岡田光代さんのベストセラーエッセー「ニューヨークの魔法」シリーズの第3弾「ニューヨークの魔法のことば」から「意外な誉め言葉」「楽しんで」を、私が所属する朗読グループ5Thanks(サンクサンクス)&フレンズが朗読しインターネット「ホンマルラジオ」で7/1に公開されました。

@高砂放送局【美遊空間四国】第24話(7/1公開)
・朗読後にNYの岡田光代さんからメッセージあり
●朗読「意外な誉め言葉」「楽しんで」…開始2分半頃から約7分間
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ナレーション:大幡かおり、前尾津也子
その他声の出演:5Thanks(サンクサンクス)&フレンズ
音楽(作曲・演奏):ななえ

5Thanksメンバーと「ニューヨークの魔法」シリーズ


過日の放送分は下記ブログ記事からもお聴き戴けます。
朗読「サンタへの手紙」他1編 | Saigottimoのブログ
そして、今回でこのネットラジオでの番組は終了となり、以降は地域のラジオ局にて同番組が継続されるとのこと。詳細が明らかになり次第、当ブログでもお知らせします。

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オーディオドラマ「地球の胸で眠るキミへ」に出演した。今作品はシャルル役でお馴染み(*1)の図書委員こんざぶろうさんの書き下ろし脚本である。舞台は北海道、道西部の岩内町に実在する木田金次郎美術館が登場する。そして制作・音楽は石貫慎太郎さんだからKoto☆Hanaクオリティである。

「地球の胸で眠るキミへ」【約14分間】クリック!
■スタッフ
原作・脚本:図書委員こんざぶろう
制作・音楽:石貫慎太郎 
エンディング・テーマ:「一緒に朝を待ちましょう」
 作詞・歌:Cozue
 ピアノ:マンボ稲松
 作曲:石貫慎太郎
■キャスト

(喜美):図書委員こんざぶろう
(莉緒):南春奈
(教師):山木梨花
(有島武郎):能登洋宇

(作家):中田真由美
(老紳士):Saigottimo (開始から5分半頃に登場)


道内洋画壇を代表する木田金次郎は、かの有島武郎の小説「生まれ出づる悩み」のモデルとなった画家であり、2019年前期の朝ドラ「なつぞら」で吉沢亮が演じた天陽君のモデルとも言われる人物である。天陽君は農業だったが木田金次郎は有島武郎に絵を見せた後は漁業に従事していたという。


【木田金次郎とその作品 ~木田金次郎美術館のWebより】

同じ道産子にしてハーバード大に学んだ明治・大正の文豪、有島武郎をして名作小説を書かせた木田の“絵画の力”は凄まじいものだったに違いない。しかし文学にしても絵画にしても天才は天才を知るのであり、作品そのものよりも木田の人物とその生き様が文豪の胸を打ったのではなかろうか。(*2)

私自身は木田美術館にも行っておらず「生まれ出づる悩み」も読んでないので何とも言えないが、このドラマに登場する喜美ちゃんも莉緒ちゃんも老紳士が語る様に「地球の胸に抱かれて」「まだ生まれていない」のだから、有島武郎の小説や木田金次郎の絵画に触れて必ず“何か“を感じる事だろう。

私の役名である「老紳士」といえば、麻のスーツに蝶ネクタイをし樫の杖をついて革靴で闊歩しそうなお洒落なイメージだが、私が演るとどう聴いても、よれたランニングシャツにダボダボのズボンを紐で縛って雪駄で徘徊している爺ぃにしか聴こえず、誠に申し訳ない限りである。トホホホホ
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*1:シャルルが活躍するドラマは下記ご参照。
リアル爺ぃが老人を演じたら? | Saigottimoのブログ
*2:本件については図書委員こんざぶろうさんの下記Youtubeをご参照。
【名言紹介】有島武郎『生まれ出づる悩み』より~

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2023年6月14日(水)、渋谷区文化総合センター大和田で「初めてのプラモデル講座」が開講した。渋谷区在住の60歳以上を対象にした講座で受講者は8名限定(抽選当選者)、講師は売れっ子プロモデラーのオオゴシトモエ氏(*1)。2月まで計10回の講座で教材費等を含めた参加費は3千円/人である。

最初の4回は全員同じプラモデル(共通キット)を製作・塗装しジオラマに仕上げる。そして残る6回は各自が好きなプラモデル(自由課題)を持ち込み講師が個別指導してくれる。最終的には3月に他の講座と共に発表会(展示会)で共通キットと自由課題を展示してくれるというので楽しみである!

