石貫慎太郎さんの新作オーディオドラマ「タケルのかりゆし逃避行」に出演させて戴いた。今作はナレーションの無い、いわゆる“ノーナレ”方式で主人公タケルの独白(モノローグ)で展開する。聴き手がグイグイと物語に引き込まれていくのは、まさにタケル役の能登さんの力量に他ならない。

私は、主人公とフェリーに乗り合わせる老夫婦の夫役。彼は沖縄に行くこと自体もその目的も、どうやら全ては妻任せで自身は何の拘りもない様子だ。学生時代からの仲良し夫婦だが、興味本位で主人公に二人の前世を覗いてもらうと、ちょっとビックリするような関係だったことを知る。

「タケルのかりゆし逃避行」【43分間】クリック!
■スタッフ
原作/脚本/制作/音楽:石貫慎太郎
エンディングテーマ:「Ciel
 歌:Nanami
 作詞/作曲/ギター演奏:石貫慎太郎
■キャスト
タケル:能登洋宇
コハル:山木梨花
ゆくり:南春奈
母親、老婦人:​中田真由美
老人:Saigottimo (開始から12分過ぎに登場)

Saigottimo

   ↑↑Designed by Naoko Sugiyama↑↑

2023年5月1日(月)、渋谷・SEABIRDで通算3回目となるNAOKAYライブが開催された(*1)(*2)。毎月第二金曜(二金)ライブの岩井千尋バンマス以下メンバーが、この日は杉山尚子バンマス下でNAOKAYバンドとなる“下剋上スピンオフ・ライブ“でもある。


【中川さとし (pf)、小島幸三(ds)、杉山尚子(ts)、榎本任弘(b)、山内恵英(tp)】

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st set
1. Driftin' (なお&けい)
2. Blue Minor (なお&けい)
3. Speak Low (Mackey)
4. The Lady is a Tramp (Saigottimo&Mackey)
レディ・ガガとトニー・ベネットの名Duetで近年脚光を浴びたこの曲。トニーとガガのカッコイイ動画をコピーしようとして臨んだのだが、やっぱり私の力量不足は如何ともし難く、なお&けいの華麗なアンサンブルや磐石voのマッキーの足を引っ張ってしまった。あーあ...御免なさい

  【Saigottimo(vo)、マッキーこと牧かおる(vo)】

5. Smoke Gets in Your Eyes (Saigottimo)
6. Klactoveedsedstene (求実&けい)
7. Mambo Inn (なお&けい)

On Green Dolphin Street (お客様模範演奏)
大平さん(ds)、湯浅さん(tp)、高橋さん(as)らがシットイン(*3)で参加され今回も“お客様模範演奏”をして戴いた。


2nd set
1. Dat Dere (千尋&求実)
二金ライブでは2nd setの1曲目は、なお&けいコンビがフロントを務める“ヤングコーナー“のポジションだが、この日は千尋&求実コンビの“ベテラン・コーナー”(岩井さん曰く“古狸チーム”、加藤さん曰く“ちゃんじいコーナー”)に

     【岩井千尋(tp)、加藤求実(ts)】

2. No Problem (なお&千尋)
3. When you wish upon a Star (Saigottimo&Mackey)
ディズニー映画「ピノキオ」で有名なこの曲。当初はミディアム・ボサで演ろうとしたが、どうもしっくりこない。マッキーの提案で、急遽、原曲のイメージに近いスロウバラッドのDuetに。榎本さん曰く「やっぱり、この曲はスロウでしょう!」と、美しいアルキ(弓弾き)の音色を響かせてくれた。

Happy Birthday To SEABIRD (全員)
昨年の開店記念日ライブでの自作ケーキ失敗から苦節1年、今回は作るのは簡単だったが運ぶのが大変だった。ステージで包みを開けるまで崩れてないかドキドキだった(*4)。

4. Just Friends (Mackey)
5. Afternoon in Paris (なお&けい)
小島さんの療養中は二金ライブのサポートメンバーとしても活躍された藤井さん(ds)がここからリリーフ登板。
6. Bye Bye Blackbird (全ブラス陣)
全ブラス陣に加えてお客様の瀧澤さん(b)も参戦して賑やかなフィナーレ!杉山バンマス、お疲れ様でした!

