今日は浅野さんへのサプライズゲストをお呼びした。私も浅野さんも散々お世話になったニッシーこと西川慶子姉御だ。“所沢のゴッドマザー”と呼ぶ人もいるくらい、彼女にお世話になったミュージシャンはプロアマ含めて数知れず

私もホームセッション?で彼女のご自宅にお邪魔した事もあるし、以前に所属していたエスニック・スパイシーズの面々とも(浅野さん含め)彼女繋がりだ。また有名なプロのピアニストや女性サックス奏者等とも彼女主催のレクで一緒に(ステージ上ではなくコート上でテニスをして)遊んだこともある。

もう20年も前になるが私が歌い始めて数年経った頃「そろそろSaigottimoもライブをやってもいいんじゃない?」と彼女が水道橋・東京倶楽部でのジョイント・ライブをセッティングしてくれた(下記チラシご参照)。結果として私は後にも先にも自分の名を冠したライブはこの時だけである

上記のライブで2人で同じ曲を歌ったのは「Too Young」1曲のみだった事を思い出し、この日は20年ぶりに同じ曲で共演したかった。お互いのキーが男女で異なるので20年前は途中で転調してもらったが、今回は私がルバート(自由なテンポ)で1コーラス歌ってからニッシーにバトンタッチした。

♪Too Young with 西川慶子・・・2024年10月14日(土)、渋谷・SEABIRD♪

この曲のニッシーは高い音が少し苦しそうでもあるが、歌い終わる頃になってようやく喉が温まってきた様子。この後には彼女の十八番の「Time After Time(シンディ・ローパーではないjazzの方)もリクエストし、久し振りにニッシーの温かい歌声を聴けて懐かしさがこみ上げてきた。

この日何故こうなったかというと、私が人に会いたくなる事は珍しいのだが、8月後半頃に何故か無性にニッシーに会いたくなってコンタクトを試みたところ、彼女のお店(Tico Tico)が8月末で閉まる事を知り急遽往訪して再開を果たした。そして浅野さんにはサプライズでお呼びしたのだ。

 【再会した最終営業日(8/31)の所沢「TicoTico」】

ニッシーはこの日も姉御よろしく地元ミュージシャン(渋谷さん(vo)&小野さん(pf))を引き連れての参加。渋谷さんは「楽譜を持って来なかった」と言いながらjazzスタンダードをバシバシ歌うし、小野さんはこのセッションのみならず14時からのセッションにも参加して弾きまくっていた。

  【渋谷さん、産休に入る大槻さん、小野さん】

上記写真を見るとお腹が大きいことが分かる大槻美歩さん(pf)の出産予定日は12月なので今日のセッションを以て産休に入るとのこと。従って来月以降はこのランチタイムセッション(12時~14時)は暫くお休みとなる。無事に健康な赤ちゃんを産んで、また復活して欲しいものだ。

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2023年10月13日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜日(2金)ライブ。岩井バンマスが掲げたテーマは「秋はjazzから始めよう!」。つい先日まで連日猛暑日だったのに急に寒くなって身体がついていけないので、先ずは秋の曲を聴いて耳から身体を慣らそうという事ね、なるほど!


2金メンバー:出雲井裕美(vo)、岩井千尋(tp)、加藤求実(ts)、前田あきこ(p)、榎本任弘(b)、藤井知義(ds)、山内惠英(tp)、杉山尚子(ts)、牧かおる(vo)、Saigottimo(vo)。今日は中川さんと小島さんが欠場で前田さん(pf)と藤井さん(ds)がトラ(代役)で参加してくれた。

腰が本調子ではないという小島さんが連続欠場となり皆心配しているが、こうなったら大谷翔平と同じで、この際しっかりと療養して欲しいという気持ちもある。

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
1 Autumn Serenade (千尋&求実)

2 Airegin (千尋&尚子)

3 Café Com Pao (裕美&求実&千尋)
4 Ate Quem Sabe (裕美&求実)
5 So Danco Samba (裕美&尚子)

出雲井さんの最初の曲は前月も演った「コーヒーとパン(の様に相性の良い私達)」だが、今回はアレンジをガラッと変えてリズムがファンクになっている。やっぱり出雲井さんのように自分で編曲したり採譜したり出来るってのは凄いなあ。

