私がいつもお世話になっているジャズ・スポット渋谷・SEABIRDは5月2日が開店記念日。昨年は既に記事化したように出来合いを加熱成型したレアチーズケーキを作った(*1)のだがフルーツソースで書いた文字が流れて大失敗!(*2)そこで今年はそのリベンジに臨むことにした。
文字の書き方もさることながら、これまで作ったパウンドケーキは細長くて文字が書き難く、タルト等は円形だったが、開店記念祝いのケーキはお店のママが我々スタッフや来店したお客様にも切り分ける事を考えると「もっと大きくて切り分け易い四角形のケーキを作る方法はないか」と考えた。
【スポンジ408円、ホイップ267円、苺322円 計997円】
そこで近隣の店を見て回ったところ、既に焼いてある大きな四角いスポンジ3枚セットもホイップ済み生クリームも冷凍食材で提供している「業務スーパー」で購入することにした。これなら失敗も少ないし袋の写真にあるようなイチゴの配列を使って文字を表現出来るし安いし、一石三鳥である。
問題はイチゴの値段が高い事で通常なら1パック450円~590円する。でも「業務スーパー」なら複数銘柄が全部1パック298円(税込322円)と安いから、スポンジとホイップと合せても税込で千円でお釣りがくる。イチゴの個数も小さいサイズを選べば20個位はあるから表面に文字も書ける。
【サンド用のジャム類&カカオ80%チョコ】
3段スポンジなので2層あるサンドの具には1リットルあるホイップクリームをメインとし、家にあるジャムやペーストを使うことに。幸い苺ジャムと和栗ジャムと栗かのこがあったのでこれを塗り、以前のケーキ作りで残っていたカカオ80%の苦いチョコを砕いてまぶして使うことにした。
次の問題は容器。作った場所で食べるなら問題ないが自宅から店まで持って行くとなると何らかの容器が必要だ。円形ならケーキ用のケースがあるがこんな大きな四角い容器はない。カミさんに相談の結果、煎餅が入っていた大きな缶の蓋にケーキを載せ本体を被せて風呂敷で包む事にした。
【円形ケースが使えないので右の缶を逆さにして使う】
最後の難関は留め具。缶の蓋に合わせた厚紙にラップを貼りケーキを載せてもズレないように固定せねばならない。ホールケーキの紙箱の底に金属の留め具が直立してケーキを固定しているアレはどうすれば出来るか悩んだ…そして遂に閃いた!缶詰の蓋部分を折って消毒し厚紙の下から挿すのだ!

【缶詰の蓋を直角に折り、台紙の下の切込みから挿す】
準備は万端。あとは作るのみ。厚紙を2枚貼り合わせた上にラップを貼った台座の上にスポンジ1枚を敷いて苺ジャムを塗り、粉砕したチョコをまぶしてホイップを盛る。2枚目のスポンジを載せ、和栗ジャムを塗って栗かのこをまぶしてホイップを盛って3枚目のスポンジを載せる。

【上:1段目のサンド層、下:2段目のサンド層】
このタイミングで留め具となる直角に折った缶詰の蓋を台座の下から挿してケーキ本体を固定する。そして上面と側面を生クリームで塗り表面にイチゴとホイップで文字(開店39周年で「39」)をデコレーションして出来上がり。上から缶の本体を被せてテープで仮止めして風呂敷に包めば完成だ!

【左:デコレーション完了状態、右:持ち運び状態】
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*1:以前のレアチーズケーキは下記をご参照下さい。
・そういえば家庭科もアリです⑥ | Saigottimoのブログ
*2:開店記念祝ケーキの失敗は下記をご参照下さい。
・SEABIRD開店40年目スタート | Saigottimoのブログ
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