※次回TheNAOKAYライブin渋谷④は半年後の11/23(祝)
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*1:TheNAOKAYライブin渋谷①は下記ご参照。
ライブにおけるスピンオフ作品 | Saigottimoのブログ
SEABIRD開店40年目スタート | Saigottimoのブログ
*2:TheNAOKAYライブin渋谷②は下記ご参照。
お客様のシット・イン演奏凄っ! | Saigottimoのブログ
*3:シットインについては下記をご参照ください。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*4:今回のケーキ製作については下記をご参照下さい。
そういえば家庭科もアリです⑧ | Saigottimoのブログ

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私がいつもお世話になっているジャズ・スポット渋谷・SEABIRDは5月2日が開店記念日。昨年は既に記事化したように出来合いを加熱成型したレアチーズケーキを作った(*1)のだがフルーツソースで書いた文字が流れて大失敗!(*2)そこで今年はそのリベンジに臨むことにした。

文字の書き方もさることながら、これまで作ったパウンドケーキは細長くて文字が書き難く、タルト等は円形だったが、開店記念祝いのケーキはお店のママが我々スタッフや来店したお客様にも切り分ける事を考えると「もっと大きくて切り分け易い四角形のケーキを作る方法はないか」と考えた。

【スポンジ408円、ホイップ267円、苺322円 計997円】

そこで近隣の店を見て回ったところ、既に焼いてある大きな四角いスポンジ3枚セットもホイップ済み生クリームも冷凍食材で提供している「業務スーパー」で購入することにした。これなら失敗も少ないし袋の写真にあるようなイチゴの配列を使って文字を表現出来る安いし、一石三鳥である。

問題はイチゴの値段が高い事で通常なら1パック450円~590円する。でも「業務スーパー」なら複数銘柄が全部1パック298円(税込322円)と安いから、スポンジとホイップと合せても税込で千円でお釣りがくる。イチゴの個数も小さいサイズを選べば20個位はあるから表面に文字も書ける。

  【サンド用のジャム類&カカオ80%チョコ】

3段スポンジなので2層あるサンドの具には1リットルあるホイップクリームをメインとし、家にあるジャムやペーストを使うことに。幸い苺ジャムと和栗ジャムと栗かのこがあったのでこれを塗り、以前のケーキ作りで残っていたカカオ80%の苦いチョコを砕いてまぶして使うことにした。

次の問題は容器。作った場所で食べるなら問題ないが自宅から店まで持って行くとなると何らかの容器が必要だ。円形ならケーキ用のケースがあるがこんな大きな四角い容器はない。カミさんに相談の結果、煎餅が入っていた大きな缶の蓋にケーキを載せ本体を被せて風呂敷で包む事にした。

【円形ケースが使えないので右の缶を逆さにして使う】



最後の難関は留め具。缶の蓋に合わせた厚紙にラップを貼りケーキを載せてもズレないように固定せねばならない。ホールケーキの紙箱の底に金属の留め具が直立してケーキを固定しているアレはどうすれば出来るか悩んだ…そして遂に閃いた!缶詰の蓋部分を折って消毒し厚紙の下から挿すのだ!

 【缶詰の蓋を直角に折り、台紙の下の切込みから挿す】

準備は万端。あとは作るのみ。厚紙を2枚貼り合わせた上にラップを貼った台座の上にスポンジ1枚を敷いて苺ジャムを塗り、粉砕したチョコをまぶしてホイップを盛る。2枚目のスポンジを載せ、和栗ジャムを塗って栗かのこをまぶしてホイップを盛って3枚目のスポンジを載せる。

 【上:1段目のサンド層、下:2段目のサンド層】

このタイミングで留め具となる直角に折った缶詰の蓋を台座の下から挿してケーキ本体を固定する。そして上面と側面を生クリームで塗り表面にイチゴとホイップで文字(開店39周年で「39」)をデコレーションして出来上がり。上から缶の本体を被せてテープで仮止めして風呂敷に包めば完成だ!