そして共通キットは「江戸城」。お城を作るのは初めてだが、ここは城そのものよりもジオラマとしてどう仕上げるかだろう。そして第1回の今日は貸与されたニッパーや接着剤(*3)の使い方などを具体的に学んだ。そして参加者全員がプラモデル履歴と本講座の応募動機などで自己紹介をした。

受講者の多くは私より年長者で半数は女性だった。私は子供時代はプラモ漬けだったが長男の3歳の誕生祝いに自分が子供時代に買えなかった「サンダーバード秘密基地」を作ったのが最後(*2)で、その長男から贈呈されたミレニアムファルコン号を自由課題にする予定である事等を述べた。

    【オオゴシ講師のブログには私の姿も】
講師のオオゴシ氏は気さくな人で、私の話を聴いて「わ、ミレニアムファルコン号を作るんですね!」とやや興奮気味。調子に乗った私は以前製作したサンダーバードの写真等を見てもらったら「凄いじゃないですか!」と褒めてくれる。もう単純な私は早々にテンションが爆上がりしてしまった。

最初の2回で製作、次の2回で塗装&ジオラマ化の予定だが、講師からは「早い人は次回(2回目)から塗装出来そうなので石垣をどんな色にしようか考えておいて下さい」との事。なるほど、箱の写真や他の城のプラモ完成写真を見ても石垣の色合いは様々であり、石ごとに色を塗り分けたりしている。

次回の塗装は水性塗料と筆が用意されるそうだが、石垣だからとグレイ一色に塗るのではなくリアルな石垣の印象を出すにはどういう色合いにするか、絶対ありきたりな色合いにはしないゾ!ここは、“何事も本格的にやらず“それでいて玄人をも唸らせようという“口先小手先男“の腕の見せ処である。
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*1:オオゴシトモエ講師は著書多数でブログは下記ご参照。
オオゴシトモエ「今日もHOBBY日和」
*2:本件に関しては下記のブログ記事ご参照。
図画がアリなら工作もアリね② | Saigottimoのブログ
*3:使用したのは「Mr.セメントSP」という最新の溶剤系接着剤。サラサラで速乾性なので「流し込み」手法が効果的。

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2023年6月11日(日)16時~六本木・アルフィーで、私とはSEABIRD第一金曜(1金)ライブでよくご一緒するRositaことRumikoさんと彼女の歌仲間の立石洋子さん、川西敦子さんの歌姫3人による華やかな貸切ライブが行われた。昨年6月青山「Z-imazine」でのライブ(*1)に続き2回目となる。


I'm Beginning to See the Light」で始まり「Devil May Care」「Stolen Moments」「Sentimental Journey」「The Rose」「Can’t Buy Me Love」さらにアンコールの「Day by Day」まで今回はコーラス曲も多彩!そしてインスト1曲を挟み各姫ソロ4曲ずつ全20曲を一気に披露した。

我らがRumikoさんのソロ曲は、前半が以前1金ライブで披露したミルトン・ナシメントの「Bridges (Travessia)」(*2)と「Cry Me a River」、後半は「There Will Never Be Anoter You (あなたなしには)」そして「The Nearness of You」。どの曲も彼女らしくダイナミックに歌い上げた。

前回のライブで私はRumikoさんのソロ曲「Round Midnight (ラウンド・ミッドナイト)」の原詞をナンチャッテ和訳し朗読させてもらった(*1)。今回も同様にRumikoさんが歌う前に「The Nearness of You (あなたのおそばに)」の原詞をナンチャッテ和訳して朗読させてもらった。

例によって原詞は専門サイトをご参照戴くとして、下記のようにナンチャッテ和訳してみた。
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あなたのおそばに(詞:ネッド・ワシントン)