6 If I Should Lose You (千尋&求実)
7 Thadrack (千尋&求実)
I Love You (ノブ高橋)

そして1st.setと2nd.setの幕間には、いつも横須賀から来られるノブ高橋さん(as)がシットインで1曲ご披露。

2nd.set
1 I Remember You (恵英&求実)

2 Our Delight (恵英&尚子)

3 Volare (Saigottimo&千尋)

私は秋がテーマなので“天高く馬肥ゆる秋“かつ♩青い空10月♪だから「Volare (ヴォラーレ)」*1を持って来た。原曲はカンツォーネなのでイタリア語、今回もナンチャッテ和訳した訳詞の朗読から歌に入った。岩井さんのソロもバンドの演奏も軽快で、青空の中を飛ぶように気持ち良く歌えた。
4 Autumn Leaves (Mackey&恵英)

マッキーこと牧かおるさんは秋の大定番曲「枯葉 (The Autumn Leaves)」。こちらは言わずと知れたシャンソンだから原曲はフランス語だが、意外にも“jazzで最も多く演奏される曲”とのこと。歌モノでもインストでも演奏するしね。この曲を聴くとしみじみ「秋だなぁ」と感じる。

5 Early Autumn (裕美&求実)

続く出雲井さんのこの曲の作詞者はジョニー・マーサーとのこと。彼はヘンリー・マンシーニと組んで「ムーン・リバー」や「酒とバラの日々」などの名曲も作詞したが、「枯葉」のフランス語詞の英訳なども手掛けている。

6 Jeannine (千尋&求実)
7 Old Devil Moon (全ブラス陣)
ラストは全ブラス陣による「Old Devil Moon」で今月の2金ライブも大団円となった。

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*1:この楽曲に関しては下記のブログ記事をご参照。
実はヴォラーレではなかった! | Saigottimoのブログ

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2023年10月11日(水)、渋谷区文化総合センター大和田での高齢者向けプラモデル講座(*1)も全10回中の6回目と後半に入った。以前に地元ケーブルテレビ(イッツコム)に取材された内容が7/21にオンエアされ、そのコンテンツがyoutubeにも2分間程の動画としてアップされていた



私はインタビューはされなかったが、白板に向かって右前列の席なので横顔や背中がバッチリ映っていてけっこう恥ずかしい。さて前回から各自持ち寄りの自由課題製作に入っているが、この日は前々回にほぼ完成した共通課題の「江戸城」の仕上げから取り掛かることにした。

共通課題の江戸城は8人の受講生(男女各4人)ともプラモデルだから組み立てまでは皆同じものになるが、そこからの彩色やデコレーションは各人の個性が出て面白い。オオゴシ講師(*2)によれば大きく分類するとリアリズム派とファンタジー派に分かれるというが私はきっとリアリズム派なのだろう。

堀もキットのシールはクリアな青だが、私はリアルな堀の濁った水の色を彩色してからさざ波を付けた。石垣も「石だから灰色」ではなく写真を見て紫っぽい茶色を選択した。さらに独自の工夫として庭の隅に大きな岩を設えた。これはランナー(*3)の一部をニッパーで削って作ったものだ。


そして今日、仕上げたかったのは(これも設計図にはない私独自の工夫だが)堀を渡って城に入る通路の両脇に植込みを作りたかったのだ。そこでオオゴシ講師に植込みを模したスポンジを持って来て戴き、木工用ボンドを付けてピンセットで植えてようやく完成!(城門を付け忘れたけどね)

     【あと通路の先に城門が付きます】


瓦はオオゴシ講師に教わった「ドライブラシ技法」で雨風に晒されて白っちゃけた感じにしたんですが、分かります?
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そして受講者各人が選んだ自由課題のプラモデルは様々だ。共通課題と同じ城(「鶴ヶ城」)を選択した人も居れば「旅客機(ボーイング787)」「タイタニック号」「帆船(日本丸)」などの乗り物系も多い。そして「スペーススーツ(宇宙服)」や「恐竜」まであって、実に多彩で面白い。


私は「ミレニアムファルコン号」(*4)だが、これはバンダイ社の精密キットなのでピタッとハマり接着剤不要で凄い。最初に出来上がるのはコクピット部分で、窓枠のみのパーツとシールを貼る透明パーツが選択できる。講師に相談すると「私なら両方作って上手く出来た方を使います」なるほど!