【左:デコレーション完了状態、右:持ち運び状態】
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*1:以前のレアチーズケーキは下記をご参照下さい。
そういえば家庭科もアリです⑥ | Saigottimoのブログ
*2:開店記念祝ケーキの失敗は下記をご参照下さい。
SEABIRD開店40年目スタート | Saigottimoのブログ

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4月から毎週金曜朝にヨガを始めた。以前、会社員時代に仕事帰りに職場近くで2年ほど毎週通っていたので「始めた」というより「再開」である。私が初めてヨガを体験した際、激しい運動もしてないのに身体が温まって汗ばみ不思議な爽快感があるので驚いたが、その感覚が再び蘇ってきた。

未体験者にとって「ヨガ=軟体ポーズ」だから「身体が硬いとヨガはムリ」と思うだろうが、かくいう私は自慢出来るほど体が硬い。そう言うと今度は「ヨガで身体は柔らかくなりましたか?」等と聞かれるが、ヨガは、筋肉を伸ばす目的のストレッチや柔軟体操とも全然違うものである

ではヨガでは何が大切かというと「呼吸」だという。どのインストラクターも「ポーズは自然な呼吸が出来る範囲で」「イタギモまでは良いが痛いのはNG」という。身体が硬くてポーズがちゃんと出来なくてもOKで気持良く(イタギモの範囲で)自然な呼吸を続ける方がポーズよりも大切だという。

「呼吸」は心臓の鼓動や発汗等体温調節や空腹感満腹感等と同じく人間の生存に必須な機能で「自律神経」の配下だ。しかし鼓動や体温は意識で制御できないが息は止めたりテンポを制御できる。つまり「呼吸」は、自律神経の配下にありながら、唯一、意識でコントロールできる機能なのだ。

だからヨガは呼吸を意識することで、この世に生きている生物としての人間の身体(形而下の存在)と、考える葦として思考し煩悩する人間の心(形而上の存在)との懸け橋である呼吸を通じて、自らを知り、癒したり、なだめたり、制御したりする人類の知恵なのかも知れない。

さらに「今の自分の身体に意識を向けて」「その日の自分の呼吸を感じて」とも言う。自分の心身の状態も自然な呼吸も毎日違うので、その日その時の自分の身体の状況にしっかりと意識を向けよという事だ。様々なポーズは表層的なもので、ヨガの本質はこれではないかと私は思った

我々は他人とはよく会うが、自分とはあまり会っていない気がするが、ヨガは自分と会える機会でもある。つまりある意味では「禅」のようなものかも知れない。禅の開祖ダーマ(達磨大師)もヨガと同じインド由来だし、両者の根っ子には数千年に亘って脈々と流れるインド哲学があるのかも知れない。

そこで問題なのは、隣(周囲の人)と比べたり頑張る事だ。つい「ヤバ!同じポーズが出来てない」「自分の方が上手いゾ!」とか「よーし頑張るゾー」等と思ってしまう。これは社会人としての協調心や競争心や向上心なのだが、これでは「自分と会う機会」ではなくなってしまうのである

そこでインストラクター各位は「隣の人とではなく、過去や昨日の自分と比べ、自分の身体と対話をして」と言うのだが、なかなかどうして、それが出来ないのだ。元同僚や部下に「団体行動が出来ない人」と思われていた私ですら難しいのだからフツーの日本人にはそこがヨガの鬼門だと思う。

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2023年4月15日(土)、品川区立環境学習交流施設エコルとごしにて「新学期だね!絵本大好き」というイベントを開催した。昨年8月の「夏休み企画!絵本大好き」(*1)に次ぐ第2弾である。前回も雨模様だったが今回は嵐の様な荒れ模様で事前申し込み者数は多かったが実際の来場者数は少なかった。


「えほんでまなぶSDGs!」では主催の5Thanks代表、前尾津也子さんが元・京大総長の山極寿一作「ゴリラが胸をたたくわけ」という絵本を紹介。絵本とはいえここまで内容のある本を小さな子供にも飽きさせず聴かせるとは凄い!前尾さんのように読み手の力量がないと出来ないことだ。