私を歓ばせ、ワクワクさせるのは、あの蒼い月じゃない
それは、ただ、貴方のそばにいるから
私をこんなにときめかすのは、甘い言葉のやりとりじゃない
それは、ただ、貴方のそばにいるから

私の腕の中に、貴方がいて、貴方をとても近くに感じるとき
それは、私のこのうえない夢が、かなうとき

もし貴方が、私だけに、
貴方をしっかりと、抱(いだ)かせてくれるなら、
そして、夜はいつも、貴方のそばにいると感じられるなら、
私は、わずかな光さえ要らない

(Translated by Saigottimo)
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この曲の邦題「あなたのおそばに」はなかなかの名訳だと思うので、その雰囲気を生かして原詞の和訳を試みた。私は英語がダメだったから理工系に進んだほど語学は苦手だが、最近はWeb辞書も自動翻訳も複数あるので、これらを駆使すれば私でも和訳の真似事(ナンチャッテ和訳)は可能なのだ。

♪The Nearness of You・・・2023年6月11日、六本木Alfie、Saigottimo朗読~Rumiko(vo)♪

上の録音を聴くと私の朗読後のRumikoさんの歌唱が余りにもカッコ良過ぎる!あんなにドラマチックにキメられたら、まあ、朗読自体はどんなに下手に読もうが関係ないよなー

今回「Rumikoさん専属の朗読家です」と自己紹介したら「あ、専属になったのね」と声が上がった。てか、他に誰からもオファーが無いので結果そうなってるだけだけどね。確かに専属の伴奏者でしか歌わない人は居るが専属の朗読家付きヴォーカリストというのはなかなか居ないだろうしねぇ

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*1:この時のライブについては下記ブログ記事ご参照。
語りで乱入、朗読でシットイン | Saigottimoのブログ
*2:この時のライブについては下記ブログ記事ご参照。
一年半ぶりにライブステージへ | Saigottimoのブログ

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2023年6月9日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜(2金)ライブ。今回はゾロ目の通算333回目。月1回の定例ライブだから30年近く続いていることになる。岩井バンマスによる今回のテーマは「世界ビータ(地名ジャズ)特集!」ビータは逆さに読めば「旅」だから地名がついた曲でジャズで世界旅行気分!


記録によれば第1回目の定例ライブは今から29年前の1994年9月9日(金)、出演者は「岩井(tp)、門井(ts)、吉成(ds)、市川(b)、川口(vo)」とある。現メンバーはバンマスのみで、榎本さんは第5回、加藤さんは第19回、小島さんは第27回、出雲井さんは第66回から名前が出てくる(*1)。

私が初めて参加したのは2001年7月の第80回。前々年に1金ライブでデビューして間もなくMCで「SEABIRD生まれのヴォーカリスト」と自己紹介したらママから「1金しか参加してないじゃないの」と突っ込まれ「え?他にもあるんですか?」と最初は聴衆としてシットイン(*2)での参加だった。

【中川さん(pf)、小島さん(ds)、岩井バンマス(tp)、榎本さん(b)、加藤さん(ts)】


私より後に参加された中川さん(pf)、マッキーこと牧かおるさん(vo)、杉山尚子さん(ts)、山内恵英さん(tp)などもメンバーとなって既に数年は経っているはずだが、長~い長~い2金の歴史からすればつい最近のことにしか思えない。ま、これも私自身がジジイになった証拠に他ならないが

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)

1st.set
1 Amsterdam After Dark (千尋&求実)
2 Black Nile (恵英&求実)

3 Stars Fell on Alabama (裕美&求実)
4 Do You Know What It Means, Ms. New Orleans (裕美&千尋)
5 Samba Do Aviao (裕美&千尋)

6 Isfahan (千尋&求実)
7 Bolivia (千尋&求実)
2nd.set
1 On a Slow Boat to China (尚子&恵英)

2 Dear Old Stockholm (尚子&千尋)


3 I Left My Heart in San Francisco (Saigottimo&千尋)

私は「我が心のジョージア」も考えたがトニー・ベネットの出世作で有名なこの歌にした。全米チャートではベスト10にも入らなかった(最高19位)が1962年のグラミー賞受賞曲。今回は初めてナンチャッテ和訳詞を朗読したが11年ぶりに歌った(私はサンフランシスコには行ったこと無いけどねー)。