コップピットにはハンソロやチューバッカの人形も乗せられるが、この人形の服装などの彩色が細かくて超ムズい。講師に相談したら「乗せない、という選択肢もありますよ」との事。そうか、なるほど!講師がいつも仰るように「プラモデルに正解はない」ということを改めて実感した。

  【こんな小さい人形の衣服までは彩色できないよ~】

以降この講座は毎月1回、来年2月まで残り4回ある。そして最後は3月に渋谷区「シニアいきいき大学」全体の展示会(3/1~2)があり、我々のプラモデル講座でも各自の作品を展示させてくれるという。よおし、老朽宇宙船らしい彩色や汚れ塗装等を施して完成させ、お披露目するぞー!
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*1:本講座の概要と受講した背景は下記ご参照。
図画がアリなら工作もアリね③
*2:オオゴシトモエ講師は著書多数でブログは下記ご参照。
オオゴシトモエ「今日もHOBBY日和」
*3:プラモデルのパーツが付いているフレーム(枠組み)。
*4:この作品製作の背景に関しては下記ご参照。
図画がアリなら工作もアリね② | Saigottimoのブログ

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2023年10月6日(金)、渋谷・SEABIRDの第一金曜(1金)ライブ。インスト(歌無し演奏のみ)曲のテーマは前月に続いてチック・コリア特集。一昨年(2021年)79歳で亡くなった天才ピアニストの活動はジャズ、ロックからクラシックまで幅広い。「Litha」で始まり「500Miles High」と続く。

【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多バンマス(tp)、萬造寺さん(b)、御子柴さん(ts)】

今日は、御子柴さん(ts)に加えて“回文王”竹笛太郎こと横地さん(ts)、上田さん(as)、島津さん(tb)、成田さん(as)、そして小越さん(hm)と管楽器やハーモニカ等のミュージシャンが勢揃いしてBig Bandのような凄いことに。ヴォーカリストもレギュラー4人を含めて6名と賑やかだ。

【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多バンマス(tp)、萬造寺さん(b)、横地さん(ts)、上田さん(as)】

【左:島津さん(tb)、成田さん(as)、右:小越さん(hm)】

2nd.setのヴォーカルタイムのトップバッターは“お祭り男”柳田さんが小林圭盤のお洒落な本多バンマスアレンジで1951年全米1位の「How High the Moon、そしてマッキーこと牧かおるさんは横地さんのパンフルートとチック・コリアの代表曲にして難曲「スペインを歌い上げる。凄ぇ~

   【左:柳田さん(vo)、右:マッキー(vo)】

私はスタンダードの「It's A Sin To Tell A Lie (嘘は罪)」を持って来た。この曲は元々3拍子だが、今日はジャズっぽく4beatで歌うことにした。そしてこの曲はRumikoさんの持ち歌でもあるので一緒に歌ってくれるということになり2人でDuetすることにしたのだが…あらら?

♪噓は罪(&手紙でも書こう) with Rumiko…2023年10月6日、渋谷・SEABIRD1金ライブにて♪

「最後は合ってたけど、それ違う曲じゃない?」えへへ、実はそうなんです。「手紙でも書こう(I’m gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter)」ですね(*1)。そしてRumikoさんのソロ曲「あなたのおそばに(Nearness of You)は彼女のライブ時同様(*2)に私が訳詞の朗読も。

♪「あなたのおそばに」訳詞朗読~Rumikoさん歌1コーラス・・・2023年10月6日、渋谷・SEABIRD1金ライブにて♪

続く中村さんはチック・コリアと同じくジャズピアニストであるホレス・シルバーの「Peace」にチャレンジ!そして歌のトリは“1金の美空ひばり”こと益田伸子さんが「スワンダフル(S’Wonderful)」をなんと途中から倍テン(倍のテンポ)にして盛り上げる、おお、こーれはスワンダフルだ!