開始前と休憩時間には、ももかさんによるミニ・ハープの生演奏あり。管弦楽団で見かけるフルサイズのハープは物凄く大きいが、これは膝に乗るほど小さい。それでも音色はとても美しく、さながら天国に居るような空気に包まれる。この神々しい響きにはオトナも子供も思わず聴き入っていた。


「えほんのよみきかせリレー」は7人の読み手が次々と前に出ては絵本を広げてデスク上のカメラからスクリーンに投影し、ページをめくりながらマイクで読み上げる。絵本は各人が予備を含め何冊も持って来たが1冊もカブらないし読み手も個性豊かなので、聴いている側も飽きないだろう。



私が持ち込んだ絵本は、区の図書館から借りてきた上記の全6冊で「ZOOM」を除く5冊はオオカミ関連とした。このうち実際に読んだのは1巡目「おおかみだぁ!」、2巡目「オオカミだー!」の2冊。トップバッターだったので、どちらも1~2分間で短く読めて勢いのあるものを選択した。

【さちこさん、なおちゃん、福田さん、真由美さん、とっぽさん、前尾さんももかさん、私】

嵐のような雨の中をご来場戴いた有難いお客様からは「楽しかった」「また機会がありますように」「どのお話も聴き入ってしまいました」「子供に聴かせる工夫がされていました」など、嬉しいお声を頂戴出来た。我々読み手側も様々な絵本や読み方に触れられて楽しいひと時だった。
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*1:2022年8月の絵本イベントについては下記ご参照。
絵本読み聞かせリレー!に参加 | Saigottimoのブログ

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2023年4月14日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。岩井バンマスからの今月のテーマは「春! Monkあっか!」ということで昨年5月(*1)に続いて“孤高のピアニスト”セロニアス・モンク特集。とはいえ今回もヴォーカル陣のレパートリーには、ハイ、誰もモンクありませんでした~


【中川さとし(pf)、小島幸三(ds)、岩井千尋バンマス(tp)、榎本任弘(b)、加藤求実(ts)】

PROGRAM(各曲名⇒けいちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
1 Let's Cool One (千尋&求実)
2 You're My Everything (恵英&求実)

     【山内恵英(tp)、加藤求実(ts)】

3 Day Dream (裕美)
4 Corcovado (裕美&求実)
5 Favela (裕美&千尋)
ブラジル暮らしも経験された出雲井裕美さん(vo)はネイティブ・ポルトギーだからボサノヴァの定番「Corcovado」や「Favela」はお手のもの。でも私は彼女のスロウな曲も大好きである。この日もエリントン楽団の「Day Dream」を、オトナのバラードとしてしっとり聴かせてくれた。

       【出雲井裕美(vo)】
6 Reflections (千尋&求実)
7 Hackensuck (千尋&求実&ジャコモ)

イタリア人のジャコモ氏(as)が来店すると、“青い眼の侍”ヌートバーよろしくシットイン(*2)招集。そして腰のリハビリ中である小島さん(ds)が一旦ベンチに下がると、休憩を挟んだ2nd.setからスーパーサブの藤井知義さん(ds)がトラ(*3)で登板。これまた侍ジャパン級の豪華な継投リレーである。

2nd.set
1 Feel Like Makin' Love(恵英&尚子)
二金の(相対的)若手コンビ「なお&けい」今月の曲は、ロバータ・フラッグで1974年全米1位となったソウル・R&Bの名曲「Feel Like Makin' Love (愛のためいき)」。曲目もさることながら女性陣はビジュアルも大事。パンツとスカート、ボトムスとトップスの黒、コントラストで魅せるねぇ!