4 The Girl from Ipanema (マッキー&求実)

そして2金ライブ第1回目を岩井バンマスが始めた日、まだマッキーは小学生!黄色い帽子を被り白いゴムひも顎にかけランドセル背負ってたはず。当然、ジャズなんて歌ってないわけで、その子が今やバンマスと同じステージに立ってボサノヴァで「イパネマの娘」ですか・・・うーむ、感慨深いねぇ。

5 Where Can I Go Without You (裕美&千尋)

この曲のタイトルを読んで「貴方さえ居なけりゃ私は何処にでも行けるのに」と解釈し「嗚呼いつの時代も年老いた夫は邪険にされるんだな」と身につまされていたら出雲井さん曰くその逆でこの曲は「貴方無くして何処に行けるというの?」という意味だという。なんだよ、全然違うじゃんかー

6 Antigua (千尋&求実)
7 Strasbourg St. Denis (全ブラス陣)

最後はいつも通り全ブラス陣総出で大団円となった。さて、次回の記念ライブは?と岩井バンマスに問うと「う~ん、数字並びの345回(来年6月)かな?」と、やや弱気な発言。確かに2年後の350回そして6年後の400回となると・・・我がアラ古希バンドとしては流石に健康寿命のハードルが高いわな。

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*1:2金バンド前任ピアニスト朝田さんの下記記録ご参照。
Seabird2金セッション100回の軌跡
Seabird2金セッション101回-200回の軌跡
シーバード2金セッション報告-2018年後半
*2:シットインの意味は下記ブログ記事をご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ

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2023年6月2日(金)、渋谷・SEABIRDの第一金曜(1金)ライブ。この日のインスト(器楽曲)は「シェルブールの雨傘」「雨にぬれても」など“雨の曲特集”。そのせいか、この日は災害級の豪雨と暴風で御子柴さん(ts)が欠場したものの、カモが葱、いや石渡さんがギターを背負って参加してくれた。


【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多バンマス(tp)、石渡さん(g)、萬造寺さん(b)】


一方、歌モノは柳田さんが「My Kind Of Girl」、マッキーこと牧かおるさんが「Vivo Sonhando」、中村美津子さんが「There Will Never Be Another You」、益田伸子さんが「Dindi」と、雨とは直接関係のないジャズやボサノヴァのスタンダード曲を次々と歌った。

 【上左:柳田さん、上右:マッキーこと牧かおるさん】

   【下左:中村美津子さん、下右:益田伸子さん】

その中で私は、我国音楽界にとって記念すべき歌を選曲した。今から丁度60年前の1963(昭和38)年6月15日、この日は我国音楽界にとって“忘れてはならない記念日”だ。日本人が作詞し日本人が作曲し日本人が日本語で歌った日本の楽曲が全米ヒットチャートNo.1になった日だからである。

「SUKIYAKI」と題された「上を向いて歩こう」(*1)は、永六輔作詞、中村八大作曲、坂本九歌唱の“六八九ソング”。1961(昭和36)年に日本でヒット、翌年ケニー・ボール楽団盤が全英チャート10位、その翌年に日米ペンフレンド1組のレコード交換からアメリカ全土で大ブレイクした。(*2)

私は全米No.1の60周年記念として1コーラス目のサビ前までアカペラ(無伴奏)で歌わせてもらった。何故なら昭和37年春に渋谷区立山谷小学校に入学した私は小田急線参宮橋駅前をこの流行歌をリアルタイムで口づさんで通学した記憶があり、当然ながらその時はアカペラ(無伴奏)だったからだ。

♪上を向いて歩こう(Sukiyaki)…2023年6月2日、渋谷・SEABIRD1金ライブにて♪

“私の歌の原点”とも言えるこの曲が全世界で1千万枚超の大ヒットとなった事は誇らしい。“六八九トリオ”の三氏も鬼籍に入り私もいずれこの世を去る。そしていつかこの楽曲を超える大ヒットが日本から生まれるとしても戦後復興期に“日本から初の全米No.1が誕生した日“の栄光は永遠に残る。
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*1:この楽曲については下記をご参照下さい。
思い出す春の日一人ぽっちの夜 | Saigottimoのブログ
もう少しだけ上を向いて歩こう | Saigottimoのブログ
*2:この逸話や英語曲名についてはwikipediaに詳載あり。

