2023年6月2日(金)、渋谷・SEABIRDの第一金曜(1金)ライブ。この日のインスト(器楽曲)は「シェルブールの雨傘」「雨にぬれても」など“雨の曲特集”。そのせいか、この日は災害級の豪雨と暴風で御子柴さん(ts)が欠場したものの、カモが葱、いや石渡さんがギターを背負って参加してくれた。


【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多バンマス(tp)、石渡さん(g)、萬造寺さん(b)】


一方、歌モノは柳田さんが「My Kind Of Girl」、マッキーこと牧かおるさんが「Vivo Sonhando」、中村美津子さんが「There Will Never Be Another You」、益田伸子さんが「Dindi」と、雨とは直接関係のないジャズやボサノヴァのスタンダード曲を次々と歌った。

 【上左:柳田さん、上右:マッキーこと牧かおるさん】

   【下左:中村美津子さん、下右:益田伸子さん】

その中で私は、我国音楽界にとって記念すべき歌を選曲した。今から丁度60年前の1963(昭和38)年6月15日、この日は我国音楽界にとって“忘れてはならない記念日”だ。日本人が作詞し日本人が作曲し日本人が日本語で歌った日本の楽曲が全米ヒットチャートNo.1になった日だからである。

「SUKIYAKI」と題された「上を向いて歩こう」(*1)は、永六輔作詞、中村八大作曲、坂本九歌唱の“六八九ソング”。1961(昭和36)年に日本でヒット、翌年ケニー・ボール楽団盤が全英チャート10位、その翌年に日米ペンフレンド1組のレコード交換からアメリカ全土で大ブレイクした。(*2)

私は全米No.1の60周年記念として1コーラス目のサビ前までアカペラ(無伴奏)で歌わせてもらった。何故なら昭和37年春に渋谷区立山谷小学校に入学した私は小田急線参宮橋駅前をこの流行歌をリアルタイムで口づさんで通学した記憶があり、当然ながらその時はアカペラ(無伴奏)だったからだ。

♪上を向いて歩こう(Sukiyaki)…2023年6月2日、渋谷・SEABIRD1金ライブにて♪

“私の歌の原点”とも言えるこの曲が全世界で1千万枚超の大ヒットとなった事は誇らしい。“六八九トリオ”の三氏も鬼籍に入り私もいずれこの世を去る。そしていつかこの楽曲を超える大ヒットが日本から生まれるとしても戦後復興期に“日本から初の全米No.1が誕生した日“の栄光は永遠に残る。
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*1:この楽曲については下記をご参照下さい。
思い出す春の日一人ぽっちの夜 | Saigottimoのブログ
もう少しだけ上を向いて歩こう | Saigottimoのブログ
*2:この逸話や英語曲名についてはwikipediaに詳載あり。

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