     【山内恵英(tp)、杉山尚子(ts)】
2 April In Paris (千尋&尚子&ジャコモ)


3 The End Of The World (Saigottimo&Macky)

    【Saigottimo(vo)、牧かおる(vo)】
前週のSEABIRD一金で初演した1962年のヒット曲(*4)を訳詞の朗読に続けてマッキーこと牧かおるさんとDuetで歌わせて戴いた。一金バンドでは回文王のパン・フルートが印象的だったが、バンドが替われば演奏も印象も変わる。今回は中川さん(pf)が素敵なソロを奏でてくれた。
4 Antonio's Song (Mackey&求実)
5 Morning (裕美&千尋)
マッキーのソロ曲はグラマラスな低音が響く「Antonio's Song」。そして出雲井さんもボサノヴァで「Morning」。これはアート・ブレイキーで有名な「Moanin’」(NHK「美の壺」のテーマ曲等で使用)とは全く違う曲で、クレア・フィッシャー作のラテン・ジャズの名曲。


6 Straight No Chaser (全ブラス陣)
7 All Blues (全ブラス陣)

いつものように最後は全ブラス陣参加で賑やかにモンクの「Straight No Chaser」で締めた。と思ったらママさんから「まだ(終演時刻の9時半までは)少し時間あるわよ」と促され「では」とマイルスの「All Blues」をブッ放して大団円。さて私のレパートリーにもそろそろモンク入れなきゃね!
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*1:2022年5月の二金ライブ記事は下記ご参照。
3大奇人ミンガスの次はモンク | Saigottimoのブログ
*2:シットインについては下記をご参照下さい。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*3:extraから転じた略語で、ジャズ用語で代役のこと。
*4:この楽曲については下記をご参照下さい。
失恋歌ではないこの世の終わり | Saigottimoのブログ

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2023年4月8日(土)、茅ケ崎・ハスキーズ・ギャラリーでハイハット・カルテットのライブに客演させて戴いた。茅ケ崎では2007年から毎年のように客演させて戴いた(*1)し、実は2019年にもこのお店でのライブを予定していたが諸般の事情で中止となり、その後コロナ禍が始まってしまった。

この4年間でハイハット・カルテットのメンバーも一部替わった。私に声を掛けてくれたyumily(as,ts)と上地さん(ds)は同じだが、ピア二ストは音大出身の声楽家でもある美声の菊池千恵子さん、ベーシストは私がいつもSEABIRD二金ライブでお世話になっている榎本さんだ。

ライブは、当日の天候さながらの「Come Rain Or Come Shine (降っても晴れても)」でスタート。菊池さんの弾き語り「Spring Can Really Hang You Up The Most」でグッと春らしくなるかと思いきや、“春なんて憂鬱で大嫌い!”という内容で、あまりポジティブな春の歌ではないらしい。

ここでyumilyからゲストとしてご紹介戴いて登場した私は先ず下記2曲を歌わせて戴いた。考えてみれば私の「It Might As Well Be Spring (春の如く)」も“春でもないのに (It isn’t spring) ”という歌詞の通り本来は春以外の季節に歌うべき曲、でも歌い手としては“春に歌いたい曲”だ(*2)。

♪Just in Time ~ It Might As Well Be Spring (春の如く)・・・2023年4月8日、茅ケ崎・ハスキーズギャラリーにて♪

  【お店の方針で「演者はノーマスク」となった】

このお店は駅から徒歩1分のビル最上階で、休憩時間にガラス戸越しにパティオに出れば茅ケ崎の街を一望できる。ライブがない時はギャラリーになる贅沢な空間だ。さて後半のライブではバート・バカラック追悼で「Alfee」そして菊池さんの弾き語りで「Close To You (遥かなる影)

続く「Spring Is Here」はまさに春の歌だが、これも“春が来たのにワクワクしない”とアンニュイな内容。どうも春というのは鬱っぽい季節のようだ。菊池さんの伸びやかな声と榎本さんの弓を使ったソロでこの美しい曲をたっぷり聴かせた後、再び出番を戴いた私は下記2曲を歌わせて戴いた。

♪Cheek To Cheek ~ What A Wonderful World・・・2023年4月8日、茅ケ崎・ハスキーズギャラリーにて♪


ライブの最後はインスト(器楽)曲に戻って「Hush-a-bye」、これにはyumilyの後輩という西田さん(fl)もシット・イン(*3)で参加する。そしてアンコールの「S.A.G.〜始発、朝焼け、5時散歩〜」で和やかで温かくアットホームな雰囲気のハイハット・カルテットのライブは終演となった