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2023年5月27日(土)、横浜・Jones Cafeのジャムセッション(*1)。ホストはプロ歌手の彩木香里(vo)&藤井知義(ds)、今回もゲストにドラマーでキーボーディストでもあるjazzオルガンの名手、福永貴之(org)氏が参加されるので、私としては何としても“前回のリベンジ“をすべく参戦した。

“前回のリベンジ”というのは、福永さんが初めてゲスト出演された2月、共演機会が少ない楽器であるオルガンのイメージがある曲を何曲か歌わせて戴いたのだが「悲しき街角」で楽譜のキーがオリジナル音源より半音で3つ低かったせいなのか、声が上手く裏返らずに大失敗したからだ(*2)。

さらに福永さんから「これ、誰も歌わないんですか?」と挑発?された「青い影」も再演したい。この曲は先月歌ったのだが、これも楽譜のキーがオリジナル音源より半音で5つも低かったので思うような感じで歌えなかったのだ。その後オリジナルキーの楽譜を探したが入手出来なかった。

 【Hammond sk1&福永貴之(ふくなが・たかし)氏】

「恐らくオリジナルキーで歌える人があまり居ないからでしょう。譜面が無くてもいいですからオリジナルキーで演りましょうよ」と福永さんが言ってくれたので「青い影」に関しては移調せずにコードネームだけ追記した譜面を使ってオリジナルキーで再演出来ることになった。おお、有難てぇ。

♪青い影…2023年5月27日、横浜・Jones Cafeにて♪

ところが思わぬところに落とし穴はあるもの。歌い始めたら手元のフォルダの歌詞カードが違う曲だ。(わー!)フォルダ内を探すが見つからぬまま曲は進む。間奏でようやく見つけたので1コーラス目の後半は意味不明な御託を並べて誤魔化すことに・・・。う~ん、キーは合ってたから、まいっか?

  【フォルダから出した譜面類が散乱するテーブル】

2巡目は「Volare」(*3)にした。2月にオルガンベースの曲はあらかた歌ったつもりだったが、ドメニコ・モデューニョが1958年に歌ったイタリア語のロカバラッド(*4)もオルガンベースだと気付いたからだ(「麒麟端麗生」のCMはジプシー・キングスのカヴァーでスペイン語だし速いしギターベース)。

♪Volare…2023年5月27日、横浜・Jones Cafeにて♪

「誰かまだ演りたい人居ますか?」とMCの彩木さんが聴くので「ハイ!」と手を挙げ3巡目として「悲しき街角」をリベンジさせてもらった。結果は前回よりマシだったが、う~ん、やはりオリジナル音源より低い音域なのでファルセット(裏声)への切り換えが難しいのかも知れないねー

♪悲しき街角…2023年5月27日、横浜・Jones Cafeにて♪

今回はご紹介できなかったが、このセッションにはギタリストにサックス奏者に男女ヴォーカリストなどが参加して、ジャズ、ポップス、ブラジル音楽、シャンソンまで多彩な音楽が飛び交って面白かった。これはホストの彩木さん、藤井さんやゲストの福永さんの人気であり、お人柄なのだろう。
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*1:ジャムの様なゴチャ混ぜ演奏つまりジャズのセッションを指す。この店とこのセッションに関しては下記ご参照。
Do You Know Saigottimo? | Saigottimoのブログ
*2:この時のセッションに関しては下記ご参照。
ほほにかかる涙も悲しき街角も | Saigottimoのブログ
*3:この楽曲に関しては下記ご参照。
実はヴォラーレではなかった! | Saigottimoのブログ
*4:四拍子の全ての拍を3連符で刻むロックンロール時代(’50年代)のバラードに多いリズム(1小節は4×3=12ビート)。

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私は渋谷にあるジャズ・スポット(jazz喫茶「SEABIRD」)で、かれこれ20年ほど、毎月第一&第二金曜に定例ライブで1曲ずつ(計2曲/月)歌わせてもらっている(下図赤枠)。元々はライブに聴衆として通っていたのだが、バンマス(バンドマスター)の計らいで歌わせてもらえるようになったのである。