   【左:中村さん(vo)、右:益田さん(vo)】
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*1:Rumikoさんとこの2曲を役割を逆にした音源は下記。
セッションだからこそ出来る事 | Saigottimoのブログ
そしてこの2曲を1人でテレコで歌った時の音源は下記末尾。
芸能と芸術は全く異なるものか | Saigottimoのブログ
*2:Rumikoさんのライブに関しては下記ご参照。
専属朗読家付きヴォーカリスト? | Saigottimoのブログ

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石貫慎太郎さんの新作オーディオドラマ「三途の川下り」に出演した。今作は、あの「イタコ探偵の旅」(*1)の続編である。“あの”前作は、私にとって初の主役だったのみならず、ナレーション代わりのモノローグ(独白)も含め“1人5役!”という素人の私にとっては超絶ムズい作品だった。

そのため石貫さんから私に対して「(最新作は)イタコ探偵の第二弾ですが、今回は一人1役ですのでご安心下さい」とのコメントがあった。「イタコ(*2)は自分の口を通して死者に語らせるのにどうして一人1役でいいのだろうか」と不思議に思ったが、脚本を読んで納得した。なるほどね。

オーディオドラマは姿が見えないだけにイメージが大切だと思うので、演じる際には具体的な俳優等をイメージする。余り寄せ過ぎてもダメだがイタコ探偵の場合は「刑事コジャック」の声優、森山周一郎(「紅の豚」の主人公の声)をイメージしている(勿論あんなに渋くて恰好良くないけどねー)。


●「三途の川下り」【約39分間】クリック!

■スタッフ
原作/脚本/制作/音楽:石貫慎太郎
エンディングテーマ「一緒に朝を待ちましょう」
 作詞/歌:Cozue、作曲:石貫慎太郎

■キャスト
(夏目卵朗):Saigottimo (冒頭から登場)
(ナナオ):南春奈
(ノボル、船頭):能登洋宇
(ノボルの母):​中田真由美
(バーのママ、老婆):山木梨花

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*1:前作「イタコ探偵の旅」は下記ブログをご参照。
イタコの探偵は一人5役ですよ | Saigottimoのブログ
*2東北地方(特に恐山等)で死者に憑依させて語らせる巫女のこと。

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2023年9月27日(水)、恵比寿の社会教育館で「区民ギャラリー展」を観た。先週は幡ヶ谷の社会教育館に出展した自分の作品(「サンダーバード秘密基地」)を観に行った(*1)が、今日はSEABIRDのママと同じハチ公バスに乗って彼女が出展している恐竜人形の作品を観に来たのである。


 【恵比寿社会教育館で開催の区民ギャラリー展】

ママと一緒に展示会場に入って受付の女性から目録をもらうと「作者の方ですか?」と聞かれたのでママを指して「はい、恐竜人形の…」と言いかけたら「ああ!あれはだーい人気ですよ!」と、受付の女性の表情がパッと明るくなった。そこで早速、ママと作品の記念撮影をさせてもらった。

目録によると展示作品は全62(絵画29、編み物10、写真8、その他15)点で、ママの作品のカテゴリーは「創作人形」で名称は「聴け溢れる魂の雄叫び『ガオー』」。ピアノ、ベース、ドラム、管楽器、ヴォーカル等12匹の恐竜ミュージシャンが今にもステージから飛び出さんばかりの迫力だ。

受付の女性も渋谷区在住で編み物を出展していて、ママと名刺交換をしている。彼女曰く「先日も見学者の方がどうやって作るのかしらと感嘆の声を上げていましたし、保育園の子供達が観に来た時も一番人気でしたよ」とのこと。ま、そうだろうね。幼児に編み物や書は分からないだろうし。

この作品展示は明日(9/28)17時まで。来週には作品はお店に戻ってくるので、他の作品同様にSEABIRD店内でご鑑賞を!
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*1:私の作品の出展状況は下記ブログ記事ご参照
サンダーバード秘密基地出展! | Saigottimoのブログ

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