アルトからテナーに鞍替えしたyumilyは「大きくて重いのよ」と言いながらも貫禄のテナー奏者になっていたし、上地さんは今や“茅ケ崎のアート・ブレイキー”と称される街の重鎮である。私は微かな潮風が混じる茅ケ崎の空気を頬に感じながら、午後から雨という空模様の中、お店を後にした。
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*1:以前の茅ケ崎での客演については下記をご参照。
復興に向かって茅ヶ崎から「上を向いて歩こう」!
*2:この楽曲については下記をご参照下さい。
春の如くは当然ながら春に非ず | Saigottimoのブログ
*3:シットインについては下記をご参照下さい。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ

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2023年4月7日(金)、渋谷SEABIRD第一金曜(1金)ライブ。インスト(器楽)曲のテーマは黒人トランぺッター、“クラーク・テリーの曲”特集で明るく賑やかな曲が続く。そして今日は“ダジャレのオジサン”こと御子柴さんが欠場でホッとしてたら“回文(*1)オジサン”竹笛太郎こと横地さん登場!


【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多バンマス(tp)、萬造寺さん(b)、横地さん(ts)】


以前、益田さんは「伸子は悔やまず麻薬運ぶの」、Rumikoさんも「ルミしみじみ沁みる」と名前入り回文を作ってもらっているのでマッキー(牧かおるさん)もリクエストをしたところ、ハイ整いました「夜おかき待つ牧かおるよ」「夜おかき撒く牧かおるよ」「夜おかきマシマシ牧かおるよ」凄っ!

休憩時間に本多バンマスから「昨年の新潟ジャズストリートはYukoさんとマッキーが同行しましたが、今年は一緒に行きたい人居ませんか?」と呼びかけがあった。新潟は米処だけに駅のそばには利き酒ができるコーナーもあるとのこと。すぐに回文王が反応し「互いに呑んでんの新潟」うわぉ。

2nd.setのヴォーカルタイムは、マッキーがソロ「Just Friends」そして私とのDuetで「The End Of The World(この世の果てまで)」(*2)。すると回文王はなんと、テナーサックスを自作のパンフルートに持ち換えての伴奏だが、これが曲想にもバッチリ合っているから流石である。

♪The End Of The World(この世の果てまで)・・・2023年4月7日、渋谷・SEABIRD一金ライブ♪

   【楽器をパンフルートに持ち換えた回文王】

三番手Rumikoさんはジュリー・ロンドンの出世作となった恨み節「Cry Me A River」を、そして柳田さんはトニー・ベネットやスティービー・ワンダーのヒット曲「For Once In My Life」を本多バンマス・アレンジのブラス・アンサンブル付きで豪華にマイケル・ブーブレのイメージで歌い上げる。

     【左:マッキー、右:Rumikoさん】

      【左:柳田さん、右:益田さん】

ヴォーカルのトリ“一金の美空ひばり”こと益田さんが「Left Alone」のMCで「これは寂しい曲なんです」と喋ると、すかさず「夜暗い道ミイラ来るよ」「夜は泣く何処で孤独な春よ」!さらに終演後、最近復活したサルサダンス教室が始まると「三回転なんてイカンさ」「四回転なんてイカンよ

もう竹笛太郎氏の回文創作意欲は一向に止まる気配がない。お、恐ろしい限りだ。一金ライブはこの様にちょっと気を抜くとダジャレか回文が飛んできて脳を射抜かれるという、一瞬の油断も許されないスリリングなライブなのだ。さぁて、来月はどっちが来るのか?それとも両方か?くわぁ~
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*1:前から読んでも後ろから読んでも同じ言葉になる文。
横地 竹笛太郎 回文 作品集
*2:この楽曲については下記をご参照下さい。
失恋歌ではないこの世の終わり | Saigottimoのブログ