【5月はGWの影響で変則的に第一金曜ライブ⇒第一火曜へ】

他の店もそうだがスケジュールを見るとライブとは別にセッションも頻繁に行われており(上図青下線)、私は月2回の定例ライブ(上図赤枠)とは別にセッションにもよく参加する。何故なら、セッションではライブでは出来ない事も出来る、てゆーかセッションだからこそ出来る事があるからである。

ライブとセッションの違いについては以前記した通り(*1)。つまりお客様(聴衆)に対する出演者のパフォーマンスとしては、ライブは我々出演者の選曲も出来も全てがバンマスの責任になるが、セッションは出演者自身がお客様だから選曲も出来の成否も自業自得で済むので“実験”が出来るのである。

5月19日の3金セッションではギタリストの小越さんがこの日はハーモニカで参戦し「My One and Only Loveを演りますので歌って下さいね」と私に言い隣席の森川さん(ds)も「これ、男声みんな歌いますよね」と…。「あ、いや歌詞が…」と言うと歌詞が書かれた紙も用意されている・・・。

   【左:小越さん、右:3金セッション集合写真】

(うわー、歌ったことねーし)と思いつつも(ベテラン男声voなら歌えて当然のスタンダードだもんなー)と慌てて歌詞を持ってトイレに駆け込みスマホで検索してyoutubeでシナトラの音源を聴き(ああ、そうそう、こういう歌だったよね)そして何食わぬ顔で戻り3コーラス目に歌ったゾー!

5月21日昼のセッションでは前日夜に画像編集した楽譜を使ったら金山さん(tp)が「この音、♭が抜けてますよね?」別の曲の楽譜でも浅野さん(b)が「2段目の先頭はGですね」と譜面上の不備を教えてくれた。初めて使う楽譜もいきなりライブで使うにはリスクがあるのでセッションは有難い。

   【ホストは大槻さん(pf)と浅野さん(b,fl)】

5月26日の4金セッションは、Rumikoさんと一緒に初参加。彼女とは先月マッキーとDuetした「この世の果てまで」を合わせたし、以前に自由が丘で演った(*2)「手紙でも書こう~嘘は罪」の掛け合いを逆曲順で試したが結構いいじゃん!彼女は「次回は互いが逆の曲を歌いませんか」ほお、面白い!

       【Saigottimo&Rumiko】
♪嘘は罪~手紙でも書こう with Rumiko・・・2023年5月26日、渋谷・SEABIRD 4金セッションにて♪
♪The End of The World (この世の果てまで)with Rumiko・・・2023年5月26日、渋谷・SEABIRD 4金セッションにて♪

自分が主催するライブなら自分の裁量で演ることができるが、定例ライブで演るためには勿論、バンマスの了解を得なければならない。でもこうやって事前にセッションで実戦を積んでおけば、リハ無しライブの本番で大失敗!とか演奏が崩壊する様な事態(演奏事故)は未然に防げるはずである。
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*1:本件については下記ご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*2:この時のライブについては下記ご参照。
IT社長じゃないっつーの! | Saigottimoのブログ

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2023年5月12日(金)、渋谷・SEABIRD、第二金曜(2金)ライブ。岩井バンマス作成のプログラムにはPole Corter特集」とある。なーるほど、Jazz屋は何でも逆さに言うからジャズを“ズージャ”、ラッパを“パーツラ”、ヴォーカル(歌)は“ターウ”になる。さぁすが、jazz屋のシャレである。


同じ大作曲家でもリチャード・ロジャースにはローレンツ・ハートやオスカー・ハマースタインⅡ世が作詞し、ジョージ・ガーシュインも兄アイラが作詞をしたが、コール・ポーターは作詞も作曲も一人でこなす。そんな偉大なソング・メーカーもjazz屋にかかるとポール・コーターになっちゃうから愉快だ。

PROGRAM(各曲名⇒けいちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
1. Love for Sale (千尋&求実)
【中川さとし(pf)、小島幸三(ds)、岩井千尋バンマス(tp)、榎本任弘(b)、加藤求実(ts)】

