2023年5月2日(火)、渋谷・SEABIRD。第一金曜(一金)ライブがGWで変則日程に。インスト(器楽曲)は、ウエストコースト(米国西海岸)ジャズの旗手で作編曲もこなしたジェリー・マリガン特集。彼はバリトン・サックスの第一人者ということで今日は御子柴さんもバリトン・サックスを持ち込んでの参戦。

そして、本多バンマスのトランペットとのアンサンブルで「Westwood Walk」「The Cat Walk」「Line For Lyons」「Festive Minor」「Limelight」「Walking Shoes」「The Red Door」等、晩年のフージョン系サウンドも含めて明るいウェストコーストjazzの世界を堪能させてくれる。

2nd.set.のヴォーカルタイムは、Rumikoさんが「There Will Never be Another You」、みゆきさんが「They Can’t Take That Away From Me」、私が「Nice ’n Easy」、益田伸子さんが「You’d Be So Nice To Come Home To」と王道のジャズスタンダードが続く(マッキーは残念ながら欠場)。


私の「Nice ’n Easy」は1960年に全米NO.1となったシナトラのアルバムタイトル曲だが今から20年ほど前に二金ライブのアルファベット・シリーズで「N」で始まるレパートリーが無かった際にSEABIRDのマスターに教えてもらった記憶がある。記録では直近で歌ったのがもう13年前の茅ケ崎だ。
♪Nace 'n Easy・・・2023年5月2日、渋谷・SEABIRDにて♪

  【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、萬造寺さん(b)】

そして今日のヴォーカルの大トリは柳田さんで、ABBAの「Dancing Queen」!前回も大いに盛り上がったが、今回も本多さんのトランペットと御子柴さんのバリトンサックスがアンサンブルで囃し立て店の奥もディスコのダンスフロアと化し、もうジャズスポットとは思えない盛上りだ。

そして今日のライブのフィナーレはSEABIRDの40年目突入を記念し、放送から40年で終了した長寿TV番組「タモリ倶楽部」のオープニングテーマ「Short Shorts」。本多バンマスが歌詞付き譜面を店内に配ってバンドも客席も皆で「Who ware the short shorts?!」と大合唱となった。

Saigottimo