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2023年4月1日(土)、松戸・コルコバードにベテラン女声vo.のKEIKOさんとマッキーこと牧かおるさんのジョイントライブを聴きに行った。ここでのお二人のライブは年に数回のペースで開催され今回が4回目くらいだろうか。バックは前回と同じく岩崎千春(pf)&山崎伸之(b)の磐石ペアである。


いつもながらKEIKOさんの選曲は「Summertime」「Tennessee Walts」等、オールドファンの私にはドストライクだし、彼女の気負いのない素直なヴォーカルは歌心がスッと染み入る。マッキーも「Dindi」「Just Friend」から「Danca de Solidao (孤独のダンス)」まで伸び伸び歌う。

【岩崎さん(pf)、KEIKO&KAORU(vo)、山崎さん(b)】

いつもは常連のtpのオジサマと私がシットイン(*1)で1曲ずつ紛れ込む感じなのだが、今日は私以外にも女声Vo.やピアニスト、さらにマッキーの音楽仲間の藤井知義さんに森川さちこさんとドラマーも名手が2人も揃った。そこで2人で7曲ずつ歌った後に急遽3set目を設けセッション(*1)に突入!

私はKEIKOさんから「今日は何を持って来たのー?」と聞かれたので「今日は4/1なのでエイプリル・フールに因んだ曲を持って決ました」と言ったら「あらAprilが付く曲ね?」「いえFoolが付く曲です」「なんだ、そっちかよ!(ガクッ)」と(歌った後ではなく)歌う前からガッカリされてしまったよ。

ジャズならFoolが付く曲は「My Foolish Heart」「These Foolish Things Remind Me of You (思い出の種)」だろうか。でも私は少しヒネってカントリーの「A Fool Such As I」(*2)を持って来たので、恐らく森川さん含めてバンドメンバーは誰も知らなかったろうと思う。

♪A Fool Such As I ・・・2023年4月1日、松戸・コルコバードにて♪

1コーラス目前半はバース(前歌)のようにルバート(自由なテンポ)でピアノとDuo。途中でテンポを出して後半からベースやドラムにも加わってもらい、2コーラス目はインスト(楽器演奏)にお任せした。管楽器などフロントプレイヤーが居ないなかで岩崎さん(pf)が上手に盛り上げてくれた。さすがだ!

   【ドラムは左:森川さん、右:藤井さん】

最後はKEIKOさんの十八番「Do You Know What It Means to Miss New Orleans?」で大団円と相成った。
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*1:ライブとの違いについては下記の記事をご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*2:この楽曲については下記の記事をご参照下さい。
ゴメンね、こんなバカなオレで | Saigottimoのブログ

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先月25日、北海道のラジオ局、STVラジオが主催した「ラジオドラマGP」で石貫慎太郎さんのオーディオドラマ「カンナの旅日記」が“最優秀作品賞 グランプリ”を受賞した(*1)。3/26(日)20時から同局で他の受賞4作品と共に放送された本作だがこのたびYoutubeでも公開された。


●「カンナの旅日記」【10分間】クリック!
■スタッフ
・原作/脚本/音楽/編集 : 石貫 慎太郎
■キャスト
・ナレーション : 中田 真由美
・カンナ : 南 春奈
・ワタル : 能登 洋宇
・徳さん : Saigottimo
・アカリ : 山木 梨花

「ラジオドラマGP」は昨年9月末が応募期限だったため同作品は昨夏には制作されていたが「未発表作品」という応募条件もあり、これまで公開されてこなかった。2/25にグランプリに決定し、放送権を持つSTVラジオの3/26の放送を経て、晴れてKoto☆Hanaサイトでの公開が実現したもの。

物語は北海道に伝わるきつねの伝説をモチーフとしながらもキャンプというイマドキの設えになっている。主人公のカンナをはじめ登場人物はみな異なる手段で旅をしており、たまたま皆が同じキャンプ場に集まった一夜に起きた小さな物語。私は徳さんという初老のオート・キャンパー役で出演
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*1:受賞の様子は下記ブログ記事ご参照。
速報!ラジオドラマ最優秀賞受賞 | Saigottimoのブログ

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