2. Driftin' (千尋&尚子)


3. Everything I Love (裕美)
4. I Concentrate on You (裕美&求実)
5. Get Out of Town (裕美&尚子)


6. What is This Thing Called Love (千尋&求実)
7. Everytime We Say Goodbye (千尋&求実)
2nd.set
1. Split Kick (恵英&尚子)


2. You'd Be So Nice to Come Home to (恵英&求実)


3. It's De-Lovely (Saigottimo&千尋)

コール・ポーターはゲイだったが、それを承知で結婚し彼を愛し支え続けた夫人との交流を描いた伝記映画「五線譜のラブレター」(2004年)の原題が「De-Lovely」。こんな単語は無いが、Deは接頭語で今風に言えば「メッチャ」だろうか。ナンチャッテ和訳詞を朗読してから歌わせてもらった。

4. One Morning in May (裕美&恵英)
5. Don't Be That Way (裕美&求実)

「彼の曲は名曲揃いで歌い尽くせない」とMCで語った出雲井さんが敢えてここで彼の曲を離れて5月の曲を入れて来る。こういうところがまたjazz屋っぽいシャレだろう。そしてこちらの言いたい事を見透かした様にベニー・グッドマンの「Don't Be That Way(その手はないよ)」と畳みかける。

6. Day and Night [Dave Liebman] (千尋&求実)
コール・ポーターの代表作「Night and Day (夜も昼も)」?またjazz屋の逆さ読みしたシャレかと思ったらそうではなく、実際にDave Liebmanが作曲した全く違う曲だった。これもこれで岩井バンマス一流のjazz屋的洒落心に違いない。

7. I Love You (全ブラス陣)

そして最後は恒例の全ブラス陣総出のフィナーレ!という訳で今回のコール・ポーター特集、いやポール・コーター特集も大団円と相成った。次回6/9(金)は通算第333回という記念すべきゾロ目の二金ライブ。さて今度は岩井バンマスからどんなお題が飛び出すやら戦々恐々、いや楽しみである。

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2023年5月2日(火)、渋谷・SEABIRD。第一金曜(一金)ライブがGWで変則日程に。インスト(器楽曲)は、ウエストコースト(米国西海岸)ジャズの旗手で作編曲もこなしたジェリー・マリガン特集。彼はバリトン・サックスの第一人者ということで今日は御子柴さんもバリトン・サックスを持ち込んでの参戦。

そして、本多バンマスのトランペットとのアンサンブルで「Westwood Walk」「The Cat Walk」「Line For Lyons」「Festive Minor」「Limelight」「Walking Shoes」「The Red Door」等、晩年のフージョン系サウンドも含めて明るいウェストコーストjazzの世界を堪能させてくれる。

2nd.set.のヴォーカルタイムは、Rumikoさんが「There Will Never be Another You」、みゆきさんが「They Can’t Take That Away From Me」、私が「Nice ’n Easy」、益田伸子さんが「You’d Be So Nice To Come Home To」と王道のジャズスタンダードが続く(マッキーは残念ながら欠場)。


私の「Nice ’n Easy」は1960年に全米NO.1となったシナトラのアルバムタイトル曲だが今から20年ほど前に二金ライブのアルファベット・シリーズで「N」で始まるレパートリーが無かった際にSEABIRDのマスターに教えてもらった記憶がある。記録では直近で歌ったのがもう13年前の茅ケ崎だ。
♪Nace 'n Easy・・・2023年5月2日、渋谷・SEABIRDにて♪

  【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、萬造寺さん(b)】

そして今日のヴォーカルの大トリは柳田さんで、ABBAの「Dancing Queen」!前回も大いに盛り上がったが、今回も本多さんのトランペットと御子柴さんのバリトンサックスがアンサンブルで囃し立て店の奥もディスコのダンスフロアと化し、もうジャズスポットとは思えない盛上りだ。

そして今日のライブのフィナーレはSEABIRDの40年目突入を記念し、放送から40年で終了した長寿TV番組「タモリ倶楽部」のオープニングテーマ「Short Shorts」。本多バンマスが歌詞付き譜面を店内に配ってバンドも客席も皆で「Who ware the short shorts?!」と大合唱となった。

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